集客方法・HP制作 一覧
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飲食店がデリバリーで注文を増やすためのたった3つのポイント現在、デリバリー市場は急激に成長しています。 背景として、「スマホの普及による利便性の向上」「デリバリーサービスの普及率向上」が挙げられますが、これに重なったのが新型コロナウイルスによる影響です。 店舗経営者が、コロナ禍における生活様式の変化や、売上を伸ばすための多角的な戦略として、デリバリーサービスの導入は当たり前になりつつあり、加盟店は増加し続けています。 本記事では、デリバリーを始める上で必要な手順や項目をまとめ、飲食店がデリバリーで注文を増やすための方法を解説してまいります。 コロナ禍に加速したデリバリー需要 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、外出自粛やリモートワークの推奨が進み、飲食店では、デリバリーサービスの導入が一気に増えました。 自粛モードで消費のトレンドが大きく変化し、外出を控えながらも手軽な注文法で、自宅で美味しい料理が楽しめるデリバリーの需要は加速を続けています。 また、長引くコロナ禍の中で、引き続きリモートワークを継続する企業も多く、デリバリー需要はまだまだ高まると考えられます。 デリバリー専用アプリの利用者数の推移 スマートフォン1つで料理を自宅までデリバリーしてくれる「出前アプリ」の利用者数は、緊急事態宣言が発発令された4月上旬以降、一気に急増しています。 デリバリーの利用状況をユーザーからみると、最も利用しているフードデリバリーサービスの上位は「直営店」が32.8%、「Uber Eats」が27.8%、「出前館」が16.6%という調査結果が出ています。 (出典:2020年インターネットでのフードデリバリーサービスに関する調査https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1871.html) 下記のグラフは、主要プレイヤーである「Uber Eats」と「出前館」の利用ユーザー数の推移です。 (出典:Uber Eatsと出前館の利用者数推移https://biz-journal.jp/2020/05/post_158181.html) 両社ともに、大幅な増加傾向にあることがわかるでしょう。 デリバリー専用アプリに登録している店舗の推移 デリバリー代行サービスを展開する「出前館」では、、2020年5月から配達代行手数料を商品代金(税抜)の30%から23%に引き下げ、TV広告への積極投資により、加盟店舗数の増加がさらに加速しています。加盟店舗数は約2万4,000店(※2020年5月末時点)となっており、前年の同期と比較すると約25%増加しており、随時エリアの拡充も進んでいます。 (出典:食品産業新聞 https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2020/08/2020-0811-1641-16.html) 緊急事態宣言発令後の店舗登録数は下記のグラフの通り、急激に伸びています。 (出典:フードリンクニュースhttps://www.foodrink.co.jp/news/2020/08/2081602.php) デリバリーで注文を増やす方法3つ 前述のように、新型コロナウイルスの影響もあり、爆発的に需要が拡大しているデリバリーですが、ただデリバリーを開始するだけでは思ったような効果は得られません。 それに、今までデリバリーを行っていなかった店舗では、すぐに認知してもらうことは難しい可能性もあります。 ここからは、デリバリーで注文を増やす方法を3つお伝えし、解説いたします。 イートインのメニューをそのままデリバリー用に容器に入れるだけでなく、配達中に商品が冷めても、おいしさや見た目を維持できる工夫や、デリバリーならではのメニュー設定も必要です。お店の看板商品をデリバリー用にアレンジしたり、新規でメニュー開発をすることで新たな看板メニューが生まれるかもしれません。 食品ロス対策として、使用期限の近い食材で日替わりの半額セールといった目玉商品を企画する店舗もあるそうです。 SNS等を利用して情報拡散をする 自店舗のホームページを持っている場合は、デリバリー情報を掲載しているケースが多いですが、SNS(Instagram、Twitterなど)にも情報を発信し、更新していきましょう。ハッシュタグを活用し、デリバリーの情報を拡散するのも有効手段です。ハッシュタグに『テイクアウト』『持ち帰り』といった言葉を使うだけでも効果があります。 さらに、SNS経由限定のデリバリー限定のクーポンを配信し、イベントや季節ごとに期間限定のメニューを提供するなど、お得感を演出するのも集客効果につながります。 デリバリーまとめサイトに登録する 現在は、テイクアウトやデリバリー情報をまとめたサイトが続々と立ち上がっています。 地域に特化したものから全国的に検索が可能なサイトも多く、ほとんどが無料で登録できます。地方自治体によるコロナ禍の飲食店を応援するサイトの開設も広がっています。 サイトの運営会社によっては、ヒアリング項目や提出画像なども異なりますが、大体は内容を使いまわせるので、自店舗の情報をまとめておくと良いでしょう。 >>>飲食店のデリバリー・テイクアウトまとめサイト開店ポータルBizはこちら デリバリーを始める上で必要なこと それでは、デリバリーをはじめる際、具体的にどういった点に気をつければよいのかを解説いたします。 デリバリー専用の価格設定 お客様が、価格が高いと感じてしまうとチャンスを損ねます。 立地やターゲット層、提供メニューから相場を意識して価格を設定しましょう。 Uber Eatsなどの加盟店は包装費や手数料を考慮して、通常よりも高めに価格設定する店舗が多いです。また、配送料をお客さまが負担することを考慮し、価格設定を行うことも大切です。同じ地域の他店の相場を把握し、軽減税率も踏まえた上で適正な価格設定をしましょう。 デリバリー専用のメニュー選定 デリバリーサービスの基本は、配達時間やエリアの関係上、店舗の近隣の方をターゲットとします。その視点で考えると、お店の看板メニューや慣れ親しんだメニュー、デリバリー専用のメニューを選定しましょう。 「スピーディに提供できるメニュー」「食中毒のリスクの高い食材は避ける」「ひとりランチ用」「休日の家族用」など、お客さまのシチュエーションを想定したメニューを考えることや、提供リスクが低いことがポイントとなります。 デリバリーに必要な資材導入 デリバリーを行う上で、一般的に「容器代」「割りばし」「ウェットティッシュ(紙ナプキン)」「ビニール袋」などの資材類が必要となります。最近は、デリバリーに必要な包装資材がセット販売されていますが、店舗のメニューに見合った資材を選びましょう。 その他メニュー画像などの撮影 デリバリーサービスに限らず、飲食店の商品である料理は、写真映り、インスタ映えするメニューはユーザーの目を惹き付けます。 対面販売ではないので商品画像は非常に大事です。臨場感のある画像を掲載し、撮影角度なども工夫しましょう。様々なサイトへの掲載やチラシ等の広告にも利用できるので、コストはかかりますが、プロに撮影依頼するのも良いでしょう。 デリバリーアプリなどへの登録 現在、自店舗アプリ制作用のプラットフォームが続々登場しており、中小規模の店舗でも低コストで手軽に導入できるようになりました。自店舗アプリにデリバリー情報を掲載して宣伝すれば、自店舗独自の集客が可能です。 また、「Uber Eats」や「出前館」など、デリバリーサービスとも連携させれば、さらに集客効果を高められるツールとして利用可能です。単にデリバリーサービスを使うだけでは、自店舗の情報が埋もれてしまうこともありますが、自店舗アプリを作成すると、クーポンやスタンプ機能が使えたり、最新情報を通知できたりと、アフターコロナまで見越した来店施策に活用できます。 デリバリーは飲食店のニューノーマルに コロナウイルスの影響の顕在化とともに需要が急激に高まったデリバリーサービスは、今後、私たちの生活の中で「ニューノーマル(新常態)化」していくと予想されます。 デリバリー対策は、コロナ禍の一過性の緊急対策という取り組みだけでなく、 コロナ収束後の売り上げの柱の1つとして、積極的に位置付けていくべきでしょう。 飲食業界のデリバリーに限らず、コロナ収束後の経済や社会の在り様として、このニューノーマルが注目されています。ソーシャルディスタンスの確保やリモートコミュニケーション、非接触型のオンラインサービスの拡大など、今まさに、業界を問わず、社会全体が新しい常識が定着していくニューノーマルへの転換を迫られているといってもいいでしょう。 ここは、飲食の面だけでなく世の中全体のオンライン化の背景などを踏まえて書いてあげるとなお、説得性が増す部分です。 飲食店の営業形態も変わりつつある中、これを機に、コロナ収束後にはイートインとデリバリーの両方で事業展開できる仕組みを構築していくことが大切です。 まとめ 今回は、飲食店がデリバリーサービスを導入する上で、集客対策に役立つポイントをお伝えしました。 コロナの影響はもちろん、昨年の消費増税に伴う軽減税率の導入により、飲食店によるデリバリーサービスは、今後、「新たな生活様式」として定着していくでしょう。 飲食店はまだまだ厳しい状況が長期化しそうですが、今、求められているニーズに適応し、今後も伸ばしながら、新たな事業戦略を立てることが売り上げ確保の鍵となりそうです。 デリバリーの市場は今まで以上に競争が激化していますが、中長期での新規顧客獲得手段として自店舗のアピール戦略を打ち出していきましょう! デリバリーに関するご相談はぜひ開店ポータルBizにお問い合わせください。2020/10/20
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立地が悪い飲食店が集客できないはウソ!効果的に集客をするコツ飲食店を開業するときに悩むのが「店舗の立地」です。立地の良さは、飲食店を繁盛させ、成功させる条件とも言われていますが、全ての飲食店に当てはまるとは限りません。 また、飲食店の立地は一度決めてしまうと簡単に変えることは難しいですよね。出店時の初期費用の関係や、限られた条件の中で決めなけれななりませんので、開業後に「立地が悪くて集客が出来ない」と頭を抱えるオーナーも多いのではないでしょうか。 しかし、そんな立地条件の悪い店舗でも、お客様が絶えない人気店もたくさんあります。本記事では、立地の悪い飲食店が効果的に集客をするためのコツを解説します。 どんなところを『立地が悪い』というのか 飲食店.COMによる「店舗の立地」に関するアンケート調査では、約4割の飲食店は店舗の立地に満足していないという結果が出ています。 (出典:飲食店.COM https://www.inshokuten.com/research/result/34?ref=foodist) 飲食店における重要な「立地」ですが、どんなところが「立地が悪い」という不満足の理由になってしまうのでしょうか。 (出典:飲食店.COM https://www.inshokuten.com/research/result/34?ref=foodist) 調査結果を基に、主に下記の項目が、不満足の理由に挙がっています。 ・通行量が少ない 立地に対する不満足の理由の中で一番多かった回答がこの「通行量が少ない」ことです。人通りが少なく、通りがかりに店を知ってもらう機会が少ないことに課題を感じているというケースが多く見受けられました。 ・視認性が悪い 1位の「通行量が少ない」ことと同様に、視認性が悪いとお店を知ってもらうチャンスが少なくなります。一言でいえば「目立たない」ということです。これは、人通りに関係なく人の視界に入らないような目立たない店舗のことも指しています。 ・駅から遠い 特に、地方よりも大都市圏の場合の方が、駅から遠いということが不利だと課題を抱える店舗が多いようです。これは、店舗が街中から遠い場合にも共通しています。 調査結果では他にも「地下や建物の2階にある」「駐車場スペースが無い」「通りに面していない奥まった場所」「周辺に競合店が多い」などが挙がっています。 立地が悪いとお客は来ないのか? 「立地の不満理由」のアンケート結果を基に、来客数との関係を総合的にまとめると、人に認知されていないところには客が来ないということがわかります。 どのお店に行こうかと考えた時に、お店自体が認知されていないと、選択肢や候補にもあがりません。しかし、日本全国色々な地域で「どうしてこんなところで、こんなに繁盛しているの?」という店舗が多数存在します。 集客に必要なことは、まず人に認知されること、そして一度知ってもらったお客様の心を掴むことがポイントとなります。 最初は、立地の悪さが大きなマイナスとなり、なかなか集客に結びつかなくても、一度お客様の心を掴み、ファンになってもらえたら、それからは逆に、立地の悪さが魅力やウリにもなり得るのです。 出店する業態によって異なる立地条件 出店する業態や目指すべき店舗の形によっても立地条件は変わってきます。 例えば、ランチ時には、顧客単価よりも回転率で利益を上げる飲食店の場合は、日中に人通りが多く、入りやすい路面店というのが成功するための立地条件になります。人通りが多ければ、短時間で多くの来店客が見込めて、集客数で売上を稼ぎ出すことができるからです。 しかしそのような立地の物件は必然的に賃貸料が高くなります。 逆に、回転率ではなく、来店客の滞在時間を延ばし、顧客単価を上げることで売上を増やしていく店の場合は、立地にはそこまでこだわらなくても勝負できます。 お客様にとって居心地を重視するカフェやダイニングバーなどの場合は、人通りが少ない場所の方が、ゆったりとした時間を提供できるでしょう。 常連客重視で少し客単価の高い小料理屋などは、ひっそりと佇む隠れ家的な裏道立地の方が特別感が感じられるという場合もあるでしょう。 立地が悪い飲食店の効果的な集客方法 では具体的に、立地が悪い飲食店はどのような方法で集客をするのが効果的なのかを解説します。 話題性を作る 唯一無二メニューがあれば、それは集客の強力な武器になります。 噂になる話題性を作ることは非常に効果的です。 例えば、話題性を重視した看板メニューや、提供数を限定した特別感のあるメニュー、ここでしか味わえないレアなメニュー、蕎麦屋なのに一番人気は特製カレー、ニャーと鳴く看板犬がいる…などなど、パッと印象付ける話題性はとても大事です。 特に、最近はSNS文化ですので、話題はすぐに回ってきます。裏を返せば、話題にならないことは延々と伝わって来ないことになります。 Webを中心にプロモーションを行う まず、店舗の存在を認知してもらうために広告などで情報を出す必要があります。 チラシやポスティング広告もいいのですが、閲覧されずに捨てられてしまえば意味がありません。 ネットのツールは、ホームページやブログ、SNSなど、多種多様で、今の時代、店選びの基本はインターネットを通じて行れています。 大手のポータルサイトへの登録は今では多くの店舗が取り入れていますが、よく見ると、情報の充実度が乏しかったり、メニュー画像もこだわりが無さそうな印象を受ける店舗ページも存在します。新規のユーザーにとっては店選びのポイントとなる重要な情報ですので、 グルメサイト等では魅力が伝わるような画像やコメントを丁寧に掲載することが大切です。 また、SNS広告ではその周辺地域に絞り込んで画像や動画で広告を出すことが可能です。 少ないコストで運用できることがメリットですので、店舗に合ったツールを選定して情報を発信することをおすすめします。 一度来店してくれた客を大事にする 来店した客のリピート化に注力することも大切です。 ビジネス全般では「2割の常連客が売上の8割を作る」と言われています。次の来店につなげるために、リピーターの特典として、次回利用可能なクーポンやスタンプカードを配布するのは一般的です。顧客管理システムの活用やQRコードを読み込むだけで、顧客情報を獲得できる「LINE@」もおすすめです。 クーポンの配信やポイントカード機能など、すべてLINE@で管理することができます。 アクセスの悪さをカバーする施策 駅から離れている立地に店舗がある場合は、車で来た人がアルコールを飲んでも安心して帰れるように、無料の運転代行サービスを実施したり、最寄りの駅まで送迎車を出したり、コインパーキングの駐車代を無料にしたりと、アクセスの悪さをカバーする施策を講じている店舗も多いです。 催事出店・ケータリングを行う 店舗の存在をアピールする手段として、お客様を待つだけでなく、こちらから「接近する」という手段です。 接近方法としては、催事出店や人通りの多い場所でケータリングを行う方法があります。イベントなどの出店も、後々集客につながります。近隣との接点が生まれますので、そこからお客様になってくれる関係性を作れる可能性があります。 デリバリー、通販を行う コロナ禍で、テイクアウトやデリバリーを導入する店舗が急増しています。また、コロナ終息後の集客対策を見込んで、専用のメニューやサービスも増えています。今までは、店舗に行くことが出来ないから、好きなお店のメニューをデリバリーするといった既存客の利用が主流でしたが、今は、新規客がデリバリーでお店のファンになってから来店するという、逆の流れが定着しつつあります。 また、通販も、自宅でも名物の味を楽しめるようにするのは、結果として、実店舗への興味を促すことになります。「通販用のメニューがこんなに美味しいのだから、お店で食べたらもっと美味しいだろう!」と新たな客層の獲得にもつながります。 効果的な集客をするには外に発信すること 集客には、立地の条件よりも「情報の拡散力」が大切です。 店舗の魅力を伝えるための「拡散力」はとても重要です。 新規のお客様を呼び込むための集客戦術として、ホームページやチラシ広告、グルメサイトや口コミサイトの利用は一般的ですが、それだけではなかなか集客につながらない店舗も多いでしょう。立地が悪い店舗だと、新規顧客の呼び込みにおいて、一般的な宣伝方法だとハードルが高くなります。立地が悪い飲食店向けの効果的な情報発信の手法を解説します。 ①SNSで情報拡散 今はスマホひとつで何でも情報を得る時代ですので、まずはSNSやブログを使って、どんどんお店の情報を発信していくことをおすすめします。 そこで集客の強力な味方になってくれるのが「常連客」です。 お店のメニューやサービスの価値を認めてくれているファンを絞り込んで宣伝が出来れば、低コストで費用対効果を向上させることができます。 FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSでの口コミはとても重要です。 常連客が気に入ったお店を投稿すれば、そのお店の情報は常連客がSNSで繋がっている友達広がります。そして、その友達の友達へと情報が拡散していくのです。 SNSを最大限に利用して、店舗からの情報発信&来店客の投稿の両方で効果的な集客を目指しましょう! ②自ら口コミの発信を行う また、店舗周辺の法人企業への営業や、取引業者への挨拶、自治会や地域のイベントへの参加なども積極的に行い、できる限り知り合いを多く作ることを心掛けて、自ら口コミの発信をしていくことも効果的です。 そして、足を運んでくれたお客様が常連客になってくれるように大切にしていくと、また新しいお客様を呼び込んでくれるという、口コミの拡散による集客につながっていきます。 このように、立地の悪い店舗の集客戦略は、広く浅くPR情報を撒いて知名度を上げようとすることよりも、常連客を掴み、顧客になりえる人たちにピンポイントで発信をしていく方が、低予算で時間の効率もよくお客さんを集めることができます。 まとめ 店舗にとって立地条件は最も大切だと言われていますが、必ずしも良い立地に店舗を構えられるとは限りません。 今の店舗の立地が良くなくても、アプローチ法の工夫次第で集客につなげることが可能です。 まずは、店舗の個性やコンセプト、アピールポイントを洗い出し、不利な立地にあっても、それを跳ね返すくらいに、お客様に「行きたい!」と思わせる魅力を伝えられるよう戦略的にアピールしていきましょう! 開店ポータルBizでも、飲食店における集客方法のお手伝いやご相談を承っております。ご質問のある方は是非お気軽にお問合せ下さい。2020/10/20
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マクドナルドの事例からわかる愛されるお店の作り方!『マクドナルド』は知らない人は居ないと言っても過言ではないほど、誰もが知っているファストフード店の1つです。 実際、マイボイスコムの2019年の調査では『直近1年で行ったファストフード店』で、マクドナルドと答えた人は85.1%で5回連続1位という結果になりました。単純に考えて、日本人の約80%はマクドナルドを利用するということになります。 創業から50年経った今も尚多くの人々に愛され、求められ続けるのにはどのような理由が隠されているのでしょうか。 本記事ではマクドナルドの例をもとに、末永く愛される飲食店を作るコツについて考えていきたいと思います。 マクドナルドにも低迷期があった 50年以上、全国に店舗展開をし続けてきているマクドナルドも、創業からずっと好調だったわけではありません。 2014年に相次いだ不祥事 マクドナルドの経営危機は2014年の『期限切れチキン』が発端で起こりました。期限切れチキン問題は大々的に報じられ、経営に膨大な影響を与えたことはいうまでもありません。 その後も『ナゲットにビニールが混入』、『ポテトに人間の歯が』といった異物混入が相次ぎ、消費者のバッシングを更に強めてしまうことになったのです。 食の安全や清潔さは外食産業では消費者に最も求められていることであると言っても過言ではなく、マクドナルドは『食の安全』への信頼を失ったことで、ますます売り上げを落とすことになります。 2015年には235億円の赤字に そして、2013年には115億円の利益があったマクドナルドは、2014年の不祥事を皮切りに業績を落とし、2015年には235億円の赤字を記録しました。 参考:日本マクドナルドホールディングス 連結決算推移 日本マクドナルドホールディングス(HD)によると、2015年1~10月末までに閉店した店舗は79店舗、そして同年12月末までに約80店舗が閉店し、ピーク時(2002年)に3890店舗あった店舗は一気に3000店舗を割ったといいます。 しかし、上記のグラフをみて気になることがありませんか。そうです。2015年の大赤字以降、マクドナルドは何故か売り上げV字回復に成功しており、年間の営業利益の黒字化にも成功しているのです。 それは一体なぜなのか、次項にて解説していきます。 マクドナルドのV字回復!復活劇 2015年に大きく営業利益を落としたマクドナルドは、翌年2016年から売り上げのV字回復および黒字化に成功し、その後2018年の営業利益は約260億円、2019年は約280億円と好調です。 そして今年2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外食産業は大打撃を受け、多くの店舗が閉店しましたが、マクドナルドは今年の最終営業利益予想を約300億円としています。 イレギュラーな事態を物ともしないマクドナルドの驚異的な復活劇にはどのような経営戦略が隠されていたのでしょうか。 不採算店舗の閉店 先述にマクドナルドが期限切れチキンや異物混入の食品を提供したことによる『食の安全』への信頼低下について触れました。2015年以降は計150店舗以上を閉店し、採算の改善を図ることから始め、表参道などおしゃれな一等地にたたずむ店舗などもその対象として力をいれる店舗を絞ることにしたのです。 特に、表参道もしかり、接客の質や店の清潔さなどは周辺にある競合他社の影響を受けやすくなります。もし店舗の近くに新しいハンバーガー店ができれば、確実に競争環境が生まれますし、影響を与えられるものです。常に不採算店舗を洗い出し、取捨選択するという採算改善は見極めが難しいものの、大切な作業であり、マクドナルドの復活劇を大きく支えた一因となりました。 SNSの活用 また、マクドナルドはSNSを積極的に活用し、特にTwitterを主に活用したキャンペーンなどを実施ながら顧客参加型のイベントを行いました。例えば、2016年2月に発売された『北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特性オニオンソースが聞いたジューシービーフバーガー』のメニュー名があまりにも長いのでTwitterを活用して、一般利用客に命名を募ろうというキャンペーンです。 応募総数は500万を超え、結局ハンバーガーの名前は『北のいいとこ牛っとバーガー』に決まりました。 実際に、Twitter上でも連日『#名前募集バーガー』というハッシュタグが話題になったことで、多くの人にマクドナルドのユニークなキャンペーンを知ってもらうきっかけになった上に、発売前から購買意欲を極限まで掻き立てることに成功した一大イベントとなったのです。 これが開催されたのは膨大な赤字となった翌年2016年のことですから、SNSを活用したイベントにより話題性を持たせたことや新規顧客を獲得できたことで、V字回復につなげることに成功したとも言えるのではないでしょうか。 顧客の声を反映する 異物混入などの諸問題により急落したファミリー層からの信頼を取り戻すため、マクドナルドはもう一度顧客が『マクドナルドに何を求めているのか』、顧客の声を拾いなおすところから始めたと言われています。 とりわけマクドナルドが重視したのは、『ママ』で、そもそもファストフードを子供の教育上あまり食べさせたくないと感じる母親も多いことから、まずは若い母親世代の年齢層に目を付けました。 マクドナルドは実際に、ママたちの声を聞くべく『タウンミーティング with ママ』を実施し、延べ352名のママとの話し合いを行いました。議題としては、食品品質向上のためにしてほしいこと、また、安心安全に関することから店舗体験の向上などです。 同ミーティングで出た顧客からの意見については、2015年から『Webサイトメニューページの改善』、『主要商品パッケージのQRコードを分かりやすく表示』、『野菜が多く、暖かいメニューとしてスープの提供開始』、『ソフトツイストのカップ提供』などが実現されています。 マクドナルドが愛される理由 このように、マクドナルドは2014年に起こった不祥事によって赤字墜落した経営状態を、わずか1年ほどでV字回復させることに成功したのです。 V字回復に成功したその後も高い人気をモスバーガーなど競合ハンバーガー店を差し置いて、人気店堂々1位を保っているマクドナルドですが、マクドナルドが多くのお客に愛される理由とはどういった理由があるのでしょうか。 ・立ち寄り安い場所にある マクドナルドは世界で最も成功した不動産王だ!とはよく言われたものですが、誰もが立ち入り安い立地にあるのは、人気の秘訣の1つです。というのも、駅をでてすぐ、子供が疲れやすいショッピングモールの中、ドライブスルーで入りやすい場所など、かゆいところに手が届くという表現がピッタリであるくらいに、良い場所にあります。 入りやすい場所にあるというのは、お客を誘導しやすくなるので、おのずと利用者を増やすことにつながっているということでしょう。 ・客層を選ばない豊富なメニュー マクドナルドには、ハンバーガー単品で600円以上する高価なハンバーガーから、100円でいただける安価なハンバーガー、そして、朝マックやマックカフェなど、豊富なメニューを取り揃えています。 要は、ターゲットをあえて絞っていないことで、あらゆる年齢層、客層にアプローチができ、それぞれ分散して訴求することができているということです。 お客はそれぞれ自身に合った、気に入ったメニューを注文することができるので、大人数で来店しても、食べたいものがないという人がほぼ居ない状態を作ることができます。 よく、親子の集まりや部活帰りの子供たち同士で利用しているグループなども見かけますが、『誰もが食べられるものがある』というのが多くの人に愛される秘訣と言えるでしょう。 ・人気アプリ『Pokémon GO』とのコラボ マクドナルドはPokémon GOが日本でリリースされたと同時にコラボレーションをはじめ、日本で最初のPokémon GOパートナー企業となりました。国内のマクドナルド店舗でPokémon GOを通して様々なアクションを起すことができます。 そして、ポケストップとしてゲーム内のマップ上にも表示させることができるので、Pokémon GO利用者で、これまでマクドナルドを利用したことがあまりなかった人も、ゲーム目的で利用するケースが増えました。 このように、人気アプリとコラボすることも、新規顧客の獲得やリピート顧客増加につなげることができます。 ・斬新なキャンペーン 先述にもSNSによる名前募集バーガーのキャンペーンについて解説しましたが、マクドナルドはそれ以外にもマクドナルド総選挙や、人気定番バーガーに、期間限定のスペシャルトッピングをアレンジしたマクドナルドお勧めの“裏メニューが楽しめる企画など、斬新なキャンペーンを数々行ってきました。 キャンペーンに話題性を持たせることで、口コミによる拡散も期待できると同時に、定期的にキャンペーンを行えば、より長い期間話題に上らせることができるわけです。 そうしたことの積み重ねで、マクドナルドは今もなお、多くの人々に愛され続けているファストフード店になっていると言えます。 マクドナルドから学べる愛される飲食店になるための秘訣 ここまでに、マクドナルドが経営回復のために行ってきた戦略や、いくつもの不祥事があってもなお愛され続けている理由について解説いたしました。 個人飲食店、チェーン店、フランチャイズ店問わず、すべての飲食店に共通して、マクドナルドから学べる『愛される秘訣』は ①食の安全に対する信頼を獲得すること ②お客の立場に立ったサービスを提供すること ③話題性のあるキャンペーンを実施すること ④SNSを活用すること です。 ①食の安全に対する信頼を獲得すること 飲食店で提供される食事に安全性が確保されていることは、当然のことで、マクドナルドのように、そこに対する信頼が欠けてしまうと一気に赤字に転落してしまうのはもちろん、経営ができなくなってしまう可能性もあります。 また、現在は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、食の安全だけではなく、店舗自体の衛生環境や感染拡大防止対策の徹底なども信頼できるお店かどうかの物差しの一つとなってきているのです。 安全であることは当たり前のことですが、当たり前が当たり前に実施されていることで顧客からの信頼を獲得でき、末永く愛されることができるでしょう。 ②お客の立場に立ったサービスを提供すること また、お客の立場に立ったサービスを提供することももちろん重要です。それは立地であったり、駐車場の有無、メニュー表示、お手洗いの場所、注文を聞きに行くタイミング等料理だけでなく、細やかな部分まですべてです。 注文を聞きに行く行程などは、タブレットなどで効率化している飲食店もありますが、手厚い接客をすることが一番というわけではもちろんありません。お客がどんなサービスがあったら便利で、どんなサービスがあったら喜んでもらえるのか、そこを一番に考えることが重要です。 定期的にアンケートなどを実施して、声を聞き入れて反映すると良いかもしれませんね。 ③話題性のあるキャンペーンを実施すること マクドナルドのように大々的なキャンペーンはできなかったとしてもSNS等を利用して類似のキャンペーンを行うことで、話題性を持たせることができるようになります。 そうすることで、口コミの拡散が期待でき、新規顧客の獲得につなげることができるでしょう。 ④SNSを活用すること 新規顧客の獲得やお店のアピールにはSNSの活用も欠かせません。SNSの利用方法が分からないという方は、繁盛しているお店のSNSなどをチェックして、写真の撮り方や文章の書き方、投稿の仕方などを研究してみると良いでしょう。 インスタグラムは特に、インスタグラムからテイクアウトの注文を受けることができたり、DMで予約を受け付けたりする飲食店も増えてきています。予約を受ける窓口や、注文を受ける窓口をいくつも持っておくことで、入口を広くできますので、顧客の取りこぼしをなくすことにもつなげられます。 飲食店の集客でSNSの活用はなぜ必須?メリットや注意点について解説 まとめ ドライブスルーや、ショッピングモール内など、どの店舗も繁盛しているように見えるマクドナルドも、実は様々な不祥事で赤字転落した過去があったのです。 しかし、顧客のことを一番に考えたサービス展開や、話題性のあるキャンペーンの実施など、様々な経営戦略も相まって、マクドナルドは50年以上も多くの人々に愛され続けています。 これがチェーン店だから、大手企業だからというわけではありません。当然、採算が取れなければ、そのまま続けても赤字が膨らむだけですので、個人飲食店でもチェーン店でも閉店は免れないのです。 しかし、採算が取れないときこそお客のニーズに目を向けなおしたり、戦略転換を行ったりすることで、長年愛される飲食店へと成長していくことができるのではないでしょうか。 開店ポータルBizでは、飲食店における集客方法のご相談のほか、インフラ周りのコスト削減・集客のご相談を無料で承っています。お気軽に下記フォームより、ご連絡ください。2020/10/19
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防犯だけじゃない!飲食店のマーケティングにおける『防犯カメラ』の活用法飲食店において防犯カメラは、無銭飲食や駐車場の不正利用など様々な犯罪トラブルの防止対策として導入しているという飲食店が多いのではないでしょうか。 しかし、近年では飲食店においても防犯カメラの活用用途が『防犯』にとどまらず『マーケティング』にも利用され始めているのです。 本記事では、飲食店における防犯の域を越えた『マーケティング』としての新しい防犯カメラの活用方法について解説してまいります。 これまでの飲食店での防犯カメラの利用法 そもそも、飲食店における防犯カメラの利用方法は下記のような方法が主流でした。 ・状況をリアルタイムに確認する ・トラブルが起こった際に確認をする ・遠隔からトラブルを把握し、改善に役立てる ・状況をリアルタイムに確認する 防犯カメラはリアルタイムの映像を確認できるというのが利点でもあります。多階層の飲食店などで、他の階の様子をキッチンなどから見ることができるというのもので、基本的にこの場合は録画機能などはついていないケースが殆どの様です。 あくまでも、『状況をリアルタイムで把握する』という目的での利用法になります。 ・トラブルが起こった際に確認をする 出入口や駐車場など、広範囲を見渡すことができる場所に設置し、万が一トラブルが起こった際に見返して証拠をつかむ手立てとする利用法です。 飲食店の多くがこれを目的に防犯カメラを導入しているのではないでしょうか。 ゆえに、トラブルが起こらないからいらない、お客や地域の人を疑っているみたいでいやだから設置しないという飲食店も実際にいらっしゃいます。 ・遠隔からトラブルを把握し、改善に役立てる 飲食店の中でも複数店舗を経営する飲食店は、それぞれ遠隔地からでもカメラの映像を見ることができるもので、店内トラブルを把握し、改善に役立てているケースもあるでしょう。 リアルタイムでマイクを使って、ボイスメッセージを送ることができるものでは、遠隔地から指示を出すといったことも可能です。 と、上記のように、主にリアルタイムの映像を確認するため、業務改善に役立てるため、トラブル防止、追及のために利用されることが殆どでした。そのため、先ほどにも申し上げたように、トラブルが起こらないから、少人数での営業だから、地域住民やお客を信じているからという理由で防犯カメラの設置が必要ないと感じている飲食店も多くいらっしゃったのです。 しかし、防犯カメラは『防犯』のみに役立てられると思ってはいませんか?実は、防犯カメラは、設置しておくことで、以外にも売り上げアップにつなげられる施策を検討する重要な材料となることもあります。 飲食店のマーケティングにおける防犯カメラの活用 では、飲食店の売り上げアップなど、マーケティングにはどのように利用されるのか。 下記からご説明してまいります。 ・従業員の作業効率を改善する 1つは、従業員の作業効率化のため防犯カメラを利用して、接客の改善を行うことです。どの場所にお客が座っていて、もうすぐお皿が空く、お水がない、等をリアルタイムに可視化することができるので、店内を巡視しなくても、従業員はカメラの映像を見るだけで、どの場所のお客が困っているかを一目で把握することができます。 お客にとってはかゆいところに手が届くといいますか、隅々まで行き届いた接客を受けることができるので、お店側としては顧客満足度向上につなげることができるでしょう。 ・レジトラブル防止に役立てる また、飲食店ではランチなどの忙しい時間や、テイクアウトやデリバリーとイートインの税率の違いなどで、レジトラブルが起こりがちです。 しかし、レジ横などに防犯カメラを設置しておくことで、もしレジの会計ミスなどがあった際にもその要因を防犯カメラの映像で突き詰めることができるようになります。 ・お得意様の可視化 飲食店の売り上げを伸ばすのに重要なのは、『リピーターの獲得』とも言われているほどに、リピーター、お得意様を把握することは重要です。 何度も来店しているにも関わらず、スタッフが変わるとそれに気が付かない可能性もありますよね。最近ではAiを搭載した防犯カメラもあり、お客の属性を可視化することで、何度来店したお客なのか等をデータとして見ることができるようになります。 また、年齢や性別などもデータ化できれば、『30代の女性をターゲット』とした飲食店のはずだったが、実は20代の女性に人気の飲食店だったなど、飲食店のお客の実情も知ることができます。 ・販促アクションの検討材料 そうすることで、今度はそれらの防犯カメラで撮影された映像をもとに可視化されたデータで、販促アクションを検討していくことができるようになるわけです。 例えば、先ほどの例でいえば、『20代の女性がよく来店している』ということが分かりました。ではその結果をもとに、20代の女性に人気のメニューなどを模索して、新しいメニューの開発に役立てたり、広告配信先などを検討しなおしたりすることが可能になります。 そうすることで、より効果的な集客をすることができるでしょう。 と、このように、防犯カメラの映像を利用して、顧客の属性を知ったり、リアルタイムでお客の困っている状況を把握したりすることで、店内業務の効率化や集客対策の有効化を図ることができます。 防犯カメラをマーケティングに利用するときの注意点 しかしながら、防犯カメラをマーケティングに利用するとなると、特に解像度によっては個人の識別が可能な場合『個人情報の取得』にあたってしまいます。そのため、該当する防犯カメラを利用してマーケティングに活用する際は、次のような事を明示しておかなければなりません。 ①設置管理者や保存データに関する責任主体 ②相談や質問を受ける連絡先 ③撮影することによって客が得られるメリット これらについては、ポスター掲示の他、サイトへの掲載などで告知するとよいでしょう。 加えて、6か月を越えてデータを保存する場合も『保有個人データ』に該当します。これついては、開示請求に対応しなければならない可能性が出てきますので、詳細については総務省と経済産業省が発表している『カメラ画像利活用ハンドブック』を参照するようにしてください。 http://www.meti.go.jp/press/2017/03/20180330005/20180330005-1.pdf まとめ 飲食店では日々料理や接客、そして店内の衛生環境の整備などの業務が忙しく、なかなかメニュー開発やマーケティングに十分に時間をかけることができていないかもしれません。 そうした中で、曖昧に次のメニューを決めてしまっている飲食店も多いでしょう。しかし、特に女性をターゲットにしている飲食店などは、『女性は期間限定商品などに弱い』ということを思い出していただくと、きっと期間限定メニューの開発をおろそかにはしないはずです。 防犯カメラの映像データやレジの売り上げデータなどを確認しながら、これまでどんなメニューが人気だったのか、ターゲット層は実際どのくらいで、どんなメニューの時にお客がよくあつまっていたのかなど、分析することで、より良い経営戦略を構築することができるでしょう。 と、このように、防犯カメラの利用の場は『防犯』のみではありません。是非、注意点を守っていただきながら、防犯カメラで効果的なマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。 開店ポータルBizでは飲食店の集客対策のお手伝いはもちろん、飲食店に設置する防犯カメラについてのお問い合わせも承っております。ご相談のある方は是非下記のお問い合わせ窓口からお気軽にご連絡ください。2020/10/15
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飲食店が店外売り上げを確保する方法は?テイクアウトの活用法新型コロナウイルスの影響で、外食の自粛の流れや営業時間の短縮で外食業界は大きな打撃を受けました。緊急事態宣言のや東京アラートが解除されてから少しづつ客足も戻りつつありますが、以前のような活気が戻るには、まだまだ先が見えない状態です。 そんな中、多くの飲食店が生き残りをかけて始めた新たなサービスは「テイクアウト」「デリバリー」「EC(通販)」の3つに集中しており、特にテイクアウトについては、TableCheckの調査によりますと、営業自粛中に新たに飲食店が始めたサービスとして全体の約40%をしめる結果となりました。そのうち7割は今後も続けると回答しています。 今回は、飲食店が店外売り上げを確保するための、テイクアウトの活用法をご紹介します。 コロナ禍におけるイートイン以外の売り上げ確保の重要性 新型コロナウイルスの影響は、今後も長期化することが予想されています。飲食店においては、営業時間の短縮やソーシャルディスタンスによる座席の間隔を空けることで、集客数を最大化することもできません。 飲食店向けの予約・顧客台帳サービスを提供している株式会社トレタの調査によると、新型コロナウイルスの影響でイートインへの予約は80%以上減少したというデータが発表されました。 出典:https://www.foods-ch.com/gaishoku/1600060169908/ 「新しい生活様式」が浸透しつつある中で、飲食店が事業を継続していくには、既存のイートインだけに頼らない売上げ対策を掲げることが大切になってきます。 「外食」「中食」「内食」のカテゴリーを越えた、テイクアウトやデリバリー、通販の拡充、オンラインでの商品提供など、様々な対策が必要です。 今までは、店舗に合わせて消費者(客)が選択をしてきましたが、これからは、消費者が、提供の形を選ぶ時代になっています。時代やニーズに合った提供の形を広げていくことが、飲食店が生き残るポイントになります。 テイクアウトを売り上げアップにつなげるポイント5つ では、テイクアウトを売り上げアップにつなげるために、飲食店はどのような対策をとることが重要なのでしょうか。本項ではテイクアウトを実施することで売り上げアップを図るためのポイントを5つご紹介いたします。 テイクアウト導入サービスの選定 テイクアウトを始める飲食店が急増し、それに伴って、ICTやアプリを活用したサービスも数多く提供され、どのサービスを選ぶべきか悩む飲食店も多いでしょう。 「テイクアウトアプリ」は、スマホからメニューを予約し、時間になったら店舗に取りに行くという流れが主流です。 提供各社にはキャンペーン期間が設けられていたり、手数料や利用料の比率が異なるため、店の規模や売上げ、コストと見合ったサービスを選ぶことが重要となります。 また、独自でテイクアウトを展開している店舗も多い中で、FacebookやTwitter、InstagramなどSNSの活用や、Googleマップ上に飲食店のテイクアウト情報を表示しているGoogleマイビジネスの登録、テイクアウトやデリバリー情報を強化した無料で登録できるポータルサイトの活用もおすすめします。 地域のニーズやターゲット層に合ったメニュー展開と価格設定 テイクアウトが売り上げに直結する要素の一つとして、店舗の立地に応じたターゲット層にマッチするメニューと価格価格設定が挙げられます。 例えば、ファミリー層の多い住宅街や事業所が固まっている郊外地域はテイクアウト導入の成果が出やすく、逆に、オフィス街や繁華街では、あまり出歩く時間が取れないため、デリバリーが好まれたりする傾向もあります。ターゲット層を改めて整理し、適した価格設定を見直すことも必要です。 感染拡大防止策を講じていることを告知する マスクの着用やアルコール消毒が当たり前になり、ウイルスに対して社会全体的に過敏になっています。以前なら、お店が提供するメニューは、しっかりとした衛生管理が徹底されているのが当たり前という風潮がありましたが、コロナ禍の現在、消費者はさらに敏感になっています。「当店では新型コロナウイルス感染拡大防止のために以下を徹底的に行っています」とお約束事を掲げるだけでも、与える安心感の印象が変わっています。 それと同時に、テイクアウトで持ち帰りの時間があることも踏まえた「食中毒対策」も重要です。商品のパッケージに「店名・住所・電話番号・製造責任者・製造時間」とともに、「〇時までにお召し上がりください」と明記することは基本です。その他の情報も細かすぎるくらい掲載しても、今の時代、煙たがられることはなく、逆に信頼できるお店だと認識してもらえるのではないでしょうか。 容器にも工夫を コロナ対策で、急遽、テイクアウトやデリバリーを始めた飲食店は、使い捨て容器にまでこだわる余裕がないまま、始められた店舗も多いと思います。 しかし、「容器」は、ただメニューを持ち運ぶための道具としての役割だけではありません。実用性を兼ね備えていることはもちろん、デザインや色合いなどにファッション性を持たせるという、容器の選択も重要なポイントです。「SNS映え」するようなおしゃれな見た目ですとユーザーの投稿による拡散で話題にもなり口コミが広がり、新規のお客様の集客対策にもなります。 予約・顧客管理システムやPOSレジの導入 VSコロナ時代の飲食店経営の在り方が目まぐるしく変化する中「密」を避けるため、新たに非接触型決済などのサービスも需要が高まりつつあります。 予約台帳や顧客管理システムやPOSレジの導入で、業務効率も高まり、顧客分析も容易に行うことができる機能が備わっていますので、今後の経営戦略を後押ししてくれるでしょう。また、従業員の業務効率化にもつながります。 導入のコスト面が気になるという方は、現在「小規模事業者持続化補助金」「時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」を利用することで、初期費用の最大2/3が戻ってくる制度もありますので、うまく活用することをおすすめします。 飲食店にテイクアウトを導入するときの注意点 テイクアウトサービスを新たに導入する際、見落としがちな注意すべき点をお伝えします。 ①営業許可証申請について 店内で調理したものをそのままテイクアウト用に提供する場合は新たな許可申請義務の必要はありませんが、調理する場所と販売する場所が違う場合は必要となります。 また、単品メニューを提供する場合も注意が必要です。 例えば、「ケーキ」「アイスクリーム」「お酒」「ハム」なども、店内で販売する場合は飲食店の営業許可のみでOKですが、テイクアウトの場合は別途、「菓子製造業」や「アイスクリーム製造業」の申請が必要となります。これは、地域によってもルールが異なる場合もありますので、管轄の保健所に確認すると良いでしょう。 ②食品表示について 店内調理のメニューをテイクアウトで提供する際には、原材料を表記する必要はありません。というのも、コンビニ弁当などと違い、お客が注文時に直接お店側に確認することができるためです。 そのため表示の義務はないのですが、「消費期限・アレルゲン・保存方法」など、お客様が必要とする情報を表記すると安全性的にも良いでしょう。 また、陳列販売などの仕入品を提供する場合は食品表示が必要な場合もありますので、こちらも保健所に確認すると安心です。 ③店内飲食とのバランス テイクアウトを導入する場合、イートインと同時に対応できるか、どちらも顧客満足の高いサービスを提供できるか、という両立が難しくなってきます。そのためにも、スムーズにテイクアウトメニューを提供できるフローの確率が必須です。時間との戦いの中で、質を落とさず、店内で提供するメニューと同じクォリティのものを出せるのが理想です。 「サイドメニューは予め準備し、メインは注文後に調理する」「思い切って全部、事前予約制にして備える」など、店舗によって対策も様々ですが、コロナ終息後もテイクアウトをサービスの一環として続けるのであれば、テイクアウト専用のフローを早めに模索し、自店舗に合ったサービスを確立させましょう。 まとめ 本記事では、飲食店がテイクアウトなどで店外売り上げを確保する重要性と、そのポイントについて解説いたしました。 コロナ禍における新しい生活様式の広がりなどもあり、今後は店内飲食と同じくらいにテイクアウトやデリバリーなどの需要も拡大していくことが予想されるでしょう。もちろんテイクアウト専門店でない限り店外飲食だけで飲食店を継続していくことは難しいかもしれませんが、通常の店内飲食と合わせて、店外飲食のニーズにも答えていくことで二刀流で売り上げ確保をすることができるはずです。 これを機に、店舗サービスの一環としてテイクアウトやデリバリーを導入しお客のニーズに応えながら、自店舗にマッチする取り組みを模索していってみてはいかがでしょうか。 開店ポータルBizでは、飲食店に特化したお悩みのご相談のほか、インフラ周りのコスト削減・集客のご相談を無料で承っています。お気軽に下記フォームより、ご連絡ください。2020/10/14
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10月1日からGotoEATキャンペーン開始!参加の条件や売り上げV字回復に活かす方法GotoEATキャンペーンは新型コロナウイルスの感染拡大によって落ち込んだ経済状況の回復を図るために政府が行った支援策で、飲食店を対象に本日10月1日から開始されました。 Gotoキャンペーンの実施に際しては様々な意見があっただけに、飲食店はGotoEATに参加して本当にメリットが得られるのか、売り上げアップにどう活用したらよいのか戸惑っている方もいらっしゃるでしょう。 本記事では、10月1日から始まったGotoEATキャンペーンの概要と、飲食店側のメリット、そして、GotoEATを利用して売り上げV字回復を狙う方法について解説してまいります。 GotoEATキャンペーンの概要 GotoEATはキャンペーン期間中にインターネットのグルメサイト等を経由して飲食店を予約し利用した人に対してその飲食店で利用できる食事券やポイントが付与されるといった内容です。 Gotoトラベルは、予約時に宿泊等の合計金額から最大35%引きという形での割引方法でしたが、GotoEATに関しては、グルメサイトにポイントが付与されたり、GotoEATキャンペーンに登録している飲食店で利用できるプレミアムお食事券がオトクに購入できたりするということで、直接的な『割引』というわけではありません。 なお、お食事券に関しては国が販売額の25%を上乗せして発行されるお食事券で、例えるならば1万円で、1万2500円の食事券を購入できるということです。お客側はこのお食事券を購入することで、登録した店舗でお食事券を利用した食事をすることができるようになります。 飲食店の参加条件 GotoEATの参加可能事業者は、食堂、レストラン、専門料理店、そば・うどん店、すし店、酒場、ビアホール、喫茶店、バーなどで、基本的にグルメサイトに登録していて、新型コロナウイルスの感染防止対策を行っていれば参加することができます。 8月25日時点でGotoEATキャンペーンの対象予約サイトとして認定されたのは下記の事業者です。 また、新型コロナウイルス対策としては、『換気』『声量』『3密』の回避を行いながら、キャンペーン参加を機会にガイドラインを見直しより徹底した対策が求められます。 国が指定しているガイドラインの他にも、各自治体や都道府県ごとにGotoEAT参加飲食店に向けた新型コロナウイルス感染防止のための独自の条件が定められている場合もありますので、参加前に該当する都道府県の定めるところを確認しておくようにしましょう。 飲食店が注意すべき点 GotoEATに参加、応募するにあたっては、店内飲食をメインとしない、デリバリ―専門店やテイクアウト専門店、キッチンカーなどの移動販売などのサービス提供をメインとする店舗はGotoEATキャンペーンの対象外となりますので注意が必要です。 また、上記以外の飲食店であっても接待や遊興などを伴う場合は特定遊興飲食店営業、接待飲食営業に該当するため、除外されます。 キャバクラ、ショーパブ、ホストクラブ、スナック、料亭(接待を伴うもの)も同様です。 また、必ず予約サイトに登録しておかないとGotoEATキャンペーンに参加できないという点も忘れてはなりません。予約サイトは無料で登録や掲載ができるものもありますので、GotoEATに参加する前に、必ず予約サイトへの登録を済ませておくようにしましょう。 なお、GotoEATキャンペーンの参加方法や具体的な条件については下記の公式サイトでも確認することができます。 農林水産省公式ページ 次項からは、GotoEATを利用することで飲食店側にはどういったメリットがあるのか、売り上げのV字回復は見込めるのか??という点について順に解説していきます。 GotoEATは飲食店にどんなメリットがある? GotoEAT消費者にとっては、普段よりオトクにお食事が楽しめる、普段より高級な飲食店に行くことができるなどのメリットがありますが、店舗側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 外食需要増加による売り上げ増が期待できる 1つは、外食需要増加によって売り上げアップが期待できるという点です。9月にぐるなび会員を対象に実施した『GotoEATキャンペーンの利用意向についての調査』によりますと、回答したユーザーのうち8割以上が『GotoEATキャンペーンを利用したい』と回答しています。 長い自粛期間で飲食店の利用を制限されていたこともあり、需要が爆発するといったことも考えられるでしょう。ちなみに、筆者がGototravelを利用して普段では利用できないような高級旅館を予約しようとしたところ、すでに11月の分が満室となっておりました。Gotoキャンペーンの実施に関しては紆余曲折あったものの、結局は高い需要があるということが分かり、売り上げ増加に大いに期待できると言えます。 新規顧客の獲得が期待できる GotoEATでは、普段利用したことのなかった飲食店に初めて足を運ぶ人や、県外からの来客が増えることが予想されます。 そうすると、飲食店側としては新規顧客の獲得が期待できるわけです。 新規顧客に気に入ってもらうことができれば、リピート顧客を増やすきっかけにもできるでしょう。 安全をアピールすることができる GotoEATキャンペーンに参加する飲食店のすべては、条件として新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底的に行うこととされています。要は、安全と認定されなかった飲食店については、今回のGotoEATに参加できないというわけです。 そのため、お客に大いに安全性をアピールすることができ、ひいては良い口コミを拡散させることにつなげられるかもしれません。 店内飲食の需要を回復させることができる テーブルチェックの調べによりますと、コロナ禍でテイクアウトを導入した飲食店は約40%、そのうち70%以上が今後もテイクアウトを継続するとしています。 とはいえ、イートインがメインの飲食店の主な収益源は店内飲食です。テイクアウトも行いつつ、GotoEATをきっかけに店内飲食の需要を回復させることができれば、今後は二刀流で売り上げアップにつなげることが期待できます。 飲食店がGotoEATで売り上げV字回復に活かす方法は? GotoEATキャンペーンの終了時期は未定ですが、今のところ、予約サイトに付与されたポイントの利用期限が2021年3月末までであるとされています。 そのため、10月1日から2021年3月末までの利用者が一番多く、その後は新しくキャンペーンが追加されない限り利用者が落ち着いてくると予想されるでしょう。ということは飲食店がGotoEATをきっかけに売り上げのV字回復を図るためには、まさに2021年3月ごろまでに、リピート顧客を増やす必要があるというわけです。 もはや、これが実現できなければ、GotoEATに参加をしても一度きりの売り上げアップで、その後の売り上げはもとに戻ってしまう可能性もあるかもしれません。 リピート顧客を増やすためには、料理のおいしさや、店内の清潔さなどはもちろんのこと、待ち時間は多くないか、テイクアウトは実施しているか、その他サービスが充実しているかなどが重要です。お客の待ち時間を少なくするためには業務効率化が必要ですし、お金をかけずに集客するなら良い口コミの拡散も欠かせません。 また、GotoEATで来店した際にテイクアウトをしていれば、お土産として買って帰ってくれる可能性もありますし、客単価を挙げることも売り上げアップにつなげることができます。 つまり、GotoEATキャンペーンを飲食店のV字回復に活かすためにはキャンペーン中に増えた新規顧客に、リピート顧客になってもらい、その後もリピートしてもらったり、新しい顧客を連れてきてもらったりする、そのサイクルを作ることが大切であるということです。 まとめ GotoEATキャンペーンは10月1日から始まり、参加した店舗については新規顧客を獲得することができたり、店内飲食の需要を回復することができたりと様々なメリットを感じることになるのではないでしょうか。 コロナ禍ということで、GotoEATに参加するには、もちろん入念な感染防止対策が必要でした。ガイドラインに沿った対策と合わせ、各自治体が定める対策法などに基づいて準備を行うのは大変な部分もあるかもしれませんが、店内飲食の安全性をアピールするきっかけにもなりますし、良い口コミの拡散も期待できます。 キャンペーン期間中に集めた新規顧客に、是非リピート顧客になってもらえるよう、GotoEATを利用して売り上げのV字回復を狙っていきましょう! 開店ポータルBizでは、各業界に特化した税理士探しのご相談のほか、インフラ周りのコスト削減・集客のご相談を無料で承っています。お気軽に下記フォームより、ご連絡ください。2020/10/01
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GoToEatと併用可!大阪府の飲食店対象の『少人数利用応援キャンペーン』とは先日10月1日に、GoToEatキャンペーンが開始され、Gototravelにも東京都発が追加されたことで、飲食店をはじめ多くの産業は少しずつ活気を取り戻しつつあります。 そうした中、同時期に大阪府を限定とした飲食店対象の『大阪府少人数利用応援キャンペーン』が開始されました。 >>GoToEatに関する記事についてはこちらから 大阪府はユニバーサルスタジオジャパン等大型遊園地などもあり、Gototravelを利用した観光客が各地から訪れる可能性もあるわけですが、大阪府の飲食店はぜひこの期間に多くの売り上げを確保しておきたいところです。 本記事では大阪府少人数利用者応援キャンペーンについて解説をしてまいります。 大阪府少人数利用応援キャンペーンとは 大阪府少人数利用応援キャンペーンは10月1日から12月31日までの期間限定のキャンペーンになります。 まずは、概要から解説していきます。 大阪府少人数利用応援キャンペーンの概要 <実施期間> 2020年9月中旬以降から2020年12月31日までの来店が対象。ミナミ地区の追加還元は2020年10月31日までの来店が対象。 <還元する特典> 予約1件につき、2,000円相当(ミナミ地区においては、さらに2,000円相当を追加還元) <還元の要件> ・大阪府の「感染防止宣言ステッカー」および「大阪コロナ追跡システム」を導入している大阪府内の店舗 ・夕食時間帯(15時以降)での利用 ・対象のオンライン飲食予約サイト経由で、総額5,000円以上(税抜)のメニューを4人以下で事前に予約 ・予約当日、4人以下で飲食 例えば、4名で計2万円のディナーを予約し、来店すると、大阪府少人数利用応援キャンペーンとして2000Ptが付与されるというわけです。 大阪府少人数利用応援キャンペーンに参加できる飲食店 大阪府が発行する感染防止宣言ステッカーの登録・設置をしている店舗 大阪府コロナ追跡システムに登録している店舗 大阪府少人数利用応援キャンペーン対象の時間 15時以降の飲食 大阪府少人数利用応援キャンペーン対象予約サイト ・一休.comレストラン(株式会社一休) 予約受付開始日:令和2年9月18日(金曜日) ・LUXA(auコマース&ライフ株式会社) 予約受付開始日:令和2年10月1日(木曜日) ・OZmall(スターツ出版株式会社) 予約受付開始日:令和2年10月1日(木曜日) ・Yahoo!ロコ(ヤフー株式会社) 予約受付開始日:令和2年10月8日(木曜日) 大阪府少人数利用応援キャンペーンはGoToEatと併用可 そして、お客にとっても飲食店側にとってもうれしいのが、Gotoキャンペーンと併用が可能であるという点です。 >>GoToEatに関する記事についてはこちらから お客の利用イメージとしては、下記のようなパターンが考えられます。 4名で2万円のディナーを予約し、来店した場合 GotoEatポイント:1000pt×4人分=4000Pt 大阪府のキャンペーンポイント=2000Pt の計6000Ptが付与されるということです。 尚、GotoEatキャンペーンについては使用期限が来年の6月末、大阪府少人数利用応援キャンペーンの付与ポイントの利用期限も同様に6月末となります。 大阪府の飲食店は少人数でも、客単価を上げて売り上げをアップさせるチャンスになりますので、参加条件などをよく確認して大阪府少人数利用応援キャンペーンに参加すると良いでしょう。 大阪府の飲食店は全国から集客のチャンス! 冒頭にも申し上げた通り、入場制限はあるものの、ユニバーサルスタジオジャパンも営業を再開し、連休などを利用して多くのお客が訪れることが予想されます。 そして、11月末には3連休が、そして12月にはクリスマスのイベントや年末の連休もありますので、大阪府の利用者だけでなく全国から観光客が訪れることになるでしょう。 大阪府の飲食店としては、全国からのお客を集客するチャンスです。 最後に、大阪府の飲食店が大阪府少人数利用応援キャンペーンに参加するにあたって、準備しておきたい集客対策について解説していきたいと思います。 全国から観光客が訪れることに配慮する 緊急事態宣言が解除され、外出自粛などの要請は解除されたものの、今でも一部自粛モードが続いている部分もあるようです。 全国から観光客が訪れることに配慮するためにも、ウェルカムポスターを掲示したり、その他おすすめの飲食店、観光地などを地図で掲載しておいたりすると、居心地の良い環境を作ることができます。 そして、更には、次回に大阪に訪れたときにも利用してくれることにつながるかもしれません。 席数の確保をしておく 特にユニバーサルスタジオジャパンやアメリカ村など、比較的観光客が集まりやすい場所付近にある飲食店については、席数をある程度確保しておくことが大切です。 ソーシャルディスタンス確保の関係で、席数を減らしている店舗もあるかもしれませんが、過度に減らしてしまうと、お客の取りこぼしを招いてしまい、結局はこうしたキャンペーンも売り上げアップにつなげられずに終わってしまう可能性があります。 もちろんガイドラインに沿って守るべき事項は守らなければなりませんが、許容範囲で席数を増やしたりする対策も必要になるでしょう。 テイクアウトもしっかりと 基本的に観光客はある程度観光する場所を決めて訪れるものです。ですから、食事が終わって、次の場所にいくのに時間が迫っているといった場合も考えられます。そのような場合に、テイクアウトという選択肢も与えられるよう、ここでも取りこぼしの無きよう対策をとっておかなければなりません。 そして、観光客への配慮だけでなく、地元のお客が来店した際に、観光客があふれていてテイクアウトを受け取るのに時間がかかったということにならないよう、業務効率化についてもしっかり作戦を練っておきましょう。 まとめ 大阪府独自のキャンペーンが開始されたことで、地元のお客が普段利用しない飲食店を利用する可能性もありますし、もちろんGoTotravelを利用して大阪を訪れたお客が大阪府少人数利用応援キャンペーンを使って飲食店に訪れる可能性もあります。 大阪府の飲食店にとっては、他県より更に良い条件で新規顧客が取り込めるチャンスがあると思ってください。 しっかりと新型コロナウイルス感染防止対策を行い、そして集客対策も最大限に、ここから売り上げV字回復を狙っていきましょう。 開店ポータルBizでは、各業界に特化した税理士探しのご相談のほか、インフラ周りのコスト削減・集客のご相談を無料で承っています。お気軽に下記フォームより、ご連絡ください。2020/10/01
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飲食店独立開業|レセプションは必要?オープン時の集客・販促方法について考えよう!飲食店開店直後、もしくは開店前から取り組まなければならないのが集客のための販売促進活動。開業したての飲食店が、オープン直後から集客に困らないためにすべき販促活動には、いったいどのような方法があるのでしょうか。 本記事では、飲食店が開店前・開店直後から取り組むべき「集客のための販促方法」について見ていきましょう。 【新規開店の集客】オープンのタイミングでおこなう販促活動とは? 飲食店を経営するうえで、販促活動はとても大切なもの。また、開店時の販促活動はとくに重要です。 もちろん、料理のおいしさも飲食店を経営するうえで大事な要素。ですが、オープン直後のお店にとっては、この要素が一番大切とはかぎりません。まず大事なのは、お店の存在を知ってもらうこと。料理の味やおいしさを知ってもらうのは、そのあとのステップです。まずはお店が知られていなければ、おいしい料理を食べてもらう機会すらありませんよね。 「料理の味には自信があるし、口コミで広まるから大丈夫!」と安心しているオーナは特に要注意。まずは実際に来店してくれる人がいなければ、その口コミも生まれません。 新規オープンの飲食店が好調なスタートをきるためには、開店日を迎える前につぎのような販促活動をおこないましょう。 ▼開店日を迎える前に取り組みたい3つの販促活動 ①レセプションを開催する ②チラシを活用する ③インターネット対策をする 以下で、一つひとつみていきましょう。 【新規開店の集客】①レセプションを開催する レセプションは、お披露目の場としてオープン日を迎える前に開催するものです。お招きするのは、これまでお世話になってきた方、そしてこれからお世話になる方です。お店をつくってくれた内装工事業者や近隣住民、修業先のオーナーや同僚、知人が一般的でしょう。 レセプションは、お店にとっては開店後に問題なく運営できるか、オペレーションを最終確認するための場でもあります。レセプションを開く場合には、オープン日直前の開催は控えましょう。せっかく課題を見いだせたとしても、それを解決できなければ意味がありません。オープン日から逆算して、5から3日前におこなうとよいでしょう。 ▼レセプションを開くメリットとは? ・本番さながらの実践トレーニングができる ・店舗運営の問題発見につながる ・面識の浅いスタッフ同士がお互いを理解する場になる ・近隣住民や業者、知人を呼ぶことで口コミを起こしてもらえる ・招待客に感謝の気持ちを伝えることができる ▼レセプションを開くデメリットとは? ・材料費や水道光熱費、人件費などのコストがかかる ▽レセプションを開く流れ ①日程・招待客を決める ②招待状を送る ③当日に向けて準備する ④開催 ⑤レセプションを通して見えた「課題」の解決を図る ※プレオープンとの違いは? レセプションは、お披露目の場。近隣住民や内装工事業者、修業先のオーナーや同僚、知人をご招待しておこないます。一方プレオープンは、実際にお店を開けて営業し、お客さまにご来店いただくものです。プレオープンでは、実際にどのようなメニューのオーダーを多く受けるのかを確認したり、オペレーションを確認するなどして最終調整をおこないます。グランドオープンを迎えるまえに、プレオープンの期間を設けるお店も多いです。 >>「売上UP」は業務効率化・コスト削減・集客に力をいれて叶えるもの 【新規開店の集客】②チラシを活用する(ポスティング・ハンディング・新聞折込・FAX・Wi-Fi) チラシをつかった集客としてポスティングやハンディングは有名な手法ですが、このほかにも新聞への折り込み、FAX、Wi-Fiを活用した方法があります。どの方法を採用するかは、ターゲットとして見据えている客層を意識して決めるのがベストです。 たとえば、新聞への折込を検討している場合。新聞の購読者層は40代~が大多数を占めています。もしも、20代をターゲットとしたお店を開こうと思っているのであれば、新聞の折込での集客は有効な方法とは言えませんよね。 ▼チラシを使った集客の方法とは? ①ポスティング・ハンディング ②新聞折込 ③FAX ④Wi-Fi ▽ポスティング・ハンディング 地域密着型をめざすお店におすすめ ▽新聞の折込 ターゲットの年齢層を高めに設定しているお店におすすめ ▽FAX 開封率100%。目に触れやすいので効果的 オフィス街に構える店舗におすすめ ▽Wi-Fi 紙のチラシではなくWi-Fiの電波を利用したもの ユーザーのスマホに店舗情報やクーポンをプッシュ通知で配信 ※Wi-Fiチラシについてはコチラをチェック! 店舗向けフリーWi-FiはTP-Link社「プラットWi-Fi」で決まり!集客・業務効率アップを促進する優れモノ ▼チラシの反応を高めるポイントとは? チラシの作成にはある程度のコストがかかります。 効果的なチラシにするために、以下の3つのポイントに気を付けましょう。 ①料理写真・内外装写真をのせる …公式写真は、プロカメラマンに依頼するのがベストです ②期限付きのクーポンや割引券をつける …チラシを受け取った人に来店を促すための動機になります ③お店の場所を示す地図をのせる …「●●駅から徒歩2分」とアクセスを記載するだけでなく、地図をのせることでスムーズな来店につながります 【新規開店の集客】③インターネット対策をする(Googleマイビジネス・食べログ・facebookページ) ▼Googleマイビジネスでインターネット対策 開店日が決まったら、Googleマイビジネスに登録しましょう。Googleマイビジネスへ登録するとGoogleマップにお店を表示することができます。 Googleマイビジネスの登録は無料なので、必ずおこないましょう。Googleマップから口コミの投稿も可能ため、集客にも大きく影響します。 ※Googleマイビジネスについてはコチラをチェック! 簡単Web集客!Googleマイビジネス運用次第で飲食店は繁盛する!? ▼食べログの「無料登録」でインターネット対策 有料のイメージが強い食べログですが、登録だけであれば無料で利用できます。 ユーザーが食べログを使うタイミングとしてもっとも多いのが、出先でお店を探すとき。「渋谷でおいしいイタリアンってどこかな?」そう考えたときに、上位表示されている評判の高いお店を順にチェックするユーザーがほとんどです。 有料プランへの変更をおすすめするのは、ライバル店が多い立地や繁華街に店舗を構えている場合。お店によっては、無料掲載のままで問題なく集客できるケースもあります。食べログへの有料掲載を検討している場合は、お気軽に開店ポータルBizまでご相談ください。※開店ポータルBizは、食べログの正規代理店です >>開店ポータルBizに無料相談する<< ▼facebookページでインターネット対策 あわせて登録したいのが、facebookページです。facebookには、店舗向けのページ「facebookページ」があります。個人のページ同様に、店舗向けページも無料で登録できます。facebookページを作成することで、「チェックイン」や「レビュー」といった機能を使えるようになります。 ※詳しくはコチラをチェック! 飲食店集客facebookページの作り方とその機能 新規開業・店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizにご相談ください 飲食店は、オープン時からしっかりと戦略を練って販促活動に取り組むことが重要です。また、オープン時の集客に成功したからといって、その先の経営に不安がなくなるわけではありません。開店から1年未満で廃業する飲食店は30%、さらに2年以内で廃業するのは15%ほど。開業3年になると約70%が閉店しているという厳しい現実があるのです。 念願かなってオープンした大事なお店。本記事で取り上げた方法を参考に、好調なスタートダッシュを切り、繁盛店を目指しましょう。 【関連記事】 再来店促進・固定客化のプロモーションとは?飲食店のリピーター集客 開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった「店舗の集客方法」に関するご相談を無料で承っております。お気軽に下記フォームよりお気軽にご連絡ください。2020/07/09
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【飲食店集客】LINE公式アカウントの作り方・運用方法、集客の仕方まとめメールよりも気軽にやりとりができるLINEは、今や使っていない人を見つけるほうが難しいほど日常に溶けこんだSNSです。 多くの企業や店舗でも、LINEアカウントを作ってビジネスに役立てています。お客さまに直接情報を配信できるだけでなく、チラシやWebよりも低コストで即効性のある集客が可能になるのがLINEアカウントの魅力。 本記事では、ビジネス版LINE「LINE公式アカウント」の特徴や開設方法、運用のコツなどをご紹介します。 【飲食店集客】LINE公式アカウントってなに? LINE公式アカウントは、私たちがふだん使っているLINEのビジネス版です。 以前は、中小企業・店舗向けの「LINE@」、そして大企業向けの「LINE公式アカウント」にサービスが分かれていましたが、2019年4月に「LINE公式アカウント」として統合されました。 【飲食店集客】LINE公式アカウントは2種類ある LINEの公式アカウントは、2つの種類があります。 それが、「認証済アカウント」と「未認証アカウント」。 ▼認証済アカウントとは? LINE株式会社の審査に合格したアカウントで、運用していく上で次のようなメリットがあります。 ・認証済みバッジがもらえる ・LINEアプリ内の検索結果に表示される ・友だち登録をうながすための販促ポスターがダウンロードできる ・月額料金の請求書を発行してもらえるため、支払いが楽 ・LINE広告の出稿が可能 ▼未認証アカウントとは? 審査を受けていないアカウントです。 上記のようなサービスは受けられませんが、法人・個人事業主を問わず誰でもアカウントを開設できます。 【飲食店集客】LINEがビジネスツールとして注目される3つの理由 LINE公式アカウントが、集客ツールとして注目されている理由は次の3つです。 ①アクティブユーザーが多い LINEの月間アクティブユーザー数は、2019年12月時点で約8,400万人以上。日本の人口の3人に2人以上が利用しているもっとも身近なアプリです。このような巨大なプラットフォームから情報を発信できることが、LINE公式アカウントの大きな強みといえるでしょう。 ②メッセージの開封率が高い 通常のLINEと同じようにプッシュ通知で情報を届けることができるため、開封率が高いです。プッシュ通知のメリットは、見落とされにくく、メッセージにすぐ気づいてもらえること。メルマガのように迷惑メールとして弾かれたり、ほかのメールに埋もれて読まれなかったりという失敗がありません。 ③多彩な表現方法や機能が使える ユーザーの情報収集の手段としては、スマートフォンが主流となっています。LINE公式アカウントはスマートフォンとの相性がよく、画像や動画、スタンプなどを使ってメルマガ以上に多彩な表現ができます。クーポンやアンケート、ショップカードなどの機能も使えるため、訴求力が高いです。 【飲食店集客】LINE公式アカウントでできること LINE公式アカウントを開設すると、具体的にどんな機能が使えるのでしょうか?例を見ていきましょう。 ▼メッセージ配信 通常のLINEと同じように、友だち登録してくれたユーザーにメッセージを送信できます。新メニューやイベントのお知らせ、クーポンなど有益な情報をプッシュ通知で一斉配信することで、メルマガより気軽に開封してもらえます。 ▼LINEチャット 友だち登録してくれたユーザーと、一対一でチャットができます。お客さまの中には、「電話が苦手」「メールでのやり取りは時間がかかる」と感じる方もいます。LINEなら互いに気負わずコミュニケーションができるため、予約・問い合わせのハードルも下がるでしょう。 忙しくて電話応対ができないときでも、LINEなら空いた時間に対応できるため、お店側も助かります。 ▼クーポン、ショップカード 手軽にクーポンを発行できるのも、LINE公式アカウントの魅力です。 また、QRコードを読み取るとポイントが付与される、LINE上のショップカードを作ることも可能です。カードを持ち歩かずに済むので、キャッシュレスで支払うお客さまに喜ばれます。 ▼自動応答機能 テンプレート(「よくある質問」の回答など)を登録しておき、ユーザーからメッセージを受け取ったときに自動で返信する「チャットボット」のような機能です。すぐに返信が来るため、ユーザーにもストレスがありません。 ▼タイムライン投稿 InstagramやFacebookのように、タイムラインに情報を投稿することができます。お店が投稿した内容は、ユーザーの友だちの投稿の合間に表示されます。「いいね」やシェアによって、友だちの友だちへ情報を拡散でき、一度も来店したことのないユーザーにもお店を認知してもらえます。 【飲食店集客ツール】LINE公式アカウントのはじめ方 LINE公式アカウントは、PCやスマートフォンさえあれば、LINEの公式サイトから無料で開設できます。 Step①:登録方法を選択 まず、こちらの「LINE公式アカウントの開設」ページにアクセスします。 ▶▶https://www.linebiz.com/jp/entry/ ここから「認証済アカウントを開設する」または「未認証アカウントを開設する」のどちらかをクリックします。 集客ツールとしてLINEを本格運用するのであれば、認証済みアカウントがおすすめです。認証済アカウントになると、お店のアカウントがアプリ内で検索結果に表示され、タイムラインやLINE NEWSに「友だち追加広告」を表示できます。 Step②:アカウントの作成 「LINE Business ID」の画面が表示されるので、「アカウントを作成」をクリックします。すでにお店のLINEがある場合は、次の画面で「LINEアカウントで登録」、そうでない場合は「メールアドレスで登録」を選びましょう。 既存のアカウントで登録する場合、友だちは引き継がれます。既存のアカウントをそのまま使うのか、あたらしくアカウントを作るのか、よく検討しましょう。 必要項目を入力したら、確認ボタンをクリックして入力内容を確かめます。内容に間違いがなければ、「完了する」のボタンを押して終了です。 Step③:運用開始 認証済アカウントの場合はここから審査があります(申し込み~審査完了までの日数の目安は通常約10営業日)。 未認証アカウントの場合はこの時点でアカウントが開設されます。管理画面にログインするためのボタンをクリックすれば、すぐに運用を開始できます。 Ste④:アイコンやアカウント名の編集 アカウントを開設したら、お店の顔となるアイコンや、アカウント名などの編集を進めてください。お客さまへのお礼として、友だち登録されたときの「あいさつメッセージ」も必ず設定しておきましょう。 Step⑤:テスト送信、公開 正常にメッセージを配信できているかをテストします。個人のLINEアカウントでお店を友だち登録しておき、お店から自分あてにメッセージを送ってみましょう。 問題なく送信できたら、アイコンやアカウント名を編集した「設定」の中から、「検索結果で表示」を「表示」に変更してアカウントを公開しましょう。 【関連記事】【インスタで飲食店集客・売上UP】広告費の相場は?費用対効果が高いツールはコレ! 【飲食店集客】LINE公式アカウントの運用「友だち」の増やし方 LINE公式アカウントを開設してからまずやるべきことは、友だちを増やすことです。この章では、友だちを増やす運用のコツをお伝えします。 ▼友だち登録の特典を用意する 「友だち登録でお会計から10%OFF!」「友だち登録でミニデザートをサービス!」のような、ユーザーにとってうれしい「特典」を用意して友だち登録をうながしましょう。 ▼各種媒体で「LINEはじめました!」の告知をする 「LINEはじめました!」という旨と特典の内容を、ホームぺージやSNS、グルメサイトなどの各媒体から告知しましょう。店頭にポスターを貼る、会計時にお客さまに声をかけるといったアナログな宣伝もあわせておこないましょう。 ▼LINEのタイムラインに投稿する タイムラインに、新メニューやイベントのお知らせ、クーポン情報など、さまざまなコンテンツを投稿しましょう。いいねやシェアをされると、そのアクションをしたユーザーの友だちにも情報が拡散し、お店の認知度を上げることができます。 ▼店頭に友だち追加用のQRコードを置く 各テーブルに友だち追加用のQRコードを設置し、料理を待つ間やお帰りの前に友だち登録をしてもらいましょう。 会計時はバタバタすることが多いので、レジ前よりもテーブルに設置して、お客さまが空いた時間に登録できるようにするのがベストです。 「費用をかけずに集客する方法ってある?」 >>開店ポータルBizに無料相談する<< 【飲食店集客】LINE公式アカウントの運用『L-bot』 ここまで、LINE公式アカウントの機能や運用方法、アカウント開設の流れなどを紹介してきました。 LINEは私たちの日常に欠かせないアプリですが、ビジネスに使うとなるとそれなりのノウハウが必要なのでは?と不安な方も多いでしょう。 そこでおすすめしたいのが、LINE公式アカウントの運用をサポートする『L-bot』のサービスです。同サービスの特徴をまとめました。 ①リッチメニューの設定 URLのクリックや地図の表示といったアクションへの導線となる、「リッチメニュー」のカスタマイズが可能です。リッチメニューとは、お店のLINE公式アカウントを開いたときに現れる、「電話予約」「メニュー」「クーポン」「お知らせ」などのボタンが並んだ部分です。 リッチメニューはまずデフォルトのデザイン(A)からスタートしますが、いくつかのテンプレートから好きなデザインに変更できます。 テンプレートでは、ボタンを好きな色に変えられるほか、「メニュー」「クーポン」「予約」「よくある質問」「スタッフ募集」「新商品」などの多彩なボタンから必要に応じて選べます。 ②メッセージ配信やクーポン発行を代行 LINE公式アカウントの作成や運用は、L-botが代行してくれます。お店は「こんなデザインに変更したい」「こんな機能を使ってみたい」と依頼するだけでいいのです。 たとえば、リピート率を上げるためには、クーポンや新商品のお知らせといった有益な情報を定期的に配信することが大切です。L-botでは、そういったメッセージ・クーポンの配信のほか、クーポン設定や自動返答機能のシナリオ設定まで代行します。 しかも、ただ運用するだけではありません。「こんなクーポンを出してみては?」「こんなイベントを開催するのはどうですか?」など、お客さまの年齢層や男女比率をもとにしたアドバイスもおこなっています。 ③24時間365日のサポート 営業担当者やサポート担当者がグループLINEを作成し、24時間365日、問い合わせや内容修正を受けつけてくれます。 LINE公式アカウントを使っていてわからないことや不安なことが出てきたとき、いつでも気兼ねなく相談できるので安心です。 【飲食店集客】L-botの料金プラン 魅力満載のL-Botですが、気になるのはその料金プラン。 L-botでは、「ライトプラン」「スタンダードプラン」「カスタマイズプラン」の3つのプランを用意しています。 開店ポータルBizからお申込みいただくと、ライトプランとスタンダードプランでは初期費用が無料に、ライトプランでは月額料金が割引になりますよ! 公式LINEの運用にお悩みの方は、開店ポータルBizにご相談ください! LINE公式アカウントは、もっとも身近なメッセージアプリを使ってお店を宣伝できる集客ツールです。電話応対に時間を割かれずに済むため、忙しいときでも予約を取りこぼすことがなく、来店後のフォローしだいでリピーターを多く獲得できます。 開店ポータルBizでは、LINE公式アカウントの運用サポート『L-bot』をはじめ、SNSを活用した集客ノウハウのご相談を無料で承っております。ご興味のある方は、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください!2020/07/02
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【インスタで飲食店集客・売上UP】広告費の相場は?費用対効果が高いツールはコレ!Instagram(インスタグラム)は、飲食店の集客ツールとして特に注目されているSNSです。しかし、ただアカウントをつくり、写真を投稿しているだけでは集客につながりません。ターゲットを絞った「いいね」「フォロー」「コメント」などでお店を認知させ、興味を持ってもらう必要があります。 本記事では、インスタグラムの概要と、インスタグラム広告よりも費用対効果の高いツールInsta Town(インスタタウン)をご紹介します。 【飲食店集客・売上UP術】写真・動画の共有アプリInstagram(インスタグラム)とは インスタグラムは、写真や動画の撮影・編集・シェアに特化したSNS。2019年12月時点で、国内に約3,900万人のユーザーを抱えています。 写真や動画という直感的なコンテンツが主体のインスタグラムは、グルメやファッション、ライフスタイルなどのトレンドに関心の高い老若男女に利用されています。 インスタグラムのメインユーザーは若い女性というイメージがありますが、最新のデータでは30~50代の男性ユーザーも増加傾向にあるようです。年齢・性別を問わない幅広い層が利用しているため、ターゲットを絞ってアプローチできれば、費用対効果の高い集客ツールとなるでしょう。 インスタグラムはズバ抜けて高いアクティブ率を誇るSNS! アクティブ率とは、ユーザーがそのアプリをどれくらい日常的に使っているかを示す指標です。 インスタグラムは、84.7%と非常にアクティブ率が高いSNS。SNSの代表格のTwitter(アクティブ率60%)、Facebook(アクティブ率50%)と比較してみるとその高さは一目瞭然。インスタグラムはほかのSNSよりも気軽に利用され、日常に溶けこんでいるということですね。 【飲食店集客・売上UP術】Instagram広告の費用相場はどれくらい? アクティブ率の高さから、宣伝のために、とりあえずインスタグラム運用をはじめる飲食店も多いです。しかし、ただアカウントをつくって投稿するだけでは、集客や売上アップにはつながりません。「頑張って更新しているのに、フォロワーも増えないし、集客につながらない」と悩むお店も多いでしょう。 インスタグラムをビジネスのために本格運用したいのであれば、お金をかけて広告出稿を検討する必要があります。 しかしここで立ちはだかるのが、費用の問題。ユーザーが閲覧するタイムラインやストーリーに広告を表示させるには、表示1回あたり2~5円の費用がかかります。 さらに広告を見たユーザーの中で、「詳しくはこちら」のボタンからお店のプロフィールに飛んでくれるのは50人に1人。つまり、この「プロフィールに飛ぶ」というアクションにも、1回あたり100~250円の費用がかかるのです。 そして、お店のプロフィールを見て、「ホームページや予約サイトのURLをタップする」、「地図を表示させる」といったアクションをしてくれるのは10人に1人。このアクションは、1回あたり1,000~2,500円の費用がかかっているということになります。 つまり、インスタグラムで1,000人のユーザーにお店を認知してもらうためには、最低でも100円×1,000人=10万円の費用がかかるということ。 インスタグラム広告を出稿するには、上記でお話ししたように費用がかかりすぎてしまいます。 「費用を抑えながらインスタ集客を成功させるには、どうしたらいいの?」そんな方におすすめのサービスが、Insta Town(インスタタウン)です。 【飲食店集客・売上UP術】Insta Town(インスタタウン)ってなに? インスタタウンは、年齢・性別・地域などで絞ったユーザーや、お店側で指定したハッシュタグをつけて投稿したユーザーをターゲットにし、さまざまなアプローチができるサービスです。 まず、選定されたターゲットユーザーに対して、自動や手動で「いいね」「フォロー」「コメント」などのアクションをします。 アクションに気づいたユーザーはお店に興味を持ち、プロフィールページを見に来ます。そこからさらなるアクション(URLのタップ、地図の表示など)を誘導し、来店につなげるという仕組みです。 ユーザーが来店し、料理や店内の写真をハッシュタグ付きで投稿することで、さらに情報が拡散していきます。 インスタタウンをうまく使いこなせれば、フォロワーを月に数百単位で増やせるだけでなく、1か月のプロフィールアクセス数を1,500~2,000ほど増やすことができます。 インスタグラム広告では最低10万円の費用をかけなければ得られない効果を、インスタタウンの運用によって月に数万円で得ることができます。 【インスタを活用した飲食店集客・売上UP術】インスタタウンでできることは? ■自動いいね・自動フォロー ユーザーの投稿につけられた#(ハッシュタグ)から趣味・嗜好性でターゲットを絞り、AIツールが自動でいいね・フォローをします。 また、類似した投稿にいいねしている人や、競合店のアカウントをフォローしている人をターゲットとして抽出し、アプローチすることもできます。 ■定期的な手動コメント 来店したお客さまの投稿を定期的に見て、その上でのコメントやいいね、フォローなどを手動でおこないます。 来店後のフォローアップをすることで、自動いいね・自動フォローよりもグッとお客さまとの距離を縮めることができ、2度目、3度目の来店につながります。 ■投稿代理 お店の代わりに月2回、9投稿分をまとめて投稿します。投稿文の作成はもちろん、投稿時に付けるハッシュタグ(30個)の選定もすべてお任せ。プロフィール欄も見やすく修正してくれます。 インスタグラムアカウントをまだ作っていない、忙しくてなかなか投稿ができない、アカウントを作ってもどう運用していけば分からない…そんな方でも安心です。 ■24時間365日のサポート インスタタウンでは電話やメール以外にも、LINEグループやチャットワークを使ったサポートを24時間365日おこなっています。 サポート内容は、ターゲットや投稿時のハッシュタグの選定、お客さまからの質問への対応の仕方、コメントに返信があった際の共有などさまざま。 インスタグラムのスクールに通っている感覚でサポートが受けられるため、インスタグラム初心者の方でも安心して利用できます。 【飲食店集客・売上UP術】インスタタウンの料金プランは? インスタタウンの料金プランは上記のとおり。通常であれば初期費用が100,000円かかりますが、今なら無料ではじめることができます。 また、必要に応じて「ストーリー動画投稿」「DM代行・コメント代行」「インフルエンサー監修プラン」といった次のオプションをつけることもできます。 ▼ストーリー動画投稿 写真や動画を共有いただくと、インスタタウン側で加工をおこない、月に最大8ストーリーズを投稿します。リアルタイムな情報発信ができるため、すぐに行きたいお店を探しているユーザーへの訴求力が高まります。 ▼手動DM・手動コメント 投稿に対していいね・フォローをしてくれたユーザーや、お店側で選定したハッシュタグをつけて投稿したユーザーに対し、DMを送る、ホームページや予約サイトのURLを送るなどのアプローチをします。 ▼LP型制作 LP型とは、3投稿を1セットにまとめて、ブロックで投稿するやり方。ブロックごとに宣伝内容を分けて投稿することで、インパクトがあってわかりやすいページになります。 ▼投稿代行プラン 投稿をお任せしつつインスタグラム集客のノウハウを学べるオプションプランで、インスタグラムの運用が初めての方におすすめです。 訴求力の高いアカウントにするためには、世界観の統一、独自性、ユーザーに役立つ情報を発信することなど、複数の大切なポイントがあります。投稿代行プランでは、これらを踏まえたアカウントを総合的にプロデュースします。 インスタグラム運用にかかる費用が心配な方は、「小規模持続者持続型補助金」の利用を検討してみてください。 アルバイトを除く従業員が5人以下のお店であれば法人・個人事業主を問わず申請でき、初期費用を100万円まで補助してくれます。 インスタグラムを活用して集客・売上アップを叶えよう インスタグラムのビジネスアカウントを作成すると、プロフィールページから『UberEats』『出前館』などのデリバリーサービスを通じた注文受付が可能になります。インスタグラムの注文機能は、新型コロナの影響を受けた飲食店を支援する目的で、4月下旬に追加されたもの。6月には新たに『EPARKテイクアウト』『menu』など12社と提携し、注文機能が大幅に拡充されました。インスタタウンとあわせて使えばますます認知度が上がり、さらなる繁盛店を目指すことができるでしょう。 インスタタウンは、年齢や性別、地域、投稿内容、ハッシュタグなどさまざまな属性からターゲットを絞り、本当に来てほしいユーザー層にアプローチできます。 ターゲットを絞ってアプローチした結果、お店の投稿に対するいいね、フォロー、URLタップなどのアクション率が上がり、来店やリピートにつながるのです。 【人気記事】コロナ売上対策|テイクアウトアプリmenuメニューの仕組みや手数料、メリットは?【0円導入可能?】 開店ポータルBizでは、インスタグラム集客に関するご相談を無料で承っております。Insta Town(インスタタウン)を使ったアカウント運用にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!2020/07/01