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  • 食洗機のメリットは業務効率UPとコスト削減だけじゃない!2020年おすすめ製品【相談無料】
     洗い物は、飲食店において欠かせない業務のひとつです。しかし、ランチタイムなどのピーク時は、調理や接客で手一杯。気づけば、汚れた食器がシンクに山積み…なんてことはありませんか?  規模が大きく、広い厨房を持っている店であれば、皿洗い担当のスタッフを雇えますが、小さな飲食店ではそうはいきません。そんなときにおすすめなのが、食器洗い洗浄機(食洗機)の導入です。洗い物の負担を減らすだけでなく、衛生面やコスト面においてもお店に大きなメリットをもたらします。  本記事では、食洗機を導入するメリットや食洗機のタイプ、おすすめのメーカーなどをまとめました。 業務用食洗機と家庭用食洗機、どう違う?  まずは、食洗機について簡単にご説明しましょう。  食洗機にはドアが付いています。そのドアを開けると、中は台所の水切りラックのようになっています。そこに食器をセットし、高温のお湯と水圧、洗剤の力で食器を洗浄するというしくみです。  食洗機には家庭用のものと、飲食店などで使われる業務用のものとがありますが、両者には違いがあります。主な違いは次の3つでしょう。 ①サイズ  家庭用食洗機は、キッチンの小さなスペースにおさまるコンパクトなタイプが主流です。一方、いちどに大量の食器を洗う業務用食洗機は、食器をセットする大きなかごがいくつも入る、大型のタイプになっています。 ②洗浄にかかる時間  家庭用食洗機は、洗いあがりまでに30分前後の時間がかかりますが、業務用食洗機はその何倍もの枚数の食器を数分程度で洗うことができます。 ③洗剤の種類  業務用食洗機では、家庭用台所洗剤とは違う特別な洗剤を使います。この洗剤は洗浄力が強く、直に触ると肌が荒れます。そのため、業務用食洗機には洗剤の自動供給装置がついており、洗剤に触れずに洗い物ができるようになっています。 食洗機を導入する6つのメリット  「うちは小さなお店だから、手洗いで十分間に合うだろう」と思うオーナーもいるかもしれません。しかし次のメリットを考えると、個人経営の小さなお店でも、食洗機を導入する価値は大いにあるのではないでしょうか。 ①洗い物にかかる時間の短縮 ②手洗いよりも衛生的 ③他の業務に時間を割ける ④不要な食器を買わずに済む ⑤人件費を削減できる ⑥水道代を節約できる  では、一つずつ見ていきましょう。  ①洗い物にかかる時間の短縮  オーナーひとりだけ、または数人でまわしているお店では、調理やオーダー取り、配膳などに追われて洗い物は二の次。ランチタイムなどのピーク時は、シンクに汚れた食器がたまってしまうことも多いでしょう。  しかし食洗機があれば、汚れた食器をどんどん入れてスイッチを押すだけ。大量の食器を時間をかけずに洗うことができ、「洗い物が追いつかなくて、食器が足りない!」という困った事態も起きません。 ②手洗いよりも衛生的  食洗機は、強い水圧と80℃もの高温、そして洗浄力の強い洗剤で一気に食器を洗い上げます。食中毒を引き起こすO157などの菌を死滅させ、食器の清潔さを保てるのがメリット。そのため衛生面においては、手洗いとは比較にならないほどの安心感があります。  洗浄に加えて、乾燥も食洗機でおこなえるため、食器を拭く手間も省けます。ふきんの衛生を心配する必要もなくなりますね。 ③他の業務に時間を割ける  調理や接客、清掃、メニュー開発など、やらなければならない仕事はたくさん。洗い物でクタクタになっていては、大切な業務に注ぐエネルギーがなくなってしまいます。かといって、洗い物を適当に済ませることはできません。食器に残った汚れはお店のイメージを下げるばかりか、食中毒などの重大なトラブルの原因にもなりえます。  大量の食器を短時間で、なおかつ確実に洗浄できる食洗機は心強いアイテム。衛生面の心配や洗い物の負担がなくなり、本来やるべき大切な業務に集中できるようになります。 ④不要な食器を買わずに済む  洗い物が追いつかないと、あたらしく来店したお客さまに料理を提供できません。すると、食器を不必要に多く購入することになり、コストがかかります。収納場所にも困りますよね。  食洗機があれば、この問題もたちまち解決。短時間でたくさんの食器を洗浄・乾燥できるので回転がよくなり、少ない食器でやりくりができるようになります。 ⑤人件費を削減できる  洗い物専属のアルバイトを時給1,000円で雇い、1日6時間、月に20日働いてもらうとします。すると、かかる人件費はひと月に1,000円×6時間×20日=120,000円。年間140万円以上の人件費がかかる計算ですが、食洗機の導入によってこれが丸ごとカットされます。 ⑥水道代を節約できる  食洗機は短時間で大量の食器をまとめて洗うことができます。さらに、機内で水を循環させて食器を洗うため、水道料金を大幅に節約できます。手洗いで食器を洗った場合、使用する水の量は1回20ℓほど。対して、食洗機の水道使用量はなんとたったの2ℓ。10分の1の節約になります。  ちなみに、食洗機メーカーホシザキ株式会社の調べによると、一時間に人の手が洗える皿の枚数はおよそ200枚。これに対し、食洗機は400~1,040枚ほど洗うことができます。 食洗機の価格と導入の方法  食洗機の価格は、新品で40~70万円ほど。メーカーやタイプ、機種によって価格は異なります。  中古の場合、10万~25万円で手に入るものが多いです。しかし、故障の可能性がある、保証がついていない、設置に別途費用が必要であるなどのデメリットもあります。  購入以外にも、リースやレンタルという選択肢もあります。両者の違いをまとめてみました。  表を見ると、レンタルのほうがメリットが多いように見えます。しかしレンタルの場合、設置や解約時の撤去にどれくらい費用がかかるかわからないため、保証金を支払う必要が出てきます。  購入、リース、レンタルのいずれにしても、厨房の大きさや席数などに応じて、あなたのお店に合った機種を選ぶことが大切です。 「お店にあった食洗機はどれ?」 「資料請求して比較検討したい…」 >>開店ポータルBizに無料相談・資料請求しよう<< 食洗機導入に必要な設備  それでは食洗機導入時に必要となる設備には、何があるのでしょうか。導入には、以下の環境が必要です。 食洗機専用の給湯設備・カラン・排水溝  食洗機は80℃の高温のお湯を使用するため、食洗機専用の給湯設備が必要になります。調理用のシンクと給湯器とは別に、給湯器を設置しましょう。お湯と水の調節ができるカランも必要です。専用の排水設備も用意しましょう。 食洗機専用のコンセント  食洗機は営業時間中フル稼働することになるので、専用のコンセントが必要です。シンクのそばに電源を確保しましょう。 ★関連記事:業務用冷蔵庫についてはこちら★ 飲食店「業務用冷蔵庫」の選び方・おすすめのメーカー2社 選ぶならどれ?タイプ別の特長  食洗機には、大きく分けて「ドアタイプ」、「アンダーカウンタータイプ」、「シャッタータイプ」の3種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。 ①ドアタイプ  大型店に多く導入されています。特長は、洗浄力が非常に高いことと、ドアが大きく開くため大皿を洗うのが得意なこと。そのため、油汚れの多い中華料理店やイタリアンをはじめ、コース料理などで食器を使う枚数が多いお店におすすめです。  よりコンパクトなサイズの「小型ドアタイプ」もあります。こちらは設置場所や作業動線に合わせて、正面、右、左、左右両方からドアが開く方向を選べます。ドアタイプよりも場所を取らないため、小~中規模のお店に人気です。 ②アンダーカウンタータイプ  業務用食洗機ではもっとも小型のタイプです。高さは800㎜ほどで、シンクなどと高さをそろえやすいという特長があります。  天板に水切りがついた機種が多く、カウンターの下にも設置できるため、場所を取りません。小さな規模のお店におすすめです。ただし、使うときは中腰でラックを出し入れする必要があり、少しだけ労力が必要です。 ③シャッタータイプ  こちらも、小さなお店におすすめのコンパクトタイプ。上部から食器を出し入れするしくみで、見た目は洗濯機に似ています。  アンダーカウンタータイプのようにラックの位置が低くないため、中腰になる必要はありません。しかしドアの位置は低くなるため、あまり大きな食器は洗えないということに注意しましょう。 「新規開業に向けて厨房機器をまるごと揃えたい」 「予算に合った機器を知りたい!」 >>開店ポータルBizに無料相談・資料請求しよう<< おすすめのメーカーはこの2社!  現在さまざまな家電メーカーから業務用食洗機が発売されていますが、中でもおすすめなのは、ホシザキ株式会社とフクシマガリレイ株式会社の商品です。  開店ポータルBizでは、お店にあった業務用食洗器のご提案を無料でおこなっています。メーカーとの繋がりがあるため、メーカー小売希望価格よりも特別にお安くご提案しています。導入をご検討中の方は要チェックです。   ホシザキ株式会社  ホシザキは、全自動製氷機や冷凍冷蔵庫の製造を中心に、飲食店向けの厨房機器メーカーとして高いシェアを誇っています。  洗浄力と省エネ性にこだわった業務用食洗機を取り揃えていることも同社の強み。ドアタイプ、アンダーカウンタータイプといった形はもちろん、1時間に洗える枚数、1回の洗浄にかかるスピード、電源タイプなどからお店に合った食洗機を探すことができます。 【おすすめ機種】 アンダーカウンタータイプ JWE-300TUB  サイズは幅600×奥行450×高さ830mm。1回の洗浄時間は90秒で、大皿が10枚洗浄。小型・省スペース設計の機種です。カウンターの下に設置できるので、場所に余裕がない厨房でも導入できます。貯湯タンクがあるので、電化厨房で給湯器が設置できない環境でも設置できます。 ラックコンベアタイプ JWE-3600CB-L/-R  サイズは幅1751(+297 ブースター幅)×奥行700×高さ1446mmと、ビッグサイズ。ホシザキで最もパワフルなタイプ。一回の洗浄時間はわずか45秒。一度に大皿16枚洗浄でき、一時間当たりの処理速度は大皿5760枚!  ガスブースターもついているので、10.5ℓの熱湯を貯蔵できます。席数の多い大型店舗におすすめです。 「メーカー小売り価格よりも安く購入したい」 「厨房の広さにあったものを提案してほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<<  ★こちらの記事もおすすめ★ 業者・直接仕入・ネット…お店にあった仕入れ方法を見つけよう! ②フクシマガリレイ株式会社  フクシマガリレイ株式会社(旧:福島工業株式会社)も、日本の飲食店を支える厨房機器メーカーの大手です。主力製品である業務用冷凍冷蔵庫のほかにも、食洗機(ドアタイプ、アンダーカウンタータイプ)をはじめ、ほかの厨房機器も幅広く製造・販売しています。 【おすすめ機種】 アンダーカウンタータイプ UC-L  サイズは幅600mm×奥行き637mm×高さ810mm。コンパクトなアンダーカウンタータイプ。食器が取り出しやすいのが特徴です。15.3ℓの貯湯タンクがあり、サイズに見合わないほどパワフルです。 グラスウォッシャー AA-SUB  サイズは幅350mm×奥行き220mm×高さ290mm。自動回転ブラシで手洗いよりも確実に汚れを落とします。従来の食洗機では落とせなかった口紅やジュースの果肉を洗浄できるグラス専用の食洗機です。 「メーカー小売り価格よりも安く購入したい」 「厨房の広さにあったものを提案してほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 食洗機の導入でお悩みの方は開店ポータルBizに無料相談!  手洗いとは比べ物にならないパフォーマンスで、洗い物業務を効率化してくれる食洗機。なかには、一時間に1,000枚以上の食器を洗浄できるタイプもあります。ひとたび導入すれば、その日から洗い物の負担がグッと減るでしょう。  食洗機の導入には、たくさんのメリットがあります。業界全体が人手不足に悩むいま、食洗機は飲食店にとって欠かせないアイテムになりつつあります。あなたのお店に合った一台を見つけて、業務効率化&コストカットに向けて一歩踏み出してみてください。  開店ポータルBizでは、お店のサイズや予算にあった業務用食洗器、厨房機器のご提案のほか、インフラ周りのコスト削減、集客のご相談を無料で承っています。お気軽にご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/16
  • 都市開発による立ち退き問題!飲食店が優位に事を運ぶ為に知っておくべきポイントとは
     「街の再開発の区間に入っているので、立ち退きを…」「道路の拡幅をするから、立ち退きを…」「新しくビルを建てるので、立ち退きを…」飲食店を経営していて、ある日こんなことを言われたら、どうしようか困ってしまいますよね。    立ち退きを求められたとき、損なく適切に対応するには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。開発事業者や物件の管理者と交渉するうえで、気をつけたいポイントをまとめました。 立ち退きを求められても、すぐに出ていく必要はない  公共事業の道路工事や都市の再開発工事にともなう立ち退きは、法律に従っておこなわれるため、最終的に拒否することはできません。一方で所有権者や賃借権者には権利が保護されており、「代替地の用意」や「金銭的補償」が受けられる場合があります。中には億単位の補償金が認められたケースも。  立ち退き時にはさまざまな問題が起こりますが、うまく立ち回れば優位に話を進めることができます。  道路の拡張やマンションの建設などは、法律に従っておこなわれる公共事業です。しかし、それを理由に立ち退きを求められたからといって、すぐに応じなければならないわけではありません。  工事をおこなう事業者は、土地の所有権や賃貸権を持つ人(建物の管理会社や大家さん)の権利を守らなければなりません。代わりの土地を用意する、補償金を支払うなどの対応をするのが一般的です。  また、立ち退きでは建物の管理者だけでなく、その建物を借りている人、つまり飲食店オーナーの権利も守られます。そのため、大家さんから「道路工事でビルを取り壊すから、すぐに出て行ってください」といきなり契約を解除されることはありません。  立ち退き交渉では、貸主側の「なぜ立ち退いてほしいのか」という事情と、借主側の「なぜその建物を使い続けたいのか」という事情をすり合わせます。この段階で、場合によっては、立ち退きに応じなくてよくなることもあります。双方の事情を考慮して立ち退き料の金額を決め、契約を解除してはじめて立ち退きとなるのです。  このように、立ち退きまでには何度も話し合いを重ねるプロセスがあるので、慌てる必要はありません。落ち着いてやるべきことを確認し、行動しましょう。 事業者側の手順を知ろう  道路の拡幅工事であれ、都市の再開発であれ、それらの公共事業には必ず「施工者」や「起業者」がいます。ここではひとまとめに「事業者」と表記することにします。  立ち退きにおいては事業者が一方的に即追い出すというようなことはありません。原則として「事業者と権利者が話し合いの末補償金などの条件について決め、契約を結んでから立ち退く」という方法をとります。  土地収用の場合は、事業者は以下の手順を踏みます。 ①土地や物件の状況を調査・確認する ②調書を作成して収用委員会に申請し、公告縦覧(公開)する ③収用委員会で審理し、裁決を得る  このため、立ち退きを迫られてから実際に立ち退くまでには時間的猶予があります。事業者側もなるべく合意によって穏当に明け渡ししてもらい、事業を進めようとするので、慌てる必要はありません。 立ち退き交渉で損をしないためのポイント ①調書に納得がいかなければ、不服を申し立てる  土地開発などをおこなうときは、事業者が土地や建物の状況を調査し、土地調書・物件調書を作成します。調書は、事業者から代わりの土地や補償金の提供を受けるために必要な資料で、交渉において重要な役割を果たします。  立ち退き料の金額には、調書の内容が反映されます。交渉を有利に進めるために、調書に目を通して不明点や納得のいかない点がある場合は、不服の申し立てをしましょう。  権利者は調書作成の際に署名や捺印を求められます。そして、「調書の内容に異議はないか」を確認されることになります。この時、調書の内容に不明点や不満点があった場合、異議をとどめなければ、この調書の内容が補償金の額に反映される可能性が高くなります。調書に納得がいかなければ、おとなしく認めずに、不服を申し立てましょう。 ②立ち退き料の内容を確認する  飲食店が受け取れる立ち退き料には、次のお金が含まれます。 借家権価格  入居時から建物の資産価値が増えている場合、飲食店は、増えた資産価値のうちお店が貢献したぶんの金額を受け取れます。これを借家権価格といい、土地家屋調査士の鑑定によって金額が明らかになります。 店舗移転にかかる費用  立ち退きにあたっては、店舗移転の費用がかかります。あたらしく物件を借りるためのお金(家賃、共益費、仲介料など)はもちろん、引っ越し費用、内外装工事費、移転のお知らせをするための広告宣伝費などが挙げられます。 営業補償  営業補償とは、立ち退きで営業を中断しているときに生まれる損失をカバーするお金。営業を続けていれば入るはずだった利益、スタッフのお給料の補償、移転先でお店が軌道に乗るまでの期間の補償などが含まれます。 ③「建物使用の必要性」を主張する  立ち退き料の金額は、飲食店と物件の管理者の双方の事情を考慮して決められます。  建物の老朽化や、耐震性に問題があるなどの理由で立ち退きを求められた場合は、貸主側が立ち退きを求める正当な理由として認められるため、立ち退き料の金額は安くなります。  しかし、上記のようなやむを得ない理由による立ち退きではない場合、何も考えずに立ち退きに応じると、金銭面で大きな損になる可能性もあります。  少しでも立ち退き料の金額を上げるため、次の視点から「建物使用の必要性」を主張しましょう。 お店と土地の強い結びつき  長年その場所で営業し、地域に常連さんをたくさん抱えているようなお店では、「その場所にあること」自体が強みです。立ち退きに応じて移転した場合、お客さまが離れてしまい、営業を続けることが困難になることが考えられます。そのため、建物を使い続ける必要性が高いと判断され、立ち退き料の額が上がります。 お店の利益が家計に占める割合  家族経営の場合や、オーナーがほかに何も事業をおこなっていない場合などは、建物使用の必要性が高くなります。お店の収入がオーナー一家の生計を支えているため、立ち退きによって営業を続けられなくなると、生活が成り立たなくなると考えられるからです。 飲食店側の設備投資の大小  お店を開くときには、厨房機器や内外装工事などの初期投資をおこないます。お店を移転するとなれば、物件を借りるための費用、厨房機器などを買いなおすための費用、内外装をととのえるための費用など、あらたな投資が必要になります。そこでどれくらいの費用がかかるのかという点も、立ち退き料の金額に影響します。 ④立ち退きにかかわるやりとりを記録しておく  立ち退きにはさまざまなトラブルがつきものです。交渉がスムーズにいかないと、物件の管理者や事業者、周辺住民とのトラブルに発展する可能性があります。  立ち退きにかかわるやりとりを記録に残し、トラブルから身を守るための資料として取っておきましょう。行政機関や弁護士に相談するさいの資料として、「誰からどんな文書を受け取ったのか、いつ何を言われたのか」という記録を詳しく取っておき、いつでも提示できるようにしてください。 ⑤近所に同業者がいれば、情報収集をおこなう  周辺に飲食店が多い場合は、自店以外にも同等の条件で立ち退きを求められているお店がないか探してみましょう。  近所で親しくしているお店や、付き合いのあるお店と情報交換ができると心強いです。周囲と比べて補償額が明らかに安かったり、不当な条件を突きつけられたりしていないかを確かめることもできます。 ★閉店時の手続きに関する記事はこちら★ 飲食店閉店時に必要な行政機関への届出・手続きには何がある? 気を付けたいポイント ①立ち退き料をもらえない場合がある  補償金を得るために、忘れてはいけないポイントがあります。それは、「家賃の滞納がないこと」。  借家であれば3ヶ月以上、借地であれば6ヶ月から1年の賃料の未納がある場合は、賃貸借契約を一方的に解除されてしまうことがあります。この場合は、立ち退き料は発生しないと考えておきましょう。 ②補償金は所得税の対象になる  高額の補償金がもらえると、多くの飲食店オーナーはそれを元手に条件のいい土地に移転しようと考えるでしょう。ですが、手に入れた補償金は所得税の対象になることを忘れてはいけません。後で高額な税金を納めなければならなくなります。  所得税を納めてもなお余裕がある場合はいいのですが、所得税の対象であることを知らずに使ってしまい、「余裕がなくなってしまった…」と頭を抱える場合も…。所得税を納め忘れることが無いように気をつけましょう。 トラブルが発生したら、迷わずプロに相談しよう  前述のとおり、立ち退きでは、開発事業者や物件の管理会社、大家さんといった関係者との間でトラブルが起こる可能性もあります。話し合いで解決しないトラブルが起きた場合は、迷わずに弁護士に相談しましょう。    納得できない立ち退き条件を突きつけられた、関係者から嫌がらせを受けたなどの困った事態になったら、自力で対処しようとせずにプロの力を借りてください。  そのさいは、立ち退き問題に特化した弁護士に相談するとよいでしょう。さまざまな事例に合わせて対応できるノウハウがあり、解決までの道のりが短いです。 「立ち退きを迫られた…」 「飲食店の立ち退き問題に強い経営のプロを紹介して…💦」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<<     ★閉店に関する記事はこちら★ 読めば完璧!飲食店の閉店方法、やるべきこと、手続き、サポートについてまとめてみた 悩んだら開店ポータルBizに無料相談しよう  慌てずしっかりと情報収集をすれば、優位に立ち退き条件の話し合いを進めることができます。通達が来たからといって、すぐに応じる必要はありません。先述したように、開発にあたって、行政機関は地域の人に向けて説明会を開きます。まずはそこに足を運び、どのように計画が進められているのかをつかみましょう。  いかに交渉を有利に進め、立ち退き料を多く受け取るかは大切なところ。弁護士や不動産鑑定士の目星をつけておき、損のない立ち退きができるように準備しましょう。立ち退きを新たなビジネスチャンスにつなげるために、落ち着いて対処することが肝心です。 ★閉店のお知らせに関する記事はこちら★ 飲食店閉店のお知らせ方法は?告知のタイミングは?    開店ポータルBizでは、立ち退き問題に経営のプロをご紹介しております。また、店舗経営におけるコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談も無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!  
    開店ポータル編集部
    2020/01/14
  • 機能性抜群!クラウド型防犯・監視カメラ「QBiC CLOUD CC-2」の実力とは
     お店や街中で見かける防犯・監視カメラは、私たちの生活に安心と安全を与えてくれます。  そんな防犯・監視カメラも時代と共に進化を遂げ、現在ではクラウドを利用したクラウドカメラが登場し、インターネット環境があればどこからでもパソコンやスマートフォンで、映像を確認することができるようになりました。  今回は数あるクラウドカメラの中でも、特に機能性に溢れている「QBiC CLOUD CC-2」をご紹介いたします。 「クラウド型」の防犯・監視カメラとは  クラウドに保存された録画映像を、ネットワークを通して閲覧できる防犯・監視カメラのことです。お手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンから、いつでも録画データにアクセスすることが可能なため、手軽に映像を確認できます。 ※クラウド:画像や映像などのデータをインターネット上に保存しておけるサービス 「QBiC CLOUD CC-2」とは?  QBiC CLOUD CC-2は、ELMO社が販売している屋内用のクラウド型防犯・監視カメラです。ナイトモードにも対応しているので夜間はもちろん、プライバシーマスキング機能などを利用して、個人情報を隠すことも可能です。  広角レンズが搭載されているので、1台のカメラで広い範囲をカバーし、歪みの少ない自然な映像を記録できます。 メリットはなに? ①導入コストの低減  クラウドに録画されるので、専用録画機を用意する必要はありません。そのため導入時のコストを抑えることができます。 ②簡単導入  Wi-Fi環境が整っていれば、面倒な配線は必要ありません。配線を繋げる手間が省けるため、簡単に導入できます。 ③多彩な機能  HD録画、異常検知の通知、プライバシーマスク、クラウドカメラの一括管理など、その他多彩な機能がご利用いただけます。 ④幅広いラインナップ  無線LAN型のCC-2(E)、有線LAN対応型のCC-2L(E)まで、使用状況に合ったカメラを選択できます。 どんな機能があるの? 一括管理機能  お手持ちのスマートフォン・タブレット・パソコンから、大型店舗内などに複数設置されたカメラや、複数の店舗に設置したカメラを同時に管理することができます。 ナイトビジョン機能  明暗対応なので、夜間の監視も安心して任せることができます。 プライバシーマスキング機能  カメラ映像の特定部分を隠すことができるので、介護施設や駐車場、オフィスなど個人情報が多い場面でも使用できます。 見守り機能  動き・音・明るさなどを検知して、どこか変化があった際に、メールまたはスマートフォンアプリ「QBIC CLOUD」のプッシュ通知でお知らせを受けとることも可能です。ペットや小さいお子様の留守番時などにもお使いいただけます。 HD録画機能  録画プランに合わせて720p/30fpsの映像を自動録画できます。 タイムスタンプ機能  撮影時刻や任意の文字などを映像に表示することができます。 ダウンロード機能  必要な録画データを部分選択して、パソコンにダウンロードすることができます。 カメラ仕様は二型!  無線LAN型のCC-2(E)、有線LAN型のCC-2L(E)二型あります。  それぞれの仕様に大きな変化はありません。 設置場所:天井、壁、置き 画質:200万画素 感度/照度:0.1ルクス 画角:水平111度、垂直58度、対角134度 音声:マイク内蔵 動作温度:-10~40度 対応無線LAN:IEEE802.11a/b/n/ac 対応ブラウザ:Internet Explorer 11 / Microsoft Edge/ Mozilla Firefox/ Google Chrome (共に全て最新版) 検知機能:動体検知、音声検知、明るさ検知 録画方式:常時録画 映像上下反転:180度 ■CC-2(E) 無線LAN型 電源:DC5V 本体外形:70×82mm 重量:150g 消費電力:3.25W以下 ■CC-2L(E) 有線LAN型 有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX 電源:PoE-PD(IEEE802.3sf)準拠 本体外形:70×82mm 重量:180g 消費電力:3.6W以下 開店ポータルBizに無料相談!  外出時にもカメラ映像を確認できるのは、非常に便利ですよね。  防犯・監視カメラの導入を悩まれている方はぜひ一度、開店ポータルBizにお問い合わせください。より詳しくご説明いたします。  他社メーカーのものと比較・検討したいという方も大歓迎!お店にあったサービスをご提案いたします。下記フォームより、お気軽にご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/12
  • 優良物件探しで大切な3つの条件「建物条件・視認性条件・敷地条件」を知ろう
     多くの人に愛される人気店になれるかどうかが決まるほど、飲食店にとって物件選びは重要です。せっかくの夢の開業を失敗に終わらせないためにも、良い物件を見つけたいですよね。  数多くある候補のなかから優良物件を見極めるポイントや、チェックしておくべき項目についてご説明します。これから開業を考えている方や物件を探中の方は、ぜひ参考にしてみてください。 物件探しの流れとは  スムーズな物件探しをおこなうためにも、一連の流れを把握しておきましょう。流れは、以下の5つのステップとなっています。 Step①条件のリストアップ Step②物件探し Step③内見 Step④申し込み Step⑤契約  まずは、お店のターゲット層やコンセプト、事業計画をもとに希望の地域や予算、建物の雰囲気など、物件の条件をリストアップしましょう。すべての条件を満たすのはなかなか難しいかもしれないので、そのなかで優先順位をつけておくと良いです。  次に、不動産屋やインターネットで条件に合致する物件を探し、気になるものがあれば内見をします。どのような物件なのかを実際に見ることで、気付けることもあります。  懸念点があったときは、具体的に担当者に伝えることが大切です。そうすることで、より理想に近い物件を紹介してもらえます。申し込み後は、審査に通過すれば契約となります。 物件探しの方法を知ろう  優良物件を見つけるためには、探し方も重要となってきます。新規開業時の主な方法は、以下の3つでしょう。 ①不動産屋  出店を検討しているエリアの不動産屋へ行ってみましょう。相談しながら探せるため、初めて物件探しをおこなう方でも安心です。地域密着型のところであれば、どこにも掲載していない物件を紹介してもらえるチャンスもあります。  不動産屋で物件探しをおこなうさいは、一ヶ所だけではなく複数のところで相談しておくのがポイントです。不動産屋ごとに紹介できる物件には違いがあり、また、同じ物件でも条件が異なることもあります。それぞれ比較して、一番良いものを選びましょう。 ②インターネット  不動産検索サイトを利用すれば、物件探しもインターネットで簡単におこなえます。情報量が多いうえ、新着物件などもすぐにチェックできるため効率的に進められるのがポイントです。  いつでもどこでも手が空いた時に探せるので、忙しくてなかなか不動産屋へ行けない方におすすめです。 ③知人からの紹介  知り合いに飲食店を経営している方がいれば、相談しておくのも良いでしょう。物件探しをしている旨を伝えておくことで、空き物件が出たときに声をかけてもらえるかもしれません。特に条件の良い物件は公には出回らず決まってしまうことが多いです。そういった物件も、紹介をもらえるチャンスがあります。 「コストをかけずに新規開業したい!」 「事業継承に興味がある」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★物件探しの方法に関する記事はこちら★ 飲食店物件探しに必要なのは「積極的な情報収集」と「少しの妥協」? 優良物件を見分ける3つの条件   物件探しのさい、価格を考慮するのはもちろんですが、そのほかにも以下の3つの条件に注意して見てみましょう。 1.建物条件 2.視認性条件 3.敷地条件  一つずつ順にご説明していきます。 1.建物条件  テナントビル内の物件の場合、建物の1階であることが重要です。同じビルに入っていたとしても、1階にあるお店と2階以上もしくは地下にあるお店とでは、認知度や入客数に大きな差が出ます。  1階であれば、大きな看板を設置したりビラ配りをせずとも、お店の存在を知ってもらえます。また、どのようなお店なのか雰囲気がわかるので、初めて訪れる方でも気軽に入りやすいです。そのため、通りすがりついでにもふらっと立ち寄ってもらえる可能性があります。しかし条件が良い分、家賃は高額。予算と相談しながら、可能な範囲で選びましょう。  あわせて、店舗のかたちや内部の配線、設備状況、建物の大きさやかたち、入り口の位置や広さなども重要です。入り口はわかりやすい場所にあるか、入りやすい大きさか、看板は設置可能かなどをチェックしておきましょう。 「開業ノウハウを知りたい!」 「最小限のコストで開業したい!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< 2.視認性条件  視認性とは、目で見たときの見やすさやわかりやすさのことです。たとえば「視認性が高い」は、対象物が見やすくてそれが何かわかりやすいことを表し、反対に「視認性が低い」は、対象物が見にくくそれが何かわかりにくいことを表します。  飲食店にとっても、視認性の高さは重要です。遠くからでもお店があることがわかり、そしてそれがどのようなお店なのかまでわかることが理想です。何気なくお客さまの視界に入って目を引くことができれば、集客に繋がる可能性が高まります。視認性条件から見ても、建物の1階は認知や集客の面で有利です。  細い路地を入った場所や人通りの少ない静かな場所にある、隠れ家風をコンセプトにして人気店となっているお店も数多くあります。しかし、それなりの施策や集客対策がなければ成功するのは難しいでしょう。ましてやはじめての開業では、あまりおすすめできません。 3.敷地条件  物件そのものの状況だけでなく、周辺環境も、お店が繁盛するかどうかに大きな影響をもたらします。特に注意して確認しておきたいのが、建物が建つ土地の形状や位置、道路の状況などです。 土地のかたち …平地になっているか傾斜地になっているか 土地の位置 …駅から近い栄えた場所や少し離れた静かで落ち着いた場所、商店街のなかや住宅街のなか、オフィスビルの密集地帯など 道路の状況 …店前に歩道はあるのか、ある場合は十分な幅となっているのか。車道の場合は交通量、道路に横断歩道はあるのか、歩道と車道の境目にガードレールは設置されているかなど ★立地判定に関する記事はこちら★ お店の未来を左右する立地判定の5つの基準とは?失敗しない開業エリアの選び方 内見時に役立つ30のチェックポイント  前項の3つのポイントをさらに細かく分けたチェックポイントが、以下の30項目になります。 ①階数は何階か ②店前の道路は直線か ③店前の道路は横断可能か ④店前の道路や歩道の通行量はどれくらいあるのか ⑤どの方角から見たときに、お店が見えるか ⑥⑤のさい、お店のどの部分が見えているか ⑦⑤のさい、どれくらい離れた距離から見えるか ⑧看板の設置位置は見やすい場所になっているか ⑨看板の設置幅は問題ないか ⑩店頭に置き看板は設置できるか ⑪袖看板の有無と、無い場合は設置可能か ⑫店頭の間口はどれくらいあるか ⑬店頭の歩道の幅は十分にあるか ⑭店舗周辺に障害物となるものはないか ⑮同建物内や周辺に入っているお店の系統に問題はないか ⑯入り口はお店のどこにあるのか ⑰入り口は専用と、ほかの店舗との共用のどちらか ⑱入口に段差はないか ⑲入り口前にスペースはあるか ⑳入り口がわかりにくくはないか ㉑店舗の面積は妥当か ㉒店舗のかたちは使いやすいものか ㉓建物の古さは問題ないか ㉔電気やガス、水道といった設備の容量は適切か ㉕店舗の工事はしやすいか ㉖建物の建築図面や設備図面は入手できるか ㉗日陰になったり、西日が当たりすぎたりしないか ㉘家賃以外にかかる費用はあるか ㉙裏口はあるか ㉚駐車場はあるか  物件や場所によっては、上記の項目が当てはまらないものやセルフチェックが難しいもの、契約後でないと情報を教えてもらえないものもあります。自身で確認できるものだけでもしっかりとチェックしておき、漏れのないよう気を付けましょう。 「希望に沿った物件を紹介してほしい」 「物件が決まらない!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★内見時のチェックポイントに関する記事はこちら★ 飲食店優良物件を選ぶための内見時のチェックポイントとは? 開店ポータルBizに無料相談しよう!  物件を探すときには、「建物条件・視認性条件・敷地条件」の3条件をポイントに、見極めていくことが大切です。できるだけ妥協することなく、自分のお店のターゲット層やコンセプトにあった物件探しをおこなっていきましょう。  開店ポータルBizでは、資金調達や融資に強い税理士のご紹介のほか、物件探しのお手伝い、インフラ周りのコスト削減、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/01/08
  • 飲食店開業前に揃えるべき厨房機器・調理器具について調べてみた
     飲食店を開業するときに揃える厨房機器。いざお店を開いてから「必要な機器がない」、「使わない機器を購入してしまった」…なんてトラブルとの直面は避けたいところです。    居抜き物件であれば、シンクやガステーブルなどが備えつけられている場合もありますが、スケルトンの状態からお店をつくる場合にはあたらしく購入する必要があります。厨房機器といっても、冷蔵庫やシンクなどの大きなものから、鍋やフライパン、食器などのこまごまとしたものまで、挙げればきりがありません。  そのなかでも最低限そろえておきたい7つの厨房機器についてまとめました。 最初に揃える7つの厨房機器  業態にかかわらずそろえておきたい、7つの厨房機器をピックアップしました。 ①冷凍冷蔵庫 ②シンク ③ガステーブル、ガスレンジ ④作業台 ⑤コールドテーブル ⑥製氷機 ⑦食器棚  一つずつみていきましょう。 ①冷凍冷蔵庫  食材を保存するための冷凍冷蔵庫は、飲食店には欠かせないアイテムです。どれくらいの量の食材をストックするかを考え、それらをすべて収納できる容量のものを選びましょう。冷蔵品が多いのか、冷凍品が多いのかによっても、選ぶタイプは変わります。  冷凍冷蔵庫は、厨房機器のなかでもサイズのバリエーションが豊富です。設置スペースの寸法をはかり、そこに収まるサイズのものを選ばなければなりません。厨房のレイアウトに合わないものを買ってしまうと、開け閉めするたびに物にぶつかったり、扉が通路をふさいだりしてストレスになります。  飲食店の営業許可を受けるためには、冷凍冷蔵庫の外に温度計がついていなければなりません。業務用のものであれば基本的に温度計はついていますが、家庭用の冷蔵庫を使う場合には注意が必要です。隔測温度計がネットで1,000円前後で手に入るので、外部から見やすい位置に設置しておきましょう。 「お店にあった業務用冷蔵庫が知りたい!✨」 >>開店ポータルBizに無料相談する<<   ★業務用冷蔵庫の選び方に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方 ②シンク  シンクは、調理前の手洗いや、食器や調理器具の洗浄のために欠かせません。業務用シンクは、1槽、2槽、3槽と水槽の数でタイプが分かれています。  営業許可を受けるためには、基本的に2槽以上のシンクを設置しなければなりません。しかし、食洗機が別にあればそれで1槽とみなされるため、1槽タイプのシンクでも認められる場合があります。槽ひとつあたりの大きさは、幅45cm、奥行き36cm、深さ18cm以上という決まりになっています。 「お店にあったシンク選びに悩んでる…💦」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ③ガステーブル、ガスレンジ  ガステーブルは、コンロが2口以上ある据え置き型のガス台です。一方ガスレンジは、ガステーブルとコンベクションオーブンをひとつにしたもので、ガスコンロで煮込み料理をつくりながら、下のオーブンでお肉を焼くといった同時調理が可能です。  両者とも、「外管式」と「内管式」があります。違いを頭にいれておきましょう。お店で使うガスの種類に対応し、かつ安全装置がついているものを選びましょう。 外管式  ヘッダーにノズル付きのガス栓がついているタイプです。ガス栓を手動で開けて、着火棒などを使って点火します。コックを回すことで火加減の微調整ができます。 内管式  ヘッダーのないタイプで、つまみを回すと自動で火がつく圧電点火式です。外管式のような火加減の微調整はできません。 「予算にあったガステーブルを教えてほしい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ④作業台  作業台(調理台)は、盛り付けをしたり、お盆へ料理をセットするときに必要です。素材はステンレス製が一般的で、サビにくく手入れがしやすい素材でつくられています。  引き出しや引き戸がついているもの、すのこ板がついているものなど、バリエーションも豊富。作業台の下に何を置くか(収納するか)を決め、使いやすさを考えて選ぶとよいでしょう。    作業台は、一般的に「身長÷2+5cm」の高さが使いやすいとされています。作業台を主に使う人の身長も考慮に入れましょう。 「お店の広さにあった作業台はどれ?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ⑤コールドテーブル  横長タイプの冷凍冷蔵庫を「コールドテーブル」といいますが、こちらを作業台と兼用するのもいいでしょう。厨房が狭いお店でも、スペースを有効活用できます。当日使う食材は取り出しやすいコールドテーブルに、明日以降のストック分は冷凍冷蔵庫に…と使い分けてもいいですね。  コールドテーブルのサイズはメーカー各社でほぼ統一されていて、高さは80㎜が一般的です。別売りの足のほか、レンガなどを入れて高さを調節できるので自由がききます。  横幅は600㎜、1200㎜、1500㎜、奥行きは薄型の450㎜、厚型の600㎜が一般的。出し入れ頻度の高い食材がどれくらいあるかを考えて、容量を選びましょう。 「厨房機器の揃え方を詳しく教えてほしい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< ⑥製氷機  冷たいドリンクの提供や食材の保存には、氷が必要です。製氷機を選ぶときの製氷能力の目安は、「席数×1.9kg」といわれています。30席のお店なら、1日あたり30×1.9kg=57kg以上の氷が必要になります。ドリンクメニューの多い居酒屋やバーなどでは、この数値に上乗せして考えましょう。  また、冷たいドリンクがよく売れる夏場と、そうでない冬場とでは、必要な氷の量が違います。居酒屋やバーでなくとも、氷の使用量がもっとも多くなる夏場を基準にし、製氷能力と氷の保存容量に余裕のあるタイプを選びましょう。  製氷機のタイプは、縦長の「バーチカルタイプ」、コールドテーブルのように作業台として使える「アンダーカウンタータイプ」、コンパクトな「卓上タイプ」などバリエーションがあります。 「お店にあった製氷機はどれだろう?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<<   ★製氷機に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品 製氷機はお店の「席数」で決めよう! ⑦食器棚  食器やグラスを清潔に保管するには、食器棚が必要です。  飲食店をはじめるときは、食品衛生法にもとづき、「扉付き」の食器棚を1台以上設置しなければなりません。すぐに使えるよう、営業中は食器を外に出しておいてもかまいませんが、営業が終わったらきちんと食器棚にしまうことが義務づけられています。  省スペースのために吊戸棚を利用しても問題ありませんが、「目線より低い位置に棚があること」、「天井と棚の間にすきまがないこと」といった許可基準があります。 開店ポータルBizで業務用厨房機器を安く手に入れよう!  通販サイトを開くと、さまざまなメーカーの製品が混じりあっていて、わかりにくいかもしれません。厨房機器を選ぶときは、価格や仕様を考慮するのはもちろん、信頼できるメーカーから選ぶことも大切です。なぜなら、メンテナンスや修理などのアフターフォローが充実しているからです。  迷ったときは、以下でご紹介する2社の製品を選ぶと安心です。 1.ホシザキ  ペンギンマークでおなじみのホシザキは、日本で初めて全自動製氷機を開発した会社。飲食業界で働く人なら、一度は聞いたことのあるメーカーではないでしょうか。  製氷機や業務用冷凍・冷蔵庫をメインに、食洗機、スチームコンベクションオーブン、IHテーブル、ティーサーバーなどさまざまなアイテムを製造・販売しています。  同社は全国440ヶ所に営業所を置き、修理の即日対応を心がけています。万一、購入した厨房機器にトラブルがあったさいは、サービススタッフが直ちに駆けつけてくれます。  製品には設置後1年間の保証がついており、年に2回の定期点検もおこなってくれます。補修用の部品は製造を終えてから最低9年は保管してあるため、「古い機種だから修理できない」というトラブルもありません。 2.福島工業  福島工業は、国内で初めて、冷凍機一体型の業務用冷蔵庫を開発した会社です。高いシェアを誇る業務用冷凍冷蔵庫のほかにも、医療機器や保冷ロッカーなども製造しています。  同社のサポート拠点は、西日本と東日本に1ヶ所ずつ置かれたコールセンター。電話、メール、FAXで修理依頼を受け付けています。「長期使用安全点検」の制度を独自に設けており、設置から10年を目安に点検をしてくれます。  特設サイト『フクラボ』では、厨房機器の疑問に答えるコラム記事を読むことができます。「業務用冷蔵庫の選び方は?」「食材を安全においしく冷凍するコツ」「冷蔵庫が冷えないトラブルの原因と対策」など、飲食店オーナーにとって役に立つものばかりですよ。  開店ポータルBizでは、お店にあった業務用厨房機器のご提案をおこなっています。メーカーとの繋がりがあるため、メーカー小売希望価格よりも特別にお安くご提案可能!導入をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください! ★業務用冷蔵庫に関する記事はこちら★ 飲食店「業務用冷蔵庫」の選び方・おすすめのメーカー2社【ホシザキ・Fukushima】 調理器具・キッチン用品  冷凍冷蔵庫やシンクといった大きな厨房機器をそろえたら、次の表を参考に、調理器具やキッチン用品も徐々にそろえていきましょう。  このように、調理器具やキッチン用品といってもかなりの種類があります。お店の規模や提供するメニューによって、必要なものは変わります。  本当は、厨房用品専門店に足を運んで、じっくり選びたいところ。しかし、忙しいオープン準備のさなかに時間を取るのは、なかなか難しいかもしれません。そんなときにおすすめなのが、時間をかけずにまとめて注文できるニトリです。  インテリアショップ大手・ニトリでは、ガステーブルや電子レンジ、炊飯器といった家電から、調理器具、キッチン用品、食器やグラス、カトラリーまで、あらゆるアイテムがそろいます。  一般家庭向けの商品が多いですが、すっきりとしたおしゃれなデザインは、お店の風景にもしっくりなじみます。  こちらもメーカーとの繋がりがあるため、メーカー小売希望価格よりも特別にお安くご提案可能!調理機器やキッチン用品の購入をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください! 新規開業のサポートは、開店ポータルBizにお任せください!  アイスクリームショップにオーブンは要りませんし、居酒屋にコーヒーメーカーは要りません。必要な厨房機器は業態によって違うため、自分のお店で提供するメニューと、その調理工程を考慮して選びましょう。  料理やドリンクをつくる厨房は、飲食店の心臓といえる部分。安心してお店をオープンできるよう、必要な厨房機器をなるべく早めにそろえておきましょう。  開店ポータルBizでは、厨房機器・キッチン用品に関するご相談を無料で承っています。飲食業界に強い税理士探し、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービス、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談も無料受付中です。ぜひお気軽に、下記のフォームからご連絡ください。  
    開店ポータル編集部
    2020/01/06
  • 飲食店のコスト削減 新電力ハルエネでんきへの切り替えで電気代を節約しよう!
     2016年4月の電力自由化により、ライフスタイルや電力使用量にあわせて、契約する電力会社を自由に選べるようになりました。特に飲食店は、食材の保存や調理、店内照明、空調などで膨大な電力を消費するぶん、少しでもそこにかかるコストを減らしたいもの。「電気代を安くしたいけれど、どの新電力を選べばお得なのだろう」と悩んでいるオーナーも多いでしょう。  そこでおすすめなのが、コストカットの強い味方となる新電力ハルエネでんきです。電力会社やプランによっては、切り替え前よりも電気代が高くなってしまうケースも多い昨今。ハルエネでんきは、安さに特化したシンプルな料金体系で支持されています。さっそくみていきましょう。 そもそも、電力自由化って何?  私たちが契約できる電力会社は、北海道なら北海道電力、東京なら東京電力、大阪なら関西電力…というように、住む地域ごとに決まっていました。電力会社間の価格競争を促し、消費者の負担を減らすことで産業を活性化させようとはじまったのが、電力自由化です。多くの企業が電力の小売をはじめたことで、各社が用意するさまざまなプランから自由に電気を契約できるようになったのです。当初は工場や大型ビルのみが自由化の対象でしたが、2016年4月より、飲食店や小売店、理美容店のほか一般家庭にまでひろげられました。 ハルエネでんきに切り替えるメリットは?  株式会社ハルエネが提供するハルエネでんきは、電気代の見直しを考えているお店や法人をメインターゲットとする新電力です。  同電力への切り替えがおすすめなのは、契約電力が50kWh未満(低圧電力)で、ひと月の電気代の平均が3万円以上のお店。「新電力への切り替えはまだだけれど、確実に安くなる電力会社を知っておきたい」という方も、以下のメリットをぜひおさえておいてください。 1.電力使用量の多いお店ほど安くなる  使った分の料金を、電力使用量に応じて分けた三段階料金をご存知でしょうか?以下の段階ごとに、各電力会社が単価を設定しています。 1段階料金 0(一部の電力会社は10~15)~120kWh内で使った分に適用される単価 2段階料金 120~300kWh(北海道電力では120~280kWh)内で使った分に適用される単価 3段階料金 300kWh以上使った分に適用される単価  ハルエネでんきの最大の魅力は、1、2段階の料金は他社と変わらないものの、3段階料金がグッと安くなることです。  たとえば、東京電力の3段階料金が30.02円であるのに対して、ハルエネでんきは28.52円と5%もお得になります。冷蔵庫や店内照明などで、たくさんの電気を使う飲食店にはありがたいですね。 2.簡単な申し込みですぐに利用できる  ハルエネでんきに申し込みをする際は、店名や住所、代表者の氏名などの簡単な情報を申込用紙に入力するだけ。その後、ハルエネから申し込み確認の電話が入り、スマートメーターへの交換が終わればすぐに利用できます。  スマートメーターは、毎月の検針を自動でおこなう電力メーターで、切り替えは地域の電力会社が無料でおこなってくれるうえ、立ち会いも不要です。交換済みの場合は切り替える必要がないので、よりスムーズに利用を開始できますよ。 3.コスト削減に特化した分かりやすい料金プラン  ほかの電力会社では、電気の他にスマートフォンやネット回線などの契約をすすめ、セット割引をおこなうものもあります。ところが、プランを追加しすぎたせいで結局安くならない、高額な違約金がネックとなって解約しにくいなど、デメリットも多いのです。  その点、ハルエネでんきは、電気のみの契約で5%以上安くなるというシンプルな仕組みです。他サービスを契約するときの面倒な手続きもなく、「とにかく電気代を安くしたい!」と考えているお店にはぴったりでしょう。地域や従量電灯に合わせて、さまざまなプランが選べるのも魅力です。  開店ポータルBizでは、ハルエネでんきに切り替えるさいのサポートをしています。どのプランにすればよいか迷ったら、ぜひお問い合わせください。使用状況や契約内容をヒアリングし、無料お見積り・最適なプランのご提案をします。 「電気代を削減したい」 「コスト削減について話を聞きたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 電力自由化は、コスト削減の絶好のチャンス!  新電力に関心はあるけれど、電気の供給が不安定になったり、停電しやすくなったりするのでは?と踏み切れずにいる方も多いでしょう。でも、その心配はありません。新電力は既存の電力会社の送電網を通して供給されるため、今までと変わらない品質の電気を安心して使えます。選択肢が多い今だからこそ、電気代の見直しをするなら、信頼できる電力会社を選びたいですよね。  冷蔵庫や調理機器、照明、エアコン…飲食店は毎日たくさんの電気を使います。月々のコストカットが、経営を左右する鍵となることも。申し込みから切り替えまで手間がかからず、電力使用量が一定以上であれば確実に安くなるハルエネでんき。新電力への切り替えを考えている方は、ぜひ検討してみてください。 ★こちらの記事もおすすめ★ 仕入れコストに悩む飲食店経営者がコストカットのためにすべき3つのこと  ハルエネでんきへの切り替えをご検討中の方は、下記フォームよりお問い合わせください。「現状の電気料金がどれくらい安くなるのかを知りたい」という方には、無料で削減額のお見積りをお出ししています。まずはお気軽にご連絡ください!  
    開店ポータル編集部
    2020/01/04
  • 飲食店におすすめの防犯・監視カメラとは?
     最近では、お店ではもちろん一般家庭にも設置されるなど、防犯カメラの需要が高まっています。  とくに飲食店では、金銭の授受がおこなわれるレジ周辺に設置したいとの希望が多く、従業員がスムーズに配膳できているか、来店者数はどれくらいかなどのマーケティングを目的とした使用も増えています。  数多くある防犯・監視カメラの中から、用途にあったものを選択する必要があります。本記事では、飲食店におすすめしたい防犯・監視カメラを用途別に見ていきます。 1.レジ付近は高画質の“ドーム型”  不特定多数の人物が出入りする飲食店。防犯カメラの設置場所を検討するさいに優先度が高いのは、レジ周りでしょう。  犯罪防止だけでなく、釣銭の受け渡しによるトラブル時やスタッフの不正防止にも大きな力を発揮してくれます。   ドーム型は、撮られているということをあまり意識させることなく使用できるカメラです。撮影されていることに居心地の悪さを感じる人もいるので、お客様あっての飲食店ではこのような配慮も必要になってきます。  ドーム型のメリットは、撮影範囲が広いため、レンズがどの方角を向いているかが分かりづらい点です。これにより死角をついた犯行が難しく、防犯性も高いと言えます。  ボックス型のものと比べると、見た目のインパクトによる犯罪抑止効果は弱いものの、店内の景観を崩さないという点でも飲食店では導入しやすいのではないでしょうか。 ≪おすすめ≫■RD-CA211 AHDドームカメラ  RD-CA211 AHDドームカメラの最大の特徴はなんといっても、フルハイビジョン画質を実現しているところ。  220万画素の超高画質のため、レジ付近に設置した場合、ズームをしても手元まではっきりと判別可能です。 株式会社アルコムHP:https://www.arucom.ne.jp/store/g/g250-011411/   AHDとは、“Analog High Definition”の略で、HD映像に対応したアナログ映像を伝送できる新技術のこと。AHDレコーダーは既存の配線と繋げるため、これまで使用していたアナログカメラとの接続も可能となります。  従来の監視システムを残したまま、新たにレジ周りだけAHDカメラによるハイビジョン監視映像システムを導入できます。 「資料がほしい」 「詳しく説明してほしい」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 2.店舗の外には「犯罪抑止効果」のある“ボックス型”   店舗内に防犯カメラを設置しただけで、安心してはいけません。多くの人が行き交う出入口付近、そして駐車場などの人の目があまりない場所など、屋外の設置も必要です。    ボックス型のカメラを設置するメリットとしては、設置していること、監視していることを強くアピールできる点です。また、レンズの付け替えも可能。種類豊富なレンズの中から用途に合わせて選べます。  ただし、カメラの向きが固定されるので、死角ができやすいというデメリットもあります。  「何かが起こってから映像を見て確認する」というよりは、「起こり得る犯罪やトラブルを未然に防ぐカメラ」としておすすめです。   ≪おすすめ≫■RD-CA237 AHDカメラ  駐車場などで長時間車を放置する場合、やはり夜間の防犯が重要になります。  RD-CA237 AHDカメラは赤外線暗視機能内蔵のため、暗所での撮影も可能です。暗くなると自動で白黒撮影に切り替わるシステムとなっています。 株式会社アルコムHP:https://www.arucom.ne.jp/store/g/g199-010269/  また、屋外ならではの天気や逆光による課題もクリア。防雨タイプであることはもちろん、強い逆光でも撮影可能なWDR機能を搭載しており、場所を選ばずに設置できます。  屋外でも店舗の景観や、お客様への威圧感が気になる場合は、防雨タイプで暗所でも撮影可能なドーム型のカメラの導入をおすすめします。 「コストをかけずに導入したい」 「詳しく説明してほしい!」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 3.複数店舗の管理に最適“クラウドカメラ”  飲食店において防犯カメラを設置するメリットは、防犯だけではありません。  オーナーにとっては、お客様の入り状況やスタッフの動きを把握するさいにも役立ちます。  クラウドカメラは、インターネット環境があればどこにいてもパソコンやスマートフォンで映像を確認できる優れもの。まさに、忙しいオーナーにおすすめです。  撮影した映像は全てクラウドサーバーを通して保存されるため、これまでのように録画機やSDカードの容量オーバーを気にする必要がありません。犯罪時にデータを盗まれたり、破壊されることなく、データを管理できます。 ≪おすすめ≫■QBiC CLOUD CC-2  こちらは、カンタン設置、カンタンWi-Fi接続で、手軽に導入できると話題のクラウドカメラです。  電源以外の配線は不要のため、DIY感覚で必要な場所に設置できます。それでいて、高画質(最大で720pHD/30fpsのフル動画)・暗視対応(被写体照度0.1ルクスまでカラー映像可)という、申し分なしの性能も魅力。  映像はクラウドサーバー上に保存されているため、インターネット環境が整っていればどこからでもアクセスが可能。手元のスマートフォンやタブレット、パソコンから映像を確認できます。  また、複数のカメラを同時に確認できる機能も搭載されています。見たいカメラを選択して、4画面のレイアウトに切り替えることも可能です。 ELMO社HP:http://www.elmo.co.jp/products/security/cc2/ 「コストをかけたくない」 「お店にあったものがどれかわからない」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<<   用途に合った一台を選ぼう!   カメラを設置することで、お客様が安心して来店できるだけでなく、スタッフが安心して働ける環境をつくります。オーナーにとっては、お客様の状況やスタッフの稼働状況を把握するツールにもなりますよね。  設置する目的を明確にし、その用途に合った防犯・監視カメラを選択しましょう。  防犯・監視カメラの導入を悩まれている方はぜひ一度、開店ポータルBizにお問い合わせください。より詳しくご説明いたします。他社メーカーのものと比較・検討したいという方も大歓迎!お店にあったサービスをご提案いたします。下記フォームより、お気軽にご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2020/01/02
  • 【飲食店】厨房・キッチンのリーダー「料理長」の仕事内容を知ろう
     飲食店の料理人をまとめて現場を取り仕切るキッチンのリーダー・料理長。調理以外には、一体どのような仕事をしているのでしょうか。  本記事で料理長の仕事内容や、必要な資格についてご説明します。ゆくゆくは料理長になりたいとお考えの方は、必見です。 飲食店の料理長って何をするの?  料理長とは、レストランやホテルの飲食店などで働く料理人のなかのリーダーのことです。一料理人として料理の技術や知識が秀でているのはもちろんのこと、リーダーとして人をまとめる力やマネジメント力に長けています。  なお、料理長は業態によってその呼び名が異なります。たとえば、西洋料理のお店なら「シェフ」、日本料理のお店なら「板長」と呼ばれています。 飲食店で料理長になるために必要な資格とは?  料理長になるのに取得必須の資格はありません。しかしながら、料理に関する知識や技術を備えている証の「調理師免許」の取得や、現場の責任者として「食品衛生責任者」になることが望ましいでしょう。  調理師免許  お店によっては調理師免許を取得していることが必須条件となっている場合もあります。調理師免許は国家資格のため、調理師養成施設を卒業するか、実務経験を積んだ後に試験を受けて合格すれば取得可能です。 食品衛生責任者  食品衛生責任者は、食品衛生責任者養成講習会を受講する必要があります。もし調理師免許を持っていれば、講習会を受講せずに食品衛生責任者になることができます。 ★関連記事はこちら★ 飲食店を開業時に持っておきたい・持っていなければならない資格とは? 飲食店の料理長 仕事内容は?  料理長の主な7つの仕事内容ついてご説明します。 1.年間の営業計画や売上予測を立てる 2.メニューの開発・決定をおこなう 3.食材や仕入先を決定する 4.オペレーションを構築する 5.人材育成・人事配置をおこなう 6.料理の最終チェックをする 7.現場をまとめる  一つずつ見ていきましょう。 1.年間の営業計画や売上予測を立てる  メニュー内容や販促、イベントやキャンペーン、売上、入客数など。一年を通してどのような流れで営業していくのか、計画と予測を立てます。大まかにでも計画を立てておくことで、何に取り組むべきなのかが可視化されて頭が整理されます。準備を計画的におこなうことができ、業務を効率的に進めていくことができます。 2.メニューの開発・決定をおこなう  お店のコンセプトや業態、ターゲット層などを考慮したうえで、どのような料理を提供するかメニューの開発をおこないます。肉がメインなのか魚がメインなのか、食事よりもスイーツやドリンクにこだわるのかなどです。お店によっては、季節ごとやイベントの時期には、限定メニューを開発します。  お客さまのニーズに応えつつも、コストを考慮しながら考える必要があります。商売である以上、きちんと売り上げを上げられるものをつくらなければならないのが、メニュー開発の難しいところです。 ★原価率計算に関する記事はこちら★ 原価率の計算方法と業態別目安を確認しよう【営業計画】   3.食材や仕入先を決定する  予算やメニューをもとに、料理に使用する食材の選定や仕入れ先の決定をおこなうのも料理長の仕事の一つ。食材は料理の味に大きく影響するため、とても重要です。  “○○県産のもの”や地元のもの、A5ランクなど、お店のこだわりに沿いながら、仕入れる食材を決定します。時には現地に赴いて、自ら食材を選定することもあります。  仕入先は、近所のスーパーマーケットや業務スーパーのほか、市場や農家などさまざま。配送の可否や納期など、それぞれ条件が異なるため、しっかりと比較して選ぶ必要があります。 仕入れ先・仕入れコストにお悩みですか? 仕入れ相見積もり、してみませんか? >>開店ポータルBizに無料相談をしよう<< ★仕入れ方法に関する記事はこちら★ 業者・直接仕入・ネット…お店にあった仕入れ方法を見つけよう! 4.オペレーションを構築する  準備から調理、提供までをスムーズにおこなえるように、調理場内のオペレーションを構築するのも料理長の仕事です。オペレーションがあることで、無駄な動きを省き、回転良く現場をまわすことができます。  オぺレーションを考えるさいには、もっとも効率的に作業を進められるフローを考えて、検証をおこないます。これにより、経験の浅いスタッフも先輩スタッフと同様の動きができるようになります。 5.研修や人事配置をおこなう  料理長には、調理スタッフを一人前の料理人に育てる責任があります。料理の腕前や知識といった技術面とともに、料理人としての心構えや心持ちといった精神面の両方の研修をおこないます。褒めて伸びるタイプや厳しくすることで成長するタイプなど、スタッフの数だけ個性があるため、一人ひとりにあわせて取り組みましょう。 ★スタッフの育成法に関する記事はこちら★ 従業員が辞めないカフェが実践しているスタッフ・アルバイトの育成方法 6.料理の最終チェックをする  料理完成後、お客さまに提供する前に味や見た目の最終チェックをおこないます。味付けに問題はないか、盛り付け後は見本通りに盛り付けられているか、食器で汚れている箇所はないかなどに注意しましょう。その時々で味が異なることがないよう、常に一定の出来になっているかの確認も重要です。  チェックを怠ったり判定を甘くしてしまうと、お客さま満足度の低下やクレームに繋がる可能性があるため、注意が必要です。 7.現場をまとめる  現場のリーダーとしての力が、一番試される仕事です。全体を見つつも細かいところにまで気を配り、現場がうまくまわるよう動かなければなりません。  たとえば、手の空いたスタッフがいれば次の指示を出したり、手が回っていないところがあればヘルプを入れたり、トラブルが起きたときに対処をしたり。素早い状況把握と的確な判断力が必要となります。  また、行動面だけではなくスタッフの意識の統率もおこないます。全員が高いモチベーションと責任感をもって作業にあたれるような環境づくりが必要です。 集客、売上にお悩みですか? >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 店舗運営に悩んだら、開店ポータルBizにご相談ください  仕事内容を把握することで、自分にまだ足りていないことや伸ばしていくべきこと、これから意識して取り組むべきことなどがわかったのではないでしょうか。  料理長になるには、たくさん修業して、さまざまな経験を積んでいくことがとても大切です。現在活躍している方々もきっと、下積みを経て今に繋がっているはず。修業に励んで経験値を積み、優秀な料理長を目指してください。 【人気記事】 ゴーストレストラン開業!必要な機器、人気ジャンル、集客アプリについてまとめてみた  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2020/01/01
  • カフェ開業で失敗しない立地の選び方とコンセプトの重要性
     多くのお客さまが訪れる人気のカフェになるためには、お店のコンセプトにあった立地を選ぶことが大切です。移転をして、後から場所を変えることも可能ですが、それには手間や費用がかかります。しっかりと自分のお店にあった立地選びをおこなうために、本記事では立地の特徴や、選び方のポイントについてご説明します。これから開業を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 立地選びの重要性  お店のコンセプトを考慮せず、立地を適当に選んでしまったらどうなるのでしょうか。  もしもサラリーマンやOLをターゲットにしたカフェが住宅街にあったり、若い世代向けのフォトジェニックなカフェが年齢層の高い人が多く住む地域にあった場合です。当然、ターゲットとしている層に来てもらうことは難しいでしょう。地域のニーズにも合っていないため集客できず、最悪の場合、閉店に追い込まれてしまう可能性もあります。  どれだけ料理や内装、サービスなどに自信があったとしても、お客さまに来てもらえなければ意味がありません。そのため、お店のコンセプトにあわせた立地選びをおこなうことはとても重要なのです。 コンセプトを明確にしておこう  「どのようなお店にするか」が決まっていなければ、立地選びをはじめられません。あらかじめ、ターゲット層やお店のコンセプトを明確にしておきましょう。  学生など若い世代をターゲットにするのか、働いている大人の世代をターゲットにするのか。内装はシンプルにするのか、ゴージャスにするのか。落ち着いた静かな雰囲気にするのか、賑やかで楽しい雰囲気にするのか。どのようなフードやドリンクをメインにして、どのようなラインナップのメニューをそろえるのか、どれくらいの価格帯で提供するのかなど。イメージを具体的に固めておけばおくほど、その後の立地選びが進めやすくなります。 立地ごとの特徴  立地にはそれぞれ特徴があります。その特徴も知っておくことで、より自分のお店にあった立地選びをおこなえます。またその特徴にあわせてお店づくりを工夫すれば、集客や売り上げアップにも繋げられます。 ①駅前  早朝から深夜まで、年齢や性別に関係なく多くの人が集まります。通勤や通学で毎日通る人も多いため、認知されやすいです。また、駅から近いと立ち寄ってもらいやすく、集客が見込めます。  立地が良い分家賃が高額となっているため、大手のチェーン店向きです。個人店や小規模なお店が営業していくのは少し難しいかもしれません。 ②商店街  特に休日に人通りが多くなり、地域の方が中心に集まります。飲食店以外にもさまざまなお店があるため、本来の目的が食事でなかった人からの認知や集客も期待できるのが強みです。また、近隣のお店の方やお客さまとの距離が近くて関係値を築きやすいため、リピーターを獲得しやすいメリットもあります。  しかしなかには、シャッター街になってしまいほとんど人が来ない商店街もあるため、注意が必要です。 ③住宅街  住宅街に住む方々がメインのお客さまとなります。住人のニーズにあわないお店は集客で苦労する可能性があるので、どのような人々が多いかをあらかじめ知っておく必要があります。  ランチタイムには主婦層や子連れのお客さまが多く訪れるため、お得なランチメニューやお子さまメニューがあると、より利用してもらいやすくなるでしょう。 ④オフィス街  サラリーマンやOLなど、オフィスに勤める人が集まります。主に平日のお昼休みの時間帯が狙い目です。ランチメニューが充実していたり、回転率が高いお店にはおすすめの場所となっています  休日は営業していないオフィスがほとんどのため、定休日にするのがベター。ただし、もしも営業しているオフィスがあるのに、ほかに開いている飲食店がなければ絶好のチャンスです。近隣のオフィスや飲食店の営業日を確認してみましょう。 ⑤郊外・道路沿い  地域の方だけではなく、お出かけや旅行の途中にたまたま通りすがった方や遠方からお越しの方にも利用してもらえます。ファミリーやグループ客の利用が多いため、食事メニューの充実や一休みできる環境が整っていると良いでしょう。  車での来店がメインとなるので、駐車場を充実させておく必要があります。また、遠くからでもお店があることをアピールできるよう、看板などを設置しておくのもおすすめです。 ⑥観光・行楽地  各地から、さまざまな人が集まります。シーズン時は繁盛する一方で、シーズンオフ時にはお客さまが減ってしまい、時期によって売り上げが大きく変動します。そのため、シーズンオフの時期でも売り上げを立てられるような対策をとることが重要です。  たとえば、その時期にしか食べられない限定メニューを出したり、通常メニューをお得な価格で提供したり、イベントをおこなったり。シーズンオフの時期にも集客できれば、一年を通して安定した売り上げを見込めます。 >>新規開業の「困った!」を無料相談する<< ★こちらの記事もおすすめ★ 飲食店の物件探し時に重要な商圏とは? 良い立地選び 10のポイント  良い立地を選ぶためには、あらかじめ周辺環境をよく把握しておくことが大切です。そのさいにチェックしておきたい10このポイントをご説明します。 ①最寄り駅の利用状況はどのようなものか  最寄り駅がどのような駅なのかを知っておきましょう。特急や急行電車は停車するのか、乗り換えで利用される駅なのか、サラリーマンやOLと学生ではどちらが多いのか、平日と土日ではどちらが混雑するのかなど。駅の利用用途や、利用者の層、利用者が多い時間によって、そこで求められるお店の種類は変わります。 ②近隣住民はどのような人が多いのか  その地域に住む人々の特性も重要です。男性か女性か、若い世代かご年配の方か、学生かサラリーマンか、一人暮らしかファミリー層か。どのような人々が多く住んでいるのかによって、お店のコンセプトにあうかどうかは大きく変わります。ターゲットとしている層があまりいない地域であれば、適した立地ではないといえます。 ③人通りはどれくらいあるのか  周辺の通りが、一日を通してどれだけの通行量があるのかをしっかり確認しておいてください。通行量の多い時間帯と少ない時間帯はいつなのか。また、昼間と夜間、平日と休日ではどれくらい差があるのかもチェックしておきましょう。観光地であれば、時期によっても差が出てくるはずです。人がまったく通らない時間帯や時期がある場合は、対策が必要となります。 ④周辺にはどのような施設があるのか  学校やオフィスビル、ショッピングモール、病院、市役所など。周辺にどのような施設があるかで、その地域に訪れる層が変わります。学校であれば学生、オフィスビルであればサラリーマンやOL、ショッピングモールであればファミリー層が多くなります。ターゲット層が集まる施設がある地域を選びましょう。 ⑤近くの商店街はどのような雰囲気か  商店街の雰囲気やお店の価格帯も、どのようなお客さまが多いかわかる指標の一つです。お客さまとの距離が近い下町感あふれる商店街なのか、それとも価格帯の高いお店が並ぶ少しリッチな商店街なのかで、その地域の方々の買い物の傾向がわかります。また、活気があって多くの人が集まる商店街であれば、買い物ついでにカフェにも立ち寄ってもらえる可能性があります。 ⑥商店街で取り組んでいることはあるか  商店街がなにかおこなっている取り組みがあるかどうかも調べておくと良いでしょう。イベントをおこなっていたり宣伝活動に力を入れていたり、空き店舗対策や商店街を活気づけるためにさまざまな工夫をしているところも多くあります。衰退していく商店街が増えていますが、そういった対策をとっているのであれば安心できます。 ⑦ライバル店が近くにあるか  近隣の飲食店も要チェックです。業態やコンセプト、メニューのラインナップが類似しているお店はないでしょうか。もしある場合はそのお店の規模や入客状況、料理やサービス面などを調べて、差別化できるポイントをつくっておきましょう。自分のお店ならではのオリジナルがあれば、似ていても充分集客は可能です。 ⑧近隣で繁盛しているのはどのようなお店か  近隣で繁盛しているお店があれば、あわせてチェックしておきましょう。雰囲気や料理や価格帯、人気の理由などを調べてみてください。その地域の人々の趣向やニーズがわかります。それを参考にしながら、自分のお店づくりのヒントにしてみると良いでしょう。 ⑨近くに住宅はあるか  近くに集合住宅や住宅街がある場合、その住人がメインのお客さまになってくると考えられます。どのような家族構成でどの年代の方が多いのか、あらかじめ確認しておきましょう。住人のニーズとコンセプトが一致しないと、集客が難しくなってしまうかもしれません。 ⑩その地域は将来的に変化があるか  今後、大型のショッピングモールや集合住宅、再開発の予定があるかどうかも重要です。もしある場合は、現在と客層が大きく変わってしまう可能性があります。その地域の市役所などで確認できるため、忘れずに聞いておきましょう ★立地判定の基準に関する記事はこちら★ お店の未来を左右する立地判定の5つの基準とは?失敗しない開業エリアの選び方! 新規開業のお悩みは開店ポータルBizにご相談ください!  自分のお店にあった立地を選ぶためには、コンセプトの明確化や立地の特徴を知ること、地域や周辺の環境をよく把握しておくことが大切です。多くのお客さまに訪れてもらえるカフェを目指して、本記事でご説明したポイントを参考に納得のいく立地選びをおこなっていきましょう。 ★あわせて読みたい記事はこちら★ 飲食店の名前の付け方「流行る名前」と「流行らない名前」  開店ポータルBizでは、資金調達や融資に強い税理士のご紹介、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/12/27
  • 飲食店がメンテンナンスを徹底すべき箇所とチェックシートについて
     毎日営業していれば、内装が汚れたり傷ついたり、設備が劣化して不具合が起こることもあるでしょう。店舗をよい状態に保ち、今後も長く営業を続けていくためには、定期的にメンテナンスをおこなう必要があります。  とはいえ、初めての開業であればどこから手をつけてよいのかわからない方も多いはず。そこで、メンテナンスが必要な箇所やチェックするポイントなどについてご説明します。 店舗に必要な「メンテナンス」とは  店舗のメンテナンスとは、内装や設備などの状態に問題がないかどうかチェックをおこない、問題がある箇所に関しては修理や交換といった対応をとる一連の作業のことです。  これをおこなうことで、快適で安全な店舗環境を保つことができます。  もし設備の故障や異変があった場合もいち早く気づけるため、トラブルが発生するのを未然に防げます。万が一トラブルが発生した場合にも、日ごろからメンテナンスをおこなっている店舗は、大事にならずに済んでいることが多いです。 クリンネスとメンテナンスの関係  飲食店にとって料理と同じくらい重要とされているクリンネス。店内を清潔にする以外にも、重要な役割があります。  クリンネスをしっかりとおこなうことは、メンテナンスをすることに繋がります。クリンネスによって清潔な状態になれば、汚れによる不衛生な店内環境やホコリの蓄積による設備故障を防ぐことができます。  クリンネスのさいは、きれいにするとともに、異常がないか確認しながら作業をすすめていくとよいでしょう。 ★関連記事はこちら★ クレンリネスを習慣化!飲食店に必要なマニュアルとチェックリスト チェックするポイント  では、実際にメンテナンスをおこなうときには、どのようなところに注意してチェックしたらよいのでしょうか。    客席や厨房、バックヤード、外観に内装、設備、備品など、メンテナンスすべきところはたくさんあります。  メンテナンスが必要となる8つの箇所と、それぞれのチェックすべきポイントを見ていきましょう。 ①厨房 ②エアコン ③照明器具 ④家具 ⑤内装 ⑥扉や窓 ⑦看板 ⑧トイレ  以下で一つずつご説明していきます。 ①厨房  厨房は、飲食店のなかでも設備や機器の数が多いです。食べ物を扱う場所なので、お客さまに安全な料理を提供するためにも特に注意しておかなければなりません。 冷蔵庫・冷凍庫  冷蔵庫や冷凍庫で重要なのが、温度。庫内の温度が規定の数値を保っているかチェックしましょう。もし規定以下の数値やエラー表示になっている場合は、原因の特定もおこなう必要があります。  熱交換機器のチェックも大切なポイントです。汚れていたり破損していないかチェックしましょう。これが正常に作動していないと十分に冷却できず、食材を傷ませてしまいます。あわせて、扉の密閉度やゴムパッキンが劣化していないかも要確認です。隙間があると、外気が入り込んで庫内の温度が下がってしまいます。 ★業務用冷蔵庫の選び方はこちら★  飲食店の必需品「業務用冷蔵庫」のかしこい選び方 製氷機  製氷時間は適切かどうか、製氷機から水漏れはしていないか、冷却器は問題なく動いているか、フィルター詰まりは起きていないか。しっかりと確認しましょう。冷蔵庫や冷凍庫と同様に、ゴムパッキンの状態や扉の密閉度の確認もおこないます。  氷が直接入っている場所のため、製氷機内が汚れていないかも要チェックです。あわせて、製氷皿が破損していないかも見ておきましょう。万が一破片が混ざってしまうと、異物混入で大問題に発展してしまいます。 ★製氷機に関する記事はこちら★ 飲食店の必需品 製氷機はお店の「席数」で決めよう! 水回り  特にシンクは要チェックです。不具合とあわせて衛生面の確認もおこないましょう。  蛇口に水垢がついていないか、パッキンは摩耗していないか。パッキンの摩耗による蛇口周辺の水漏れや、給水管もしくは排水管の詰まりによる水漏れはないか。給水タンクがある場合は、水質の検査を忘れずにおこなってください。もしも菌が繁殖しているのに気づかずに使ってしまったら、場合によっては食中毒を引き起こすこともあります。  水道下にあるグリストラップが破損・汚損していないかもあわせて確認しておきましょう。排水ポンプがある場合は、専門の業者に点検してもらうとよいです。 ★節水コマに関する記事はこちら★ 「水道代が高い」なら水道料金削減額シュミレーションを受けよう【無料】 ガス器具  ガスホースが劣化していないか、点火装置や元栓付近の破損や不具合はないか、オーブンやコンロを使用している場合は五徳に破損箇所がないか、ガス管は破損していないかを重点的にチェックしましょう。特に飲食店の場合、調理時に使用する水分や塩分、酸などによって、一般家庭よりもガス管が腐食しやすいです。ガス漏れは大きな事故に繋がる危険性があるため、十分注意しましょう。  なお、ガス器具に関しては、基本的にガス会社に点検してもらうのが望ましいです。 >>メンテナンスについて無料相談する<< ②エアコン  快適な店内環境を保つために欠かせないエアコン。暑い時期や寒い時期には一日中稼働させることも多いため、しっかりとメンテナンスをおこないましょう。フィルターの確認も大切ですが、内部の汚れや冷却ガスの補充時期、室外機の破損やサビのチェックも重要です。  構造上、ふだんのクリンネスだけでは清掃できない部分や落としきれない汚れがあります。業者にオーバーホールを依頼して、まるごと洗浄してもらいましょう。 「エアコンから異臭がする」「エアコンの汚れが落ちない」 オーバーホールしたいけれどコストが心配…💦 >>そんなときは開店ポータルBizに無料相談!<< ★業務用エアコンに関する記事はこちら★ 飲食店「業務用エアコン」の選び方・おすすめのメーカー3社【ダイキン・日立・三菱】 ③照明器具  調光器の不具合や破損、レールコンセントのがたつきなどをチェックしましょう。画像のようなペンダント照明であれば、吊り下げ器具のチェックも必要です。  また、電球周りの破損や熱による劣化などの見落としもないよう気をつけましょう。万が一営業中に割れてしまえば、お客さまに怪我をさせてしまう恐れがあります。数が多いぶん手間がかかりますが、怠ることのないようにしてください。 ★LED電球に関する記事はこちら★ LED電球は日本製がいいって本当?おすすめの国内メーカー9選!【ご相談無料】 ④家具  イスやテーブル、カウンターなどの家具は、接合部のゆるみや脚のガタつきを確認しましょう。あわせて、木製の場合は木のささくれ、鉄製の場合はサビがないかをチェックします。怪我の原因になりうるものもあるため、特にお客さまが使用するものは要注意です。  安全面とあわせて、見た目のメンテナンスも大切です。生地が汚れ・破れていないか、塗装がはがれていないか。一つひとつ確認し、必要があれば買い替えを検討しましょう。 ⑤内装  壁や床、天井で表面資材や塗装などがはがれている箇所がないかチェックしましょう。危険性がなかったとしても、ボロボロの内装ではお客さまに不快感を与えかねません。気持ちよく食事の時間を楽しんでもらえるよう徹底しましょう。  また、傷みで床が軋んだり沈む場所がないかのチェックも重要です。床が抜けてお客さまに怪我をさせてしまう…なんて事態も起こりかねないので、しっかりとおこなってください。劣化・破損がひどい場合には、業者に修繕の依頼をする必要があります。 ★内装建材の記事はこちら★ 店舗デザインの基礎「内装建材」の種類を知ろう! ⑥扉・窓  問題なく開閉がおこなえるか、ドアノブにゆるみやガタつきがないかを確認しましょう。自動ドアであれば、センサーがきちんと反応・作動するかをチェックします。  窓も同様です。開閉に問題がないか、窓ガラスと枠組みに隙間はできていないか、ガラスにヒビや汚れがないかを確認しておきましょう。 ⑦看板  塗装の剥がれや色あせで、看板の文字が読みにくくなっていないでしょうか。  ネオン管などの照明器具を使用している場合は、電池切れや電源テーブルなどの破損、劣化による漏電の可能性はないかの確認も必ずおこないましょう。  突出し看板や壁面看板を設置しているのであれば、ネジのゆるみや接着具合も要チェックです。落下したり、強風で飛ばされたりすることがないよう、しっかりと固定されているか確認してください。 ★看板に関する記事はこちら★ 集客「客を引き寄せる看板」ってどんな看板? ⑧トイレ  破損している箇所はないか、水がちゃんと流れるかをチェックして、タンクや給水管、便器周り、便器内や排水管で水漏れや詰まりなどの不具合が起きていないかを確認しましょう。必要があれば業者に修繕を依頼しましょう。  トイレがきれいかどうかはお客さま満足度にも影響するため、常に清潔な状態を保てるよう意識しましょう。 チェックシートの作成で定期確認を  既出のチェックポイントは、よく目に入る場所ばかりです。作業のついでに、異常がないか確認する癖をつけられるとよいでしょう。  それでも忙しいときには、つい忘れてしまうことがあります。そうならないように、チェックシートを作成して、癖づけるのがおすすめです。 ▲チェックシート例  毎日チェックが必要なものもあれば、設備の使用頻度や営業時間などによっては2、3日に一度や週に一度で十分な箇所もあるでしょう。例を参考に、店舗の設備にあわせて作成してみてください。目につくところに貼っておけば、忘れずに定期チェックをおこなえるはずです。 店舗運営で悩んだら開店ポータルBizに無料相談  もしチェック中に異常を発見した場合には業者に依頼するなど、できるだけ迅速な対応を心がけてください。営業時間や出張対応、可能な作業内容などは業者によって異なるため、事前にいくつか探しておきいざというときに困らないよう準備しておきましょう。 >>メンテナンスについて無料相談する<<  メンテナンスは、日々の営業に加えておこなわなければならないため、手間に感じるかもしれません。しかし、大切な自分のお店を守るためにはとても重要なことです。怠ることなくしっかりとおこなっていきましょう。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/12/26