飲食店向け情報 一覧
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ブラック店舗と呼ばれない飲食店の「労務管理のポイント」とは飲食業界にとって大きな課題の一つ“人材不足”。円滑な店舗経営をおこなうためには、スタッフの力が必要です。雇い入れたスタッフを教育し、接客をまかせられるようになるには、それなりの時間やコストがかかりますよね。そんな手塩にかけたスタッフには、できるだけ長く働いてもらいたいのが本音です。しかし、飲食業界の離職率はほかの業種に比べて高いこともまた現実。この背景には、労働環境が悪く給与水準が低い等の問題が隠れています。このような状況下におかれている店舗や企業は、たとえ労働基準法の範囲内であってもブラック店舗(企業)とみなされ、さらにスタッフ離れが深刻化してしまうことも。 ここでポイントになるのが労務管理です。もちろん、お客さまが過ごしやすいお店づくりをすることも大切ですが、働き手の環境を整えることも、店舗経営者の重要な仕事です。本記事で、ブラック店舗などと呼ばれないためにも労務管理のポイントをおさえていきましょう。 ≪労務管理≫の業務内容は? そもそも、労務管理の業務には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。 飲食店を経営するうえで、もっとも重要な資産といえば、現場ではたらくスタッフです。スタッフの意欲を引き出し心地よい労働環境を整えるために施策をするのが労務管理の仕事内容となります。具体的には下記の業務が挙げられます。 【労務管理の仕事内容】 ・勤怠管理 ・給与計算 ・保険手続き ・福利厚生業務 ・安全衛生管理 など 店舗や企業によっては、採用や人事に関する業務もおこなう場合もあります。近年では、これらの管理が行き届いていない店舗のことを“ブラック店舗”や“ブラック企業”と呼ぶ傾向にあります。そうならないためにも、労務管理における4つの大切なポイントをおさえておきましょう。 1.就業規則を作りスタッフに周知する 労務管理は店舗や会社の目標を達成することとスタッフのモチベーション向上、双方のバランスを取りながらおこなうことが望ましいです。そこでまず必要なことは、就業規則を作ること。この就業規則は店舗や企業のルールブックとも呼ばれ、お店を運営するうえでとても大切なものです。 店舗によってさまざまな就業規則がありますが、これらを作るうえで基準になってくるのは労働基準法などの法律です。労働基準法には労働時間や休日、残業代など細かい決まり事が記載されています。必ず労働基準法に沿った就業規則を作成し、スタッフに周知するようにしましょう。就業規則は、スタッフに周知されて初めて効力を発揮することを忘れてはいけません。 2.給料形態を明確にし、支払い・休日の管理を徹底する 労務管理上のトラブルで多いのは、賃金の問題です。また、そのほかにもずさんな勤怠管理をして残業代を支払っていない、有給休暇を与えていないなどの問題が生まれることも。前述した就業規則には、きちんと賃金規定に関する頁を設けましょう。給与形態を明確にし、スタッフが納得できるものにすることが重要です。 また、賃金は、少なくても月に1回以上支払うことが原則とされています。給料未払いや、最低賃金を下回る給与の場合は、裁判沙汰となることも。経営者とスタッフの間でトラブルが発生してしまうと、お店の雰囲気も悪くなり、営業にも支障が出てしまいます。スタッフが気持ち良く働ける環境を整えることで、お客様にとっても過ごしやすい環境を作ることができるはずです。 3.労働時間を管理する 人材確保が難しい飲食業界ですが、スタッフが“長くこの店で働いていたい”と思ってもらうために大切な労務管理のポイントがあります。それは労働時間の管理を徹底し、働きやすい環境を作ることです。不規則な労働時間を強いてばかりいると、スタッフが辞めていくのは当たり前。労働基準法を確認し、労働時間を適切に管理することが大切です。その上でより良い職場環境を作り、スタッフと長く一緒に働ける環境を整える必要があります。 4.ライフスタイルや法改正に合わせて規則の見直しを! 近年では、人々のライフスタイルにもさまざまな選択肢が生まれ、仕事の仕方、時間の使い方なども変化しています。そして、労働に関する法律も定期的に改正されています。変化にあわせて、労務管理の見直しをおこないましょう。 見直しをしたあとは、現在のライフスタイルや就業スタイル、そして法改正に沿った就業規則の変更・追加などが必要になります。特に法改正と就業規則の整合性については、しっかりと確認をとりましょう。労働基準法違反などにならないよう、経営者として定期的な見直しをおこなうことが大切です。 労務管理を徹底して、ホワイトなお店づくりを 労務管理をおこなう上で、最も重要なことは店舗とスタッフにとって何が適切なのかを把握し、そのうえで就業規則などのルール作りをしていくことです。しかも、そのルールは厳しすぎても甘すぎてもいけません。経営者には、そこをおさえた労務管理が求められます。スタッフのモチベーションを向上させ、働きやすい環境を整えることは、店舗を成長させることにもつながります。 徹底した労務管理をおこなうことでスタッフの定着を図り、スタッフにもお客さまにも満足してもらえるホワイトなお店づくりを目指しましょう。2018/08/24
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繁盛店づくりの第一歩!~エリアマーケティングを取り入れよう~開店から3年以内で約7割が閉店してしまうといわれている飲食店。さまざまな苦労を経てお店を手に入れたのですから、できるだけ長くお店を続けて、繁盛店へと成長させたいですよね。あなたのお店で提供している料理の味付けはどのように決めたのですか?ただ“自信があるから!”という理由だけで、看板メニューを選んでいませんか?個性を打ち出しすぎて、独りよがりの味付けになっていませんか?ドキっとした方もいるかもしれません。そんな方にぜひ知ってほしいのが、今回取り上げるエリアマーケティングという考え方です。難しい話ではありませんよ、ご安心ください。 エリアマーケティングとは? エリアマーケティングとは、簡単に言えば「地域の特性に合った経営戦略」のことです。 わかりやすく、味付けを例に挙げてみましょう。地域によって味の好みが違うのは有名な話ですよね。たとえば、たこ焼きをソースで食べる大阪と醤油で食べる兵庫。ラーメンであれば北海道は味噌スープが好まれるのに対して九州ではとんこつスープが人気です。 また、同じコンビニであっても販売しているおでんの出汁には、その地域に住んでいる人の好みによって特性があります。飲食店の場合は、地域の特性に加えて、周辺に住んでいるのが若者なのか高齢者なのか、ファミリーが多いのか単身者が多いのか、それによって求められるニーズは異なってきます。 エリアマーケティングは、そのエリアやそこに住む人びとの特性をよく知ることで、料理やサービスを適したものにし、効率的な集客に役立てていこうという考え方です。 エリアマーケティングはなぜ必要なのか そもそも、エリアマーケティングはなぜ必要とされるのでしょうか。それはお店を利用する人が、いつ、どこで、誰が、どの位の頻度で利用するのかを予想するためです。エリアマーケティングを行うことは、最寄り駅からの道のり、商業ビルや家屋の密集具合、競合店の数や位置を把握することにも繋がるのです。 例えば飲食店を開業しようとして、坪数、家賃、最寄り駅からの距離がいずれも殆ど同じ物件を見つけたとします。この場合は周りに障害となるものが無かったり、人通りが多かったり、ターゲット層が住んでいるエリアの方が、お店側としては好条件ですよね。エリアマーケティングでは、飲食店開業において必要な情報を細かく正確に、分析・把握することが出来ます。 エリアマーケティングの手順 1.商圏距離を決める まずは商圏を設定しましょう。商圏とは簡単に説明すると”お客様が来店してくれそうな範囲”のことです。駅の近く、大通りに面しているなど交通アクセスを踏まえたうえで距離を決めましょう。市街地の場合は、商圏距離を半径500m、郊外では5kmとするケースも。ひとつの例として目安にしてください。商圏にも細かな区分はありますが、まずはお客様がお店に足を運んでくれそうな距離と考えましょう。 2.地域の情報を調べる 商圏距離が決まったら、その商圏で、どのような人が活動しているかを調べます。ここでおすすめなのが、地域の情報を調べられるシステム「地図で見る統計(jSTAT MAP)」。このシステムは政府統計データのポータルサイト「e-Stat 政府統計の総合窓口」で提供しているサービスです。地域の情報を調べる時には、ぜひチェックしてみてくださいね。 利用方法はアカウント登録をし、商圏などの情報を入力するだけ。 そうすることで、下記の情報をグラフや表で詳しく調べることができます。 ・世帯総数 ・年代別の人口 ・男女別の人口 ・従業者数 ・人口・世帯数増減 ・人口密度 更にエリアマーケティングでは ・市場規模 ・需要特性 ・価値観 ・歴史 ・風土 ・情報伝達のスピード なども調査項目とされています。ただ、これら全てを調査するのは難しいですよね。まずは簡単にできる項目からおこないましょう。 3.戦略を立てる 続いて、ここまでの情報を元に、経営戦略を立てましょう。 たとえば10代、20代が多ければ若者向けのメニューづくりを、60代以降が多いのであれば体に優しい料理が求められることも。コンセプトはどのようなものが適しているか。どのような内装が好まれるのか。大衆店なのか高級志向の店舗なのかなど、集めた情報からさまざまな戦略を練っていきましょう。 ですが、難しく考えすぎては先に進めません。まずは、簡単に始められるものから試していきましょう。 ※例※ ・学生が多い地域 →学割プランを提供 ・女性が多い地域 →フォトジェニックな料理を提供 ・ファミリー層が多い地域 →子供と一緒に楽しめる店をアピール ・高齢者が多い →バリアフリーの店をアピール このほかにも、犬を飼っている住人が多ければ、ペット同伴可にするなども選択肢に入りますよね。ぜひ参考にしてみてください。 4.戦略をもとに集客の工夫を 戦略を練り実行した後は、集客の工夫をしましょう。まずはターゲット層に対し、自分のお店を知ってもらうことから始めます。地域住人に伝えるならばチラシの配布がベターです。 チラシ配布の方法は ・ポスティング ・新聞折込 ・DM委託 などがあげられます。 5.結果を確認・分析 調査し、戦略を実行するだけでは、少しもの足りません。結果を確認するまでがエリアマーケティングです。「しっかり考えて実行したけど上手くいかなかった…」ということもあるでしょう。しかし、そこで終わらせてはいけません。マイナスの結果が出たとしても、それを分析することで、今後の経営に役立てることができます。 たとえば折込チラシを使ってターゲット層にアピールをした場合、当日限り利用可能なクーポンをチラシに付けたら150枚中、50枚回収できたという結果になったとします。ここで一番重要なのはその日の売上金額ではなく、チラシを見て足を運んでくれたお客様の数です。回収できた枚数が多ければ多いほど、お店が考えるお客さまのニーズと実際のニーズが一致したことになります。この場合、チラシを手にした3分の1ものお客様が来店してくれたわけですから、エリアマーケティングは成功したといえます。逆にほとんどクーポンを回収できなかったり、効果が得られなかった場合は、情報の見直しや戦略の練り直しを行いましょう。 長く親しまれるお店になるために、効率的な集客を 飲食店は「味で勝負!」と考えている方も多いと思いますが、まずは来店してもらわないことには始まりません。もちろん、料理の味は大切です。おいしくなければお客様は遠のいてしまう一方でしょう。しかし、いくら味に自信があっても、その味を求めるお客様がその地域にいなければ、繁盛店を目指すのは厳しい場合もあるのです。 開店から3年以内で約7割が閉店してしまうといわれている飲食店ですが、生き残る3割となるためには、そのエリアやそこに住む人びとの特性をよく知ったうえで、効率的な集客をすることが大切です。長く親しまれるお店になるためにも、エリアマーケティングという考え方を取り入れていきましょう。2018/08/22
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飲食店のリピーター集客 簡単な工夫で常連を増やそう新規顧客の獲得とあわせて、安定した集客を得るためにはリピーターを確保することが大切です。しかし飲食店において、初めて来たお客さまがリピーターとなり、再来する確率は多くみても40%ほど。つまり、半分以上の方は一度きりの来店で終わってしまうのです。 星の数ほどある飲食店の中からせっかく選んで来てもらえたからには、お店を気に入ってもらいたいですよね。ですが、ただじっとお客さまを待っているだけではいけません。お店側は、お客さまがもう一度足を運びたくなるような施策を打ち出すなどの努力が必要です。 では、その施策にはどのようなものがあるのでしょうか。手軽にはじめられるものを3つご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。 不満がないのにリピートをしない理由とは? お店のサービスや料理の味に不満があった場合、ほとんどのお客さまはその日を境に二度とそのお店の入口をまたぐことはありません。しかし、特に不満がないにも関わらず再来店に繋がらない場合もあります。それはなぜでしょうか。 主な理由は「リピートするほどの理由が無い」、「お店の存在を忘れてしまっている」この二つです。際立った特徴がなく、不味くはないけれど絶品でもない、といった場合は可もなく不可もない状態で終わってしまいます。インパクトが無いので記憶にも残らないのです。まずは、この点を解消して、再来店率アップを狙いましょう。 「飲食店経営のサポートをしてほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ちょっとした工夫をして再来店に繋げよう ■レベル1.★☆☆ 初級:クーポンやポイントカードを発行する まずはリピートしたくなる理由とお店の存在を思い出すきっかけをつくりましょう。 リピートしたくなる理由づくりでは、「再びお店にくることで得をする」と思わせることがポイントになります。おすすめは、 50ポイント貯めると500円オフ!や1ヶ月以内のご来店で1ドリンクサービスなどのクーポンやポイントカードの発行です。期間を定めることで期間内の再来店が期待できます。注意点としては、ポイントカードは個人情報等の記入をする必要のないものを。お客さまが手間だと感じることはできるだけ避けましょう。 ★クーポンに関する記事はこちら★ 飲食店の割引き券&無料券発行の注意点とその法律!正しく活用して集客に繋げよう ■レベル2.★★☆ 中級:DMやメールマガジンを配信する お店の存在を思い出してもらうためには、DMやメールマガジンの配信も有効です。ここで気にしなければならないのが、「わざわざ面倒な登録作業を、また来るかわからない店のために進んで行うお客さまは少ない」という点です。 お店から情報を送るためにはメールマガジンへの登録や、DMの送り先住所を記入してもらわなければなりません。まずはメールマガジンの登録で一品プレゼントなどその場で使えるサービスをつけて、お客さまが進んで登録したくなる環境をつくりましょう。 定期的にDM会員限定キャンペーンやメールマガジン限定クーポンなど、お得感のあるサービスを配信することで再来意欲を掻き立てることができます。 ■レベル3.★★★ 上級:顧客情報を集めて分析、ニーズに寄り添う 上記でとりあげたツールを利用して、お客さま情報の分析をおこないましょう。アンケート調査の実施も方法のひとつ。メールマガジンやクーポンの配信にあわせて、アンケートを実施し、お店の利用用途や同行者を調べることでさまざまなプランの設計やお店づくりに役立てることができます。 DMの送り先住所と一緒に年齢や性別も一緒に記入してもらえば、どのようなお客さまの利用が多いのか集計をとることも可能です。一人ひとりのお客さまに声をかけることは難しくとも、情報を集めて分析することで、ニーズに寄り添ったサービスの提供ができます。 集客の悩みは、開店ポータルBizに無料相談! どのようなサービスがあればもう一度足を運びたくなるのか、実際にリピートしているお店の魅力はどこにあるのかなど、お客さまの立場になって考えることが大切です。 一度来てくれたということは、メニューなり立地なり価格なり、なにかしらに魅力を感じてもらえたのでしょう。100名のうち、60名は一度限りのお客さま。そのことを意識し、一期一会を大切にした接客をこころがけるだけでも、再来率をあげることができるかもしれません。 施策はさまざまありますが、リピーターの獲得にお悩みの方は、今回取り上げたコストのかからない簡単なものから、取り組んでみてください。 開店ポータルBizでは、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談のほか、飲食業界に強い税理士探し、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービスのご提案を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!2018/08/07
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飲食店の接客スタッフがやりがちなNG行為と改善策を知ろうお客さまに「また来たい」と思ってもらえるお店となるためには、料理の味も大切ですが、接客の良さも求められます。サービスが行き届いているお店はそれだけで印象が良くなり、逆に十分なサービスが受けられないお店は悪い印象を与えてしまいます。 本記事では、気を付けるべき接客のNG行為を「立ち振る舞い」と「サービス」の2面にわけてお伝えしていきます。当てはまる箇所がないかチェックしながら、自店の接客サービスの見直しに活用してみてください。 料理は絶品!だけど客が来ない店の特徴 料理に自信があるのになぜかお客さまが来ないといった場合は、接客時に注意すべきNG行為を知らず知らずのうちにしてしまっている可能性があります。 NG行為は、直接お客さまに対応しているときだけ気を付ければ良いものではありません。移動時の姿勢や態度、ふとしたときの仕草、スタッフ同士のやりとりなど、お客さまを目の前にしていないときの何気ない行動も、意外と周りの目や耳には入っています。誰も見ていないからと思って、気を抜かないよう十分な注意が必要です。 「立ち振る舞い」のNG行為と改善策 「立ち振る舞い」によく見られるNG行為です。 あわせて改善策も記載しています。あてはまる場合は参考にしてきちんと改善しましょう。 ①やる気のないあいさつをする 【改善策】 だらしなく語尾を伸ばしたり、相手の顔を見ずにあいさつをするのは、とても印象を悪くする行為です。お客さまが来店したら明るく笑顔で「いらっしゃいませ!」とあいさつをしましょう。 「少しおおげさかな」と思うくらいの笑顔が、受け取る側にはちょうど良く伝わります。このあいさつがお店に抱く第一印象となり、評価に影響します。 ②返事をしない 【改善策】 お客さまから声をかけられたときには、しっかりと返事をしましょう。返事が無いと聞こえているのかどうか分からず、人によっては無視されていると感じてしまいます。 声が小さすぎて聞こえないのも、返事をしていないのと同じです。お客さまに届くボリュームでハキハキと返事をしてください。 ③あくびやくしゃみをする 【改善策】 生理現象のため、あくびやくしゃみが出てしまうのは仕方がないこともあります。それでも、お客さまの対応中はできる限り我慢をしましょう。 万が一のときは、バックヤードなどお客さまの目が届かない場所でするように心がけてください。 ④不愉快にさせる笑い方をする 【改善策】 ニコニコとした笑顔は好印象を与えますが、ニヤニヤとした笑い方は人を不愉快にさせます。「笑われている」や「馬鹿にされている」と誤解を生んでしまう可能性もあるので、そうならないために笑い方にも注意が必要です。 「笑う」よりも「微笑む」を意識して接客に取り組んでみてください。 ⑤不平等な態度やサービスをする 【改善策】 接客するうえで、お客さまによって対応を変えるのはご法度。常連客か新規客か、注文数、性別、年齢などで、態度やサービスを変えてはいけません。相手が誰であってもお客さまはお客さま。不平等な対応は大きなクレームに発展することもあります。分け隔てのない接客で全員が気持ち良く過ごせるようにしましょう。 ⑥子どもには対応しない 【改善策】 子どもとはいえ、お客さまであることに変わりはありません。呼ばれたのに、注文ではないからと無視したり適当にあしらわないよう気をつけましょう。その姿を見ていた親が気分を害して次回以降の来店がなくなることもありえます。遊んであげるまではいかなくても、話しかけられたら笑顔で応えましょう。子どもにも好意的な態度をとることで印象を高めることができます。子どもも含めて、また来たいと気に入ってもらえるお店を目指すべきです。 ⑦客席に向かって指を差す 【改善策】 客席全体やテーブルなどを指す場合は、手全体で示しましょう。例え特定の人に向けたものではなかったとしても、お客さまは嫌な気分になってしまいます。ついうっかりと、指をさしてしまうことのないよう注意してください。 ⑧スタッフ同士でひそひそ話をする 【改善策】 スタッフ同士でひそひそと話している姿は、「自分のことを言っているんじゃないか」、「なにかトラブルがあったのではないか」…とお客さまを不安にさせてしまいます。 実際にはただの業務連絡であったとしても、勘違いをさせてしまうような態度は避けなければなりません。お客さまの耳に入れるべきでない内容であれば、バックヤードなどで話しましょう。 ⑨大声でやりとりをする 【改善策】 ホールとキッチンのやりとりやスタッフ間での指示出し、大声での電話対応など、スタッフの声が店中に飛び交っているようでは、落ち着いて食事をすることができません。お客さま同士の会話の妨げとなるだけでなく、居心地の悪い思いをさせてしまうため適切なボリュームを心がけましょう。 ⑩あだなで呼び合う 【改善策】 スタッフ同士の仲が良いお店だと、お互いをあだ名で呼び合うこともあるでしょう。お客さまからすると、スタッフ同士が友達のように砕けた会話はしているのはあまり印象が良いものではありません。あだ名は休憩時間や営業後などスタッフしかいない場面にとどめておき、お客さまの耳に入る場所では「〇〇さん」と呼ぶようにしましょう。もしくはあだ名を禁止して、呼び方を統一してしまうのも対策の一つです。 ⑪引きずり歩きをする 【改善策】 脚を引きずる歩き方はだらしない印象があるうえ、床と靴が擦れる足音がとても目立ちます。落ち着いた雰囲気のお店ならなおさら。もしもカーペットタイプの床であれば、ほこりを舞い上げる原因にもなり衛生的にも良くありません。引きずり歩きは癖になってしまっていることが多いので、日頃の歩き方から意識してなおしていきましょう。 ⑫靴のかかとを踏みつぶす 【改善策】 靴のかかとを踏むのはとても行儀が悪く、だらしない印象があります。また、脱げやすいため怪我の元となり大変危険です。かかとを潰してしまうのは靴が履きにくいといった原因も考えられます。靴ベラを用意するなどして、スタッフが靴を履きやすい環境を整えて改善を図ってみてください。 ⑬店内を走って移動する 【改善策】 混雑時や急いで対応したい業務がある際、店内を走って移動したくなることもあるでしょう。しかし、いくら忙しくても走ってはいけません。慌ただしい雰囲気になり、お客さまが落ち着いて食事をできなくなります。また、スタッフ同士あるいはお客さまとぶつかって怪我にいたることも。忙しいときこそ焦りは禁物。冷静に、落ち着いた行動が求められます。 ⑭頻繁に時計を確認する 【改善策】 営業中にスタッフが何度も時計を見ているのはやる気のなさを感じられる行為で、気分の良いものではありません。こっそりと見ているつもりでも、周囲の目には意外と入りやすいものです。特に閉店間際は、「早く帰ってほしい」という気持ちがお客さまにも伝わってしまうため要注意です。最後まで気持ちよく過ごしてもらえるよう努めましょう。 ⑮お客さまの目に入る場所で喫煙をする 【改善策】 休憩中とは言え、スタッフが喫煙をしている姿は良い印象を与えません。スタッフしか立ち入れない場所に喫煙スペースを設け、指定場所以外での喫煙を禁止するなどしてお客さまの目に入らないよう対策をとりましょう。 あわせて、業務に戻る際には消臭ケアを念入りに。たばこのにおいが苦手な方もいるので、お店のイメージを下げないためにも徹底してください。 ★飲食店の受動喫煙防止対策に関する記事はこちら★ 受動喫煙防止対策で飲食店がとるべき対応とは?喫煙・禁煙について考える ⑯体調不良をやせ我慢する 【改善策】 体調が悪いときは無理をしてはいけません。身体がだるいと通常通りの動きができず、頭の回転が落ちて判断力も鈍くなります。トラブルを引き起こす原因にもなり、かえって足手まといになってしまいます。体調不良の原因がもし風邪なら店内に菌を撒き散らすことになり、スタッフやお客さまにうつしてしまう可能性も。仕事に対する責任感を持つことは大切ですが、不調を感じたら無理をせずに店長やリーダーに相談して、早く治すことを優先してください。 ★接客のポイントに関する記事はこちら★ 店の印象を左右する来店・オーダー・見送りそれぞれの接客のポイント 「集客に悩んでる」 「人手不足で悩んでる」 「コスト削減したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 「サービス面」のNG行為と改善策 サービス面でのNG行為です。 一人ひとりの意識とともに、スタッフ全員での見直しや密な情報共有によって改善を図れます。 ①提供できないものをメニューに記載している 【改善策】 限定品や人気商品が営業中に売り切れになってしまうこともあります。提供できないものがある場合は、メニュー表にもその旨を記しておきましょう。 お店公式のSNSアカウントをもっていれば、そこで売り切れ情報のお知らせもしておくとなおよいです。あらかじめわかっていれば、お客さまをがっかりさせたり、お店の評価が下がってしまうのを避けられます。 ★Instagramの活用法に関する記事はこちら★ 飲食店経営者にすすめたいInstagramの活用法と集客に効果的なツール ②一度受けた注文をキャンセルする 【改善策】 従業員同士がリアルタイムで情報を共有し、注文を受けた段階でそのメニューが提供可能かどうかをしっかり把握しておきましょう。特に「一日〇個限定」といった販売数が限られているものは注意が必要です。一度注文を受けたのに、後になってできないとならないようにしてください。余計な時間がかかるうえ、お客さまを不愉快にさせてしまいます。 ③実物と差のあるメニュー写真やサンプル品を出している 【改善策】 料理を選ぶのにとても重要な、メニュー写真やサンプル品。おいしそうだと思ってもらうために見栄えを良くするべきではありますが、実物と異なるものではいけません。大きさや量、使っている食材の種類などが違えばクレームの原因ともなりうるので気をつけましょう。メニューに変更があったならその都度、新しいものに更新する必要があります。 ★メニューブック作成のポイントに関する記事はこちら★ 【売上に直結する販促ツール】メニューブックの作成時に気を付けたい4つのポイント ④名前だけの「冷水」サービスになっている 【改善策】 ほとんどの飲食店が無料でサービスしている水。せっかく出しても、ぬるかったりカルキ臭がすればお客さまの食欲低下を招きます。ストックを用意しておくのではなく、提供直前に注いでから出すと良いでしょう。適度に氷を入れてあげると見た目も涼しくなり、おいしそうに見えます。代金をとっていないとはいえ、提供するからにはお客さまに満足してもらえるものを心掛けてください。 ⑤グラグラと不安定なテーブルを置いている 【改善策】 床が斜めになっていたりテーブルの脚の長さが違うと、グラグラする不安定なテーブルになってしまいます。少し体重をかけたり料理を置くたびに傾くのは、お客さまにとってとても気になること。はずみでドリンクやスープがこぼれたり、怪我に繋がる恐れもあります。不便といった理由だけでなく安全面でも問題があるので、心当たりがある場合には早急に対策をとらなければいけません。 ⑥ガチャガチャと騒がしい配膳や片付けをしている 【改善策】 配膳や片付けの時は食器がぶつかる音に注意です。賑わっているお店であればあまり気にならないかもしれませんが、落ち着いた雰囲気の場所では些細な音でも目立ちやすいです。できるだけ音を立てないよう意識しながら取り組みましょう。特に忙しい時間帯は雑になりがち。そんなときこそ丁寧さを忘れないでください。 ★快適なお店づくりに関する記事はこちら★ お客様にとって「居心地の良い通いたくなるカフェ」とはどんなお店? ⑦キッチン内の作業音が聞こえる 【改善策】 調理や盛り付け、洗い物などさまざまな作業がキッチンでおこなわれます。そこで起きる作業音はお客さまにとっては雑音です。あまりにも音が大きいと会話の妨げになり、居心地が悪いと思われてしまいます。 特にオープンキッチンや、客席とキッチンが近い場合には客席への配慮が必要です。仕切りを作ったりキッチン近くには席を用意しないなど、雑音がお客さまの耳に入りにくくなる環境をつくりましょう。 ★店舗設計の基本に関する記事はこちら★ こだわりの内装を作り上げる前に、確認しておきたい店舗設計時の基本 ⑧冷暖房の温度設定が極端になっている 【改善策】 過ごしやすい環境を整えるために冷暖房は欠かせませんが、極端な温度設定はかえって居心地を悪くしてしまいます。特に注意なのが夏や冬。暑いから、寒いからといって設定温度を下げすぎたり上げすぎるのは良くありません。冷暖房の効きすぎによって、体調を悪くしてしまうこともあります。お客さまの様子を見ながら、気温に合わせて適度な温度調節をおこないましょう。 ★おすすめの業務用エアコンに関する記事はこちら★ 飲食店「業務用エアコン」の選び方・おすすめのメーカー3社【ダイキン・日立・三菱】 「集客に悩んでる」 「人手不足で悩んでる」 「コスト削減したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 店舗運営で悩んだら、開店ポータルBizに無料相談しよう ここで説明したNG行為は、接客の基本を抑えていれば該当するはずのないものばかり。一人のスタッフの立ち振る舞いがお店の印象を左右してしまうこともあります。当てはまってしまうものがあった場合は、すぐに改善しなければなりません。改善には教育体制を強化するとともに、スタッフ一人ひとりの意識を高めることが大切です。 細かく見ていけば、本記事でご説明したこと以外にも避けるべきNG行為はまだまだあります。お客さまの立場になって、してもらえたらうれしいサービスやされたら嫌な対応を考え、気持ち良く食事が楽しめる環境づくりを大切にしていきましょう。 ★スタッフ育成に関する記事はこちら★ 従業員が辞めないカフェが実践しているスタッフ・アルバイトの育成方法 開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!2018/08/02
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繁盛する飲食店物件探しのコツは1.5等地を選ぶこと新規開店に向けて、多くのオーナーがこだわりたいポイントのひとつに立地が挙げられます。立地が良ければ多くの人々の目に留まり、自然とお客様が集まります。一方で、立地に問題があると、開店したことにすら気付いてもらえないことも。立地の良し悪しは客足に直接かかわってくるため、慎重になりたいところです。ただし、立地が悪いからと言ってせっかく見つけたお気に入りの店舗を諦めてはいけません。あまりよい条件の揃わない立地であっても、店舗選びや集客対策次第では繁盛店を目指すことも可能です。 本記事では、飲食店にとって魅力がたっぷりのお宝立地についてご紹介します。 土地の“等級”は何を意味する? “1等地”とは、その用途にとって、最も良い条件を備えている土地のことを指します。飲食店を経営するにあたっての1等地は、大きな駅前であったり、繁華街の中に位置していたりなど、人通りが多く目につきやすい場所。つまり、自然と集客ができる環境です。“2等地”となると、駅からはやや遠くなり人通りもさほど多くない場所。そこにお店があることを知っていて、あえて来店してくれるお客様を獲得する必要があります。“3等地”は、飲食店として勝負するには不向きな立地といえるでしょう。 この等級は、飲食店にとっては条件の良い土地のランク付けとなっていて、数字が小さい方が良い土地というわけです。ただし不動産屋にとっては“家賃が見込める土地かどうか”をさす言葉でもあります。1等地は家賃が高く、3等地は家賃が安いという、1等地だからこそのデメリットも。そう考えると、飲食店にとって必ずしも1等地のみが繁盛店につながる最良の条件を持ち合わせているとは限らないのです。 “1等地=エリート立地”を選ぶリスク 確かに1等地は、沢山の人で賑わう魅力的な土地です。大きな駅の近くや繁華街は、交通量も多く人目に付きやすいため、新規のお客様も獲得しやすく、さらにはリピーターも付きやすいエリート立地といえるでしょう。 しかし、エリート立地だからこそのデメリットもあります。それが高い家賃。飲食店を経営するうえでの適正家賃は、収益還元法という計算式から求めることができます。 適正家賃=想定売り上げ×10% つまり、“家賃は売り上げの1割以下に抑えるべし”というのがこの考え方です。家賃が売り上げの1割を上回るようでは、その物件は高すぎます。いずれ経営が立ち行かなくなり、多額の負債を抱えかねません。 2等地は、利益が出やすい“お値打ち立地” エリート立地である1等地に対して2等地は、立地条件は劣るものの家賃は格段に安くなります。だからこそ2等地は、お値打ち立地と呼べるのです。立地が悪いとはいえ、そこを逆手に取ることで繁盛店を目指すことが可能です。エリート立地には大手チェーン店や人気店が軒を連ねています。その点、お値打ち立地ではライバル店は少ないでしょう。集客方法をきちんと工夫すれば、地域密着型の人気店であったり永く愛される店となる可能性も十分にあります。 飲食店にとって1.5等地こそが“お宝立地” 「1等地の家賃を払うのは難しい。でも、2等地では集客に不安がある…」そんな経営者にとって、1等地と2等地の間ともいえる1.5等地は、まさにお宝立地となり得るでしょう。1.5等地は駅から少し距離がある土地です。しかし、大通りに面しているため車やバスから見つけやすく、繁華街からさほど離れていないため、仕事帰りやショッピングなどのついでに立ち寄りやすい穴場立地でもあるのです。 ■お宝立地は集客方法に工夫を! お宝立地は、エリート立地のように黙っていてもお客様が入るような好条件とはいえません。そのため集客方法に少々コツが要ります。コンセプトを明確にして、お客様がわざわざ通いたくなるような魅力のあるお店づくりを心掛けることが大切です。他店との差別化を図り「行ってみたい!」「通いたい!」と思ってもらえるようなアピールポイントを打ち出しましょう。 【アピールポイント例】 ・体に優しい自然派メニューのカフェ ・日本初進出の外国料理専門店 ・特定の趣味の人が集まるバー など また、インターネットやSNS、チラシなどで店の場所をアピールするのも重要です。看板も控えめなものでは見つけてもらえません。視認性のある立て看板を設置する、ライティングを工夫するなどしてアピールすることが大切です。出店する土地の特性をじっくりリサーチし、どんな客層が見込めるか、周辺に似たコンセプトの店はないか、どのようなものが好まれる土地柄なのか、研究しましょう。 ■お宝立地はコスパで勝負! お宝立地は家賃が安い分、コストを抑えることができます。浮いた分は材料費にまわしましょう。地産地消の新鮮食材をふんだんに使用した大満足メニューで、お客様にコスパの良さをアピールするのも一つの手です。数あるお店のなかからせっかくお客様に選んでいただけたのですから、クオリティの高い料理や地元食材でお迎えしましょう。駅から少し離れていたとしても、美味しい料理が安く食べられるのであれば、お客様はお得に感じ「また来よう」「友達に紹介しよう」という気持ちになってくれるでしょう。リピーターも獲得でき、新規顧客の開拓にもつながります。 魅力いっぱいの“お宝立地”を選ぼう! “1等地の店舗が借りられなかった”、“気に入った店舗を見つけたけど立地が悪い”とお悩みの方、まずは考え方をかえて、お宝立地探しをしてみましょう。1等地ではなくても、人気店やスーパーなどのそばを選ぶと相乗効果によってお客様の目に留まりやすくなります。また、大きなマンションや学校のそばなど、人が沢山集まる環境ならばエリート立地と並ぶほどの注目も得られます。1等地でなければ繁盛しない、なんてことはありません。まずは本記事を参考に、物件選びの視野をひろげてみてはいかがでしょうか。2018/07/30
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飲食店閉店を考えているなら業界実績NO.1『M&Aオークション』の店舗売却サービスがおすすめ全国に星の数ほどある飲食店。毎年多くのお店が、不採算、体力や健康の問題、後継者の不在などさまざまな理由で閉店しています。そのときに経営者の頭を悩ませる一番の問題が、撤退にかかる多額の費用です。 店舗をスケルトンに戻す費用や解約日までの空家賃など、お金にかかわる悩みは尽きません。大切なお店を手放さなければならない寂しさも相まって、精神的にも体力的にも消耗するものです。 本記事では、そんな店舗オーナーや企業に向けて、店舗売却に役立つサービスを提供している株式会社M&Aオークションをご紹介します。 店舗売却のメリット お店を残して新オーナーに経営を引き継ぐ店舗売却。まずは、そのメリットを確認しておきましょう。 店舗売却をおこなううえでの最大のメリットは、原状回復工事にかかるコストが削減できる点です。飲食店の場合、内装を撤去してスケルトンに戻すには、一坪あたり10万円前後の費用がかかるといわれています。管理者から保証金が戻ることを加味しても、かなり大きな出費ですよね。ところが、店舗売却をおこなえば、ここにかかる費用を丸ごと削ることができるのです。 経営のバトンタッチをサポートする『M&Aオークション』 M&Aオークション HP:http://ma-auction.co.jp/ 株式会社M&Aオークションは、飲食店の開業から閉店までの総合サポートをおこなう会社。「お店を無くしたくない」、「誰かに引き継いで、営業を続けていけないものか」…そんな思いをもつ経営者を救う、店舗そのまま買い取り・売却・委託のサービスが強みの会社です。 業界NO.1の実績を持つM&Aオークションは、個人、企業をあわせて約10万もの買取希望ユーザーが登録しており、お店を閉めたい現オーナーと、お店を開きたい新オーナーの出会いをプロデュースしています。 店舗売却の仲介業者がたくさんあるなかで、お店を閉めたいと考えるオーナーが同社を選ぶのには理由があります。その理由をみていきましょう。 『M&Aオークション』が選ばれる理由 ①完全秘密厳守の徹底 閉店や売却の事実は、早い段階でお客さまや取引先に知られてしまうと、営業に支障が出ることも。 M&Aオークションでは、スタッフが買い手候補へ直接訪問するほか、メールや電話で個別に紹介をするので、秘密が漏れることはありません。買い手が閲覧するサイトに載せる場合も、外観写真の表示、非表示を選択できます。内覧の際もスタッフが同行し、秘密が漏れないよう細心の注意を払います。 ②希望額以上での売却ができる 約10万もの買取希望ユーザーが登録しているM&Aオークションには、高値での買取を希望する優良ユーザーを多数抱えています。 さらに、同社には大手飲食チェーンやコンサルティング会社出身のスタッフが在籍しており、不動産や経営の専門知識が豊富です。「このお店を買い取ると、どのようなメリットがあるのか」。それを、家賃、立地、サービスなど多角的な面から買い手にアプローチができるのです。 ③スピーディーに売却ができる 「閉店後の仕事が、すでに決まっている」、「従業員や取引先に迷惑をかけたくない」…そんな理由から、売却契約を急ぎたい経営者も多いでしょう。M&Aオークションには、飲食店のコンサルティングの経験を積んだスタッフが多数在籍しているので、(物件にもよりますが)募集開始から1ヶ月以内、早ければ3日で成約にいたった実績もあります。 買い手にお店を引き渡すまでの流れ ここで、閉店を決意してから、買い手にお店を引き渡すまでの流れを確認していきましょう。経験豊富なスタッフによる手厚いサポートを受けながらすすめられるので、安心してお任せすることができます。 step①閉店を決意 買い手候補のリストアップ 閉店を考えたら、M&Aオークションのホームページの「ご相談・お問い合わせフォーム」、もしくは電話で問い合わせをしましょう。24時間以内に折り返しの連絡があるので、そこからいよいよ買い手候補を探していきます。売却情報を公開するだけでなく、スタッフが買い手を直接訪問し、お店を紹介してくれます。 step②店舗の状態確認 買取申し込み 買い手候補が決まったら、お店の状態を確認してもらいます。ここでは双方の認識の違いが発生しないようにスタッフがしっかりとサポートに入ります。 お店の状態確認が済んだ後は、買取の申し込みがおこなわれます。契約の前段階として「とりあえず」で申込書を書かせる業者が多い中、M&Aオークションでは買い手側の意思がしっかり固まってからの申し込みを大切にしています。 step3.審査・調整 引き渡し 双方の意思が固まったら、売り手と買い手、そしてM&Aオークションのスタッフが同席する審査・調整の段階となります。ここで引き渡しに関する事項の最終的な確認をおこない、それが終われば、契約と引き渡しがおこなわれます。 法人経営か個人経営か、営業中かそうでないかによって、最適な閉店の方法は異なります。 M&Aオークションでは、売り手と買い手の状況を考慮しながら、以下の11通りの閉店方法を提案しています。選択肢を広げるためには、早い段階で相談することが大切です。 ①法人売却(株式譲渡) ②事業売却(事業譲渡) ③店舗買い取り業者への売却 ④居抜きオークション ⑤居抜き売却(相対) ⑥従業員への譲渡 ⑦第三者へ転貸 ⑧第三者へ業務委託 ⑨有償譲渡 ⑩造作残置 ⑪原状回復(通常閉店) ■M&Aオークション 店舗売却事例■ 【事例1】軽食喫茶店を「売却」、遊び心いっぱいのカレー店に ■売却オーナー:Kさん Kさんが経営する軽食喫茶店は、趣味で集めた鉄道模型が置かれた味わい深いお店。やむを得ない理由で、惜しまれつつ閉店することになりました。原状回復工事にはかなりの費用がかかるうえ、「自分もお客さまも大好きだった内装を壊したくない」と考えたKさんは、M&Aオークションに相談して店舗売却をおこないました。 その結果、通常閉店をおこなった場合の解約前予告家賃28万円、内装撤去費84万円を削減し、こだわりの内装を残したままBさんにお店を引き継いでもらうことができました。 ■買取オーナー:Bさん 実家で採れた野菜を使ったカレーのお店を開こうと考えていたBさん。「初期投資がなるべく少なく済み、ターゲットとなる学生が集まる立地」という条件で物件を探していたところ、M&Aオークションの紹介で希望条件にぴったりのKさんのお店と出会います。内装工事費をかけずに鉄道模型をそのまま引き継ぎ、お客さまが持ち寄った電車を走らせる、遊び心たっぷりのカレー店を開業できました。 【事例2】人材不足で休業中のイタリアンを「業務委託」 ■委託元オーナー:Fさん 人材不足により、Fさんの経営するイタリアンレストランは休業に追い込まれていました。M&Aオークションに相談し、「店長を募り、いい人材と出会えればFさんが運営を続ける」、もしくは「別の運営者を募り、業務を委託する」という2つの道の提案を受けました。 後継者となるDさんと早い段階で出会えたため、Fさんは業務委託の道を選び、お店を手放すことなく収益源を得られることに。また、相談から1か月足らずで委託の話がまとまったため、休業しながら家賃を払い続けるという状況も回避することができました。 ■委託先オーナー:Dさん 飲食業界で長年勤めてきたDさんは、脱サラを叶え、夢だったバルを開くために物件を探していました。そんな中、M&Aオークションの紹介を受け、話題の観光スポットの近くにあるFさんのイタリアンレストランに出会います。「集客が見込める人気のエリアに、初期投資を抑えて開業できる」というところに大きな魅力を感じ、契約にふみきりました。 プロの力を借りて「かしこい閉店」の選択を 閉店の道を選んだからといって、必ずしも大切なお店が無くなるわけではありません。閉店相談数業界NO.1の実績を誇るM&Aオークションなら、経験豊富なスタッフが、個々の事情に合わせて最適な提案をしてくれます。 「思い入れの詰まったお店を、たたまなければならない…」とがっかりする前に、プロの手を取ってみてください。その先に待っている新しいオーナーとの出会いが、大切なお店に再スタートのチャンスを運んできてくれます。成約までは費用がかからないので、まずは、安心して相談をしてみましょう。2018/07/28
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ドタキャンと無断キャンセルの対策がとれるサービス「ドタキャン防止システム」とは飲食店において、いま、深刻な悩みとなっているドタキャン。グルメ情報サイトなどを通して、誰もが手がるにお店を予約できるようになりましたが、その手軽さがあだとなり、多くの飲食店を悩ませるドタキャンの問題が生まれています。確保しておいた座席や用意していた料理が無駄になってしまうだけでなく、“せっかく足を運んでくれたのに、かえしてしまったお客様がいた…”と、胸を痛めた経験のあるオーナーも多いのではないでしょうか。特に、コース料理や団体客の場合、店舗の損失はとても大きなもの。そこで、そういった被害を減らそうと2018年2月に誕生したのがドタキャン防止システムです。飲食店を経営しているのなら、知っておきたいサービスです。 “ドタキャン防止システム”とはどんなシステム? ドタキャン防止システムは、飲食店経営者からなる全日本飲食店協会が運営しています。飲食業界を守るため、みんなで協力してドタキャンによる被害を減らしていこうとの思いから始まりました。 このシステムには、登録店舗から提供された情報がデータベース化されています。ここでいう情報とは、過去にドタキャンや無断キャンセルをした電話番号にあたります。データベース上に登録された電話番号を検索するだけで、過去にドタキャン履歴があるかどうかを確認できるようになります。自分の店舗だけの回数ではなく、他の店舗を含めた数が見られます。情報を共有しあうことで成り立つ、まさにみんなで協力して被害を減らすサービスです。 システム導入による3つのメリット ドタキャン防止システムには、どのような特徴はあるのでしょうか。代表的な3つを、みていきましょう。 1.利用料金が無料 このシステムは、情報を提供してもらうことで、データが充実し、意味のあるものになります。そのためには少しでも多くの店舗の協力が必要です。そこで、どのような方にも気軽に利用してもらえるようにと、利用料金が無料となっています。 どうやって収益を図るのか?との疑問を持つ方も多いでしょう。このシステムを運営するための費用を得るため、利用した方には飲食店を経営するうえで必要となるさまざまな有料サービスを紹介しています。もちろん、強制ではなく必要性を感じたら、そちらを使ってもらうことで収益化を図っているのです。 2.ドタキャン対策ができるようになる もし予約で登録された電話番号が、ドタキャン履歴にあるものだった場合、万が一に備えた対策を立てられます。例えば、売り上げの損失を防ぐため料金を前払い制にして、振り込まれなければキャンセル扱いにしたり、常習的であれば予約を断ってしまうことも可能です。 3.食材や座席が無駄にならない 2の対策がとれることで、事前にキャンセル処理ができるため、食材を無駄にすることなく、販売機会を逃さずに済みます。調理に取り掛かる前に判断ができれば料理の廃棄もなくなり、また、座席をとっておく必要も無いので、新たな予約や訪れたお客様の対応が可能となります。 事前に対策ができる分、システムを導入しているのとしていないのとでは、売り上げに大きな差が出てきます。費用をかけずにはじめられるのならば、なおさら導入しない手はありませんよね。 システム導入の流れ ドタキャン防止システムは、飲食店のためにつくられたものなので、利用できるのは飲食店の経営者のみ。利用するには、公式ホームページから名前とメールアドレスを送信して、登録を済ませましょう。サービス利用と同時に、全日本飲食店協会にも登録される仕組みとなっており、会員でなくなればサービスも利用できなくなります。登録が完了したら、あとはシステムを起動させて電話番号を打ち込むだけ。難しい操作はないので、だれでも簡単に使いこなせます。 もしシステムで履歴がないにも関わらずドタキャンをされた場合には、ドタキャンをした番号などのデータをシステムに入れることで、次回以降の被害を軽減させることができます。 協力することで減らせるドタキャン被害 ドタキャン防止システムは、2018年に誕生したばかりの新しいサービスです。いままで悩まされていたドタキャンによる被害が、少しでも軽減されるのならと、多くの飲食店経営者から支持され、導入を希望する声が殺到しているのだとか。 たとえ導入しても、ドタキャンされる可能性が0となるわけではありません。だからと言って、何も対策をしなければ、今後も悩まされ続けるだけですよね。情報を共有しあうことで成り立つこのサービス、今後さらに注目が集まりそうです。2018/07/27
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目指せ繁盛店!家族経営のお店が細く長く生き残る理由毎年沢山の飲食店が開店してはつぶれていく中で、細く長く生き残る店があります。それは個人経営の小さなお店。なかでも、家族経営のお店は生き残りやすいと言われています。 なぜ家族経営は、長く営業をつづけられるのでしょうか。また、成功する秘密には、どんなものがあるのでしょう。そこには、家族経営ならではの経営方法があるようです。今回は家族経営の飲食店が成功する理由をみていきましょう。 家族経営は経営面でメリットが大きい! 人件費が世帯収入になるので利益に余裕が生まれる 飲食店の全売り上げを100%とすると、一般的にFLコストと呼ばれるもの(F=フード=原価、L=レイバー=人件費)は60%と言われています。つまり30%は原価、30%は人件費となり、売り上げの半分以上を占める痛い出費なのです。 一方、利益は10%以上出せれば成功していると言われます。スタッフを雇うとたった1割しかオーナーは手にすることができないのです。ところが、家族のみで経営している場合、人件費は丸ごと世帯収入になるため、40%を収入とすることができます。 家族の給与は専従者給与として節税できる もちろん働いた家族にも給与を支払わなければなりません。家族の給与は青色申告をすることで専従者給与とすることができます。これが大きな節税効果を発揮するのです。 白色申告をしている場合は配偶者には最高で86万円まで、それ以外の親族には50万円までしか給与を支払えないことになっています。しかも、これは経費として認められません。しかし青色申告をしていて、かつ、青色申告の専従者給与に関する届け出をしている場合は給与に上限が無くなり、この給与は経費として計上できるため、節税になります。さらに利益が100万円未満の場合、家族への給与は月8万8千円までならば税金がかからず、しかもこの給与は経費として計上できます。家族経営ならばスタッフを雇うよりも節税効果が高いのです。 持ち家ならばさらにコストカットできる 持ち家の場合はローンがある場合を除き、家賃はかかりません。光熱費も家庭のものと一括で支払うことができます。そのため、さらに利益に回すことができます。 利益に余裕が生まれるので貯蓄もできますし、経営が苦しくなってもギリギリまでコストをカットできるので、売り上げが少ない期間も粘り強く営業を続けることができます。閉店の際も原状回復工事をする義務がないので、万が一の場合も費用負担をおさえることができるのです。 家族経営にしか出せない魅力で大手と差をつける! 個性と愛嬌と人情で人を惹きつける 大手チェーン店のフランチャイズには厳しいルールブックがあり、一定の品質とサービスを求められます。仕入れ先も指定されることが多く、ブランドの個性を再現できなければブランドの名に傷がついてしまいます。そのため小回りが利かず、お客様のクレームにもマニュアル通りの対応が求められます。 その点、家族経営の飲食店は、独自の味を創り出すことができ、地元の新鮮な食材を使うなど、仕入れにもこだわることができます。画一的なマニュアルが無いので、クレームには愛嬌と人情で対応ができ、その人情味にファンがつくことも。さまざまなケースに柔軟に対応できるのが個人経営・家族経営の大きな強みです。 アイデアと個性と魅力で大手には真似できない生存戦略を! 家族経営は、とにかく小回りと自由が利くことで苦境を乗り越える力があります。苦しい時を乗り越えることができれば家族の絆も強くなりますよね。 万が一経営が苦しくなったときは、アイデアと個性と魅力を打ち出して、活路を拓きましょう。店主の心意気でおまけをつけるなど、ちょっとしたサービスができればお客様の満足度も上がります。いつかその魅力が人を呼び、人気店になるかもしれません。 家族経営をはじめようかとお悩みのご家族は、是非力を合わせてみてください。強みを活かして、成功の鍵を手に入れましょう。2018/07/23
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【飲食店専門デザイン事務所 3選】“繁盛する販促デザイン”で集客UP!飲食店にとって、広告や名刺、チラシやメニューなど、お店をアピールする販促ツールはさまざまあります。それらすべてにおいて、お店のカラーを打ち出すデザインが重要になることは言うまでもありません。折角作るのなら、お客様の来店意欲を高めるような、お洒落で分かりやすい、そして自分のお店らしいデザインを考えたいですよね。 そんなときに力になってくれるのが、グラフィックデザインを請け負ってくれる専門業者です。本記事では、お店の顔ともなる販促ツールのデザイン制作に特化した飲食店専門のデザイン事務所を3社ピックアップしてみました! 1.早い!安い!高クオリティ!『飲食店専門デザイン事務所ごはんやさん』 飲食店専門デザイン事務所ごはんやさん HP:http://shiroba.jp/58083/ まずご紹介したいのが、その名も『飲食店専門デザイン事務所ごはんやさん』。低価格で販促に必要な印刷物やホームページの作成を請け負ってくれるのが最大の魅力です。飲食関係であればすべてのジャンルをカバーし、さまざまなデザインの提案をしてくれます。印刷物なら20,000~30,000円代でデザインしてくれるという破格の安さも目を引きます。開店時には何かとコストがかかるもの。そんな時だからこそ、このお値段はありがたいですよね。 このほか、ホームページであれば100,000円から、Facebookのカバーイメージ制作であれば15,000円から依頼ができるようです。メニューブックや箸袋、包装紙など、営業で消費する必需品もトータルでデザインしてくれるのも嬉しいポイントです。 また、22時以降の打ち合わせが可能(一部地域のみ)であったり、最短2営業日の納期に対応してくれたりと、忙しい飲食店にとって痒いところに手が届くサービスも。豊富な商材に柔軟に対応してくれる同事務所。あまりコストをかけたくない方や急いでいる方におすすめです。 2.“チラシ”のスペシャリスト!『飲食チラシ制作.com』 飲食チラシ制作.com HP:http://inshoku-chirashi.com/ 『飲食チラシ制作.com』は、“チラシ”に特化したデザイン事務所です。訴求力の強い広告と効果のない広告の違いを、14,000件以上の豊富な制作実績から無料で診断してくれるので、今までチラシによる販促効果が感じられなかったお店は相談してみてはいかがでしょうか。チラシに特化しているからこそのノウハウが、ホームページに余すことなく紹介されています。チラシ制作の参考のために、同事務所のホームページを覗いてみるのもいいかもしれませんね。 また、手掛ける広告は紙媒体だけではなく、WEB媒体にも対応しています。インターネットから情報を得ている世代をターゲットとしているお店の場合、WEB広告による集客は非常に効果的です。このほかPOPや看板などのデザインにも対応。立地やお客様のターゲット層など、さまざまな観点から色味やデザインを構築していき、そのお店ならではの1枚を作り上げてくれます。 デザインセンスもさることながら、お客様が何から情報を得るのか、どんなターゲット層に届けたい情報なのかなどの研究を怠ることないのが、同事務所最大の魅力ではないでしょうか。 3.幅広いジャンルをカバー!『グルデパ』 グルデパHP:http://design.gurudepa.com/index.html 「宣伝したいけど方法に悩んでいる。」「SNSを始めたけど効果が出ない。」「何から手を付けていいか分からない。」など、宣伝をするにも何から始めて、どう運用したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、豊富な販促物をカバーしている『グルデパ』です。 名刺やショップカード、チラシやポスターはもちろん、ロゴマークやイメージキャラクターの制作、オリジナルTシャツやホームページ作成など、多種多様なジャンルを網羅しているのが同事務所の魅力。ホームページには、実際に制作した料金内訳が詳細に公開されているほか、料金プランが明示されているので安心して依頼できるのも嬉しいポイントです。さらに、前回依頼したものと同じデザインのものを依頼する場合は、2回目以降はデザイン料無料・印刷代のみで追加発注ができるようです。 多くの販促物を手掛け、これまで幅広い業種のお店の方々と仕事をしてきたことで、繁盛する飲食店と、そうでない飲食店の違いが掴めたという同事務所。イメージに留まっていた“無形”の理想を、繁盛するツールとしてデザインし“カタチ”にしてくれます。 “繁盛するデザイン”で集客アップ! デザイン事務所には豊富なノウハウと実績があるからこそ、“繁盛するデザイン”を生み出す力があります。本記事でご紹介したのは、飲食店を専門とする事務所ばかり。どのようなお客様がターゲットなのか、何を打ち出したいのか、着地点を明確にし、それに沿ったデザインをプロと一緒に作り上げていきましょう。 印刷物にせよホームページにせよ、視覚から得られる情報はお店のイメージを大きく左右します。手作り感のあるお洒落なメニューブックや名刺、チラシも味があって良いですが、ここぞというときは専門のデザイン事務所に依頼することをおすすめします。2018/07/20
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お店の未来を左右する立地判定の5つの基準とは?失敗しない開業エリアの選び方!ラーメン店がオープンしたと思えば、半年後には居酒屋になっていた。そしてまた半年後には、“テナント募集”の貼り紙が…。あなたの街にも、“どんなお店ができても、すぐにつぶれてしまう”場所はありませんか? 立地は、お店が繁盛するか、閉店に追い込まれるかを左右する鍵を握っています。どんなに美味しくて雰囲気のよいお店でも、立地が悪ければ売上にはつながりません。“ターゲット層があまり通らない場所だった”、“近くに競合店が多すぎた”。そのような失敗を避けるためには、しっかりと立地判定をおこなったうえで開業することが大切です。 第一歩は、お客様とエリアを知ること 開業してから“場所選びに失敗した”と思っても、コストや手間を考えると簡単に移転はできません。確実にターゲットに認知され、足を運んでもらうには、どのように開業エリアを決めればよいのでしょうか。これから挙げる5つの基準を参考にしてみてください。 1.人口統計データ 若い女性、一人暮らしの学生、家族連れと、お店によってターゲットはさまざま。開業エリアを決める際は、その街にターゲット層がどれくらいいるかを知ることが大切です。役所に出向いたり、人口統計サイトで検索すると、次のようなデータが得られます。 ①男女別年齢人口 男女別、かつ5歳きざみの年齢別に人口を調べたものです。対象エリアに多いのが20~24歳、次いで25~29歳だとすると、ターゲットは20代の若者となります。単身世帯が多いと考えられるため、テイクアウトの弁当店や、安くてボリュームのある食堂が成功しやすいでしょう。 ②転入・転出人口 転入・転出人口は月別に統計されており、人口が増える時期と減る時期がわかります。オープンを転入の多い時期に合わせたり、キャンペーンや新メニューを打ち出すことで、新規のお客様を多く獲得できます。 ③ひと世帯あたりの人口 人口を世帯数で割ったものです。この数字が1.7など中途半端である場合、単身世帯だけでなく、夫婦や若いカップルも多いことが予想されます。そのため、気軽に入れるレストランやカフェなどが成功しやすいでしょう。 上記のほか、駅の一日の利用客数、ひと世帯あたりの所得平均など、さまざまな統計がおこなわれています。参考にできそうなデータを選んで、立地判定に役立てましょう。 2.店前の交通量・通行量 お店の前を通る車や人の量も、売上に影響します。全国にはさまざまな種類の道路があるため、“反対車線から渡ってくる車はカウントするか”、“何時間くらい交通量をはかればよいか”といったマニュアルはありません。計測のしかたは、個人の判断にゆだねられます。営業日や営業時間に合わせてお店の前に立ち、ターゲットになりそうな車や人がどれくらい通るかを調べてみましょう。 ①交通量(車) 車での来店を見込んでいる場合は、店前の交通量を調べておきましょう。家族連れなら大きめの自家用車、サラリーマンやOLなら営業車というように、ターゲットとなる車種を決めてからカウントしましょう。 ②通行量(歩行者や自転車) 歩行者や自転車の通行量も重要です。駅や主要施設の近くでは、大きなイベントのある日や電車の発着時間の計測は避けましょう。普段の通行量をつかみにくいためです。また、悪天候の日は極端に通行量が減ることもあります。 3.周辺マーケットの状況 お客様がどのようなお店を求めているのかという“マーケット”を知ることも重要です。そのエリアで人気のお店に食べに行き、客層や価格帯を調べましょう。平日はサラリーマン、休日はカップルや学生がメインである場合、幅広い世代がくつろげるお店への需要が高いといえます。 マーケットは、そこにいる人たちや街の雰囲気によって変わります。オフィス街や大学の近くであれば、お客様は商談や勉強ができる場所を求めているかもしれません。カフェを開業する場合、コンセントやWiFiを設置すればさらなる集客が期待できるでしょう。 4.心理的な導線 大きな施設へ向かうときに、多くの人が無意識に利用する道を“導線”といいます。住宅街とショッピングモールの間、駅とオフィス街の間といった導線上にお店があれば、お客様に認知されやすくなります。 日本政策金融公庫が2013年におこなった調査によると、お客様が飲食店を知るきっかけは、次のとおりです。 1位“前を通りかかって”(38.8%) 2位“身近な人からの口コミ”(31.6%) 3位“看板や表示を見て”(21.5%) 1位と3位を合わせると、6割以上の人が導線上でお店を認知していることがわかります。 しかし、駅前の大通りなどの主要導線沿いは賃料が高いため、その周辺を選ぶケースも多いでしょう。その場合は、路地の入口に案内板を置くなど、集客のための努力が欠かせません。 5.競合店 開業エリアを選ぶ際には、近隣の競合店の調査を忘れてはなりません。グルメサイトの評価が高いお店や、近くを散策していて見つけたお店に、実際に食べに行ってみましょう。競合店の魅力的な部分がわかれば、それを上回るための対策を練ることができます。ただし、競合店を意識しすぎて、自分のお店のコンセプトを見失ってはなりません。 ここで注意したいのが、同じ業態のお店だけが競合店ではないということ。居酒屋のライバルは、居酒屋だけではありません。“今日は落ち着いたお店で飲みたい”と考えたとき、価格帯が同じであれば、お客様の選択肢にはワインバーやおでん店なども入ります。業態だけでなく、来店の目的に注目して競合店対策をおこないましょう。 立地判定をしっかりとおこない、後悔のない開業を! おいしい料理や行き届いたサービス、他店で味わえない空間は、お客様が来てはじめて意味をもつもの。だからこそ、ターゲットに認知され、足を運んでもらえる立地を選ばなければなりません。 お店を成功させるためには、ターゲットとなるお客様がそのエリアにいること、お客様のニーズとお店のコンセプトがマッチすること、競合店を知ったうえで対策がとれることが重要です。本記事で取り上げた5つの基準で立地判定をおこない、後悔のないエリア選びをおこないましょう。2018/07/19