労務管理
【環境・売上・コスト】アフターコロナ営業 飲食店経営はどうすべき?【相談無料】
5月25日、緊急事態宣言が全面解除になりました。休業や営業時間の短縮をおこなっていた飲食店も、営業を再開したり営業時間を延長したりと、それぞれ動き出しているでしょう。本記事では、緊急事態宣言が全面解除となったいま、飲食店にできる取り組みを、「環境づくり」・「売上確保」・「コスト削減」の3面から考えていきます。
2月ごろから世間を騒がせてきた新型コロナウイルス(COVID-19)。緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ気を抜くことはできません。ウイルス騒動がもう少し落ち着くまでの間、飲食店は次のような感染防止対策をおこなう必要があります。
狭いお店では難しいかもしれませんが、ある程度のスペースが確保できるなら、なるべく席の間隔をあけましょう。お客さまが密集しすぎないようにすることで、飛沫感染のリスクを減らすことができます。テイクアウト待ちのお客さまに対しても、床にテープを貼り、一定の間隔をあけて並んでもらえるよう呼びかけるとよいでしょう。
席と席の間に、ビニールやプラスチック板の仕切りをつけるのも感染防止策のひとつです。しかしその場合は、お客さまが入れ替わるごとに消毒しなければ意味がありません。決して、形だけの対策にならないようにしてください。
飛沫感染を防ぐため、食事のとき以外はマスクの着用をお願いしているお店もあります。新型コロナウイルス対策に限らないことですが、咳やくしゃみをするときは、マスクやハンカチ、袖を使って、口鼻をおさえる「咳エチケット」を呼びかけましょう。SNSや店頭の貼り紙などに「咳エチケットに関するお願い」を記載するのもよいですね。
飲食店の店内は、空気がこもりがち。厨房からの湿気もあり、空気中の細菌やウイルスが繁殖しやすい環境です。そのため、こまめに換気をすることも感染防止策として有効です。
夏の暑い時期はドアや窓を開け放しても快適ですが、秋から春先までは、お客さまに寒い思いをさせてしまうかもしれません。開けっ放しではなく、一時間ごとなど、換気の頻度を決めましょう。換気のためにドアや窓を開ける際は「寒いところ申し訳ございません」とお客さまにひとこと断るといった気づかいも忘れないようにしましょう。
お店の入口やトイレに消毒用アルコールを設置して、お客さまに手指の消毒をうながしましょう。ただし、不特定多数の人が触ることになるため、ボトル本体やポンプ部分はこまめに消毒してください。メニューブックや呼び出しベル、オーダー端末などはお客さまが入れ替わるごとにしっかり消毒しましょう。
スタッフの側でも、出勤時、調理にとりかかる前、トイレの後、買い出しから帰った時など、手洗いや消毒をするタイミングを決めて全員で共有するとよいでしょう。
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通常営業に戻ったからといって、コロナ以前の客足がすぐに戻るお店ばかりではありません。様子を見ながら、少しずつ外食に出かける頻度を増やしていくお客さまも多いからです。売上が伸び悩むこの時期、収入を確保するために、店内飲食のほかに次のような販売ルートを作っておくとよいでしょう。
開いているお店が増えたけれど、まだ外食に出かけるのは不安…。そんなお客さまも少なくありません。そういった方々にもお店の味を楽しんでもらえるよう、テイクアウトをはじめましょう。
テイクアウトをおこなう場合、お店で提供しているメニューをそのまま販売するのか、テイクアウト用のメニューを改めて作るのかといったことも考えなければなりません。専用の容器や箸、スプーン、フォーク、おしぼりなどの備品が必要になりますが、これらのコストを考えて、若干販売価格を高めにするとよいでしょう。
飲食店支援として、地域の飲食店のテイクアウト情報を無料で掲載しているメディアもあります。開店オンラインもそのひとつ。気になる方はサイトからお問い合わせをおくってみてください。
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テイクアウトと同様、新しい販売ルートとして期待できるのがデリバリーです。しかしながら、配達員の人件費や、配達用バイクの購入・メンテナンス代を考えると、二の足を踏んでしまいますよね。
そんなときは、『Uber Eats(ウーバーイーツ)』『出前館』などのデリバリーサービスに出店するのがおすすめ。初期費用ゼロでデリバリーをはじめられるだけでなく、配達クルーがいるため、お店側で配達員やバイクを用意する必要がありません。配達クルーの給与もサービス側から支払われるため、人件費がかからないのもメリットです。
これらのデリバリーサービスでは、専用タブレットがあればワンタッチで簡単に注文を受けることができます。お店のやるべきことは調理だけで、あとは配達クルーがお店に商品を取りに来てくれます。お店が忙しくなったり、商品が売り切れたりした場合も、タブレットから簡単に受注停止ができるので安心です。
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販売する商品としては、店内製造の惣菜やスープ、パン、ケーキといった冷凍商品、またはお店で使っているこだわりの調味料、契約農家の野菜などが挙げられます。
ネットショップには、「商圏が全国に広がる」という大きなメリットがありますが、一方で全国のお店が競合になるということです。たくさんの競合の中から選ばれ、購入ボタンを押してもらうためには、写真の撮り方や商品説明の仕方を工夫して魅力的なページを作らなければなりません。
また、商品を実際に見て購入できないため、ネットショップはトラブルが発生しやすい販売方法です。ネットショップ開設前には必ず「特定商取引法」について知っておきましょう。特定商取引法は、通信販売などのトラブルから消費者を守るため、事業者に対してさまざまな規制を定めている法律です。
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テイクアウトやデリバリーのような新しい販売ルートで売上を増やすのも大切なこと。しかしそれ以上に重視すべきなのが、コストを減らすことです。
ここでは、飲食店のコストで大きな割合を占める「家賃」・「人件費」・「材料費」の削減方法についてみていきます。
休業が何日あろうと、毎月決まった額を支払わなければならない家賃。飲食店の経費の中でも特に大きいコストです。「家賃さえもう少し安ければ、助かるのに…」と悩んでいるオーナーも多いでしょう。
そこで開店ポータルBizがおすすめするのは、「賃料減額サービス」を利用すること。弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士といったプロが、貸主に家賃交渉をおこなってくれるサービスです。家賃を適正化することで長く借りてもらえること、固定資産税の見直しをすることなど、貸主にもメリットのある提案をしてくれるので、管理会社や大家さんとの関係が悪化することはありません。賃料交渉をしたいけれど、素人だから自信がない…とお悩みの方はぜひ利用してみてください。
飲食店経営の固定コスト削減!その家賃は適正?賃料削減交渉の仕方
スタッフの数だけかかる人件費も大きなコストです。とはいえ、給与をいきなり下げたり、シフトを勝手に調整したりすると、スタッフからの信頼が揺らぎかねません。
人件費を減らす方法としてまず挙げられるのが、「適切な人数を配置しているか」を考えること。来客がまばらな曜日や時間帯に、大人数のスタッフを出勤させると人件費のムダになってしまいます。曜日ごと、時間帯ごとに適切な人数を配置できるよう、シフトを見直しましょう。
お店の規模や忙しさに見合った人数を雇うことも大切で、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始といった繁忙期のみ、短期アルバイトを募集するという方法もあります。
人件費を減らすもうひとつの方法は、食洗機、タッチパネル式のオーダー端末、POSレジなどの自動化ツールを導入すること。さまざまな作業を効率化することで、少ない人数でお店をまわせるようになります。
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食材費は、飲食店である限りお付き合いしなければならないコスト。品質の高い食材を1円でも安く仕入れることが、お客さまの満足度を下げずに長期的な支出を減らすことにつながります。
食材費を減らす方法としては、まず「メニュー数を絞る」ことが挙げられます。売れ行きの悪いメニューや何となく追加したメニューをなくせば、仕入れる食材の種類を減らすことができます。
あわせて食品ロスを減らすことも、食材費の削減につながります。賞味期限を記入したシールを貼って、古いものから使うことを徹底しましょう。オーバーポーションを防ぐために、メニューごとにレシピを決めておくのもいいですね。
さらに有効な食材費の削減方法が、卸売業者の見直しをすること。卸売業者と飲食店のマッチングサービス『クロスマート』を利用すると、納品書を写真に撮って送るだけで、複数の業者から見積もりが届きます。品質を落とさずに、1円でも安いものを仕入れたい…と感じている方は、ぜひクロスマートで新しい仕入先を探してみてください。
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47都道府県で緊急事態宣言が解除され、外食を楽しむお客さまが増えてきています。長い休業期間・営業時間短縮の期間を乗り切って、飲食店経営者の方々はひとまず胸をなで下ろしているでしょう。しかし、まだまだウイルスへの不安を拭い切れない人も多いため、お店を開けたからといってすぐに客足が元どおり…というわけにはいきません。
そんな中でお店にできるのは、お客さまが安心して食事ができる環境を用意しておくこと、売上を確保するべく販売ルートを開拓すること、そしてコスト削減のためのさまざまな取り組みをおこなうことです。
開店ポータルBizは、店舗経営のお悩み・課題の解決を徹底サポートしております。集客・売上UP・コスト削減にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。お店にとって、最適な方法をご提案いたします。
※ご相談費用はいただいておりません
お客さまが安心できる「環境づくり」
2月ごろから世間を騒がせてきた新型コロナウイルス(COVID-19)。緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ気を抜くことはできません。ウイルス騒動がもう少し落ち着くまでの間、飲食店は次のような感染防止対策をおこなう必要があります。
①席の間隔を広くとる
席と席の間に、ビニールやプラスチック板の仕切りをつけるのも感染防止策のひとつです。しかしその場合は、お客さまが入れ替わるごとに消毒しなければ意味がありません。決して、形だけの対策にならないようにしてください。
②咳エチケットの呼びかけをおこなう
③こまめな換気をする
夏の暑い時期はドアや窓を開け放しても快適ですが、秋から春先までは、お客さまに寒い思いをさせてしまうかもしれません。開けっ放しではなく、一時間ごとなど、換気の頻度を決めましょう。換気のためにドアや窓を開ける際は「寒いところ申し訳ございません」とお客さまにひとこと断るといった気づかいも忘れないようにしましょう。
④手洗い・消毒の徹底
スタッフの側でも、出勤時、調理にとりかかる前、トイレの後、買い出しから帰った時など、手洗いや消毒をするタイミングを決めて全員で共有するとよいでしょう。
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通常営業再開に向けて飲食店に必要な「ウイルス対策」おすすめアイテムはコレ!
販売ルートを増やして「売上確保」
①テイクアウト
テイクアウトをおこなう場合、お店で提供しているメニューをそのまま販売するのか、テイクアウト用のメニューを改めて作るのかといったことも考えなければなりません。専用の容器や箸、スプーン、フォーク、おしぼりなどの備品が必要になりますが、これらのコストを考えて、若干販売価格を高めにするとよいでしょう。
飲食店支援として、地域の飲食店のテイクアウト情報を無料で掲載しているメディアもあります。開店オンラインもそのひとつ。気になる方はサイトからお問い合わせをおくってみてください。
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CMで話題!飲食店集客・売上対策!テイクアウトアプリ「menu」の仕組みとメリット【0円導入可能?!】
②デリバリー
そんなときは、『Uber Eats(ウーバーイーツ)』『出前館』などのデリバリーサービスに出店するのがおすすめ。初期費用ゼロでデリバリーをはじめられるだけでなく、配達クルーがいるため、お店側で配達員やバイクを用意する必要がありません。配達クルーの給与もサービス側から支払われるため、人件費がかからないのもメリットです。
これらのデリバリーサービスでは、専用タブレットがあればワンタッチで簡単に注文を受けることができます。お店のやるべきことは調理だけで、あとは配達クルーがお店に商品を取りに来てくれます。お店が忙しくなったり、商品が売り切れたりした場合も、タブレットから簡単に受注停止ができるので安心です。
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UberEats出店で赤字脱却!売上・集客力向上の仕組みと注意点について
③ネットショップ
ネットショップには、「商圏が全国に広がる」という大きなメリットがありますが、一方で全国のお店が競合になるということです。たくさんの競合の中から選ばれ、購入ボタンを押してもらうためには、写真の撮り方や商品説明の仕方を工夫して魅力的なページを作らなければなりません。
また、商品を実際に見て購入できないため、ネットショップはトラブルが発生しやすい販売方法です。ネットショップ開設前には必ず「特定商取引法」について知っておきましょう。特定商取引法は、通信販売などのトラブルから消費者を守るため、事業者に対してさまざまな規制を定めている法律です。
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初期費用0円!SmartLP(スマートLP)でホームページを作成しよう
家賃・人件費・材料費を見直して「コスト削減」
テイクアウトやデリバリーのような新しい販売ルートで売上を増やすのも大切なこと。しかしそれ以上に重視すべきなのが、コストを減らすことです。
ここでは、飲食店のコストで大きな割合を占める「家賃」・「人件費」・「材料費」の削減方法についてみていきます。
①家賃
そこで開店ポータルBizがおすすめするのは、「賃料減額サービス」を利用すること。弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士といったプロが、貸主に家賃交渉をおこなってくれるサービスです。家賃を適正化することで長く借りてもらえること、固定資産税の見直しをすることなど、貸主にもメリットのある提案をしてくれるので、管理会社や大家さんとの関係が悪化することはありません。賃料交渉をしたいけれど、素人だから自信がない…とお悩みの方はぜひ利用してみてください。
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飲食店経営の固定コスト削減!その家賃は適正?賃料削減交渉の仕方
②人件費
人件費を減らす方法としてまず挙げられるのが、「適切な人数を配置しているか」を考えること。来客がまばらな曜日や時間帯に、大人数のスタッフを出勤させると人件費のムダになってしまいます。曜日ごと、時間帯ごとに適切な人数を配置できるよう、シフトを見直しましょう。
お店の規模や忙しさに見合った人数を雇うことも大切で、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始といった繁忙期のみ、短期アルバイトを募集するという方法もあります。
人件費を減らすもうひとつの方法は、食洗機、タッチパネル式のオーダー端末、POSレジなどの自動化ツールを導入すること。さまざまな作業を効率化することで、少ない人数でお店をまわせるようになります。
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スタッフのやる気を損なわず人件費を抑える3つの方法
③食材費
食材費を減らす方法としては、まず「メニュー数を絞る」ことが挙げられます。売れ行きの悪いメニューや何となく追加したメニューをなくせば、仕入れる食材の種類を減らすことができます。
あわせて食品ロスを減らすことも、食材費の削減につながります。賞味期限を記入したシールを貼って、古いものから使うことを徹底しましょう。オーバーポーションを防ぐために、メニューごとにレシピを決めておくのもいいですね。
さらに有効な食材費の削減方法が、卸売業者の見直しをすること。卸売業者と飲食店のマッチングサービス『クロスマート』を利用すると、納品書を写真に撮って送るだけで、複数の業者から見積もりが届きます。品質を落とさずに、1円でも安いものを仕入れたい…と感じている方は、ぜひクロスマートで新しい仕入先を探してみてください。
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47都道府県で緊急事態宣言が解除され、外食を楽しむお客さまが増えてきています。長い休業期間・営業時間短縮の期間を乗り切って、飲食店経営者の方々はひとまず胸をなで下ろしているでしょう。しかし、まだまだウイルスへの不安を拭い切れない人も多いため、お店を開けたからといってすぐに客足が元どおり…というわけにはいきません。
そんな中でお店にできるのは、お客さまが安心して食事ができる環境を用意しておくこと、売上を確保するべく販売ルートを開拓すること、そしてコスト削減のためのさまざまな取り組みをおこなうことです。
開店ポータルBizは、店舗経営のお悩み・課題の解決を徹底サポートしております。集客・売上UP・コスト削減にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。お店にとって、最適な方法をご提案いたします。
※ご相談費用はいただいておりません