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  • 冷蔵庫グリストラップ製氷機ドリンクディスペンサーのクリンネス方法を知ろう
     飲食店には飲食店ならではの特別な設備や機器が多くあります。清潔な店舗づくりのためには基本的なクリンネスの箇所である床やトイレとは別に、それらのクリンネスも重要です。一般家庭でも使われている冷蔵庫や製氷機も、家庭用と業務用ではつくりが異なり、クリンネス方法も変わってきます。そのため“正しいクリンネス方法がわからない”と頭を悩ませている経営者も多いのではないでしょうか。そんな経営者のみなさまに、本記事では飲食店ならではの設備についてのクリンネス方法をお伝えしていきます。 飲店ならではの主な4つの設備  ここでご説明するのは、ほとんどの飲食店に設置されているグリストラップや冷蔵庫・冷凍庫、製氷機、ドリンクディスペンサーといった設備のクリンネス方法です。  お店の構造にもよりますが、お客様の目に入る機会はほとんどないでしょう。だからと言ってクリンネスを怠ってしまうと菌が繁殖し最悪の場合は食中毒を引き起こす事態にもなりかねません。衛生面が重要視される飲食店において、バックヤードにある設備も清潔に保っておく必要があります。 1.グリストラップ  正式名称を油水分離阻集器と言い、シンクに流した油や汚水が下水道にそのまま流れないようせきとめる役割を持っています。 ■クリンネスに使用する道具■ ・ゴミ袋 ・ブラシ ・油吸着シート ・アルコール ・グリストラップ専用洗剤 ・ゴム手袋  グリストラップ内には鋭利な箇所があり、また、油や細菌で不衛生です。怪我や菌感染防止のためにゴム手袋を装着して取り組んでください。プレパイ工業株式会社  グリース阻集器ステンレス側溝流入地中埋没型 HP:http://www.purepai.co.jp/guri.html    中は3つの部屋にわかれており、左端の部屋にはバスケットが設置されています。ここには残飯などのカスが溜まるので、毎日取り出して中身を捨ててください。網目に詰まったカスはブラシを使うと取りやすいです。また、バスケット自体も清潔に保つため、アルコールを吹きかけて、カスを取りながら本体も磨いておきましょう。  真ん中の部屋はシンクから流れてきた油が浮いている状態なので、これを全てすくいとります。そのままだと取りづらいので、専用の吸着シートで油を吸い込ませると簡単です。シートが無ければ、氷を入れて固めるのも取りやすくする方法の一つです。底には、バスケットでとりきれなかった沈殿物が溜まっています。油を取り終えたらあわせてすくいとっていきましょう。  右端の部屋にある“トラップ管”は、前2つの部屋で取りきれなかったカスや油をひっかける役割なので、細かいゴミが溜まります。トラップ管の大きさにあわせたブラシを差し込んでこすり落としましょう。  どれだけ油を使うかでグリストラップの汚れ具合は変わってきます。基本的には週1回程度のクリンネスで大丈夫ですが、多く油を使ったり臭いが気になるようであれば都度行うと良いでしょう。洗剤や油吸着シート、沈殿物をすくう機具は、グリストラップ専用のものもあるので、チェックしてみてください。 2.冷蔵庫・冷凍庫  汚れを放置してしまうと冷却機能が低下する恐れがあるため、冷蔵庫や冷凍庫のクリンネスも重要です。 ■クリンネスに使用する道具■ ・たわし ・スポンジ ・アルコール ・柔らかい素材のふきん ・中性洗剤  まずはアルコールと柔らかい素材のふきんを使って冷蔵庫・冷凍庫の内外部を拭いていきます。食材を管理している場所なので、アルコールで落とせない頑固な汚れには中性洗剤など刺激の弱いものを使用してください。傷がつくとサビの原因となるのでふきんは柔らかい布のものを選びましょう。取っ手は多くの人が必ず触れるところなので、こまめに拭くと良いでしょう。  内部を拭く時には、扉ついているゴム部分・パッキンも忘れずに。汚れやカビによって破損してしまうと、扉が密閉されなくなります。内外部と同様にアルコールと水拭きで汚れを落としましょう。溶性洗剤は破損の原因となるので、使用は避けてください。長期間の使用による劣化も故障の原因なので、クリンネス時にはパッキンに異常がないかチェックしながら行うと良いです。  冷凍庫内にもし霜がついていたら、それもまた冷却機能低下の原因となります。内部を傷つけないように注意しながら氷用のスコップなどで削り落としておきましょう。  機械室パネルを開けるとコンデンサーと呼ばれる装置があり、フィルターがついています。そこにほこりがたまると冷蔵・冷凍機能の低下に繋がります。週に1回程度はフィルターを取り外して、ほこりがなくなるまで水とたわしでこすり洗いをしましょう。しっかりと乾燥させてからコンデンサーに戻すことが大切です。濡れていると故障の原因になります。  冷蔵庫や冷凍庫のクリンネスは、拭く作業がメインとなるので、あまり手間にならず、取り組みやすい箇所です。フィルター以外はできるだけ毎日行うと、カビや菌の発生を防いでより清潔に保ちやすくなります。 3.製氷機  製氷機が正常に作動しないといびつな形で不透明な氷に仕上がってしまいます。一週間に一度のペースでクリンネスを行いましょう。 ■クリンネスに使用する道具■ ・乾拭き用のふきん ・たわしやスポンジ ・ブラシ ・アルコール ・逆性石けん  製氷機にもフィルターがあります。冷蔵庫・冷凍庫の時と同様に、たわしやスポンジと水でこすり洗いをしましょう。また、外部も冷蔵庫・冷凍庫と同様の方法で拭いてください。  内部を掃除するときには、中の氷を全て取り出して空にします。逆性石けんと清潔なふきんやスポンジで洗っていきます。最後は洗剤が残らないようによく水で洗い流してください。その際には、水がちゃんと流れるかどうか排水口をチェックしておきましょう。カビが繁殖しやすい箇所であり、詰まると製氷機内に水が溜まってしまいます。流れが悪ければ細めのブラシを使って排水口内部の汚れを落としてください。 4.ドリンクディスペンサー  ドリンクディスペンサーの種類によりやり方が異なりますが、クリンネスは、基本的に営業後毎日行う必要があります。メニューにドリンクバーを扱っている飲食店なら、多くの人が使う分、特に汚れやすい箇所です。そのため、営業中にもアルコールとふきんで本体や注ぎ口を拭いたり、受け皿に溜まったドリンクを捨てるなどのこまめなクリンネスが必要となります。 ■クリンネスに使用する道具■ ・乾拭き用のふきん ・スポンジ ・アルコール ・中性洗剤  営業後、ノズルや受け皿、ドリンクが入っている容器など取り外せる部品を全て外し、中性洗剤とスポンジを使って一つひとつの部品を洗っていきます。部品には繊細なものや細かいものがあるので、壊したり失くしたりしないよう丁寧に扱いましょう。ディスペンサーによっては“リンス”という機能が備わっており、ボタンを押すだけで内部の洗浄を行うこともできます。 一人ひとりの意識と全員の協力  本記事では、飲食店ならではの設備、グリストラップ、冷蔵庫・冷凍庫、製氷機、ドリンクディスペンサーについてのクリンネス方法をお伝えしてきました。どの設備も、メーカーによってクリンネス方法が異なることがあるので、取扱説明書を確認したうえで本記事を参考にしてください。  業務用設備のクリンネスと聞くと、大がかりなものを想像して後回しにしがちかもしれません。ひどい汚れや、箇所によっては少々大変な場合もありますが、どれも拭き掃除や洗浄といった基本の作業ばかりなので、アイドルタイムや営業後の時間を利用すれば簡単に行えます。それでも、どうしても行えない場合は、コストがかかってしまいますが専門の清掃業者に頼むのも一つの手段です。従業員全員で協力しあい、清潔な店舗づくりをしていきましょう。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/21
  • 折込チラシはもう古い!?宣伝効果絶大!折込チラシのメリットとは?
     数ある広告手法の中の一つ、“折込チラシ”。新聞を取っている家庭では、昔から馴染みのある身近な広告ですよね。しかし、インターネットから情報を得ることが主流になった今では、その効果に疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。それでも、折込チラシがなくならないのは、その地域性や特性が広告手法として活き続けているからです。まだまだ宣伝効果は高いと言えるでしょう。  本記事では、折込チラシのメリットについてご紹介します。 折込チラシのメリット  “折込チラシ”は、家庭に配達される新聞に折り込まれている広告のことです。新聞販売店や新聞折込会社に依頼をすることで新聞にチラシを折り込んでもらえます。その際に、新聞社や地域、日付などを指定できるため、新規開店の日程に合わせた広告や地元の方に向けての広告など、的を絞った情報発信ができる手法になります。さまざまなメリットについて詳しく見ていきましょう。   1.特定の地域へ効率よく販促ができる  折込チラシの最大のメリットと言えるのが、ターゲット地域に向けて情報を効率よく発信できる点です。飲食店の経営者にとっては、近隣に住まわれているお客様こそ、一番に獲得したいものです。「近所だから分かるだろう。」とアプローチを怠ってはいけません。近所でも新店オープンに気付かない方もいます。チラシには、店舗の地図を載せることを忘れないでください。近隣住民の方へ、効率よく情報発信を行い常連さんの獲得を目指しましょう。   2.新規顧客を獲得できる  近年はインターネットの普及で、必要な情報は検索をすればすぐに手に入れることができるようになりました。自身で検索をするということは、既にある程度興味を持っている方ということになります。一方で折込チラシは、毎日目にする新聞と共に、日常の中で目に入ってくるというメリットがあります。つまり、今までとは違った層のお客様を獲得するチャンスが広がります。 3.信用度が高い  折込チラシは、社会的な信用度が高い新聞と一緒に配達されます。そのため、読者にとって手に取りやすく、信用性の高い情報としてインプットされるでしょう。実際に、広告内容が適正かどうか、新聞販売店独自の基準でチェックが入ります。基準は取り扱う販売店により異なりますが、一定の基準をクリアしているという安心感と共に、情報をお届けすることができます。   4.保存ができる  手軽に保存ができる点もメリットです。気になった広告を冷蔵庫に貼っておいたり、折りたたんで手帳に挟んだりすることもできます。常に目に付く場所に保存しておけるので、開店日やセールの日付、クーポンの期限などを手軽にチェックすることもできますね。そういったクーポンをチラシに載せるなど、紙面の利用法や見せ方も工夫すると、よりお客様の目に留まりやすくなるでしょう。 5.消費行動に繋がりやすい  折込チラシは、配達日を指定し、一気に各家庭へ情報を届けることができます。その為、開店日やセールなどのイベント直前に配布することで、お客様の消費行動に繋がりやすくなります。狙ったタイミングで効率良く集客ができるツールなのです。また、折込チラシは自宅に直接届けられます。手元にチラシがあることで、じっくり検討することもでき、家庭で話題にしやすい環境が生まれます。ファミリー層をターゲットとした飲食店にとっては、より効果的と言えるでしょう。   6.予算に合わせた宣伝ができる  配達地域や部数を指定できるため、予算に合わせた無理のない宣伝ができます。自店では、どのような層や生活圏の方をターゲットとするかをあらかじめ整理し、配布エリアの特性や住民層をしっかり把握してから戦略的な配布を行うことが望ましいです。特に生活の導線はとても重要です。ターゲットが、若いファミリー層であれば小学校の近隣住宅へ配布、高齢者層であれば商店街の近くや戸建てが密集している地域への配布など、予算に合わせた絞り込みができます。   7.低コスト  折込チラシは、ポスティングに比べて低予算になります。印刷代と折込代を併せて、1枚約5円ほどに抑えられるものもあります。ポスティングも特定の地域に向けての販促ができるので有効な手段ですが、折込チラシの場合は、低コストでより多くの家庭に配布ができます。 折込チラシを導入し新規顧客獲得へ  「新規のお客様になかなか繋がらない。」「もっとご年配の方にも来て欲しい。」といった悩みをお持ちのお店に、折込チラシは非常に効果的です。また、新規開店の際には開店日に合わせた戦略的な配布が可能です。  SNSが流行しているいま、昔ながらの広告手法といって選択肢から外していませんか?  今までとは違った層へのアプローチもできる折込チラシで、新規顧客の開拓、集客アップを目指しましょう。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/20
  • 【飲食店の受動喫煙対策】適切な分煙環境の作り方を知ろう
     飲食店にとって、避けて通れない課題のひとつに受動喫煙対策が挙げられます。全面禁煙店舗も増えている一方、居酒屋やカフェなどでは、多くのお店が分煙のスタイルを取り入れています。分煙環境はお客さまがお店を選ぶ際の基準にもなり満足度にもかかわってくるため、しっかりとした対策が必要です。  分煙には、店舗規模やコストによってもさまざまな方法があります。すでに店舗をお持ちの方も、これから開店準備を進める方も、今求められている受動喫煙対策を見直してみましょう。本記事では、どのような分煙環境が望ましいか、その作り方を取り上げていきます。 オリンピック開催に向けた禁煙化の動き   目前に迫っている、2020年開催の東京オリンピック。国際オリンピック委員会や世界保健機関はタバコのないオリンピックを目指しており、これまでも開催地では、公共施設や飲食店での屋内禁煙を実施し、法律や条例を定めてきました。  日本でも受動喫煙対策法案が国会で議論されており、2020年4月の全面施行を目指しています。どのような規制となるのか、飲食店にとっては大きな問題です。今から正しい分煙の知識を持ち、対策を進めていきましょう。 分煙の基礎知識   さまざまな分煙方法をご紹介する前に、知っておきたい分煙の基礎から見ていきましょう。  タバコの煙や臭いは、壁や天井の換気扇で排気だけをおこなっても換気はできません。必ず、給気口を設置し空気を取り入れ、排気口へ流すという一方向の空気の流れが必要です。せっかく喫煙スペースと、非喫煙スペースを分けたとしても、適切な換気をおこなわなければタバコの煙や臭いが漏れてしまうことになりかねません。  また、タバコの煙は上昇しながら拡散する性質をもっており、壁や天井、テーブルなどの物体の表面を、伝っていきます。店舗の構造をしっかり把握し、その環境を利用しながら、適切な分煙をおこなうことが重要です。 日本たばこ産業株式会社HP:https://www.jti.co.jp/tobacco/bunen/knowledge/about/index.html 分煙方法 ①時間帯で分ける   ランチタイムやディナータイムなどによって、喫煙と非喫煙の時間を分ける方法です。小規模の個人店やバーなど、夜の時間にお酒を提供する場合によくこの方法を採用しています。メリットとしては、コストがかからずに必要最低限の対策ができる点です。一方、時間帯で句切るとはいえ、同じ空間で喫煙することになるので、天井や壁などに臭いや汚れが付いてしまうというデメリットもあります。時間帯分煙を取り入れる際にはしっかりと換気をおこない、臭いや汚れへの配慮を怠らないようにしましょう。   ②屋外に喫煙スペースを設ける   店舗の外に灰皿を設置するなどし、喫煙スペースを屋外に設ける方法です。店内のスペースが狭く、屋内に喫煙スペースを設けられない場合に有効です。費用もかからず手軽にできるので、導入がしやすいでしょう。気を付けたいのは、近隣の方や通行人の迷惑にならないようにすることです。きちんと環境を整える必要がありますね。 ③エリアで分ける  ホール内に、喫煙スペースと非喫煙スペースを設けて区切る方法です。カフェやファミリーレストランでよく見かけますね。分け方は喫煙スペース付近にその旨の掲示をする方法と、物理的に壁で区切る方法とがあります。後者の場合、個室になるので新たに工事が必要となりますが、個室化することで高い分煙効果が期待でき、双方のお客様満足度も高まること間違いありません。その際には、個室内の環境も整える必要があります。煙や臭いがこもらないよう、換気設備を導入しましょう。  また、個室を設けるための広さや資金がない場合は、パーテーションや観葉植物を設置して分けることもできます。ただし、完全に仕切られているわけではないので注意が必要です。喫煙スペースから非喫煙スペースへ煙や臭いが漏れていかないよう、喫煙スペースには“局所排気設備”の設置をおすすめします。タバコの煙が上昇、拡散する前に排気することがポイントです。 ④フロアごとに分ける   喫煙スペースと非喫煙スペースを、各フロアで分ける方法です。タバコの煙は上へ流れていくという性質を踏まえて、上層階を喫煙フロアにすると、より分煙効果が高まります。また、お客様がそれぞれのフロアだけで過ごせるよう、フロアごとにお手洗いを設置する配慮があるとなお良いでしょう。カフェやファストフード店に多く見られる分煙方法です。お客様が安心して長居できるよう、フロアごとに快適な環境を整えましょう。 日本たばこ産業株式会社HP: https://www.jti.co.jp/tobacco/bunen/knowledge/about/index.html 助成金制度を上手く活用しよう!   いざ分煙環境を整えようと動き出したとき、かかる費用に頭を抱えることも多いと思います。そんな時は、分煙対策を進める企業が利用できる助成金や補助金を活用しましょう。   ■受動喫煙防止対策助成金制度(厚生労働省) 概要: 受動喫煙防止対策を推進することを目的として、中小企業主が喫煙室の設置等をする取組みに対して助成するもの。 対象: 労働者災害補償保険の適用事業主であって、中小企業事業主(※)であること。 ※飲食店の場合、常時雇用する労働者数は50人以下、資本金は5,000万円以下 内容: 助成率・助成額は、費用の1/2(上限100万円) ※飲食店の場合は2/3    「受動喫煙防止対策助成金制度」は、喫煙室の設置などにかかる工費、設備費、備品費などが助成対象になります。喫煙室設置の際の細かい要件もあるので、きちんと確認してから申請をするようにしましょう。  ほかにも、東京都産業労働局による飲食店と宿泊施設を対象とした分煙環境整備補助金制度などもあります。こちらは2018年度の受付はまだ始まっておりません。こういった、助成金や補助金の情報にも敏感に反応できるようにしておきましょう。   「店で使える助成金・補助金について知りたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 快適な分煙環境で繁盛店へ  分煙方法は、店舗の広さや構造、コストなどによってさまざまです。自店にあった分煙方法を取り入れることで、非喫煙者はもちろん、最近ではすっかり肩身が狭くなっている喫煙者も周りに気を遣わずに来店でき、お客さま満足度の高い店づくりを実現できます。お客さまが気持ちよく過ごせる環境あってこその繁盛店。分煙の正しい知識を持って、快適な分煙環境づくりを目指しましょう。 【記事】飲食店に求められる喫煙・禁煙・分煙への対応「受動喫煙防止対策」で店は何をすべき? 【記事】禁煙すべき?料理人がタバコを吸わない方が良い3つの理由  開店ポータルBizでは、分煙設備設置に関するご相談のほか、インフラ周りのコスト削減、集客のご相談を無料で承っております。お気軽に下記フォームよりご連絡ください!
    開店ポータル編集部
    2018/05/17
  • 飲食店開業|調理機器「リース契約」ってどんな契約?
     調理をするうえで必要なガスコンロや冷蔵庫、オーブンなどの設備。オープン時に全ての機器を買い揃えようと思うと初期費用の負担額がとても大きくなってしまいます。そんな時に助けとなってくれるのがリース契約です。リース会社に代理で購入してもらい、そこから借りることで、初期段階の出費を大幅に抑えることができます。本記事ではリース契約についてご説明していきます。 【飲食店開業】リース契約には2種類ある  リース契約には、オペレーティングリースとファイナンスリースの2種類があります。 ①オペレーティングリースとは  オペレーティングリースの場合は、契約期間が満了してリース料を払いきってもリース品は自分の物にならず、所有者であるリース会社に返却しなければなりません。  もし引き続き使用したい場合は契約延長となり再リースをすることになります。再リースをおこなう場合は、リース品の購入額よりもリース料は安く済みます。  オペレーティングリースの場合、故障などの際にかかる費用は、すべて貸主であるリース会社が負担することになります。また、資産として計上する必要もありません。 ②ファイナンスリースとは  ファイナンスリースは拘束の強い契約となっており、契約期間の設定や途中解約をすることができません。また、リース品の購入額を全額負担する義務があります。  メリットとしては、契約満了後、リース品によっては店舗の所有物にすることが可能です。所有権を移転できるかどうかで、契約は所有権移転ファイナンスリースと所有権移転外ファイナンスリースの2つに分かれます。 【飲食店開業】リース契約のメリット ①初期投資を大幅に削減できる  初期投資に費用がかけられない場合、その費用を抑えることができます。冷蔵庫や製氷機、オーブンなどの厨房設備は、購入すると一度にまとまったお金がなくなってしまいます。リースをすると、月々わずかな支払でそれらの設備が利用できます。 ②節税できる  オペレーティングリースの場合、所有者はリース会社となるため、固定資産税などの税金が発生しません。さらに、月々の支払いは経費として落とすこともできます。 【飲食店経営】リース契約のデメリット ①総支払額が購入時より高くなる  月々の支払いで初期投資費用を大幅に削減できる分、毎月の支払いには、リース会社の手数料が入っているため、総額は購入するよりも高くなってしまいます。 ②途中解約ができない  リース契約は6年で結ばれることが一般的です。そのため、1~2年で閉店した場合も、残額を支払わなければなりません。 【関連】飲食店開業|厨房機器「業務用冷蔵庫」の選び方と種類について 【飲食店開業】リース品利用までの流れとは?  機器を購入するリース会社としては、毎月滞らずに支払いをしてもらえるかどうかが契約締結の肝となります。そのため契約時には審査があり、財務諸表や会社経歴書などの書類提出が必要です。ここで支払い能力があると信用してもらえれば、無事契約を結ぶことができます。  ▼リースの流れ▼ ①リースをしたい機器の選定 ↓ ②リース会社に機器購入を依頼・見積もりをもらう ↓ ③リース会社に申込み後、審査・締結 ↓ ④リース会社がメーカーから購入 ↓ ⑤月々リース会社にリース料を支払い、機器を利用 【関連】飲食店|製氷機の選び方 サイズや種類は「席数」で決めよう! 厨房機器のリースでお悩みの方は、お気軽にご相談ください  リース品を利用すると節税や初期費用を抑えられるなどの効果があり、一見メリットばかりのように思えます。しかし、支払総額は購入するよりも高くなってしまうなどのデメリットもしっかりと頭にいれておきましょう。  一言でリースといっても、オペレーティングリース、所有権移転ファイナンスリース、所有権移転外ファイナンスリースなどさまざまな契約があります。契約内容をしっかりと確認し、店舗経営をおこなっていきましょう。    開店ポータルBizでは、お店のサイズや予算にあった業務用製氷機、厨房機器をご提案いたします。相見積もりもおまかせください!まずはお気軽に下記フォームよりご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2018/05/17
  • 飲食店が Facebookを続けるべき3つの理由とは?
     近年、スマートフォンの普及に併せて多くの飲食店がSNS(Social Networking Service)を利用した集客をおこなっています。LINEやTwitterなどが集客ツールとしてメジャーとなっている一方で、このままFacebookを続けるべきかどうか、悩んでいるオーナーも多いのではないでしょうか。さまざまなSNSがありますが、Facebookには、Facebookならではの集客力があります。 飲食店にFacebookが必要な理由とは 開店ポータル Facebookページ:https://www.facebook.com/kaitenportal/  近年、FacebookやLINE、TwitterなどのSNS利用者は、スマートフォンの普及とともに増加しています。なかでも、もっとも利用者が多いとされているSNSはLINEです。次にTwitter、Facebookと続いています。  利用者数の多いLINEは、お店に置かれたQRコードを読み取り、“お友だち登録”をしてもらうことが前提となるため、リピーターの確保に有効な手段といえます。また、Twitterは、拡散の速さが期待できるのが特徴です。では、Facebookはどうでしょうか。実は、飲食店の集客を目的とする場合には、Facebookが向いているのです。その理由は以下の3つになります。 1.実名登録の利用者が多い  Facebookは基本的に実名登録です。SNS上の関係というよりは、実際の友達や仕事関係、ある程度の面識がある人が繋がっています。そのため、投稿された情報の信頼度が高いのです。Facebook の利用者の大多数は、30代から40代以上。この年代をターゲットとした飲食店は、言うまでもなく今後も続けていくべきでしょう。 2.Web検索で上位に表示されやすい  他のSNSにくらべても掲載できる情報量が多く、Web検索で上位に表示されやすいという魅力があります。Facebookを利用して、googleやYahooなどの検索順位を上げる対策“Facebook SEO”が可能です。 3.ホームページの代わりになる  ホームページがない場合、Facebookページはホームページの代わりになります。さらに、顧客と個別にやり取りができるメッセンジャーアプリを使った無料通話機能や、予約・問い合わせができるコールトゥアクション機能が付いているため、商用利用に適しています。  コールトゥアクション機能は、Facebookのカバー画面に設置されているボタンのことで、“予約する”“お問い合わせ”“動画を見る”などの項目があります。飲食店の場合は“予約する”を選択し、予約用のウェブサイトを入力しておくことで、顧客がスムーズに予約できる動線をつくることができます。他にも、YouTubeライブのように生配信できる機能や、Instagram、Twitter、ブログとの連携も可能です。お客さまの来店を知らせるチェックイン機能やキャンペーン機能も利用しましょう。 Facebookを使った成功事例はあるの?  Facebookは、実名投稿による信頼度が高いことやホームページ代わりに使えるという魅力があることは、何となく分かったものの、Facebookを開設しても特に変化はなく、もう閉鎖してもよいのではないかと考えている人もいるかもしれません。  Facebookによる効果を実感できていないのは、残念ながらただ開設しただけで終わっているから。Facebookをはじめたつもりでも、実はまだ何もはじまっていない可能性があります。実際に、Facebookを上手に活用している事例を紹介します。   ■FaceBookの活用事例■ CHEESE STAND  できたてのチーズが味わえるお店としてメディアなどで話題のCHEESE STANDもFacebookを活用しています。これから発売予定のメニューの予告やオンラインショップの案内などをFacebookで行っているようです。また、メニューの案内だけでなく、店で使われている食材の紹介や看板犬、店の様子が分かる写真とコメントを随時掲載。ただ料理を提供するだけではなく、様々な繋がりや背景をFacebookで見せています。 CHEESE STAND Facebook:https://www.facebook.com/CHEESESTAND/ キルフェボン  Twitterには文字数制限がありますが、Facebookには文字数の制限がありません。そのため、画像と組み合わせて、食材の説明やメニューを詳しく説明できます。また、限定販売の案内などのお知らせにも適しています。例えば、女性に人気が高いスイーツを販売しているキルフェボンでは、美味しそうなメニューの画像と併せて、そのメニューについての詳しい説明を記載しています。文章の最後に、ホームページのURLを記載しているの点もポイントです。 キルフェボン Facebook:https://www.facebook.com/quil.fait.bon.official/   Facebookを続ける上でのポイントは?  Facebookページでは、店舗の住所や営業時間などの店舗情報を詳しく掲載できます。この情報はなるべく丁寧に記載しましょう。ランチやディナーの情報やテイクアウトなどのサービス、最寄りの公共機関、駐車場の有無、支払方法、メニューなども掲載しましょう。店舗情報について、Facebookを見ればすべて分かるようにしておくことがポイントです。  ご紹介したように、FacebookでFacebookページを作成し、宣伝に利用することは有効な販促手段です。しかし、あくまでもFacebookはSNS。コミュニケーションの場であることを忘れないようにしたいものです。コメントがあった場合は、必ず返信。シェアをしてくれたら、お礼のメッセージを送ると良いでしょう。また、言うまでもなく更新は定期的に行うことが大切です。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/16
  • 個人事業主が知っておくべき【白色申告】と【青色申告】 その違いとは?
     会社が年末調整をおこなってくれるサラリーマンと違い、個人事業主は、自分で確定申告をしなければなりません。個人事業主の確定申告には“青色申告”と“白色申告”の2種類がありますが “どちらを選べばいいの?”、“そもそも、どういった違いがあるの?”と、疑問に思っている方も多いでしょう。本記事では、青色申告と白色申告の違いや、それぞれの特徴についてご説明します。 1.白色申告とは?  白色申告は、“開業したばかりで、節税するほど所得が高くない”という場合や、会計に詳しくない方に適した確定申告です。実は白色申告というものはなく、青色申告の必要資格を満たさない場合に“青色申告以外の方法で行う申告”を、“白色申告”と表現しているのです。すなわち、青色申告の手続きを行わない場合は、自動的に白色申告を行うことになります。  白色申告のメリットは、誰でも記入できるフォーマットを使って単式簿記で記帳するため、会計業務が簡単なことです。 たとえば、 5月1日、食材代5,000円を現金で支払った →「5月1日 食材代5,000円」を支出の欄に記入 5月3日、現金で15,000円の売上があった →「5月3日 現金15,000円」を収入の欄に記入  このように、収入は収入、支出は支出で取引がまとまるので、総収入額から総支出額を差し引けば、所得額が分かります。確定申告時に提出する書類が少なく、手続きが簡単なのもメリットといえるでしょう。 2.青色申告とは?  一方、青色申告は、一定以上の事業収入がある方に適した確定申告です。申請書を提出して税務署の承認を受ける、帳簿の記入は複式簿記で行うなどの条件をクリアすると、青色申告が行えます。最大のメリットは、総収入額から65万円(単式簿記の場合には10万円)を差し引く特別控除があり、大幅な節税ができるという点です。  それでは実際に、【年間収入500万、必要経費150万、各種控除額35万】として、白色申告の場合と青色申告の場合に分けて所得税額を計算してみましょう。  確定申告の際に必要となる所得税額は、以下の式で求めます。 年間収入―必要経費―各種控除額=課税対象所得額 課税対象所得額×税率―課税控除額=所得税額  ※税率と課税控除額は、課税対象所得額によって異なります。 白色申告の場合 500万―150万―35万=課税対象所得額315万円 315万×10%―97,500=所得税額217,500円 青色申告の場合 500万―150万―35万―控除65万=課税対象所得額250万円 250万×10%―97,500=所得税額152,500円  このケースを見ると、白色申告に比べ、65,000円の節税が可能になります。  青色申告が持つ節税効果は、上記だけにとどまりません。特別控除以外にも、以下のような特典が用意されています。 ①家族の給与を経費として計上  家族経営のお店の場合、従業員の給与(配偶者なら86万円まで、その他親族なら1人あたり50万まで)を経費とし、所得額から差し引くことができます。 ②赤字の3年間繰り越し  赤字による損失額分を、翌年から3年間繰り越して控除できます。また、前年も青色申告をおこなっていれば、赤字損失額を前年の所得金額に繰り戻して控除し、前年の所得税額の還付を受けることも可能です。 ③減価償却費の一括計上  通常では何年かに分けて償却する経費を、購入時の経費として300万円まで一括計上することができます。  ※一つひとつが10万円以上、30万円未満の固定資産に限る ④貸倒引当金の利用  取引先の倒産などで売掛金が回収できなくなるリスクを想定し、用意しておくお金が貸倒引当金です。青色申告では、この貸倒引当金のうち5.5%を経費として計上できます。 良いことづくめの青色申告。でもちょっと待って!  どちらかといえば、“節税効果があって良いことばかりだし、青色申告にしよう”と考える方が多いのではないでしょうか。ですが、安易に青色申告を選ぶのは適切ではありません。先ほど白色申告で提示した取引を、複式簿記に直してみましょう。 5月1日、食材代5,000円を現金で支払った →「5月1日 食材代5,000円 現金5,000円」と記入 5月3日、現金で15,000の売上(収入)があった →「5月3日 現金15,000円 売上15,000円」と記入  青色申告では、“現金”、“仕入”、“売上”、“買掛金”、“通信費”など細分化された勘定項目を仕訳する複式簿記で記帳しなければならないだけでなく、損益計算書や貸借対照表も作成しなければなりません。そのため、会計の専門知識がない方にとっては、骨の折れるものとなります。 あなたに最適な確定申告を選ぼう  白色申告から青色申告への切り替えを考える場合、申告書を提出する前年の3月15日迄に、所轄の税務署に“青色申告の承認申請書”を提出することで変更ができます。  専門知識がなければ、記帳が難しい青色申告。税理士に依頼する手段もありますが、その場合は、その分のコストがかかるというデメリットをおさえておかなければなりません。とはいえ、初心者でも気軽に使える会計ソフトもあります。会計ソフトについては、会計帳簿にお悩みの方必見!個人経営の飲食店にFreeeを勧める5つの理由をチェックしてみてください。   “白色申告”と“青色申告”、それぞれの特徴をしっかりと確認し、あなたにあったものを選びましょう。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/15
  • 飲食店経営に特化したPOSレジ導入でレジ業務を効率化しよう
     飲食店に限らず、お店を経営するのなら必ず用意しておかなければならないレジ。会計や売上金を管理しておくためには、欠かせないものです。近年はデザインや機能、サービス内容などが多様化し、導入しているレジによっても、注文や会計の方法が異なってきます。  現在、注目されているレジシステムにPOSレジと呼ばれるものがあります。販売データをリアルタイムで確認・管理でき、業務効率をあげられる画期的なレジシステムです。本記事ではそんなPOSレジについて、導入のメリットやおすすめのサービスも含めてご説明していきます。 POSレジとはどんなレジ?  POSレジのPOSとはPoint Of Salesの頭文字をとったもので、販売時点情報管理という意味。販売情報のデータを集計・管理することが可能で、リアルタイムで売り上げ状況を確認できます。そのPOSシステムが備わったレジがPOSレジです。  ネットワーク環境が整っていれば、機器を揃えるだけで取り入れられるため導入は簡単。従来のものよりも作業負担が減り、業務効率の改善やミス防止などさまざまなメリットをもたらします。 POSレジ導入によるメリットとは?  それでは、POSレジを導入することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。 ①販売データの管理が簡単になる  販売時点情報管理の意味通り、販売がおこなわれたのと同時にレジに情報が反映されます。反映後は営業中でもリアルタイムで確認することができるので、一日の目標売上や販売数までの数値が明確になります。具体的な指標があれば、目標達成に向けて従業員のモチベーションアップにも繋がります。  人気メニューや注文があまり出ないもの、さらには“どの時間帯に、どれだけ、何と一緒に注文されているのか”など販売内容の詳細を分析すれば、新メニューの考案や見直しに役立てることができます。 ②複数データの一元管理が可能になる  POSレジ同士を連携させることで、複数のデータをまとめて管理できるようになります。多店舗展開をしている場合は、オーナーが全店舗の様子を把握することが難しくなり、現場の成功例や問題点が不明確になってしまうことも。売り上げや入客数、客単価などをまとめて確認できれば、手間が省けるだけでなく店舗ごとの状況も把握できます。繁盛店の情報を全体に共有し、経営に役立てることができます。 ③ミス軽減  初期段階でレジにメニューを登録しておけば、金額の打ち込みが不要になります。それぞれの値段を覚えていなくてもレジ業務にあたれるため、新人にもレジを任せやすくなります。その結果、スムーズに会計が終えられるため、レジの混雑も緩和され、お客様の満足度向上にも繋がります。 ④不正を防止できる  多くのオーナーを悩ませる“レジ不正”。POSレジには「いつ」「誰が」「どのような」操作をしたのか使用履歴を確認することができるので、不正を未然に防ぐ効果があります。 ★おすすめ記事:売上UPを叶えたい方必見★ 「売上UP」は業務効率化・コスト削減・集客に力をいれて叶えるもの blayn(ブレイン)レジの魅力  導入を決めても、どれにしようか迷ってしまうほどPOSレジにはさまざまな種類があります。  飲食店経営者に最もおすすめなのは、blaynレジです。  blaynレジは、ブレイン株式会社が提供する飲食店専用のPOSレジです。飲食店で使うことを前提に考えてつくられているため、機能は役立つものばかり。  月額料金無料のプランを用意しているので月々のコストが気になる方でも気軽に利用できます。  また、ハンディとして使用できるスマートフォンがセットになっている有料プランもあります。  POSレジとあわせてハンディを利用したい場合にはおすすめです。  ハンディを利用したい場合は、専用アプリをお手持ちのiPhoneまたはiPodにインストールするだけ。コストをぐっと抑えられるのもうれしいポイントです。   ★おすすめ記事:POSレジとあわせて導入したい自動釣銭機★ 自動釣銭機&POSレジの導入で飲食店が月25万の人件費を削減する方法。 レジ1つで変わる店舗環境  手間が減って作業が簡単になれば、オーナー自身も従業員にとっても働きやすい職場に変わります。結果的に回転率が上がり、売上アップも期待できるでしょう。  ニーズをとらえたメニュー提供やスムーズな接客は、お客さま満足度向上にもつながります。つまり、業務効率を上げることは店舗側だけでなくお客さまにとって快適な環境をつくることにも繋がるのです。経営に新たな風を吹き込んでくれるPOSレジ。ぜひ、導入を検討してみてください。  開店ポータルBizでは、blayn(ブレイン)レジについてのご相談を無料で承っております。料金などの詳細が気になる方は、お気軽に下記問い合わせフォームより資料請求・ご連絡くださいませ。
    開店ポータル編集部
    2018/05/15
  • 業務効率がアップするオーダーエントリーシステム“ハンディ”とは?
     ランチタイムやディナータイム、休日など多くのお客様で賑わう飲食店。ピーク時にはオーダーひとつをとるにしても、できるだけ時間をかけずスムーズにおこないたいものですよね。  現在、多くの飲食店では、オーダー業務を効率化させるためのオーダーエントリーシステムが取り入れられています。本記事では、飲食店を経営するうえで導入しておきたいシステムのひとつハンディについてご説明します。 “ハンディ”っていったいなに?  ハンディとはハンディターミナルの略で、飲食店でオーダーをとる際に使用する機器をさします。目にしたことがある方も多いでしょう。実はこの機器、オーダーをとることだけが全てではありません。POSレジやプリンターなどを連動させることで、厨房やレジとの連携がスムーズになり、業務効率を上げることができる画期的なものなのです。   まずは導入環境を整えよう  利用を考えている場合は、POSレジの設置やネットワーク環境を設けるなどして導入環境を整えましょう。POSレジとは、Point Of Salesの頭文字をとった販売情報を管理する機能を持ち合わせたレジをさします。  “お客さまのオーダーをハンディから厨房のプリンターに出力する”という用途のみの場合は、ネットワーク環境が整っていれば問題ありませんが、POSレジを設置し、連動させることで、より多くの業務を効率化させることができます。 POSレジと組み合わせることで、データを管理することも!  ハンディからPOSレジに送られたオーダー内容や売り上げは、データで管理・集計することができます。また、POSレジには、お店から離れた場所でも売り上げなどのデータをチェックできる機能が搭載されているので、多店舗経営を考えている方にはとくにおすすめです。連携させることで一つひとつのメニューをレジ打ちする手間をなくすことはもちろん、オーダーの多い組み合わせや時間帯などの細かい情報を分析することができます。 ハンディを取り入れるメリットは? ①簡単操作でオーダー時のミスを減少 ・あらかじめハンディに登録されたメニューを押すだけで簡単にオーダーが受けられる。 ・手書きの際に起きがちな書き間違いや読み間違いを防ぐことができる。 ②厨房に自動で情報伝達 ・オーダーデータをリアルタイムで厨房に送ることができるため、伝達ミスを防ぐことができる。 ・ホールや客席から厨房に足をはこぶ手間を省くことができる。 ③スムーズなレジ会計 ・POSレジと連動させることにより、レジ打ちをする必要がなくなる。 ・POSレジと連動させることにより、会計時の混雑を軽減する効果が期待できる。  このほか、外国人など日本語の読み書きが得意ではないスタッフがいる場合などにもハンディは大活躍です。客席でオーダーを受けたあとは、すぐに他のオーダーや片付けなどの作業にあたれるので、業務効率をあげることができます。 また、POSレジとの連動により不正防止にも繋がるため、防犯面も安心です。 店舗だけではなくお客様のためにも  ハンディを導入している店舗とそうでない店舗では、業務効率に大きな差が出てきます。業務効率が上がることは回転率を高めることにも直結し、結果的に売上アップやお客様満足度の向上にも繋がります。  なんといっても、いままで営業終了後に多くの時間を割いていた売上集計などをすべて自動でおこなえるようになるのは、嬉しいポイントですよね。まだ未導入ならば、この機会にぜひ導入を検討してみてください。従業員が働きやすく、且つお客様が快適に過ごせるお店づくりをしていきましょう。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/14
  • 飲食店経営「キッチン・ホール・シフト・エリア」リーダーそれぞれの役割とは?
     飲食店にはオーナーが一人で切り盛りしているお店から、複数人で営業をしているお店までさまざまあります。  複数人体制で営業しているお店の場合、規模にもよりますが、ホールリーダーやキッチンリーダーなど、それぞれのセクションごとにリーダー、つまり責任者を配置していることも。  本記事では、飲食店で一般的に置かれている責任者の種類、そしてそれぞれの役割について紹介していきます。 各セクションに「リーダー」が必要な理由  カウンター席だけの小さなお店であれば、オーナー自らが調理、接客、会計、清掃をおこなうことも少なくありません。むしろ、お店の広さや席数に対して従業員の数が多すぎると、お客さまにとっても窮屈な環境になってしまいます。  ですが、お店の規模が大きい場合、その席数に伴ってお客さまの数も多くなります。また、より多くのお客さまを満足させるためにフードやドリンクメニューも豊富になることでしょう。そういった状況下で、スムーズにお店を回すには、調理や皿洗いをおこなうキッチン担当、料理提供や接客、レジ対応をおこなうホール担当の配置が必要になります。  そして、複数人で持ち場を回す場合に必要となってくるのが、責任者。つまり、リーダーです。  お店のトップであるオーナーや店長がすべての持ち場のリーダーとなることも可能ですが、各セクションにリーダーを置き責任を分散させることはお店を回す上で非常に大切なこと。  新人が「誰に話を聞けばよいのか」がわかりやすくなるだけでなく、「任命された人はほかの従業員の模範となるような働き方をする」などのメリットがあるのです。 ★お店の色にあった従業員を育てたい!そんな方にはこちらの記事がおすすめ!★ 従業員が辞めないカフェが実践しているスタッフ・アルバイトの育成方法 調理場のトップ「キッチンリーダー」  キッチンリーダーとは調理場のトップ、つまり「料理長」です。  キッチンにおける全業務を取り仕切る役割であり、食材の下準備や調理、片付けなどをこなしながら従業員への指示や指導をおこないます。ランチタイムやディナータイムなどの忙しい時間帯には、キッチンリーダーの指示一つでキッチンが回るかどうかが左右されるほど重要な立ち位置です。  調理のかたわら調理指導をおこなったり、ランチタイム・ディナータイムなどのピークタイムに備えた下ごしらえのほか、食材の発注やキッチンメンバーのシフト調整をおこなうのも大切な業務のひとつ。  また、リーダーですので、料理の腕だけでなく人間性も従業員から信頼されていなければなりません。周囲の状況に気を配り、困っている従業員がいれば声をかけるなどコミュニケーションを積極的にとるよう心がけましょう。 飲食店の顔「ホールリーダー」  ホールリーダーはホールやフロアで接客する従業員をまとめる責任者のことです。  席へ案内したりオーダーを受けたりと、料理の提供や食器の片付け、会計などの業務をおこないます。常に周囲に気を配り、指示を出しながらも他の従業員の模範となる動きをする必要があります。また、客席でトラブルが起きた場合に率先して対応するのもホールリーダーです。  ホールの仕事は直接お客さまとのやり取りが発生するため、サービス業である飲食店では料理の味と同じくらい大切です。お客さまに心地よく過ごしてもらえるように、接客のスキルアップや業務効率の改善を目指した環境づくりをおこなうこともホールリーダーの役割の一つです。 「集客、売上、資金繰り…経営の悩みを相談したい!」 >>店舗経営について無料相談する<< 店長不在時の店長代理「シフトリーダー」(バイトリーダー)  通常は店長が店舗のリーダーとなり現場をまとめますが、多忙な店長は、常にお店にいられるわけではありません。そんな店長不在時に、現場責任者となるのがシフトリーダーです。  シフトリーダーは、現場でスタッフに仕事を振り分けスムーズにお店が回るように指示を出します。また、新人や仕事に慣れていないスタッフのフォローに入るなどサポート業務もおこないます。店舗によっては社員だけでなく、バイトリーダーとしてアルバイトに任せる場合もあります。  自分の業務をおこないながら従業員をまとめなければならないため、広い視野を持って現場を回せる人がシフトリーダーに向いているのではないでしょうか。  シフトを組む業務を担う場合もあります。従業員の希望を聞きながら、営業が円滑に進むようにバランスを見て決める重要な仕事です。アルバイトやパートが多い飲食店では調整が難しく、シフト作成に苦労することもあるようです。  ときには、スタッフ育成や売上の管理、店長不在時の店長代理をまかされることも。お客さまからのクレーム対応や目標の売上を達成させるなど、現場での責任者として行動します。 エリア単位で店舗を管理「エリアマネージャー」  店舗が繁盛して売り上げが出れば、各地域に店舗展開をするようになるかもしれません。その際に、地域ごとに店舗を管理する責任者が必要になります。そして、その責任者こそがエリアマネージャーです。  エリアマネージャーはスーパーバイザー(SV)とも呼ばれます。担当地域全体の営業利益を伸ばすため、各店舗の店長と協力しながら採用活動や教育の支援、営業指導などをしていきます。  加えて、本社からの指示を店舗に伝えたり、逆に実際の現場の状況を本社に伝えたりと、架け橋となる役割も担っています。 「ランニングコストを見直したい!」 >>店舗経営について無料相談する<< 経営サポートは開店ポータルBizにお任せください!  それぞれのセクションの責任者は、まかされた業務の責任を負わなければならなりません。しかし一方で、責任ある立場を任されたということは、信頼や実績が認められている証でもあります。  責任者をたてる際には、オーナーや店長は、従業員一人ひとりをしっかりと評価し、双方が納得したうえでリーダーを任せるようにしましょう。任命された側も、その信頼を裏切らないように行動すること大切です。 ★気になる!「店長」の仕事内容についてはこちら★ 暇なの?忙しいの?飲食店店長の仕事内容って?  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!  
    開店ポータル編集部
    2018/05/12
  • 【企業家必見】10日かかる会社設立の手続きが、たったの1日に!?
     “雇われて働くのではなく、自分でビジネスを立ち上げたい” 起業を志す多くの人は、そんな夢を胸に数知れない努力を重ねています。ですが、“会社設立まであと一歩”というところまで来て、手続きの煩雑さに辟易としてしまうケースも多いのです。  政府は、2018年6月にまとめる成長戦略に、“会社設立手続きのオンライン化”を盛り込む方針を固めました。これが実現すれば、10日ほどかかっていた会社設立の手続きを、わずか1日に短縮できることになります。 煩雑で時間がかかる、日本の会社設立     中小企業庁の調べによると、2001年から2015年までの日本の開業率は、毎年5%前後の横ばいとなっています。欧米諸国の開業率が10%代半ばを記録している点と比べてみると、日本の開業率は低いことがわかります。その一因として考えられるのが、会社設立の手続きが煩雑なうえ、開業まで約10日と時間がかかることです。開業までに要する日数の平均は、アメリカなら6日、フランスなら4日となっています。  ここで、日本の会社設立の流れを見てみましょう。 ①定款の作成  会社設立の際には、会社の基本原則を定めた“定款(ていかん)”というものを作ります。これは、国でいう憲法のようなもので、絶対記載事項、相対記載事項、任意記載事項を記載します。なかでも、“絶対記載事項”は、定款に効力を持たせるための重要事項であり、必ず記載しなければなりません。 *絶対記載事項  …記載がなければ定款自体が無効となるため、必ず記載しなければならない事項 ・商号(社名) ・事業の目的 ・本社所在地 ・設立の際の出資財産額、またはその最低金額 ・発起人の氏名又は名称および住所 ・発行可能な株式の総数 *相対記載事項  …記載がなくても定款自体は無効にならないが、定款に記載しなければ効力が認められない事項 ・株式の譲渡制限に関する規定 ・株主総会の招集通知を出す期間(通常は2週間前まで)の短縮 ・取締役員の任期の伸長 ・公告の方法について ・株券発行の定め など *任意記載事項  …記載必須ではない上、定款に記載しなくても有効となる事項 ・事業年度 ・役員の人数 ・株主総会の議長 ・定期株主総会の招集時期 ・役員報酬の決め方 など ②公証人による定款の認証  定款が完成したら、その記載が正式なものであることを第三者に認めてもらわなければなりません。これを“定款の認証”と呼びます。  起業家は定款の事前チェックを受けたのち、公証役場で公証人と面談を行い、認証を受けるといった流れです。定款は、認証を受けることで初めて効力を持つようになるため、この手順が非常に重要となります。定款の提出から面談、そして認証を受けるまでには、7日ほどの日数を要します。 ③登記手続き  認証を受けた定款やその他必要書類をまとめ、法務局に提出します。登記が完了した時点で会社設立となりますが、書類の提出から登記完了まではさらに3日ほどかかることになります。つまり、定款の提出から会社設立までには、およそ10日ほどの日数を要することとなります。 オンラインで会社設立が可能に!?  では、会社設立手続きのオンライン化によって、どのように状況が変化するのでしょうか。  まず、起業をしたい人は、定款の作成後に公証役場に足を運ぶ必要がなくなります。定款をファックスなどで公証人に提出し、PCやスマートフォン、タブレットなどを通したオンライン面談によって、認証を受けられるようになるのです。  また、定款認証後の登記手続きもオンラインでおこなえるようになるので、認証を受けたら速やかに手続きを進めることができます。そのため、文書のやり取りなどにかかる時間が大幅に削減され、手続きを1日で終えることができるのです。 起業の後押しとなる政策に期待  政府の狙いは、会社設立の手続きを簡素化することで起業家の背中を押し、経済を発展させること。ですが、この案に関して、「手続きが簡単になるのはいいけれど、そこまで急ぐ必要はあるのだろうか?」「法人税や設立コストの削減など、先に取り組むべきことがあるのでは?」といった世論も。  さまざまな意見がありますが、この案が、起業家を取り巻く環境を改善する先駆けとなることは間違いありません。関連法の改正や新しい政策など、これからの政府の動きに目が離せませんね。  
    開店ポータル編集部
    2018/05/11