飲食店向け情報 一覧

  • 飲食店の経理・会計業務は自力厳禁!税理士にまかせる理由と見つけ方
     店長や経理を経験していても、独立開業の会計業務は頭の痛い仕事。まして経営経験のない料理人が独立開業するとなると、その事務作業の煩雑さにはお手上げです。経営が破綻してしまっては、あがくことすらできません。  まずは飲食店経営にはどのような会計業務が付きものなのか、本記事で整理、確認しましょう。 時間が足りない!店舗の会計業務  飲食店を開くにあたり、売上の計算や税金の処理など、すべてを自分でやらなければ…と覚悟する方は多いでしょう。  開業時は、物件の契約からはじまり、保険や公共料金の手続き、リース品やレンタル品、備品、仕入れの契約のほか、資格の取得、営業許可申請、メニュー開発、求人採用、人材育成…と、目が回るほど忙しいもの。日々の売上計算や経営状態の把握については後回しになりがちです。  そしてそのしわ寄せは、年度末の確定申告時にやってきます。コツコツ帳簿をつけている経営者であっても、一日のうちで会計処理に割ける時間は限られています。毎日1時間ほどを伝票の計算に費やし、月末や従業員の給与締め日にはさらに時間をかけて計算する…。計算ミスや電卓の打ち間違いで帳簿が合わなかった場合には一からやり直さなければなりません。 支払う税金はこんなにたくさん!  飲食店を経営する上で、支払わなければならない税金はたくさんあります。 所得税 事業の利益に対してかかる(累進課税) 住民税 所得の10% 事業税 個人事業税・法人事業税によって税率は異なる 消費税 課税売上高が1,000万円を超えた2年後からさかのぼって徴収される 印紙税 5万円以上の領収書に対して発生する 償却資産税 厨房機器や空調などの設備に対して発生する (取得価額が10万円未満・償却資産の合計が150万円未満では発生しない) 固定資産税 所有する土地で開店した場合に発生する 自動車税 店舗用に自動車を所有している場合に発生する  これらの税金は、すべて店の売上から捻出しなければなりません。初めての店舗経営時に自力で計算するのにはそれなりの知識と労力が必要です。 会計業務が忙しくなる時期  飲食店経営で、もっとも会計業務に時間をとられる時期は、確定申告の時期でしょう。税金の計算や従業員の源泉徴収票の作成、一年間の収支をまとめなければならない大仕事です。  この確定申告に時間と体力を割かれて、店舗運営を円滑に回せなくなる飲食店オーナーも多いです。そこで登場するのが、税理士。初めての確定申告は、会計のプロである税理士に相談したいところです。  ところが、そう考えているのはみんな同じ。日本中の経営者が同じことを考えているといっても過言ではありません。「そろそろ確定申告の相談に行こうかな」なんて考えているときには、税理士業界は繁忙期で、なかなかつかまらないのが現状です。ふだんからお付き合いがあれば、なんとか融通を利かせてくれるかもしれませんが、そのタイミングで新規のクライアントを受け入れる税理士は多くないでしょう。  そんなとき、いつもお世話になっている税理士がいるのといないのとでは大きな差が生まれます。 「税理士について詳しく聞きたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 税理士と契約するタイミング  ここまでで、飲食店経営に税理士の力が必要な理由はおわかりでしょう。では、税理士はどのタイミングで契約するのがベストでしょうか。  それは、開業前です。物件の契約前、つまり、融資を受ける段階で依頼するのが最良の策ということ。事業計画書の策定や新創業融資制度の申請などでアドバイスを受けられ、融資を有利に進めることが出来るからです。  さらに中小企業経営力強化資金という融資制度の利用を視野にいれることができます。中小企業経営力強化資金を利用するには、認定支援機関(経営革新等支援機関)の指導・助言を受けることが必須条件になります。 税理士への依頼料は高い?  会計業務は税理士に依頼しよう…という気持ちになっても、その依頼料が気になりますよね。税理士への報酬は、一般的に作業量を基準に費用が変わってきます。個人事業主が税理士を顧問として契約する際の相場は以下になります。 年間売上が1,000万円未満 2万円~2万5千円/月 年間売上が1,000万円以上3,000万円未満 2万5千円~3万円/月 年間売上が3,000万円以上5,000万円未満 3万円~/月  毎月会計業務もプラスすると5,000円以上/月の上乗せとなります。  決算時は3~6ヶ月分の依頼料も発生します。税理士や事業の規模によっても依頼料は変わるため、依頼しやすい税理士を探しましょう。 >>税理士をお探しの方はこちらから<< ★おすすめ記事:飲食店節税対策★ その保険加入は節税になっていますか?法人保険の選び方と見直しのコツ 税理士を選ぶポイントは?  それでは、どのような税理士を選ぶのがいいでしょうか。  ポイントは、「飲食業界に詳しいこと」。そして、「認定経営革新等支援機関に指定されていること」です。  飲食店経営の相談をしたのに、飲食店について想像がつかない税理士ではまったくあてにできません。業界にあった税理士を選ぶことで、経営が順調か不調か、客観的な目で審査してくれます。また、キャッシュが少なくなっている場合にも、追加の融資が必要なタイミングを教えてもらえるなど経営の心強いサポーターになってくれます。  税理士を選ぶときは、複数の候補からビジネスパートナーとして関係を築いていける人を選ばなけれなりません。 「飲食店に強い税理士を紹介してほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 税理士探しは、開店ポータルBizにお任せください  煩わしい会計業務は、専門家に任せましょう。経験豊富な税理士に任せれば、経営の失敗リスクを減らすことができます。独立開店を考え始めたら、早めに税理士に相談しましょう。  税理士に会計業務を依頼するタイミングとして最も多いのは確定申告の時期ですが、ベストは開業準備中です。物件の契約前、つまり、融資を受ける段階です。 ★関連記事★ 個人飲食店の節税対策といきすぎた節税が招く廃業リスクについて  開店ポータルBizでは、各業界に特化した税理士探しのご相談のほか、インフラ周りのコスト削減・集客のご相談を無料で承っています。お気軽に下記フォームより、ご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/31
  • 飲食店開業を成功させる物件探しの方法「商圏」を調べよう
     「ついこの前までは居酒屋だったのに、いつの間にかラーメン屋さんになってる!」そんな入れ替わりの激しい場所はありませんか?  飲食店が繁盛するか閉店に追い込まれるかを決めるのは、料理の味やサービスの問題だけではありません。本記事では、飲食店のマーケティングで重要な、「商圏」についてご説明します。 商圏ってなに?  商圏とは、お店のターゲット層が住んでいる、または勤務しているエリアを指します。  新規開業の際には、その地域には、どのような人がどれくらい住んでいるか、何を求めているかを調べ、それを考慮した商品やサービスの展開をしなければなりません。これをエリアマーケティングといいますが、ここで関わってくるのが、商圏という考え方です。  商圏分析の重要性  閉店してしまう飲食店の多くは、自分のお店を取り巻く状況を把握できないまま、売ることに重きを置いているケースがほとんどです。  「主要駅の近くだから、たくさんの人が来てくれるはず」、「味に自信があるから、目立たない場所でも大丈夫」という予想だけで、安易に開業エリアを決めてしまうのは危険です。十分に商圏分析をしてから、お店を構える必要があります。 「物件が見つからない」 「コストと時間をかけない開業方法は?」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<<  商圏を決める際のポイント  商圏を決める際に、頭に入れておくべきポイントがあります。 ①何を売るか  商圏の広さは、お店の業態によって変わります。小売店を例に挙げてみましょう。 利用頻度が高く、客単価が低いお店 (コンビニエンスストアなど) →近所の方が多く利用するため、商圏は小さめ 利用頻度が低く、客単価が高いお店 (百貨店など) →遠方から訪れる方も多いため、商圏は大きめ  このように、お手頃価格で気軽に利用できる居酒屋なのか、リッチなコース料理を提供するレストランなのかなど、お店のコンセプトや価格帯、お客さまの利用動機によって商圏は異なります。 「居ぬき物件を探している」 「事業継承で開業したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ②動線と時間  まずは、商圏を調査するために、地図と時計を持って、検討中の物件からあらゆる方向へ移動してみましょう。同じ時間で着いた地点を地図上で結び、3分、5分の円を描きます。この円が、おおよその商圏となります。  その地域の人が、普段、どの方向に動いているのかも重要です。たとえば、お店が住宅街と駅の途中にあれば、駅を行き来する人の動線上にあるので、より集客が見込めます。地域の人が良く利用する駅や大型施設との位置関係は、商圏分析をするうえでとても重要なものとなります。  また、実質的な商圏は、必ずしも円になるとは限りません。商圏の中には、山、大きな河川、線路といった来店の妨げとなる障害物がある場合もあります。それらの障害物を除いたエリアが、実質的な商圏となります。 商圏分析の調査項目例  商圏を決定したら、その範囲内に、どのような人がどれくらい住んでいるのかを調べましょう。調査項目の例としては、以下のようなものがあります。 世帯数 世帯当たりの人数 年代別人口 近年の人口増減 所得層の割合  これに、交通量や通行量、立地、主要施設、人の動線などの情報を追加していきます。人口に関する情報は、地域の役所で入手することができます。また、外出する時間が取りにくい方は、インターネットで国勢調査、自治体や業界団体の統計データを閲覧することもできます。こういった情報をPC上で一括分析する専用のソフトも販売されています。予算に余裕のある方は、ぜひ利用してみてください。 商圏を知る=お客さまを知る  商圏調査を終えたあとは、しっかりとマーケティングに活かしましょう。商圏を知ることによって見えてきたお客さまのシルエットに対し、以下のようなことを検討します。 どのような人に来てほしいのか どのようなシーンで利用してほしいのか どのようなニーズがあるのか どのような商品やサービスを提供していくのか 有効な集客方法は何か  お店の成功の鍵となるのは、勘や予想に基づいたマーケティングではなく、数字が裏付けるデータによってお客さまを知ること。そのために、商圏分析は、とても重要なものとなります。 「地域にあった集客方法が知りたい」 「経営の悩みを解決したい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 新規開業の悩みは開店ポータルBizに無料相談!  新規開業した飲食店は、3年以内に70%が閉店してしまうという厳しい現実があります。この一因として、開業時にエリアマーケティングをおこなわないお店が多いことが挙げられます。  オープンの知らせを聞いた時、お客さまは「どんなお店ができるんだろう」と心が躍ります。これは、経営者にとっても同じことです。商圏分析することを難しく捉えるのではなく、まずは「この街にはどんなお客さまがいるんだろう」と、出会いを楽しむ気持ちで取り組んでみてください。 ★関連記事★ 商業施設に店を出したい!出店方法・メリット・注意点・オープンまでの流れをまとめてみた  開店ポータルBizでは、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービス、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/01/31
  • エアコンのオーバーホール、料金相場はどれくらい?汚れ・ニオイを完全分解洗浄で除去しよう
     エアコンは、長い間クリーニングをしていないと、内部にカビや細菌が繁殖します。ただでさえ飲食店は、たばこの煙や調理中に出る蒸気が充満する、エアコンにとって過酷な環境。お手入れを後回しにしていると、あっという間に汚れがたまってしまいます。  空調をつけたときのイヤなニオイや、ぜんそくなどの健康被害を防ぐためには、通常のエアコンクリーニングでは落とせない内部の汚れを一掃する必要があります。  そこで効果的なのが、「オーバーホール」という方法。本記事では、その必要性について考えていきます。 エアコンのオーバーホールとは?  エアコン内部の汚れを放置すると、スイッチを入れるたび、カビやホコリ、細菌などを店内にまき散らすことになります。  通常のエアコンクリーニングでは、フィルターやファンを洗浄する程度が限界でしょう。熱交換器や送風ファン、ダクト内など見えない部分の汚れは落とせません。  しかし見えない部分の汚れこそが、イヤなニオイや健康被害の原因です。「お店が臭い」というマイナスイメージをお客さまに与えるだけでなく、ぜんそくやアレルギーを引き起こすおそれもあります。  オーバーホールは、エアコンを壁から取り外して完全に分解し、各部品を徹底的に洗浄する方法。業者がエアコンを持ち帰り、数日かけておこなう大がかりなクリーニングです。エアコン内部のカビやホコリ、たばこのヤニなどがすべて洗い流され、新品同様のきれいさになって返ってきます。 「見積もりがほしい」 「定休日に対応できる?」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< オーバーホールをおこなうメリット  通常のエアコンクリーニングではなく、オーバーホールをおすすめする理由は次の4つです。 ①イヤなニオイがしなくなる ②エアコンが汚れにくくなる ③健康被害を防げる ④電気代をカットする  一つずつ見ていきましょう。 ①イヤなニオイがしなくなる  「クリーニングをしたはずなのに、イヤなニオイが残っている…」と感じませんか?それは、通常のクリーニングでは落とせない、エアコン内部の部品の汚れが原因です。  オーバーホールでは、エアコンを完全に分解して、部品一つひとつを丁寧に洗浄します。そのため、細かい部分にたまった汚れがすべて洗い流され、新品同様の状態に。ニオイの原因となるカビやホコリ、たばこのヤニなどが一掃され、清浄な空気を送り出せるようになります。 ②エアコンが汚れにくくなる  オーバーホールをおこなったあと、仕上げにエアコン内部のフッ素コーティングをしてくれる業者もいます。コーティングによって表面がなめらかになり、新たな汚れがつきにくくなります。  このコーティングは、オーバーホールのサービスに含まれている場合もあれば、別料金となる場合もあります。 ③健康被害を防げる  エアコン内部の汚れを放置すると、カビやホコリ、細菌が風にのってまき散らされます。これらは、アレルギーやぜんそくといった健康被害の原因です。止まらない咳やくしゃみ、のどの痛みなどの症状が出ます。  通常のエアコンクリーニングと違い、オーバーホールには「洗い残し」がありません。健康被害を引き起こすカビの胞子、ダニの死骸、細菌などをすべて落としきり、エアコン自体の故障も防ぎます。 ④電気代をカットする  ファンやダクトにカビやホコリがたまると、エアコンの効きが悪くなります。すると、部屋がなかなかすずしく(あたたかく)ならないため、不必要に設定温度を動かすことに。冷房・暖房により多くのエネルギーが費やされ、電気代が上がってしまうのです。  オーバーホールをおこなうと、内部の汚れがしっかり落とされるのでエアコンの効きがよくなり、省エネにつながります。「最近、電気代が高い」と感じたら、エアコンの汚れが原因かもしれません。オーバーホールを検討しましょう。 ★メンテナンスに関する記事はこちら★ 飲食店がメンテンナンスを徹底すべき箇所とチェックシートについて   「エアコンの異臭が気になる」 「エアコンの清掃をしたい」 「電気代が高い…」 >>そんなときは開店ポータルBizに無料相談!<< オーバーホールの作業手順 ①エアコンの動作確認をする  まずは、エアコンが正常に作動するかを確認し、内部にトラブルがないことを確かめます。エアコンが正常に作動しない場合、オーバーホールをすることでかえって故障させてしまう恐れがあるからです。 ②壁や床が汚れないようにカバーする  動作確認が終わったら、作業をはじめる前に、エアコン周辺の養生作業をします。エアコンを壁から取り外すときや分解するときには、ホコリや汚れが落ちたり、汚い水が垂れてきたりします。壁や床、周辺の家具を汚さないために、ビニールなどでしっかりとカバーします。 ③エアコンを分解・洗浄  ファンやパネルなどの大きな部品だけでなく、小さな部品も分解できるところまで完全に分解します。たとえば、冷房時に水がたまる受け皿には雑菌が繁殖し、送風をおこなうファンはカビの温床になっています。また、アルミフィン(熱交換器)は細かい隙間が多いため、カビやホコリがびっしり付着していることも。  分解したら、各部品を薬品で洗浄します。見た目はきれいでも、カビの胞子や細菌がついていることもあるため油断はできません。 ④エアコンを組み立てる  部品の洗浄が終わったら、エアコンを元通りに組み立て、壁に再度設置します。 ⑤再度、動作確認をする  すべての作業が終わったら、再度スイッチを入れて動作確認をします。問題なくエアコンが作動するようなら、クリーニングはすべて完了です。 「まずは見積もりがほしい」 「資料請求したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 料金相場はどれくらい?  いいことづくめのオーバーホールですが、「業者に依頼すると高いのでは…?」と心配な方もいらっしゃいますよね。  オーバーホールの料金相場は、25,000~35,000円ほど。エアコンを取り外して持ち帰り、時間をかけておこなうクリーニングであるため、その場でおこなう通常のクリーニングより価格は高くなります。それでも、内部の細かい部品まで丸洗いされ、新品のようにピカピカになって返ってきたエアコンを見れば、時間とお金をかける価値を充分に感じられるでしょう。  エアコンが数台ある場合は、いちどに依頼した方がお得になります。開店ポータルBizでは、オーバーホールに関するご相談を無料で承っているほか、地域の見積もり相場が安い業者を、無料でご紹介しています。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 ★関連記事はこちら★ クレンリネスを習慣化!飲食店に必要なマニュアルとチェックリスト   「オーバーホールを検討している」 「コストの相談をしたい」 >>そんなときは開店ポータルBizに無料相談!<< まずは開店ポータルBizに無料相談しよう!  フィルターのほこりを取って洗う、本体をこまめに拭くなどのセルフメンテナンスも確かに大切です。しかし、見た目がきれいなエアコンでも、内部はドロドロに汚れている…なんてことがよくあります。専門技術を持っていないと掃除できない、内部のカビやホコリ、細菌。それらをオーバーホールで一掃すれば、イヤなニオイや健康被害のもとをきれいに取り除くことができます。  「電気代が高い」、「エアコンからでる風のにおいが気になる」と感じたら、エアコンのオーバーホールを検討してみてください。 ★おすすめの業務用エアコンに関する記事はこちら★ 飲食店「業務用エアコン」の選び方・おすすめのメーカー3社【ダイキン・日立・三菱】  開店ポータルBizでは、エアコンのオーバーホールに関するご相談のほか、地域の見積もり相場が安い業者を、無料でご紹介しています。下記のフォームからお気軽にご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2020/01/30
  • 店舗の固定電話はクラウド型「IoTでんわ」 コスト削減と集客対策になる理由
     さいきんよく耳にする「クラウド」という言葉。クラウドとは、インターネットを通じてITリソースやアプリケーションを活用できるシステムのこと。  そして、このクラウドを電話に応用し、通話料の削減や電話の利便性向上をおこなうクラウド対応型ビジネスフォン(IoTでんわ)が、いま高い評価を得ています。…とはいえ、なんだか難しく聞こえてしまい、仕組みがよくわからないという方も多いでしょう。  本記事では、クラウド対応型ビジネスフォン(IoTでんわ)について、ご説明します。 クラウドを活用した様々なサービス  そもそも、クラウドを活用したサービスとは、いったいどのようなものでしょうか。  身近な例を挙げると、GmailのようなWebメールもクラウドを活用したサービスの一種です。メールの送受信はインターネット上のアプリケーションで実行され、アドレス帳などのデータもインターネット上に保存されます。インターネット上にデータやアプリケーションがあるため、Google Chromeなどのブラウザにアクセスできる環境さえあれば、場所や端末をとわず利用することができます。  一方で、Outlookメールなどの場合は、クラウドを活用したサービスではありません。なぜなら、Outlookのサービスは、パソコンにインストールされたソフトウェアを使ってメールの送受信をおこない、アドレス帳などのデータはパソコン内に保存されるもの。ExcelやWordにおいても同様です。Outlookのインストールや設定がおこなわれていないパソコンで利用することはできません。  比較してみると、一口にメールと言っても、クラウドに対応しているか否かで全く異なることがわかりますよね。 クラウド対応型ビジネスフォン(IoTでんわ)とは?  いままでは建物内に設置していたPBX(電話交換機)を、クラウド(インターネット)上に設置した電話サービスのことです。従来の電話は系列店ごとにPBXを設置しなければならず、店舗間のやりとりは有料の国内通話によっておこなわれていました。  クラウド対応型ビジネスフォン(IoTでんわ)は、PBXの設置工事を必要とせず、各店舗の電話を無料の内線通話にて繋ぐことができる次世代のビジネスフォンです。そのため、インターネット環境さえあれば外出先でも、スマートフォンで内線・外線通話や転送をおこなうことができます。 「費用はいくらかかるの?」 「資料がほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< IoTでんわの4つのメリット!  これまでクラウドやIoTでんわについてお伝えしてきましたが、導入に踏み切るにはまだ決定打が足りない…という方もいるでしょう。使い慣れた電話機を手放して新しいサービスの導入に踏み切るのは、誰でも不安に感じるものです。  IoTでんわにはたくさんのメリットがあります。大きなものは、以下の4つでしょう。 ①工事不要で使える ②通話料金を削減できる ③スマートフォンで発信・着信が可能 ④録音・音声データの検索機能付き  一つずつ見ていきましょう。 ①工事不要で使える  クラウド対応型ビジネスフォンの最たる特長は、PBX(電話交換機)の機械そのものを設置せず、クラウド上にPBX機能を設置していることです。  これにより、PBXの設置スペースを確保をしたり、専門業者による工事の必要がありません。従来の固定電話に比べて、導入コストを大幅に下げることができます。  また、万が一、移転をおこなうことになっても、番号の移行が可能なため、電話番号を変更することなくスムーズに対応できます。   ②通話料金を削減できる  たとえば、本店の固定電話機、支店の固定電話機、店長のスマートフォンの3つで日頃のやりとりをおこなっている場合、その全てを無料の内線で繋ぐことができます。これにより、通話にかかるコストを大きく削減することが可能です。  さらに、外出中のスタッフが持つスマートフォンへの転送も、無料でおこなえます。担当者によるかけ直しが減り、そのぶん、通話料を低く抑えることができます。 ③スマートフォンで発信・着信が可能  個人で運営しているお店の場合、外出中に電話応対ができないことも多いでしょう。これは、予約や注文の電話を取りこぼし、集客の機会を損失しているということです。よほどの人気店であれば、集客への影響を感じにくいかもしれません。それでも、電話がつながらないことで、何かしらの要件があって電話をかけたお客さまをがっかりさせてしまいます。  IoTでんわは、ふだん使っているスマートフォンで店舗の固定電話と同じ番号で発信・着信ができるようになり、外出先でも予約や注文を受け付けられるようになります。急ぎの要件にもすぐに対応できるのはうれしいですね。 ④録音&音声データ検索機能付き  予約時のトラブルで多いのが、お客さまと店舗間における、予約内容の認識相違でしょう。これを防ぐために有効的な方法が、通話の録音です。  IoTでんわは、携帯電話であっても通話内容の録音をおこなうことができます。さらに、録音データはいつでも確認することが可能です。  便利なのが、条件を絞ってデータ検索ができること。データのダウンロードもおこなえるので、スムーズに録音内容を確認することができます。  予約内容の確認以外にも、スタッフの電話応対スキル向上にも役立つ機能です。 「費用はどれくらいかかるの?」 「多店舗経営でも使える?」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< IVR(自動音声応答案内)を組み合わせると、更に便利に!  オンライン予約が普及したいまでも、パソコンやスマートフォンを通した予約システムが苦手な人や、電話で細かな情報を確認しながら予約をしたい人は多いです。電話予約の需要がなくなることはないでしょう。  IVRを導入するメリットは、営業時間外に電話がかかってきたときやコールセンターでの受電可能数を超えてしまったときに、自動音声が受け付けをおこなってくれるところにあります。  つまりこれは、人件費や手間をかけることなく、24時間予約の電話を受け付けることができるようになるということ。また、自動音声で用件別に振り分けをおこなうことも可能なので、煩わしい営業電話を減らすこともできます。 ★関連記事★ 飲食店で話題の自動音声応答システム「I-bot」の料金・導入メリットを解説! 「IVRについて詳しく知りたい」 「IoT電話の導入を検討したい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< まずは開店ポータルBizに無料相談しよう!  電話をクラウド対応型に変えることで、通話料が削減できるだけでなく、お店にとってたくさんのメリットがあることが分かりました。クラウド対応型ビジネスフォン(IoTでんわ)は一箇所一台から設置が可能なので、少人数で運営している店舗にとっても導入しやすいサービスといえるでしょう。 ★関連記事★ UTMでウイルス対策は常識?! 2020年4月までに見直すべきネットセキュリティとは    開店ポータルBizでは、「IoTでんわ」に関するお問い合わせ・お申込みを受け付けております。現在使用している電話機からの切り替え相談も無料で承っております。お気軽に下記フォームよりご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/29
  • 光熱費を見直そう!都市ガスとプロパンガスの料金を簡単に削減する方法とは?
      経営者の頭を悩ませる光熱費。でも、毎日使うものこそ、ちょっとした工夫で節約することができます。  本記事では、ガス料金の削減方法やプロパンガスと都市ガスの違いなど、ガスについて知っておくと役立つ情報をお伝えしていきます。 ガスには種類がある?  飲食店では、主に給湯器やガスオーブン、ガスレンジ、ガス暖房などで使用するガス。  そこで使用されているガスのほとんどは、「都市ガス」と「プロパンガス」のどちらかです。   都市ガス  地下のガス導管を通じてガスメーターを経て店舗に供給されます。 ≪特徴≫ ・ガス導管は主に住宅がたくさんある都市部しかないため、供給できる地域が限られる ・都市部でもガス導管の導入費用が掛かるため、大家さんが導入していない住宅もある プロパンガス(LPガス)  ガスボンベを業者が自宅まで配送してくれます。 ≪特徴≫ ・都市部以外でも導入ができる ・店舗ごとに独立しているので災害に強い 種類による違いはなに?  では、都市ガスとプロパンガスにはどのような違いがあるのでしょうか。  主な違いは、料金制度、供給方法、発熱量にあります。 ①料金制度  都市ガスの料金は政府が公認する「公共料金」であるのに対して、プロパンガスの料金は政府や自治体が介入することはない「自由価格」です。  つまり、プロパンガスの料金は業者が自由に決めることができます。契約する会社によって、料金が変動してしまうということです。 ②供給方法 出典:http://enechange.co.jp/   都市ガスは、各地域の拠点のガスタンクから、道路に埋められたガス管を通して各店舗に送られます。つまり、ガス管が敷かれていない地域では、そもそも都市ガスを使うことができません。  一方プロパンガスは、業者がガスボンベを各店舗に運んでセットする仕組みです。そのため、ガスボンベとそれに付随する設備さえあればどこでも使うことができます。ただし、都市ガスには必要のないガスボンベの交換作業が生じます。 都市ガス →ガス導管を通して店舗にガスを届ける プロパンガス →プロパンガス会社の人が、LPガスの入ったボンベを店舗に配達することでガスを届ける 発熱量  プロパンガスは都市ガスと同じ量でたくさん(約2.2倍)の熱を生み出すことができます。これにより3倍の値段であっても使う量は半分以下に。プロパンガスの実際のガス代負担は、都市ガスの1.4倍程度となっています。 「ガス料金を見直したい!」 「電気、ネット、ガス、水道…全部見直したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< プロパンガス料金の削減方法  続いて、どのように削減していくのか、削減するにあたって必要なことをお伝えします。  プロパンガスをお使いの方、ガス会社は選べないと思っていませんか?2017年4月の「都市ガスの自由化」で、都市ガス会社が自由に選べるようになりましたが、プロパンガスはすでに自由化されていて、自由に比較して選ぶことができるんです。現在、プロパンガスのガス代が高くて悩んでいる人は、プロパンガス会社を変えることでガス代を安くできるかもしれません。 選ぶときのポイント  まずはじめに、プロパンガス会社を選ぶときのポイントをしっかりと理解しましょう。 ①相場を知る  プロパンガスの燃料となる原油価格は数年前に比べて安価になっており、契約を見直すことでガス料金が安くなる場合が多いです。いまの契約内容が適切なのかどうかをまず確認し、その上で自分にあったガス会社を選択しましょう。 ②違約金に注意する  プロパンガス会社によっては、違約金が発生する場合があります。長期に使用することが前提のプランや、設備などがリース契約になると違約金が発生する恐れがあるので、契約時にはしっかりと説明を受けるようにしましょう。  これは、いま現在契約しているプロパンガス会社も同様です。解約による違約金の発生がないか、早い段階で確認しましょう。新しく契約したいガス会社が負担をしてくれるケースもあります。 【無料】ガス料金削減シミュレーション  とは言え、自分でガス会社を比較して選ぶのは大変ですよね。  プロパンガス料金は各業者によって自由に設定ができるため、価格がまちまちです。 なかにはぼったくりとも思われる悪徳業者も存在しますが、そもそも自分の家のガス代は高いのか安いのかが分からなくて困っている方も多いのではないでしょうか。まずはプロに相談してみましょう。  開店ポータルBizでは、都市ガス、プロパンガスともに、「ガス料金削減シミュレーション」を無料でおこなっています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。 まずは開店ポータルBizに無料相談しよう!  ガス代を一番削減できるのは、「ガス会社の切替え」です。まだガス会社の見直しをしていない方は、ぜひ一度検討してみてください。 ★関連記事★ 飲食店の節水方法4選!「水道代が高い」なら水道料金削減額シュミレーションを受けよう【無料】 ★関連記事★ 飲食店の電気料金削減!貼るだけで省エネ!?ハコChipの仕組み  開店ポータルBizでは、ガス料金についてのご相談を無料で承っております。そのほか電気料金、水道料金、ネット料金…インフラまわりのコストをまるまる見直すことも可能です。お店にあったコスト削減案をご提案いたします。ご希望の方は、下記フォームより、お気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/01/28
  • 飲食店 厨房機器の選び方と揃え方(中古・新品・リース)ポイントまとめ
     飲食店を開くときに、必ず購入しなければならないのが厨房機器です。オープンしてから「しまった!あれがない」と困るのは避けたいですし、逆に不必要なものを揃えすぎて、倉庫の肥やしになるのもお金の無駄です。  そこで本記事では、最低限揃えておきたい6つの厨房機器と、選び方のポイントをご紹介します。 厨房機器選びで大切なこと  どんな厨房機器が必要かは、業態によって異なります。しかし、居酒屋であってもカフェであっても、飲食店として必要になる基本のアイテムは同じです。  厨房機器を購入するときは、ふたつのポイントに気をつけましょう。  まずひとつは、保健所から営業許可を受けるために、一定の設備基準を満たしたものを選ぶこと。各アイテムで基準が違うので、次章で詳しく説明します。  もうひとつは、キッチンの広さや作業動線を考え、それに適した大きさや仕様のものを選ぶことです。キッチンが狭い場合、スムーズに作業をするには、なるべくスタッフ同士がすれ違わずに済むように厨房機器を置かなければなりません。キッチンの中央から数歩以内の範囲で、オーダー受けから調理、ホールスタッフへの料理の受け渡しまでできる配置が理想です。冷蔵庫の扉が通路をふさいでしまったり、盛り付け台と受け渡し場所が離れていたりすると、オペレーションにも響いてしまいます。 飲食店に必要な6つの厨房機器 【営業許可を受けるために必須の厨房機器】  飲食店をオープンするためには、 保健所の許可(飲食店営業許可など)を受ける必要があります。このとき、書類の提出とあわせて、保健所職員による施設検査を通らなければなりません。  以下3つの厨房機器は、営業許可を受けるために必須となります。 ①冷凍冷蔵庫 ②シンク ③食器棚  一つひとつ詳しくみていきましょう。   ①冷凍冷蔵庫  冷凍冷蔵庫は、食材の鮮度を保ち、衛生的に保存するために必須となるアイテム。サイズ、ドア数、冷蔵メイン・冷凍メインといったバランスによってさまざまなバリエーションがあります。  選ぶべきサイズや容量は、どんな食材を保存するかによって変わります。魚や塊肉のように大きな食材を取りあつかうお店には、大容量でドアが大きく開くタイプがおすすめです。冷蔵品が多い、冷凍品が多いといった食材のバランスも、機種選びの基準になるでしょう。  ただしドアが大きすぎると、開けるたびに物にぶつかったり、通路をふさいだりしてスムーズに作業ができません。作業動線を考えたうえで、適切なサイズを選びましょう。  営業許可を受けるためには、「庫内温度の分かる温度計が設置されていること」が必須条件です。業務用冷凍冷蔵庫であれば、基本的に温度計はついているので心配ありません。注意したいのは、家庭用冷蔵庫を使う場合です。隔測温度計を取りつけ、外から庫内温度がわかるようにする必要があります。 「お店にあった機種を選びたい」 「おすすめの機種を教えてほしい」 「コストをおさえたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ★業務用冷蔵庫の選び方に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方   ②シンク(流し台)  業務用シンクは、1槽、2槽、3槽と槽の数でタイプが分かれています。「舟形シンク」という横長のタイプもありますが、こちらは中にまな板を置ける仕様のシンク。大きな魚をさばく作業のあるお店に適しています。  営業許可を受けるための基準は、自治体による差がありますが、一般的には「奥行き36cm以上、幅45cm以上、深さ18cm以上のシンクが2槽以上あること」です。2槽以上必要なのは、食材と食器の洗浄を別々におこなえるようにするため。1槽式のシンクを横並びに置いて、2槽としても問題ありません。    食器洗浄機がある場合はそれで1槽とみなされるため、シンクが1槽でも営業許可が下りることがあります。管轄の保健所に確認し、適切な槽数のシンクを揃えましょう。 「お店にあったシンクを選びたい」 「必要な厨房機器をまとめて揃えたい」 「コストをおさえたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< ③食器棚  なくてもいいと思われがちな食器棚ですが、実は必須アイテムです。  営業許可を受けるためには、食品衛生法にもとづき、扉つきの食器棚を1台以上設置する必要があります。扉の材質はガラスでも木でもかまいません。  次の場合は、「一時保管用」として扉のない食器棚が認められる場合もあります。 ・目線より低い位置に棚がある場合(天板の清掃がしやすいため) ・ひざよりも高い位置にある場合(歩くときに舞うほこりの影響を受けにくいため)  食器棚は、キッチン内のお客さまの目に触れにくい場所に設置することが多いです。ほかの厨房機器のように故障することもないため、こだわりがないようであれば、中古品でも問題ないでしょう。 「お店に合う食器棚を探してほしい」 「厨房機器をまるまる揃えたい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 【その他、揃えておきたい厨房機器】 ④ガステーブル(ガスレンジ)  ガステーブルは、2口以上のコンロを備えた据え置き型のガス台です。一方、ガスレンジは、コンベクションオーブンとガステーブルを一体化した厨房機器。煮込み料理と同時に、下のオーブンで焼きものをするといった同時調理が可能になります。どちらにしても、なるべく安全装置のついたものを選ぶようにしましょう。  ガステーブルとガスレンジには、ヘッダーにノズル付きのガス栓がついた「外管式」と、ヘッダーのない「内管式」の2種類があります。  外管式は、ガス栓を手動で開けて、着火棒などで点火するタイプです。一方、内管式はつまみを回すだけで自動点火しますが、外管式のようにコックを回して火加減の微調整をすることはできません。お店で使うガスの種類に対応したものを選びましょう。   ⑤作業台、コールドテーブル  作業台は、さまざまな高さやサイズのものが出回っており、サビにくく手入れのしやすいステンレス製のものが一般的です。すのこや引き出しがついた作業台もあるので、使い勝手のよいものを選んでください。  キッチンのレイアウトや作業動線を考えるのはもちろんですが、一般的に作業しやすい高さといわれる「身長÷2+5cm」の高さを目安にしましょう。作業台をおもに使う人(調理や盛り付けの担当者)の身長に合わせると選びやすいです。  コールドテーブル(横長の冷凍冷蔵庫)は、作業場と兼用することでキッチンのスペースを有効活用できます。すぐに使う食材をコールドテーブルに、明日以降の分は冷凍冷蔵庫に、と分けてストックするなどして活用しましょう。 ⑥製氷機  製氷機は、サイズと製氷能力で選びましょう。目安となる製氷能力は、「席数×1.9kg」。たとえば15席のお店なら、30kg以上の製氷能力があれば安心です。ドリンクメニューの多い居酒屋やバーなどでは、この数値に上乗せして考えましょう。  また、冷たいメニューがよく売れる夏場と、そうでない冬場とでは、一日に必要な氷の量が変わります。氷の使用量がもっとも多くなる夏場を基準に、若干大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。  製氷機には、卓上タイプのほか、ストッカーがついた縦型の「バーチカルタイプ」、コールドテーブルのように作業台と兼用できる「アンダーカウンタータイプ」などがあります。キッチンが狭い場合、オープン式ではなくスライド式のドアがついたものを選ぶと場所を取りません。 ★製氷機の選び方に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品 製氷機はお店の「席数」で決めよう!   「お店にあった厨房機器を選びたい!」 「冷蔵庫や製氷機はどのように選んだらいいの?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 購入?それともリース?  厨房機器は、すべて新品で揃えなければならないわけではありません。市場には、1~3年ほどしか使われていない、コンディションのよい中古厨房機器が多く出回っています。  中古品の場合、新品よりもかなり安く手に入りますが、故障の可能性が高いというデメリットがあります。  修理代がかさむようでは、せっかく安く購入できても意味がありません。中古品の場合は、メーカーと提携している開店ポータルBizや、きちんと保証をつけている業者から購入すると、長く安心して使えます。 「中古品を購入したい」 「リースの見積もりがほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<<  しかし中古品であっても、すべての厨房機器を揃えるとなるとそれなりの出費を覚悟しなければなりません。  予算が不安であれば、リースを検討してみてもいいでしょう。毎月リース代を支払えば、必要な厨房機器をリース会社から借りて使うことができます。購入のためのまとまったお金を用意しなくて済むので、初期費用を抑えることができますね。  リース品の解体・処分などはすべてリース会社がおこなってくれるため、別途費用が発生することもありません。リース品は固定資産と見なされ、経費として計上できるのもメリットです。  ただし営業年数が長くなると、リース代の総額が、新品で購入した場合の費用より高くなることも。そのため、予算に余裕があれば、リースよりも購入をおすすめします。 ★リース・割賦・レンタルの違いに関する記事はこちら★ リース・割賦・レンタルそれぞれの違いは?飲食店開業の豆知識 定価と販売価格の違いを知ろう  業務用厨房機器のカタログやオークションサイトを見ると、「定価」が記載されています。その定価を見て、「厨房機器って、こんなに高いの?」と驚く方も多いでしょう。  ですが、安心してください。実際に定価で取引される商品はほとんどありません。メーカーや商品によって違いますが、定価の30~70%ほどの価格で購入できるものがほとんどです。予算を組むときは、定価ではなく販売価格を見るようにしましょう。  厨房機器は、まとめ買いをするとさらに値引きされる場合もあります。開業時にはいちどに複数の厨房機器を購入することも多いため、値引きがあるのは助かりますね。  また、業務用厨房機器は100kgを超える大型のものも多いため、搬入と設置に人手と手間を要します。そのため、本体価格のほかにかかる配送料や搬入設置料も、予算に入れておかなければなりません。購入前には必ず、配送料や搬入設置料込みの見積もりを取るようにしてください。  ここまで、厨房機器の選び方をいろいろとお伝えしてきましたが、価格相場はなかなかつかみにくいものです。購入前にはぜひ、専門店に足を運んだり、さまざまなサイトを見比べたりして、「高い、安い」の大まかな判断ができるようになりましょう。  私たち開店ポータルBizは、メーカーとの繋がりがあるため、新品、中古品ともにメーカーが提示しているの販売価格よりもお安くご提案できます。自分でおこなうとすこしめんどうな、比較、見積もりも無料で承っています。厨房機器の購入(レンタル)をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 「メーカーのものを安く購入したい!」 「容量の相談をしたい!」 「とりあえず見積もりがほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 厨房機器のご相談は、開店ポータルBizにまるっとお任せください!  飲食店を開くときには、厨房機器の購入以外にも、物件を借りるための敷金や保証金、内外装工事費、広告宣伝費などさまざまなお金がかかります。  お店が軌道に乗るまでは、赤字が続くことも仕方ありません。それを考えると、厨房機器はなるべく安いもので間に合わせ、とにかく運転資金を確保しなければ…と思うオーナーも多いでしょう。  とはいえ、安さだけを基準に選ぶのは避けたいところ。営業に支障が出ないよう、キッチンのレイアウトや動線、取りあつかう食材に適したものをきちんと見極めることが大切です。  開店ポータルBizでは、厨房機器・キッチン用品に関するご相談を無料で承っています。新規開業・店舗運営にまつわるご相談も大歓迎!下記のフォームからお気軽にご連絡ください。 ★必要な厨房機器・調理器具に関する記事はこちら★ 飲食店開業前に揃えるべき厨房機器・調理器具について調べてみた
    開店ポータル編集部
    2020/01/27
  • 商業施設に店を出したい!出店方法・メリット・注意点・オープンまでの流れをまとめてみた
     飲食店を出店するさい、出店場所として選べるのは路面店ばかりではありません。ショッピングセンターや駅ビルなどの「商業施設」に出店する方法もあります。  路面店舗の場合は、街の不動産屋で物件を探すことができますが、商業施設内の店舗の場合にはそうはいきません。では、どのようにすれば商業施設への出店を叶えることができるでしょうか。  本記事では、商業施設への出店を考えている飲食店オーナーが覚えておきたい情報をまとめました。集客にも効果的な商業施設に出店して、行列のできる人気店を目指しましょう。 「商業施設」の種類・定義  一口に商業施設といっても、実は複数の形態があります。「駅ビル」やショッピングモールやアウトレットなどの「ショッピングセンター」も商業施設ですし、百貨店やホームセンターなどの「大型専門店」なども商業施設にあたります。  一般的な路面店の場合、自分たちで宣伝をしてお客さまを集めなければなりません。ところが商業施設に出店すると、「お店の前を歩く人たち」が大きく変わります。  路面店の前を歩く人たちは、ほとんどが通りすがりの人ですが、商業施設において、お店の前を通るのは「目的を持った人たち」です。買い物や食事など、何かしらの目的を持ってその施設に来ています。そのため、ただの通行人が多い路面店と、購買意欲を持ったお客さまがたくさん通る商業施設内のお店では、圧倒的に後者のほうがビジネスチャンスに恵まれているといえます。  ちなみに商業施設は、規模や立地、目的に応じて、以下のように分類されます。 商業施設に出店する6つのメリット  次に、商業施設に出店するメリットです。主なメリットは以下でしょう。 ①施設自体に集客力がある ②購買意欲の高い人が集まる ③広告宣伝費を削減できる ④天候が客足に影響しにくい ⑤出店自体が実績になる ⑥ターゲットがわかりやすい  一つひとつを見ていきましょう。 ①施設自体に集客力がある  最大のメリットはその集客力にあります。  商業施設はバラエティ豊かなテナントを入居させ、一日いても飽きない工夫をしています。また、駅に直結している、駐車場が大きいなどの理由でアクセス性も大変よく、集客力は路面店の比ではありません。 ②購買意欲の高い人が集まる  あらゆるジャンルのお店が並ぶ商業施設では、買い物も雑用もすべて一軒で済んでしまいます。これは、お財布の紐を緩めている人が多いということ。購買意欲の高いお客さまが集まっているため、販売チャンスが増えるのです。  さらに商業施設は、路面店と比べて滞在時間が長くなりがちです。アパレルショップをのぞいたら、次はお土産のお菓子を買い、ランチどきになったのでそのままレストラン街へ…。そんな「人の流れ」があるため、集客がしやすいといえます。 ③広告宣伝費を削減できる  公式サイトや折り込みチラシなどを使って、全館でプロモーションをおこないます。テナントはその恩恵を受け、自分たちで広告宣伝費をかけずにお客さまを集めることができます。 ④天候が客足に影響しにくい  商業施設のテナントは、天候の影響をあまり受けません。駅直結のショッピングビルや、屋内駐車場をそなえた商業施設では、お客さまは雨や雪に濡れることなく足を運べます。よほどの荒天でない限り、安定した集客が見込めるでしょう。 ⑤出店自体が実績になる  認知度が高く、メディアによく取り上げられるような施設に出店できると、お店の実績になります。商業施設への出店は、申し込みをした誰もが叶うわけではありません。施設側の審査を受け、出店を許可されたお店だけがテナントになれるのです。  「名のある商業施設に出店を許された」という実績をつかむことで、今後また1軒、2軒と店舗展開することになったときに有利になります。 ⑥ターゲットがわかりやすい  商業施設は特定のターゲットに向けて設計されています。客層やターゲットの傾向が分かりやすいのもメリットといえるでしょう。  たとえば、家族連れが集まる施設であればテーブル席を増やし、お子さまメニューを提供する。カップルや若年層が集まる施設であればポップなメニューを展開する。ターゲットがわかりやすいことで、メニュー開発や店内レイアウトがしやすくなります。 「開業費用について相談したい」 「集客方法を教えて!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 出店を考えたら、注意しておきたい3つのこと  商業施設への出店にはメリットも多いですが、注意しておくべきこともいくつかあります。デメリットもきちんと押さえておき、その対応を含めた出店計画を練りましょう。 ①売上に応じたテナント料を徴収される  商業施設に出店すると、施設側へ毎月テナント料を支払うことになります。  テナント料の額は、毎月一定ではありませんもっとも一般的なのは、「売上歩合方式(売上歩率)」と呼ばれる賃料徴収形態でしょう。。お店の当月の売上に、施設側が設定した特定の利率をかけた金額がテナント料となります。売上が多いほどテナント料は高くなり、月ごとに金額が変動します。 月間の売上額×売上歩率=賃料  たとえば、歩率が10%、月売上が300万円のテナントがあったとします。これを上記の式にあてはめると、その月ぶんの賃料は30万円ということになります。月売上が200万円であれば20万円ですし、400万円であれば40万円となるわけです。  また、商業施設はテナントに対して、その月の「最低保証売上額」を設定しています。売上がそこに到達しない場合は、テナント料の下限額を支払わなければなりません。 ②売上金の入金は当日ではない  路面店の場合は単独で営業しているため、当然、売上金の入金は当日です。  ところが商業施設のテナントの場合、そうではありません。その日の売上金を施設側にいったん預け、テナント料や各種経費を差し引いた金額を月に数回振り込んでもらう、というしくみなのです。そのため、より資金繰りに気をつける必要があります。 ③施設のコンセプトに合わせたお店づくりが必要  商業施設のテナントは、路面店のように店舗デザインの自由度が高くありません。施設のコンセプトやイメージとかけ離れていてはならないため、個性的すぎる内外装デザインはNGとなる場合があります。看板のサイズなどにも制約があるため、オリジナリティが出しにくいといえるでしょう。  そして商業施設の多くは、家族連れのお客さまが中心。そのため、飲食店ではお子さまメニューの提供を求められる場合が多いです。メニューづくりに関しても、施設の客層を意識する必要があります。ターゲット層がわかりやすいことはメリットでもありますが、デメリットにもなるのです。  商業施設に出店する場合は、お店づくりにさまざまな制約がつきまといます。営業日や営業時間は施設に合わせる必要がありますし、呼び込みやポスターなどによる販促活動も制限されています。  ほかのテナントに埋もれず、お客さまの目を惹きつける存在になるには、どうしたらいいのでしょうか。  それは、テナントとしての制約を守りつつ、お店の「色」を伝える工夫をすること。クリスマスやお正月、春の行楽シーズンなど、季節のイベントに合わせた限定メニューを提供したり、ショーウインドウの飾りつけを変えたりしてみましょう。  SNSに最新情報をアップしたり、商業施設の公式サイトにアカウントのリンクを掲載してもらうなど、アピール力を高める取り組みをおこなうのも有効です。 「SNSの運用方法がわからない…」 「周囲の店と差を付けたい!」 「ネットを上手に使ってお店をアピールしたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★オープンまでの流れに関する記事はこちら★ オープン日から逆算して考える、カフェ開業までのおおまかな流れ 商業施設に出店するまでの流れ Step①テナントを探す  「商業施設 テナント」などのキーワードで検索してみましょう。全国の商業施設の空きテナントを探せる検索サイトが、いくつか出てきます。 Step②問い合わせ  出店したい商業施設が見つかったら、問い合わせてみます。出店条件など、気になることは何でも確認しましょう。  物件の検索から出店申し込み時のアドバイス、契約締結までサポートしてくれる専門業者もあるので、ぜひ活用しましょう。 Step③出店申し込み  出店条件を確認し、問題がなければ、出店の申し込みをします。商業施設によって違いますが、審査のための資料を要求される場合もあります。  お店の概要やコンセプト、提供するメニューやサービスなどが確認できる資料を用意しておいてください。 Step④審査  商業施設に出店すると毎月、テナント料を支払わなければなりません。そのため、施設側から「売上は見込めるか」「経営基盤はしっかりしているか」などをチェックされます。  先ほどもお話ししたように、施設はテナントに対して「最低保証売上額」を設定しています。売上がそこに満たない月でも、最低保証売上額から歩合でテナント料を徴収します。つまり、売上が最低ラインに満たない月が続けばお店は大赤字。撤退へまっしぐらです。  「最低保証売上を上回る売上が見込めるか」。それが、出店審査においてもっとも重視されるポイントです。 Step⑤契約、出店準備  審査に通り、施設側から出店要請があれば正式に契約を結びます。  オープン日が決まったあとは、資金調達や工事業者選び、チラシやSNSでの宣伝などを同時におこない、オープンに間に合うように準備を進めましょう。 「店舗経営について相談したい」 「開業コストをおさえたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★物件探しのポイントに関する記事はこちら★ 契約後のトラブル防止~物件を決める前に最低限確認すべき4つのポイント~ ★飲食店開業の手引きに関する記事はこちら★ 飲食店開業の手引き タイミングと開業準備で押さえるポイント 内装工事は制約が多いので要注意!  さて、見事出店が決まり、内装工事に進んだとしましょう。しかしここでも路面店と違って、さまざまな制約があります。内装工事で問題なく条件をクリアするために、注意すべき点をご紹介します。 賃貸借期間に注意  SCには出店できる期間が決まっている場合が多いです。大規模リニューアルをして、店舗を総入れ替えすることもよく起こりますから、あまりお金をかけた内装工事をすると、工事費を回収しきれなくなってしまいます。コストパフォーマンスを考えたデザインを考えましょう。 工事の制約に注意  周囲から浮くような統一感を欠いた店舗デザインが禁止されていたり、高さ制限や防炎加工などの規定が厳しかったり…とにかく細かく制限されている場合が多いです。既定の範囲内で工事する必要があるので、店舗デザインはよく考えましょう。場合によっては思い通りのデザインにできないこともあります。 施工会社を指定される場合もあるので注意  商業施設には、内監と呼ばれるプロジェクトの進行や工事の品質を管理する人たちがいます。内監と綿密に連絡して工事を進められる施工会社には限りがあるので、場合によっては施工会社を指定される場合もあります。  「いつもお世話になっている施工会社でなければ店のデザインが作れない!」と不安になることもあるでしょう。その場合は指定施工会社の下請けとしていつもの施工会社に入ってもらうという方法もあります。冠料と呼ばれるマージンを余分に支払う必要がありますが、こだわりがある場合はこの方法が使えないか調べてみるとよいでしょう。 ★施工会社に関する記事はこちら★ 店舗内装工事を任せる「施工会社」 連絡から引き渡しまでの流れとは? 店舗運営に困ったら、開店ポータルBizに無料相談!  商業施設に出店すると、ある程度の集客が保証されるため、倒産リスクを抑えることができます。しかし、売上額に応じたテナント料がかかる、お店づくりの自由度が低いなどの注意点も頭に入れておきましょう。  駅ビルにしてもショッピングセンターにしても、まずは出店を希望する商業施設に問い合わせてみましょう。テナントには、商業施設のコンセプトに合わせたお店づくりが求められます。施設側の条件とやりたいことをすり合わせながら、出店準備をおこないましょう。   ★飲食店開業のステップに関する記事はこちら★ 飲食店開業への道!必要な“7つのステップ”  開店ポータルBizでは、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービス、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!  
    開店ポータル編集部
    2020/01/24
  • 【デリバリー】UberEats出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点【ご相談無料】
    (本記事は2020年5月1日に更新されています)  外に足を運ばずに、家庭でお店の味を楽しめるフードデリバリー。出かけられない事情がある方や家で料理をしない方など、多様化する生活スタイルから、ますます需要が高まっています。  そこで飲食店のオーナーに提案したいのが、デリバリーサービス「UberEats (ウーバーイーツ)」への登録です。同サービスを利用しておこなうデリバリーには、どのようなメリットがあるのでしょうか。  ※開店ポータルBizは、UberEatsの正規代理店です 首都圏を中心に広がるデリバリーサービス  UberEatsは、アメリカの企業が運営するフードデリバリーサービスです。  2020年5月現在、世界36ヶ国500都市以上で展開しています。日本では2016年にサービスを開始し、首都圏を中心にエリアを拡大。東京や横浜、さいたまのほか、大阪、京都、神戸、静岡、宇都宮、浜松、名古屋、広島、岡山、松山、福岡などで利用可能です。 >>デリバリー・テイクアウトで売上アップできるか相談したい<< UberEatsの仕組みを知ろう  まずはUberEatsの基本的な仕組みをご説明します  ユーザー(①ご注文者様)は、UberEatsのスマホアプリやウェブサイトから店名、料理を検索し、食べたいメニューを探します。注文が入ると、お店(②レストランパートナー)は調理を開始。配達員(③配達パートナー)がお店に来て注文品をピックアップし、ユーザーのもとへ届けて完了です。 【お店側の動き】 ①注文が入るとレストラン用端末のダッシュボードが緑色に点滅し、通知音が鳴ります。 ②画面をタップして注文内容を確認します。 ③調理を開始したら確定ボタンをタップします。このタイミングで、お客さまに調理の開始が通知されます。 ④ピックアップ予定時間と所要時間に注意しながら、料理を準備。 ⑤配達パートナーに注文品を手渡して、お店側の仕事は完了です。  ※開店ポータルBizは、UberEatsの正規代理店です  通常のデリバリーと大きく異なるのは以下の点でしょう。 ・お客さまはたくさんある加盟店の中から好きな店を選ぶことができる ・配達員はUberEatsと契約したスタッフであり、飲食店のスタッフではない ・売上から35%の手数料が引かれる  飲食店には、35%の手数料が発生しますが、価格を高めに設定するなどの工夫をすれば問題ありません。また、配送料を負担するのはお客さまです。あまりに手が出ない価格設定では注文してもらいにくくなるので、価格設定は慎重におこないましょう。 「もっと詳しく知りたい!」 >>開店ポータルに無料相談・資料請求する<< 【記事】飲食店の経理・会計業務は自力厳禁!税理士にまかせる理由と見つけ方 UberEatsをはじめる9つのメリット  UberEatsの利用は、デリバリーによる売上UPはもちろんのこと、ほかにもいくつかのメリットがあります。 ①お店の認知度が高まる ②初期費用ゼロ円ではじめられる ③月額費用・解約金・違約金がない ④人手不足の心配がない ⑤配達手数料はお客さまが負担する ⑥カード手数料はUberEatsが負担する ⑦回転率を上げずに売上をアップさせる ⑧店内が忙しくなった場合には注文受付を中止できる ⑨アイドルタイムに活用できる  一つずつ見ていきましょう。 ①お店の知名度が高まる  UberEatsでは、ユーザーが入力した住所に対し、配達可能な範囲にあるお店が表示されます。お店を登録することで、「近くにおいしそうなイタリアンがあるな」と、まだ来たことのないユーザーに認知されるきっかけになります。    お店の名前を知ってはいても、「なかなか食べに行く機会がない」、「敷居が高そうで入りにくい」と感じている人もいます。UberEatsへの出店はそんなネックを取り払い、新規顧客を開拓します。 ②初期費用ゼロ円ではじめられる  UberEatsの利用には、初期費用や月額料金がかかりません。申し込みに発生する作業がめんどうな方もご安心ください。UberEatsへの申し込みは開店ポータルBizが無料で承っています。 >>すぐにはじめたい!申し込みを依頼する<<    受注にはタブレット端末とWi-Fi環境が必要ですが、お店側で用意していなくても大丈夫。有料ではありますが、回線導入済みのタブレットをレンタルできます。このときにレンタル料がかかりますが、デリバリーをはじめることでもともとなかった売上が増えるのは事実。商品の値段を店内価格よりも少しだけ高めに設定して、利益を確保していけば問題ありません。 ③月額費用・解約金・違約金がない  サービスを利用にのしかかる月額利用料もUberEatsにはありません。利用をやめても解約金や違約金がないので、デリバリーとの両立が難しくなった場合はいつでも契約を解除することができます。 ④人手不足の心配がない  通常のデリバリーでは、電話応対から配達、決済まで、仕事が煩雑になりがちです。お店が忙しいときは、スタッフに配達を任せる余裕もなくなってしまいます。  UberEatsを利用する4つめのメリットは、オペレーションが簡単なこと。注文が入るとタブレットに通知が来て、ワンタッチで受注ができます。近くにいるUberEatsの配達員が料理をピックアップしに来てくれるので、スタッフを配達にまわす必要はありません。 ⑤配達手数料はお客さまが負担する  通常デリバリーサービスをはじめるには専用のスタッフの人件費や、車両の維持費がかかります。UberEatsは街中で待機している配達員に連絡がいくので、お店でスタッフを雇う必要がありません。配送料はお客さまが負担し、車両の維持費もかかりません。 ⑥カード手数料はUberEatsが負担する  基本的にクレジットカードでの支払いが主です。通常であればカード会社から手数料が請求されますが、その手数料はUberEatsが負担してくれます。 ⑦回転率を上げずに売上をアップさせる  滞在時間が長くなりがちなお店の場合、満席状態になるとそれ以上の注文が入りにくく、売上を伸ばすことが難しくなります。UberEats経由であれば客入り状況に関係なくオーダーを受けられるため、売上アップにつながります。 ⑧店内が忙しくなった場合には注文受付を中止できる  忙しい時間帯や商品が売り切れてしまったときは、タブレットからすぐに販売を停止することができます。 ⑨アイドルタイムに活用できる  営業中は注文を受けなければいけないというルールはありません。そのため、アイドルタイムのみ活用することもできます。 「うちの店でも売上UPできる?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 【記事】飲食店集客に役立つ「グルメサイト」17選比較! 注意するポイント 原価率と相談して出品メニューを決める  お店は、売上額の35%をUberEatsに支払わなければなりません。ここから、配達員のお給料とUberEatsのサービス利用料が出ています。  たとえば、3,000円の注文を受けたときの手数料は、3,000円×0.35%=1,050円。残った65%(100%-35%)の利益にも、食材原価や、デリバリー用の容器や箸、ナプキン、紙袋などの費用が含まれています。  原価率やその他のコストが多くかかるメニューは、売れれば売るほど赤字になる可能性があります。メニュー数を絞ってコストを抑えるなどして、利益を確保できるよう工夫しましょう。 配達中に料理やドリンクがこぼれないように包装する  UberEatsの配達手段は、自転車やスクーターです。商品が揺れることを想定して、しっかり包装しなければなりません。  届いた料理がこぼれてしまっていたら、そのクレームを真っ先に浴びるのは配達員です。これでは、楽しみに待ってくれていたユーザーにも、届けてくれた配達員にも、多大な迷惑をかけることになります。  こぼれやすいドリンクなどは、ストロー穴のない蓋を使ったり、固定できるスタンドに立てたりして、万全な包装をしましょう。 配達員への気づかいを忘れない  UberEatsの配達員として働いているのは、一般の人たちです。配達員にはパートナーとしての敬意をもって接しましょう。  たとえば、ピックアップに来てもらうときの気づかい。見つけにくい裏路地などにあるお店の場合、場所が分からずに困ってしまう配達員も多くいます。看板や目印を置くなどして、配達員が迷わずたどり着けるように工夫しましょう。  ※開店ポータルBizは、UberEatsの正規代理店です   黒字化が狙える理由  既出のメリットと注意点からわかるように、UberEatsは手軽にはじめられるデリバリーサービスといえます。  もし、お店独自でデリバリーサービスをはじめるとなるとどうでしょう。専用車両を購入し、周知のためのチラシを作成。さらに配達スタッフを雇用し、人件費、教育、維持費がかかります。もちろん、カード払い時の手数料もお店負担です。  また、デリバリーサービスを周知している以上、お店が混んでいるからとオーダーを断るのは難しくなってしまうでしょう。  UberEatsのユーザーは、少々料金が高くてもデリバリーで食べたい理由がある人々です。手数料のぶんだけ価格を高めに設定しても、十分な需要が見込めます。  そして最大のポイントは、デリバリーをはじめることによって、これまでに入ってこなかった新しい売上が生まれること。販売価格を黒字化するように設定する工夫は必要ですが、飲食店経営の強い味方になってくれるサービスです。 【記事】飲食店におすすめのインターネット回線・光シリーズ3選! 「こんな時はどうなるの?」  以上、UberEatsについて解説しましたが、自分のお店のスタッフ以外に配達を依頼するのは不安な点もあるでしょう。UberEatsの注文受付について、気になるポイントをもう少し深く掘り下げてみましょう。 ①注文の品を入れ忘れた(注文の品を間違えた)場合  注文の品を入れ忘れたり、他の料理を渡してしまった場合です。  ミスに気が付いた段階で配達が完了していなければ、配達パートナーにレストランへ引き返してもらうよう、連絡を取ることができます。もしも配達済みの場合には、UberEatsがお客さまへの返金処理をおこなってくれます。 ②調理が済んだ商品の注文キャンセルが入った場合  急な注文のキャンセルがあった場合も心配ありません。料理をロスした場合も、お店側に損失が発生しない仕組みになっています。 ③酒類の注文が入ったが、成人が注文したかどうか確認できない場合  20歳未満のお客さまが酒類を注文した場合、または酒に酔ったお客さまが配達員に迷惑を掛けそうな注文の場合には、配達員が店に引き返して酒類を返却します。この場合はキャンセル扱いとなり、UberEatsがキャンセルぶんを補填してくれます。  まずは開店ポータルBizに無料相談!  飲食店がUberEatsをつかうメリットとして一番大きいのは、デリバリー業務を効率化し、売上を増やせること。さらに登録によって、まだお店に来たことのないお客さまにお店を知ってもらえる広告にもなります。  いま世界中の飲食店で注目されている最新のデリバリービジネスを、あなたのお店でもはじめてみてください。近ごろ売上が落ち込んでいると感じたら、UberEatsへの加盟を検討しましょう。 【記事】飲食店の割引き券&無料券発行の注意点とその法律!正しく活用して集客に繋げよう  開店ポータルBizでは、UberEatsの正規代理店として、サービスに関するお問い合わせ、資料請求を無料で承っています!お気軽に下記フォームよりお送りください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/21
  • 飲食店開業にあわせて知っておくべき防犯カメラの設置目的とその法律
     「防犯カメラ」とは、犯罪や不正防止を目的として利用されるビデオカメラのこと。カメラを設置するには、規則や法律に遵守しなければなりません。  今回は、最近飲食店に限らず街中や個人宅などでも見かけることが多くなった、防犯カメラ・監視カメラの導入に際しての注意点や活用方法、監視を行うにあたって知っておくべき法律について簡単にまとめてみました。  防犯カメラを設置する理由とは?  みなさんもご存知の通り「防犯カメラ」とは、犯罪や不正防止を目的として利用されるビデオカメラのことです。防犯カメラは街中やオフィス、店舗などいたるところに設置されています。中には自宅の軒先に取り付けている方もいるでしょう。  防犯カメラは、リアルタイムでモニタリングできることはもちろん、過去の映像を見返す必要があるため、専用の機器を用いて録画します。目的が特定の人、物の監視の場合には防犯カメラではなく「監視カメラ」と呼ばれることが多いです。  飲食店においては、①窃盗目的の侵入被害を防ぐ ②スタッフの監視 ③利用客とのトラブル防止などの目的で利用されています。 カメラの種類・目的別の設置場所  では、具体的に「どんな場所」に「どんな目的」で「どんなカメラ」を設置すれば良いのかについて、見てみましょう。 意外と多い駐車場でのトラブル  郊外の店舗など、駐車場があるお店ではトラブル防止のために防犯カメラを設置しています。自店舗の駐車場で車上荒らしがあったり、ケンカなどのトラブル、交通事故、フェンスや車止めなどの工作物が破損した場合などに有効です。  特に、店舗が所有する駐車場の場合では、塀やフェンス、段差などの不具合によって事故や怪我を誘発してしまった場合には「管理責任」を問われることになるわけですが、こういったトラブルが発生したときに責任を回避できるケースもあります。設置するさいには、画角(カメラが撮影できる範囲)が広くとれるカメラを選びましょう。 出入り口には動体検知カメラを  店舗の出入り口にカメラを設置する目的は、防犯目的でしょう。侵入経路になる可能性がある窓にも忘れずに設置をしておきたいところです。  基本的に室内から出入り口を映すことが多いため、室内と屋外の明暗差で対象が真っ黒に映ったりすることがないように、「ワイドダイナミックレンジ(WDR)」対応のカメラが望ましいです。  窃盗を目論んでいる犯人は事前に下見をしに来ているケースがほとんど。その時の不審な行動から犯行を予見することも可能になるはずです。 レジ周りは手元が確認できるズームレンズと解像度が必要  金銭を保管するレジ周りでは、カメラを設置することによって威嚇による防犯効果があるだけではなく、スタッフの緊張感にも繋がり、お釣りなどの金額授受におけるトラブル回避にもなります。  そのためには、レジの手元を確認する必要がありますので、レジを撮影するズームレンズを備えたカメラと、可能であればレジカウンター全体をふかんで撮影できるカメラの2台を設置したいところです。 「お店にあった防犯カメラはどれ?」 「まずは資料がほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 「売上げアップ」・「コスト削減」への活用も  防犯カメラの設置に際しては、どうしても万が一の犯罪に備えるための「コスト」という認識を持ってしまいがちです。ですが、複数店舗を運営するオーナーが各店舗の客の入り具合やスタッフの勤務態度などの状況を判断したりすることで「売上げアップ」や「コスト削減」に活かすという考え方が必要になってくるのではないでしょうか。  ここまで簡単に説明しましたが、防犯カメラの導入には、気を付けておかなければならないことがまだまだあります。例えば録画期間はどの程度必要なのか、遠隔からのモニタリングが必要なのか、配線は無線にするのか有線にするのか、など挙げれば切りがありません。 ★関連記事はこちら★ 機能性に溢れた防犯・監視カメラ!「QBiC CLOUD CC-2」の実力とは 監視カメラに関連する法律「個人情報保護とプライバシー」  もちろん忘れてはならないのが個人情報に関しての考え方です。防犯カメラを設置するということは、不特定多数のお客さんを撮影することになるからです。  経済産業省は個人情報保護に関するガイドラインを公表しており、店舗等に防犯カメラを設置する場合には、「防犯カメラの撮影により得られる容姿の映像により、特定の個人を識別することが可能な場合には、原則として個人情報の利用目的を本人に通知又は項表示しなければなりません(後略)」とあります。つまり、解像度がある程度低いカメラであっても、顔や服装、体形などから特定の個人を識別することが出来る場合がほとんど。張り紙などで周知をおこなう必要があります。 「設置までまるっとまかせたい」 「お得に導入したい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ★関連記事はこちら★ UTMでウイルス対策は常識?! 2020年4月までに見直すべきネットセキュリティとは 導入に悩んだら、開店ポータルBizに無料相談!  開店ポータルBizでは、お店の規模や予算にあわせた防犯カメラのご提案を無料でおこなっております。導入費用が0円のもの、無料期間があるものなど、種類もさまざまです。  インターネット回線が必要なクラウドカメラをご検討中の方もご安心ください!しっかりとご希望をヒヤリングしたうえで、お店にあった快適なインターネット回線をご提案いたします。お気軽に、下記のフォームよりお問い合わせください。
    開店ポータル編集部
    2020/01/20
  • 【飲食店接客術】波風を立てない注意の仕方 客の迷惑行為に対処しよう
     飲食店は、さまざまな人が利用する公共の場です。お客さまであっても、一人ひとりがマナーやモラルをもって過ごすことが大切になってきます。もしも周囲の迷惑となる行動をとるお客さまがいた場合、お店は見て見ぬふりをするのではなくきちんと注意をしなければなりません。しかし、その仕方や伝え方によってはトラブルに発展してしまうこともあります。  本記事では、波風を立てない注意の仕方で客の迷惑行為に対処する方法をお伝えします。お悩みの方は参考にしてみてくださいね。  【飲食店接客術】迷惑客に注意をするときの3つのポイント  迷惑行為をはたらくお客さまがいた場合、ただ近寄って、お店としての言い分を伝えれば解決するわけではありません。お客さまに注意をするときには、以下の3つのポイントに気を付けてみてください。 ①小さな声でこっそりと伝える ②否定形ではなく依頼系で伝える ③理由を一緒に伝える  ①から簡単にご説明します。 ①小さな声でこっそりと伝える  悪意をもって意図的に迷惑行為をはたらいている場合は別ですが、お客さまのなかには悪気がなく、迷惑をかけていることに気付いていない方もいます。その場合の注意は、小さな声でこっそりと伝えてあげると良いでしょう。注意したことで恥をかかせてしまったり、その後の居心地が悪くなってしまわないよう、お客さまへの配慮が必要です。 ②否定形ではなく依頼形で伝える  否定形で物を言われるのは気分があまり良くないうえに、脳科学的にも効果的ではないといわれています。それは、注意するときも同じ。「〇〇しないでください。」ではなく、「〇〇していただいてもよろしいでしょうか。」といったように、あくまでもお願いするような言い方が望ましいです。  張り紙などにも「〇〇禁止!」でなく「〇〇しよう!」といった書き方を取り入れてみましょう。 ③理由を一緒に伝える  注意をするときは、ただ要求を伝えるのではなく、なぜかという理由も一緒に伝えるようにしましょう。たとえば、「ほかのお客さまのご迷惑になりますので」や「怪我をしてしまう恐れがありますので」などです。理由を伝えることで注意を聞き入れてもらいやすくなります。 【飲食店接客術】迷惑行動別にみる注意の仕方  では実際に、以下のような状況が起きた場合はどのように注意すればよいのでしょうか。  飲食店でよくある8つの迷惑行為を例にご説明します。 ①駐車ルールを守らない ②携帯電話で通話をする ③大声で会話をする ④過度な長居をする ⑤禁煙エリアで喫煙する ⑥泥酔客が迷惑行為をはたらく ⑦子どもが店内を走り回る ⑧土足で椅子に足を上げる  一つずつ見ていきましょう。 【飲食店接客術:注意の仕方】①駐車ルールを守らない  交通の便があまり良くない場所にあるお店にとっては、深刻な問題である駐車ルールの違反。駐車できる台数が少ないにも関わらず乗り合わせをせずに来店したり、そのお店の駐車場ではないところに無断駐車したり。ほかのお客さまだけでなく、近隣のお店や住人にまで迷惑がかかってしまうこともあります。  乗り合わせのお願いは事前に伝える必要があるため、公式ホームページやSNSのアカウントでアナウンスしたり、予約客であれば、予約の段階でお願いしておくと良いです。止められない可能性があることを伝えたうえで、乗り合わせをお願いしてみてください。また、再来店の時に備えて、店内や駐車場に張り紙を出しておきましょう。  お店の駐車場ではない場所に止めていた場合は、見つけ次第、「ほかのお店やほかの方のご迷惑になってしまうため、車のご移動をお願いできますか?」のような注意が必要です。その際、あわせて駐車可能な場所も伝えておきましょう。お店側は、どこまでがそのお店の駐車場なのかをわかりやすくしておく工夫も必要です。 【飲食店接客術:注意の仕方】②携帯電話で通話をする  メールやアプリなど音を出さずに携帯電話を利用している場合はともかく、ここで問題なのは通話の利用です。通話中の声は以外と耳に入りやすく、ほかのお客さまにとっては迷惑なもの。しかし通話している本人は電話口の相手に意識が集中しているため、声のボリュームや周囲の視線に気づきにくい難点があるのです。  通話を控えてもらうため、店内に「携帯電話による通話の利用はご遠慮ください。」という内容を記載した張り紙を用意するなど事前の対策が必要です。それにも関わらず通話をするお客さまがいるのであれば、直接注意を促します。その際には、入り口付近や店外など通話可能なエリアを伝えて誘導してあげえると良いでしょう。 コスト削減してみませんか? >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 【飲食店接客術:注意の仕方】③大声で会話をする  会話に夢中になるあまり、話し声や笑い声が過度に大きくなってしまうお客さまもいます。営業に差支えが出たり、迷惑そうにしているお客さまが多いようであれば声をかけて注意しなければなりません。あきらかな営業妨害であれば話は別ですが、そうでなければあくまで相手もお客さまです。居心地が悪くならずに過ごせるよう配慮し、小さな声でこっそりと注意しましょう。  特に団体客の場合は人数が多い分、その声はとても響きます。団体が多く訪れるお店の場合は、ほかのお客さまから席を離したり団体部屋を用意するといった対策も必要となります。注意を促す際は、まずは幹事に伝えて、幹事から知らせてもらいましょう。 >>店舗経営の悩みを開店ポータルBizに無料相談しよう<< 【飲食店接客術:注意の仕方】④過度な長居をする  主にカフェや喫茶店などでよく見かけるのが、ドリンク一杯やフリードリンクのみの注文で過度な長居をしているお客さま。おしゃべりに夢中になってつい時間を忘れてしまっている方もいれば、仕事や勉強など最初から長居が目的の方もいます。特にWi-Fiや充電の利用が可能なお店であれば、そういった状況はなおさら多いはず。  混雑時であれば、次のお客さまを案内することができず、お店としても売上が上がらないまま回転率が下がる一方です。「追加のご注文はいかがでしょうか。」と注文を促してみて、ないようであれば「食事がお済みであれば、お待ちのお客さまに席をお譲りいただいてもよろしいでしょうか。」と、声かけをしてみましょう。  しかし、混雑時でなければ退店をお願いするのはなかなか難しいものです。空いている食器を片付けたり、おすすめメニューなど案内をして、それとなく退店か追加注文を促してみましょう。  あらかじめ滞在時間のルールを設けておき、店内の目立つところや、各テーブルに貼っておくのも方法の一つです。「長時間」などの曖昧な言葉ではなく、「〇時間まで」と具体的に数字を明確にしておくと良いです。 【飲食店接客術:注意の仕方】⑤禁煙エリアで喫煙する  禁煙OKや完全禁煙、または、時間帯や場所によって分煙していたりと、お店によって喫煙ルールが定められています。しかし、少しくらいなら大丈夫だろうという気持ちから、禁煙にも関わらず喫煙をしてしまう方もいます。  たばこが苦手な人からすれば、ほんの少しのにおいや煙でさえも気づくもの。ルールを無視した喫煙は、ほかのお客さまを不快にさせるだけでなく、受動喫煙の原因にもなります。違反しているお客さまがいた場合はすぐに注意をしましょう。その際は、禁煙の旨を伝えたうえで、喫煙可能な時間帯や場所を案内してあげると良いです。完全禁煙のお店であれば、一番近くの喫煙所を伝えてみてください。 集客サポート、受けてみませんか? >>開店ポータルBizに無料相談する<< ★受動喫煙対策に関する記事はこちら★ 受動喫煙対策として飲食店がとるべき対応とは? 【飲食店接客術:注意の仕方】⑥泥酔して迷惑行為をはたらく  居酒屋やバーなどお酒を提供しているお店で多い泥酔客。大声で騒いだりトイレで寝てしまうなど、周りのお客さまに迷惑がかかる行為がいくつも想定されます。見ず知らずのお客さまに絡み、お客さま同士のトラブルに発展してしまう場合も。本人に注意を聞けるだけの意識があれば良いのですが、泥酔状態ともなれば意識が混濁してしまい、話を聞いてもらうことすら難しいですよね。  こういった場合には、同伴者に注意やフォローをお願いするのが良いでしょう。もしおひとりさまであればスタッフが対応するしかありませんが、あまりにもひどい場合は警察を呼ぶことを頭に入れておく必要があります。 【飲食店接客術:注意の仕方】⑦子どもが店内を走り回る  子どもを連れて家族で来店される方も多いはず。そこでよく見られるのが、店内を走り回る子どもの姿です。ほかのお客さまが落ち着いて食事ができなくなるうえに、子どもは転んだり、人にぶつかるなどして怪我をしてしまう可能性もあります。  ただ転ぶだけであれば大事に至る心配はないかもしれませんが、もし、重たい食器や熱々の料理を運んでいるスタッフにぶつかってしまったらどうでしょう。大怪我に繋がり、お店側の責任問題にもなりかねません。ほかのお客さまや子どもの身の安全のため、そしてお店を守るためにも止めさせなければなりません。  ですが、スタッフが直接子どもに注意をして泣かせたり、無理に行為を止めると、それ事態がトラブルに発展してしまう可能性もあります。子どもに直接声をかけるのではなく、同伴している親に危険性を伝えて、注意をしてもらいましょう。 【飲食店接客術:注意の仕方】⑧土足で椅子に足を上げる  清潔感が重要視される飲食店。椅子が汚れる原因の一つに、土足で足を上げる行為が挙げられます。よく見かけるのが、足をのばして向かいの椅子に足を上げている方や、靴を履かせたまま小さなお子さまを椅子に上げている方です。  たとえ靴の裏をきれいにしていたとしても、座る場所に足を上げている光景は、見ていて気持ちが良いものではありません。椅子の素材によっては、汚れがつくと落ちにくいものもあります。衛生的にも問題ですし、とても行儀が悪いです。  「ほかのお客さまもお掛けになるので、足をおろしていただけますか?」のように注意をしましょう。次に座るお客さまに嫌な思いをさせないためにも、しっかり伝えてください。 店舗経営の悩みは開店ポータルBizに無料相談しよう  これらの迷惑行為を放っておくとクレームの原因となったり、お客さま同士のトラブルに発展する場合もあります。万が一怪我人が出てしまえばお店に責任が生じてしまい、その後の営業に影響が出てしまうことも…。すべてのお客さまが気持ち良く過ごせる環境をつくるのも、大切な仕事の一つです。迷惑行為と思われるものがあったときには、しっかりと注意をしましょう。  注意をするさいは、本記事で取り上げたポイントを押さえたうえで、言葉選びを慎重におこないましょう。あくまでも相手はお客さまだということを忘れずに、丁寧な対応を心掛けることが大切です。 ★接客のポイントに関する記事はこちら★ 店の印象を左右する来店・オーダー・見送りそれぞれの接客のポイント  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/01/19