経営支援
美容系サロン開業時に持っておきたい資格には何がある?【開業相談受付中】
女性にとって、「美」は永遠のテーマ。「たくさんの女性のハッピーをお手伝いできたら…」。そんな想いを胸に美容系サロンの開業を夢見ている方もいるでしょう。
しかし、ネイリストでもエステティシャンでも、お客さまのからだに直接施術をする仕事。知識と技術の下積みがないまま開業すると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
本記事では、美容系のお店を開くときに取得しておきたいおもな資格をサロンスタイルごとにご紹介します。
本記事でご紹介するサロンスタイルは以下の5つです。
①ヘアサロン(美容室)
②ネイルサロン
③まつ毛エクステ・まつ毛パーマサロン
④エステサロン
⑤アロマテラピーサロン
開きたいサロンにあわせた資格をとりましょう。
それぞれに、どんな資格があるでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
美容師になるために、そして自分のヘアサロンを開くために必須なのが、国家資格である美容師免許です。美容師免許を持っていると、ヘアメイクだけでなく、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどの施術も可能になります。
美容師国家試験
毎年3月と9月に筆記試験、2月と8月に実技試験がおこなわれます。試験を受けるには、厚生労働大臣が指定する美容師養成学校で学び、卒業していること(昼間課程または夜間課程なら2年以上、通信課程なら3年以上)が必須です。
★ヘアサロン開業するなら、こちらの記事もおすすめ★
サロン集客 鏡をデバイスに!ミラーロイドの仕組み・導入メリットを解説
ネイルサロンの開業には、国家資格は必要ありません。ですが、次のような資格を持っているとよいでしょう。ネイリストとして一定の技術があるという証明になり、お客さまから信頼されるサロンになれます。
JNECネイリスト技能検定試験
筆記試験と実技試験によって、「ネイリストとしての正しい知識と技術を持っているか」をテストする試験です。3級~1級に分かれていますが、3級は90%の人が合格すると言われるほど易しいです。
ただし、開業前にほかのネイルサロンで修業する場合、2級以上に合格していることが雇用条件となる場合が多いです。2級からはぐっと難易度が上がり、独学での合格は厳しくなるため、スクールを利用するのがおすすめです。
JNAジェルネイル技能検定試験
ジェルネイルの技能に特化した試験です。ネイルケアの知識や、ジェルネイルならではの施術技法を、筆記と実技の両面からテストします。
ネイリスト技能検定2級以上に合格し、その上でジェルネイル技能検定に合格しておくと安心でしょう。
まつ毛エクステやまつ毛パーマの施術時には、薬剤を使用します。そのため、美容師免許を持っていなければ施術をすることはできません。もちろん、アイリストを名乗るのもNGです。美容師免許以外に必須となる資格はありませんが、次のような民間資格を取得しておくのが一般的です。
JLAアイデザイナー技能検定試験
JLA(日本まつげエクステンション教会)がおこなう認定試験です。加盟サロンの数が非常に多いため、アイリストとして開業を目指す人にとって、もっとも実用的な資格といえます。
JEAアイリスト技能検定試験
JEA(日本アイリスト教会)がおこなう認定試験です。アイリストとして必要な「毛髪学」「衛生学」などの知識に加え、施術スキルをテストされます。
エステサロンでは、ボディエステ、フェイシャルエステ、脱毛などの施術を提供します。開業に国家資格は必要ありませんが、お店のコンセプトに応じた資格を取っておくことで、お客さまの信頼を集めやすくなります。代表的なのは、「認定エステティシャン」の資格です。
認定エステティシャン
日本エステティック協会、または日本エステティック業協会が試験をおこないます。日本エステティック協会では、基本の「認定エステティシャン」のほかに、フェイシャルまたはボディに特化したコース、難易度の高い「認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)」などのコースを用意しています。
一方、日本エステティック業協会(AEA)には、基礎資格「AEA認定エステティシャン」のほかに、上級者向けのコースやインターナショナルな活躍を目指す人向けのコースがあります。筆記試験は毎年1月と9月、実技試験は3月と11~12月ごろおこなわれます。
アロマテラピーサロンには、アロマの提案や販売がメインのサロンや、アロマを用いたボディやフェイシャルトリートメントをおこなうサロンなどがあります。
国家資格は不要ですが、アロマの種類や効能、使い方といったアロマセラピストとしての知識が求められます。次のような認定資格を取っておきましょう。
アロマテラピー検定試験
日本アロマ環境協会がおこなう基礎的な試験で、誰でも受験可能です。公式のテキストと問題集を利用し、楽しみながら勉強することができます。
筆記試験のほかにも、精油の香りをかいで種類を答える「香りテスト」があります。
アロマセラピスト学科試験
こちらも、日本アロマ環境協会による試験。アロマの基礎知識のほかにも、皮膚科学や解剖生理学、トリートメントなどの知識がテストされます。アロマを用いた実践的なスキンケアや、ボディトリートメントをおこなうサロンの開業を目指す人におすすめです。
受験料5,140円のほかに、資格登録認定料10,260円がかかります。
アロマヒーリングセラピスト認定試験
日本メディカル心理セラピー協会がおこなう試験です。アロマについての基礎知識や、アロマを用いたトリートメントやマッサージ、アロマオイルのブレンド方法などの知識をテストします。受験料は税込み10,000円、在宅で受験できます。
専門学校のほか、通信制のスクールで学習できるものも多い美容系の資格。仕事をしながら、空いた時間で試験勉強を進められるのはうれしいですね。
美容系の資格は、とても種類が多いですが、通信制のスクールであれば、複数の資格の取得も難しくありません。自分の強みを活かせる資格、開業予定のサロンに沿った資格を選んで開業準備を進めていきましょう。
★おすすめ記事★
美容サロンに取り入れたいコストのかからないプラスアルファのサービス
しかし、ネイリストでもエステティシャンでも、お客さまのからだに直接施術をする仕事。知識と技術の下積みがないまま開業すると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
本記事では、美容系のお店を開くときに取得しておきたいおもな資格をサロンスタイルごとにご紹介します。
どんなサロンを開きたい?
①ヘアサロン(美容室)
②ネイルサロン
③まつ毛エクステ・まつ毛パーマサロン
④エステサロン
⑤アロマテラピーサロン
開きたいサロンにあわせた資格をとりましょう。
それぞれに、どんな資格があるでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
①ヘアサロン(美容室)で使える資格
美容師になるために、そして自分のヘアサロンを開くために必須なのが、国家資格である美容師免許です。美容師免許を持っていると、ヘアメイクだけでなく、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどの施術も可能になります。
美容師国家試験
毎年3月と9月に筆記試験、2月と8月に実技試験がおこなわれます。試験を受けるには、厚生労働大臣が指定する美容師養成学校で学び、卒業していること(昼間課程または夜間課程なら2年以上、通信課程なら3年以上)が必須です。
★ヘアサロン開業するなら、こちらの記事もおすすめ★
サロン集客 鏡をデバイスに!ミラーロイドの仕組み・導入メリットを解説
②ネイルサロンで使える資格
ネイルサロンの開業には、国家資格は必要ありません。ですが、次のような資格を持っているとよいでしょう。ネイリストとして一定の技術があるという証明になり、お客さまから信頼されるサロンになれます。
JNECネイリスト技能検定試験
筆記試験と実技試験によって、「ネイリストとしての正しい知識と技術を持っているか」をテストする試験です。3級~1級に分かれていますが、3級は90%の人が合格すると言われるほど易しいです。
ただし、開業前にほかのネイルサロンで修業する場合、2級以上に合格していることが雇用条件となる場合が多いです。2級からはぐっと難易度が上がり、独学での合格は厳しくなるため、スクールを利用するのがおすすめです。
JNAジェルネイル技能検定試験
ジェルネイルの技能に特化した試験です。ネイルケアの知識や、ジェルネイルならではの施術技法を、筆記と実技の両面からテストします。
ネイリスト技能検定2級以上に合格し、その上でジェルネイル技能検定に合格しておくと安心でしょう。
③まつ毛エクステ・まつ毛パーマサロンで使える資格
まつ毛エクステやまつ毛パーマの施術時には、薬剤を使用します。そのため、美容師免許を持っていなければ施術をすることはできません。もちろん、アイリストを名乗るのもNGです。美容師免許以外に必須となる資格はありませんが、次のような民間資格を取得しておくのが一般的です。
JLAアイデザイナー技能検定試験
JLA(日本まつげエクステンション教会)がおこなう認定試験です。加盟サロンの数が非常に多いため、アイリストとして開業を目指す人にとって、もっとも実用的な資格といえます。
JEAアイリスト技能検定試験
JEA(日本アイリスト教会)がおこなう認定試験です。アイリストとして必要な「毛髪学」「衛生学」などの知識に加え、施術スキルをテストされます。
④エステサロンで使える資格
エステサロンでは、ボディエステ、フェイシャルエステ、脱毛などの施術を提供します。開業に国家資格は必要ありませんが、お店のコンセプトに応じた資格を取っておくことで、お客さまの信頼を集めやすくなります。代表的なのは、「認定エステティシャン」の資格です。
認定エステティシャン
日本エステティック協会、または日本エステティック業協会が試験をおこないます。日本エステティック協会では、基本の「認定エステティシャン」のほかに、フェイシャルまたはボディに特化したコース、難易度の高い「認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)」などのコースを用意しています。
一方、日本エステティック業協会(AEA)には、基礎資格「AEA認定エステティシャン」のほかに、上級者向けのコースやインターナショナルな活躍を目指す人向けのコースがあります。筆記試験は毎年1月と9月、実技試験は3月と11~12月ごろおこなわれます。
⑤アロマテラピーサロンで使える資格
アロマテラピーサロンには、アロマの提案や販売がメインのサロンや、アロマを用いたボディやフェイシャルトリートメントをおこなうサロンなどがあります。
国家資格は不要ですが、アロマの種類や効能、使い方といったアロマセラピストとしての知識が求められます。次のような認定資格を取っておきましょう。
アロマテラピー検定試験
日本アロマ環境協会がおこなう基礎的な試験で、誰でも受験可能です。公式のテキストと問題集を利用し、楽しみながら勉強することができます。
筆記試験のほかにも、精油の香りをかいで種類を答える「香りテスト」があります。
アロマセラピスト学科試験
こちらも、日本アロマ環境協会による試験。アロマの基礎知識のほかにも、皮膚科学や解剖生理学、トリートメントなどの知識がテストされます。アロマを用いた実践的なスキンケアや、ボディトリートメントをおこなうサロンの開業を目指す人におすすめです。
受験料5,140円のほかに、資格登録認定料10,260円がかかります。
アロマヒーリングセラピスト認定試験
日本メディカル心理セラピー協会がおこなう試験です。アロマについての基礎知識や、アロマを用いたトリートメントやマッサージ、アロマオイルのブレンド方法などの知識をテストします。受験料は税込み10,000円、在宅で受験できます。
店舗運営の悩みは、開店ポータルBizに無料相談!
専門学校のほか、通信制のスクールで学習できるものも多い美容系の資格。仕事をしながら、空いた時間で試験勉強を進められるのはうれしいですね。
美容系の資格は、とても種類が多いですが、通信制のスクールであれば、複数の資格の取得も難しくありません。自分の強みを活かせる資格、開業予定のサロンに沿った資格を選んで開業準備を進めていきましょう。
★おすすめ記事★
美容サロンに取り入れたいコストのかからないプラスアルファのサービス
開店ポータルBizでは、新規開業や店舗運営をまるごとサポート!税理士探しにお悩みの方、インフラ周りのコスト削減、集客・業務効率UPにご興味のある方は、お気軽にご相談ください。専任のコンシェルジュがあなたのお店にとって最適なツールやサービスを無料でご提案いたします。