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  • 商業施設に店を出したい!出店方法・メリット・注意点・オープンまでの流れをまとめてみた
     飲食店を出店するさい、出店場所として選べるのは路面店ばかりではありません。ショッピングセンターや駅ビルなどの「商業施設」に出店する方法もあります。  路面店舗の場合は、街の不動産屋で物件を探すことができますが、商業施設内の店舗の場合にはそうはいきません。では、どのようにすれば商業施設への出店を叶えることができるでしょうか。  本記事では、商業施設への出店を考えている飲食店オーナーが覚えておきたい情報をまとめました。集客にも効果的な商業施設に出店して、行列のできる人気店を目指しましょう。 「商業施設」の種類・定義  一口に商業施設といっても、実は複数の形態があります。「駅ビル」やショッピングモールやアウトレットなどの「ショッピングセンター」も商業施設ですし、百貨店やホームセンターなどの「大型専門店」なども商業施設にあたります。  一般的な路面店の場合、自分たちで宣伝をしてお客さまを集めなければなりません。ところが商業施設に出店すると、「お店の前を歩く人たち」が大きく変わります。  路面店の前を歩く人たちは、ほとんどが通りすがりの人ですが、商業施設において、お店の前を通るのは「目的を持った人たち」です。買い物や食事など、何かしらの目的を持ってその施設に来ています。そのため、ただの通行人が多い路面店と、購買意欲を持ったお客さまがたくさん通る商業施設内のお店では、圧倒的に後者のほうがビジネスチャンスに恵まれているといえます。  ちなみに商業施設は、規模や立地、目的に応じて、以下のように分類されます。 商業施設に出店する6つのメリット  次に、商業施設に出店するメリットです。主なメリットは以下でしょう。 ①施設自体に集客力がある ②購買意欲の高い人が集まる ③広告宣伝費を削減できる ④天候が客足に影響しにくい ⑤出店自体が実績になる ⑥ターゲットがわかりやすい  一つひとつを見ていきましょう。 ①施設自体に集客力がある  最大のメリットはその集客力にあります。  商業施設はバラエティ豊かなテナントを入居させ、一日いても飽きない工夫をしています。また、駅に直結している、駐車場が大きいなどの理由でアクセス性も大変よく、集客力は路面店の比ではありません。 ②購買意欲の高い人が集まる  あらゆるジャンルのお店が並ぶ商業施設では、買い物も雑用もすべて一軒で済んでしまいます。これは、お財布の紐を緩めている人が多いということ。購買意欲の高いお客さまが集まっているため、販売チャンスが増えるのです。  さらに商業施設は、路面店と比べて滞在時間が長くなりがちです。アパレルショップをのぞいたら、次はお土産のお菓子を買い、ランチどきになったのでそのままレストラン街へ…。そんな「人の流れ」があるため、集客がしやすいといえます。 ③広告宣伝費を削減できる  公式サイトや折り込みチラシなどを使って、全館でプロモーションをおこないます。テナントはその恩恵を受け、自分たちで広告宣伝費をかけずにお客さまを集めることができます。 ④天候が客足に影響しにくい  商業施設のテナントは、天候の影響をあまり受けません。駅直結のショッピングビルや、屋内駐車場をそなえた商業施設では、お客さまは雨や雪に濡れることなく足を運べます。よほどの荒天でない限り、安定した集客が見込めるでしょう。 ⑤出店自体が実績になる  認知度が高く、メディアによく取り上げられるような施設に出店できると、お店の実績になります。商業施設への出店は、申し込みをした誰もが叶うわけではありません。施設側の審査を受け、出店を許可されたお店だけがテナントになれるのです。  「名のある商業施設に出店を許された」という実績をつかむことで、今後また1軒、2軒と店舗展開することになったときに有利になります。 ⑥ターゲットがわかりやすい  商業施設は特定のターゲットに向けて設計されています。客層やターゲットの傾向が分かりやすいのもメリットといえるでしょう。  たとえば、家族連れが集まる施設であればテーブル席を増やし、お子さまメニューを提供する。カップルや若年層が集まる施設であればポップなメニューを展開する。ターゲットがわかりやすいことで、メニュー開発や店内レイアウトがしやすくなります。 「開業費用について相談したい」 「集客方法を教えて!」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう<< 出店を考えたら、注意しておきたい3つのこと  商業施設への出店にはメリットも多いですが、注意しておくべきこともいくつかあります。デメリットもきちんと押さえておき、その対応を含めた出店計画を練りましょう。 ①売上に応じたテナント料を徴収される  商業施設に出店すると、施設側へ毎月テナント料を支払うことになります。  テナント料の額は、毎月一定ではありませんもっとも一般的なのは、「売上歩合方式(売上歩率)」と呼ばれる賃料徴収形態でしょう。。お店の当月の売上に、施設側が設定した特定の利率をかけた金額がテナント料となります。売上が多いほどテナント料は高くなり、月ごとに金額が変動します。 月間の売上額×売上歩率=賃料  たとえば、歩率が10%、月売上が300万円のテナントがあったとします。これを上記の式にあてはめると、その月ぶんの賃料は30万円ということになります。月売上が200万円であれば20万円ですし、400万円であれば40万円となるわけです。  また、商業施設はテナントに対して、その月の「最低保証売上額」を設定しています。売上がそこに到達しない場合は、テナント料の下限額を支払わなければなりません。 ②売上金の入金は当日ではない  路面店の場合は単独で営業しているため、当然、売上金の入金は当日です。  ところが商業施設のテナントの場合、そうではありません。その日の売上金を施設側にいったん預け、テナント料や各種経費を差し引いた金額を月に数回振り込んでもらう、というしくみなのです。そのため、より資金繰りに気をつける必要があります。 ③施設のコンセプトに合わせたお店づくりが必要  商業施設のテナントは、路面店のように店舗デザインの自由度が高くありません。施設のコンセプトやイメージとかけ離れていてはならないため、個性的すぎる内外装デザインはNGとなる場合があります。看板のサイズなどにも制約があるため、オリジナリティが出しにくいといえるでしょう。  そして商業施設の多くは、家族連れのお客さまが中心。そのため、飲食店ではお子さまメニューの提供を求められる場合が多いです。メニューづくりに関しても、施設の客層を意識する必要があります。ターゲット層がわかりやすいことはメリットでもありますが、デメリットにもなるのです。  商業施設に出店する場合は、お店づくりにさまざまな制約がつきまといます。営業日や営業時間は施設に合わせる必要がありますし、呼び込みやポスターなどによる販促活動も制限されています。  ほかのテナントに埋もれず、お客さまの目を惹きつける存在になるには、どうしたらいいのでしょうか。  それは、テナントとしての制約を守りつつ、お店の「色」を伝える工夫をすること。クリスマスやお正月、春の行楽シーズンなど、季節のイベントに合わせた限定メニューを提供したり、ショーウインドウの飾りつけを変えたりしてみましょう。  SNSに最新情報をアップしたり、商業施設の公式サイトにアカウントのリンクを掲載してもらうなど、アピール力を高める取り組みをおこなうのも有効です。 「SNSの運用方法がわからない…」 「周囲の店と差を付けたい!」 「ネットを上手に使ってお店をアピールしたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★オープンまでの流れに関する記事はこちら★ オープン日から逆算して考える、カフェ開業までのおおまかな流れ 商業施設に出店するまでの流れ Step①テナントを探す  「商業施設 テナント」などのキーワードで検索してみましょう。全国の商業施設の空きテナントを探せる検索サイトが、いくつか出てきます。 Step②問い合わせ  出店したい商業施設が見つかったら、問い合わせてみます。出店条件など、気になることは何でも確認しましょう。  物件の検索から出店申し込み時のアドバイス、契約締結までサポートしてくれる専門業者もあるので、ぜひ活用しましょう。 Step③出店申し込み  出店条件を確認し、問題がなければ、出店の申し込みをします。商業施設によって違いますが、審査のための資料を要求される場合もあります。  お店の概要やコンセプト、提供するメニューやサービスなどが確認できる資料を用意しておいてください。 Step④審査  商業施設に出店すると毎月、テナント料を支払わなければなりません。そのため、施設側から「売上は見込めるか」「経営基盤はしっかりしているか」などをチェックされます。  先ほどもお話ししたように、施設はテナントに対して「最低保証売上額」を設定しています。売上がそこに満たない月でも、最低保証売上額から歩合でテナント料を徴収します。つまり、売上が最低ラインに満たない月が続けばお店は大赤字。撤退へまっしぐらです。  「最低保証売上を上回る売上が見込めるか」。それが、出店審査においてもっとも重視されるポイントです。 Step⑤契約、出店準備  審査に通り、施設側から出店要請があれば正式に契約を結びます。  オープン日が決まったあとは、資金調達や工事業者選び、チラシやSNSでの宣伝などを同時におこない、オープンに間に合うように準備を進めましょう。 「店舗経営について相談したい」 「開業コストをおさえたい」 >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< ★物件探しのポイントに関する記事はこちら★ 契約後のトラブル防止~物件を決める前に最低限確認すべき4つのポイント~ ★飲食店開業の手引きに関する記事はこちら★ 飲食店開業の手引き タイミングと開業準備で押さえるポイント 内装工事は制約が多いので要注意!  さて、見事出店が決まり、内装工事に進んだとしましょう。しかしここでも路面店と違って、さまざまな制約があります。内装工事で問題なく条件をクリアするために、注意すべき点をご紹介します。 賃貸借期間に注意  SCには出店できる期間が決まっている場合が多いです。大規模リニューアルをして、店舗を総入れ替えすることもよく起こりますから、あまりお金をかけた内装工事をすると、工事費を回収しきれなくなってしまいます。コストパフォーマンスを考えたデザインを考えましょう。 工事の制約に注意  周囲から浮くような統一感を欠いた店舗デザインが禁止されていたり、高さ制限や防炎加工などの規定が厳しかったり…とにかく細かく制限されている場合が多いです。既定の範囲内で工事する必要があるので、店舗デザインはよく考えましょう。場合によっては思い通りのデザインにできないこともあります。 施工会社を指定される場合もあるので注意  商業施設には、内監と呼ばれるプロジェクトの進行や工事の品質を管理する人たちがいます。内監と綿密に連絡して工事を進められる施工会社には限りがあるので、場合によっては施工会社を指定される場合もあります。  「いつもお世話になっている施工会社でなければ店のデザインが作れない!」と不安になることもあるでしょう。その場合は指定施工会社の下請けとしていつもの施工会社に入ってもらうという方法もあります。冠料と呼ばれるマージンを余分に支払う必要がありますが、こだわりがある場合はこの方法が使えないか調べてみるとよいでしょう。 ★施工会社に関する記事はこちら★ 店舗内装工事を任せる「施工会社」 連絡から引き渡しまでの流れとは? 店舗運営に困ったら、開店ポータルBizに無料相談!  商業施設に出店すると、ある程度の集客が保証されるため、倒産リスクを抑えることができます。しかし、売上額に応じたテナント料がかかる、お店づくりの自由度が低いなどの注意点も頭に入れておきましょう。  駅ビルにしてもショッピングセンターにしても、まずは出店を希望する商業施設に問い合わせてみましょう。テナントには、商業施設のコンセプトに合わせたお店づくりが求められます。施設側の条件とやりたいことをすり合わせながら、出店準備をおこないましょう。   ★飲食店開業のステップに関する記事はこちら★ 飲食店開業への道!必要な“7つのステップ”  開店ポータルBizでは、店舗運営にかかるコスト削減のほか、資金調達サービス、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!  
    開店ポータル編集部
    2020/01/24
  • キッチンカーでの移動販売店開業時に必要なことや注意点をまとめてみた
     移動販売をはじめるには、どのような資格や届け出が必要なのでしょうか。  キッチンカーで移動販売のお店を開くときに必要なことや注意しておきたいこと、開業までの流れなどをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。 キッチンカーにも「営業許可証」が必須  飲食店を開くときには、保健所から営業許可証をもらわなければなりません。これは店舗をかまえる場合だけでなく、キッチンカーで移動販売をする場合も同じです。  営業許可証は、調理加工や販売をおこなう施設、つまりキッチンカーそのものに付与されます。したがって、キッチンカーを3台所有する場合は、3台ぶんの営業許可証が必要です。  注意したいのが、営業許可証は、都道府県ではなく「地域」ごとの保健所で取得する必要があるということ。出店エリアを拡大する場合、その地域の保健所でもあたらしく営業許可をもらわなければなりません。 販売するメニューに合った営業許可を取ろう  営業許可の種類は、販売するメニューによって「食品営業自動車」「食品移動自動車」のふたつに分けられます。 ①食品営業自動車(調理営業)  自動車に施設を設け、車内で調理、加工および販売する形態です。生ものの提供はできません。  営業許可は、食事系メニューを販売する「飲食店営業」、スイーツ系メニューを販売する「菓子製造業」、ドリンクやアイスクリームなどを販売する「喫茶店営業」の3つに分かれます。  たこ焼きとクレープを一緒に販売する場合、たこ焼きに対しては「飲食店営業」、クレープに対しては「菓子製造業」と、ふたつの営業許可が必要となります。保健所によっては、どちらか一方しか取得できないなどの制限があります。出店エリアの保健所ではどんな決まりになっているか、確かめておきましょう。 >>新規開業の悩みを無料相談する<< ②食品移動自動車(販売業)  自動車に施設を設け、移動して食品を販売する形態です。移動スーパーや移動コンビニなどが代表的です。包装された食品の販売のみ可能で、加熱調理や盛り付けといった行為は調理したとみなされ、許可されていません。  包装されたパンやおにぎりなどを販売する「食料品等販売業」、包装された鳥獣の肉を販売する「食肉販売業」、包装された牛乳、乳飲料を販売する「乳類販売業」、包装された魚介類を販売する「魚介類販売業」の4つに分類されます。 ★飲食店開業時に必要な資格に関する記事はこちら★ 飲食店を開業時に持っておきたい・持っていなければならない資格とは? キッチンカーに必要な設備  キッチンカーにはどのような設備が必要になるのでしょうか。営業許可が下りる基準は、各保健所によって違います。しかし、必ずチェックされるであろう次のポイントは押さえておきましょう。  最低でも次の設備が必要になります。 ①手洗い等洗浄用シンク ②給水タンク・排水タンク ③冷蔵庫・冷凍庫 ④換気扇 ⑤運転席とキッチン部分を仕切る間仕切り ⑥食品や調理器具を保管するための蓋つきの容器 ⑦アルコールスプレー・手洗い石けん ⑧ゴミ箱 ⑨仕込み場所  詳しくは以下を確認してください。 ①手洗い等洗浄用シンク  キッチンカーには手洗い専用シンク1台、調理器具洗浄用シンク1台の設置が義務づけられています。大きなスペースが確保できない場合は、キャンプ用品として小型のシンクが販売されています。 ②給水タンク・排水タンク  シンクが必要となると、給水用、排水用のタンクも必要になります。営業許可証の種類や保健所によって搭載すべき水の量が規定されています。何リットルぶんのものを用意すべきか確認しましょう。 ③冷蔵庫・冷凍庫  食材に保冷が必要なものがあるならば冷蔵庫・冷凍庫の設置は必須です。調理台としても使えるコンパクトな冷蔵庫を用意すると、省スペースになります。  ここで重要なのが、走行中も電源を供給できる設備があるかという点です。走行中も冷蔵庫の電源を入れておけるように、発電設備を用意する必要があります。 ★費用を抑えたい!そんな方にはこちらの記事がおすすめ★ 飲食店「業務用冷蔵庫」の選び方・おすすめのメーカー2社【ホシザキ・Fukushima】 ④運転席とキッチン部分を仕切る間仕切り  運転席とキッチン部分は、完全に仕切られていなければなりません。ワンボックスカーなど、運転席と後部が仕切られていない車を使用する場合は、改造して仕切りを取り付ける必要があります。キッチンカーが完成してから取り付けるのは大変です。業者に相談しつつ、製作段階で取り付けてもらうとよいでしょう。 ⑤換気扇  加熱調理の必要がある場合には設置しましょう。「車の窓を開ければ換気になるから大丈夫」と考えていてはいけません。換気扇のないキッチンカーには、営業許可が下りません。換気扇の設置に加えて、穴から虫やゴミが入らないように、網戸を貼るなどの工夫をしておきましょう。 ⑥食品や調理器具を保管するための蓋つきの容器  販売するための食品や調理器具の収納には、蓋つきの容器や保管場所が必要になります。これをおろそかにすると許可が下りません。「きちんと扉がついた棚か」「扉は虫が入らないレベルで隙間なく閉まるか」などをチェックされます。 ⑦アルコールスプレー・手洗い石けん  手洗い設備にはこの2つも必要になります。コンパクトなものでよいので、忘れずに用意しましょう。 ⑧ゴミ箱  蓋つきのゴミ箱も忘れずに用意しましょう。 ⑨仕込み場所  詳しくは後述しますが、移動販売には必ずキッチンカー以外の場所で仕込みをする必要がでてきます。仕込みに使用する施設は自宅キッチンでは許可されません。自宅とキッチンカー以外に仕込み場所を用意し、仕込み場所として許可が必要になります。 ✨「厨房機器をメーカー小売り価格よりも安く購入したい」✨ >>開店ポータルBizに無料相談しよう!<< 見落としがちな「仕込み場所」について  営業許可をもらうために重要なポイントに、「仕込み場所の確保」があります。  キッチンカー内で、簡単な調理をすることはできます。しかし、たこ焼きの生地を混ぜ合わせる、お好み焼きのキャベツを刻むといった仕込み作業は、別の施設でおこなわなければなりません。キッチンカーは、店舗と比較すると設備が不完全で、衛生管理が万全であるとは言い切れないからです。  仕込みのいらないメニューを販売する場合も、給水タンクに水を補給するために「仕込み場所」を用意する必要があります。  仕込み場所として使えるのは、営業許可を取得した飲食店や各種施設です。よって、自宅での仕込みはできません。友人や知人に飲食店を経営している方がいれば、キッチンを使わせてもらうのも手です。キッチンつき施設のレンタルサービスなどを利用してもよいでしょう。  ただし保健所によっては、キッチンカー内での仕込みが許可される場合もあります。出店先の保健所に確認してみましょう。そのさいは、「どんなメニューを売るのか」を明確にして、説明できるようにおいてください。  移動販売のお店を開業するまでの流れ  移動販売をはじめるためには以上のような準備が必要です。  失敗の少ない開業手順は以下のようになります。 Step①事業計画と開業資金を準備する Step②車両の購入と改造計画の相談をする Step③食品衛生責任者の資格を取る Step④車両の改造、8ナンバーの交付を受ける Step⑤営業許可の申請をおこなう Step⑥営業許可証を受け取り、営業開始    不備がないように、保健所に確認を取りながら準備していくのがよいでしょう。  以下で詳しくみていきましょう。 >>新規外業の悩みを無料相談する<< Step①事業計画と開業資金を準備する  まずは、「いつお店をオープンし、どの地域に何を売りに行くのか」といった事業計画を立てましょう。  開業資金の調達についてですが、おすすめは「創業補助金」を利用すること。開業にかかる経費の2分の1以内を、国や地方自治体が補助する制度です。募集条件を満たして審査に通ることで、返済不要の資金を受け取ることができます。ただし、審査に通ったからといってすぐに受け取れるわけではありません。補助対象期間6ヶ月ののち、さらに数ヶ月後の後払いとなるので要注意です。 Step②車両の購入と改造計画の相談をする  車を購入し、キッチンカーとして使えるよう改造します。  キッチンカーの製作前には必ず、改造計画を立てて保健所に相談しましょう。独断で改造すると、営業許可が下りるための条件を満たせず、開業できない場合があります。 Step③食品衛生責任者の資格を取る  食品衛生責任者は、食品を取り扱うお店であれば必ずひとり置かなければなりません。  食品衛生責任者の資格は、飲食業界での経験の有無にかかわらず、各都道府県がおこなう6時間以上の講習を受けることで取得できます。  栄養士、調理師、製菓衛生師などの資格を持っている方は講習が免除となるので、申請だけで大丈夫です。 ★詳しいことはこちらをチェック★ 飲食店を開業時に持っておきたい・持っていなければならない資格とは? Step④車両の改造、8ナンバーの交付を受ける  改造計画が認められたら、キッチンカーの製作に入ります。そのさいは、専門業者に依頼するほうが安心でしょう。販売するメニューに合わせた設計や、改造方法について熟知したプロだからです。  1ナンバー(普通車)や4ナンバー(小型車)で営業しても問題ありませんが、移動販売におすすめなのは8ナンバー(特別用途自動車)。1年ごとの車検を2年ごとに伸ばせます。車内設備や荷物を載せたまま車検を受けられるのも、8ナンバーのメリットです。 Step⑤営業許可の申請をおこなう  キッチンカーが完成したら、営業許可の申請日を決めましょう。保健所に相談のうえ、申請日を決定してください。当日は、必要なものをキッチンカーにすべて積み込んで保健所に向かいます。  保健所に到着したらキッチンカーの調理場をセッティングし、営業をはじめても問題ないかを職員にチェックしてもらいます。  申請書類に関してですが、はじめての方は事前に記入しないほうがいいでしょう。当日に保健所で書類を受け取り、職員の指導を受けながら書いていくほうが安心です。 Step⑥営業許可証を受け取り、営業開始  申請後、遅くとも3週間以内には営業許可証が届き、営業をはじめることができます。  出店場所によっては、道路使用3号許可(路上で営業する場合)、国土交通省の許可(公園内で営業する場合)などを別途取得する必要があります。 使える補助金・助成金  利用できる助成金や補助金について触れてみます。該当する場合は申請してみましょう。 トライアル雇用助成金  スタッフとして試験的に新しい人材を雇う場合、1ヶ月に4万円、最大3ヶ月間支給される助成金です。ハローワークに登録されている就職が困難な求職者を試験的に雇いたい場合に適用されます。父子家庭の父親、母子家庭の母親の場合は6万円が支給されます。 創業補助金  創業時にかかった資金の50%が支給される補助金です。助成金と異なり、必ず受けられるものではありませんが、申請しておいたほうがいいでしょう。 地域雇用開発助成金  雇用機会の少ない地域で新たに雇用を創出した企業に5~800万円が支給されるという助成金です。離島や過疎化の進んだ地域で地域の人を雇用する場合は申請してみましょう。 人材開発支援助成金  事業主が雇用した従業員に対して労働の訓練をおこなった場合に支給される助成金です。例えばチラシを作らせた、メニュー表を作らせた、など、特定の技能を身に着けさせた場合に支給されます。 IT補助金  スマートレジなど業務のIT化を行った場合に、必要な経費を補助してもらえる補助金です。IT機器で業務の効率化を検討しているなら申請してみましょう。 >>使える補助金・助成金について無料相談する<< ★助成金に関する記事はこちら★ 飲食店・個人事業主にピッタリな助成金について調べてみた! 新規開業の悩みは開店ポータルBizに無料相談!  営業許可が下りる基準は保健所によって異なります。出店エリアの保健所にわからないことを相談しながら、設備を万全にととのえたうえで開業できるようにしましょう。人の集まりやすい場所で自由に活動できるのが移動販売の最大のメリットです。自慢のメニューを引っ提げて、街角の人気者を目指しましょう。 ★こちらの記事もおすすめ★ 飲食店の名前の付け方「流行る名前」と「流行らない名前」  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!  
    開店ポータル編集部
    2019/12/28
  • フランチャイズ開業のメリット・デメリットはどんなもの?
     飲食店経営を始める際、個人事業主として一からお店を作る方法のほかに、もともとある飲食店の看板を借り、加盟店としてお店を開くフランチャイズの方法があります。  フランチャイズ経営は、開業に必要な道具、食材、ノウハウを必要に応じて本部(フランチャイザー)が提供してくれるので、通常の独立に比べて短期間に開業できることが特徴です。今回は、フランチャイズ経営のメリットとデメリットをご紹介します。 フランチャイズ加盟の方法  フランチャイズ加盟を考えた場合、まずは資料を取り寄せることからはじめましょう。その後は、店舗見学→加盟選考→研修→開店準備→宣伝といった工程を経て、本部(フランチャイザー)スタッフのサポートの下でお店をオープンさせることになります。  フランチャイズ加盟の際には、主に開業資金が用意できるか、過去の職場でトラブルを起こしていないか、必要な資格は持っているか、配偶者はいるかなど多角的な面から審査がおこなわれます。資金力、人物面、保有資格、能力面などが重視されるポイントとなるようです。 フランチャイズ経営のメリット  充実したサポートを受けながら、未経験から誰もがオーナーになれるフランチャイズはとても魅力的でしょう。主なメリットは以下です。 ①未経験からオーナーとして活躍できる  フランチャイズ経営の一番のメリットといえるのは、未経験でもオーナーとして活躍していけることでしょう。本部社員から経営指導を受けられます。社員の育成などのサポートも受けられるため、はじめてお店を持つオーナーでも安心です。 ②集客支援が受けられる  安定した集客を期待できることは、飲食店の経営を安定させるためには大事なポイントです。個人店の多くは時間と費用をかけて宣伝活動をおこないます。小規模な店舗の場合は、あまり多くの費用をかけられないことも多いでしょう。  一方、フランチャイズに加盟した場合、宣伝は本部がおこなってくれるため、宣伝費用を気にする必要がありません。本部は企業を成長させるために、テレビCMや折込チラシで大規模な宣伝を行います。その宣伝により加盟した店舗の知名度アップにも繋がり、継続的な集客がのぞめるのです。  ③ブランド力を活かせる  有名飲食店がこれまで培ってきたブランド力を活用できる点もフランチャイズ加盟店のメリットといえます。有名飲食店は強いネームバリューを持っており、開業した店舗が初日からいきなり長蛇の列…なんてことも珍しくありません。  飲食店開業時には長い時間をかけて、メニュー開発、コスト設定、キャッチコピーの考案をおこなうもの。フランチャイズであれば商売のために必要な料理、メニューなどをあらかじめ用意されているので、オーナーはお店の経営に集中して取り組むことができます。 >>新規開業でお悩みの方!開店ポータルBizに無料相談しよう<< フランチャイズ経営のデメリット  これまでは、フランチャイズのメリットを説明しました。一方で、フランチャイズ経営にはデメリットもあります。  ① 新しいことに挑戦する難しさがある  個性を出しづらいことが多いのもフランチャイズ経営の特徴といえます。「新しいことをやりたい!」と考えた場合でも、本部へ確認をとらなければならないため、すぐに実行に移すことができません。また、そのアイデアがお店のブランドイメージに合わない場合は採用されません。  競合避止義務により、契約期間満了後に同じ業務形態での出店が禁止されることもあります。サポートが充実している一方で、自由度はあまり高くないようです。  ②対価を支払う義務がある  フランチャイズに加盟した店舗は、たくさんのメリットを受けられる代わりに、それに対する対価を支払わなければなりません。この対価はロイヤリティと呼ばれ、主にお店のロゴの使用や商品の販売権に使われています。  また、加盟には契約期間が定められており、契約期間が終わる前に自己都合で閉店することになると多額の違約金が発生するケースもあります。一度契約を結んだら、契約期間満了まで責任をもって業務に取り組みましょう。  ③風評被害を受ける可能性がある  風評被害によって来客が減ってしまい、加盟店が大きな損失を被ることもあります。飲食店の場合、ほかの加盟店で食中毒被害が発生してしまうと、同じ看板を持つ加盟店全体がその風評被害を受けてしまう可能性が非常に高くなります。このような被害を防ぐためにも、本部は経営指導をしっかりとおこなっているのです。 >>独立開業でお悩みの方!開店ポータルBizに無料相談しよう<< ★あわせて読みたい記事はこちら★ 飲食店開業 良いフランチャイズ(FC)を見分ける7つのポイント 悩んだら開店ポータルBizに無料相談  フランチャイズは、開業に必要な道具、食材、ノウハウを必要に応じて本部が提供してくれるので、通常の独立開業に比べると大変魅力的です。しかし一方で、業務面は制約が多く、フランチャイズ本部の指示に従って経営することが基本となります。  「自分だけのお店を持ちたい!」と考えている人は、窮屈に感じる経営方法かもしれません。メリットとデメリットを把握し、自身にあった開業方法を選択しましょう。  開店ポータルBizでは、新規開業・店舗運営のサポートをしています。相談は無料です。まずはお気軽に下記フォームよりご連絡ください!
    開店ポータル編集部
    2019/12/23
  • 個人事業主が揃えるべき3種の印鑑・ビジネス印を持つメリット
     印鑑は、個人事業主がビジネスをはじめるにあたって、必ず用意したいアイテムです。開業届や青色申告の申請書をはじめ、銀行口座の開設、各種契約など、あらゆる場面でその重要性を感じることになるでしょう。  大切なのは、プライベート用とは別にビジネス用の印鑑を持っていること。公的機関や取引先、お客さまによい印象を与え、経営者としての信頼度を高めることができます。 ビジネス用の印鑑を持つメリットは?  法律面からいうと、個人事業主がビジネスをはじめるときに、事業用の印鑑をあらためて用意する必要はありません。安価な三文判でも問題ないのです。  しかし「会社」というかたちをとらないだけで、個人事業主も立派な経営者。ビジネスをおこなううえで、契約書、納品書や請求書などの対外書類をつくる機会は多くあります。そのときに押されているのが、文房具店や100円ショップで買える三文判だったらどうでしょうか。経営者として社会的信用を得るのはやや難しくなるでしょう。  ビジネス用の印鑑を持つメリットは、「社会からの信頼と評価を得られること」。開業届を提出するときだけでなく、物件を借りるとき、工事の見積もりをとるとき、卸売業者と契約するとき、請求書を送るとき…。印鑑はさまざまな場面で、お店とあなたへの信頼をつくるアイテムになります。  プライベート用とは別にビジネス用の印鑑を用意することが、長くお付き合いするビジネスパートナーへのマナーと礼儀であるといえます。 丸印・角印・銀行印を揃えよう  会社を設立するときは、法人登記のさいに「代表者印」が必要です。個人事業主からすれば、会社のトップは自分。「個人でビジネスをはじめるときにも、代表者印が必要なのでは?」と思いますよね。  しかし、個人事業主は法人ではありません。そのため代表者印は必要なく、個人の実印があれば問題ありません。では、個人事業主にはどんな印鑑が必要なのでしょうか。 ①丸印(屋号印)  個人事業主に代表者印は不要で、個人の実印があれば問題ないとお伝えしました。しかし、例外もあります。  それは、屋号と代表者名が入った印鑑を持ちたい場合。この場合は、代表者印として丸印(屋号印)を作成します。  丸印は、認印として使われる角印とは異なり、ビジネスとして重要な契約書などに押印します。  作成方法は、「屋号のみ」「代表者名のみ」「二重書き」など、いくつかパターンがあります。 ②角印  屋号で作成する角印は、認印として使われる印鑑です。見積書や納品書、請求書、領収書などに押します。  書類に角印が押されていると、取引先への印象がぐっと良くなります。丸印とあわせて押されていればなおさらでしょう。お店の信頼度をアップさせる印鑑といったところです。書類の体裁をきちんと整え、ビジネスをスムーズにおこなうためにも、丸印(代表者印)と角印(認印)の両方をそろえておくのが望ましいでしょう。 ③銀行印  もうひとつは、銀行印。ビジネス用の銀行口座を開設し、入出金を管理するための印鑑です。屋号入り、もしくは、個人名で作成します。  個人事業主は会社ではないので、ビジネス用の口座を個人で開設することになります。そのため、屋号ではなく個人名で銀行印を登録する人が多いです。プライベートの印鑑をビジネス用の銀行印として使っても問題はありません。しかし、のちのちお金の管理がしにくくなります。銀行印と銀行口座は、プライベート用とビジネス用で分けて作成・管理しましょう。 ★3種の印鑑に関する記事はこちら★ 会社設立時・個人事業の開業時に揃える3種の印鑑 そのほかにビジネスで活躍する印鑑は? ゴム印  ゴム印は、屋号や住所、電話番号などの情報が彫られたはんこです。朱肉ではなく青や黒、赤などの速乾性インクを使うのが特徴で、「業務用スタンプ」とも呼ばれています。  ゴム印の便利な点は、ポンポンと押印するだけで、定型文をたくさんの書類に記載できるところ。事務作業がとてもはかどります。人によっては文字が読みにくかったり、一つひとつ書くのに時間がかかったりといった、手書きのデメリットをカバーしてくれます。こちらも、必要であれば用意しておきましょう。 「印鑑」でお悩みの方は開店ポータルBizに無料相談  プライベートでも使う機会の多い印鑑ですが、ビジネスでの使用頻度はそれ以上です。  経営者としてのステータスのためにも、そして社会的信用のためにも、仕事で使う印鑑をきちんと用意しておきましょう。 ★開業届の書き方に関する記事はこちら★ 飲食店の「開業届」の書き方を知ろう  開店ポータルBizでは開業・店舗運営に関するさまざまなご相談を無料で承っております。「本格的な印鑑をコストをかけずにつくりたい」という方は、お気軽に下記のフォームからご連絡ください。
    開店ポータル編集部
    2019/12/14
  • 会社設立時・個人事業の開業時に揃える3種の印鑑
     新たなことをはじめるとき、必ず必要になる印鑑。たとえば、個人事業主として開業する場合は、個人事業の開業届や青色申告承認申請書に。会社設立の場合は、法務局での登記に関する書類や、税務署に提出する法人設立届出書に、それぞれ印鑑を押印します。印鑑は、これらの場面で重要な役割を果たします。個人事業の場合も、会社設立の場合も、すべては印鑑からはじまるのです。 「個人事業」に必要な印鑑  個人事業の場合、必要な印鑑は、個人用印鑑と角印と屋号印の3種類です。  開業の手続きに実質必要となるのは、個人用印鑑だけですが、契約書や納品書など、書類に合わせて用意すると便利です。 個人用印鑑  個人用印鑑は、個人事業の開業届、事業開始申告書、青色申告承認申請書に押印する印鑑です。男性用は12mm~13.5mm、女性用は10.5mm~12.0mmくらいの大きさが一般的です。個人事業の場合、プライベートで使用している認め印をそのまま使うことも可能です。しかし、ビジネスにおいて、印鑑は書類の信頼度を高めるためのもの。プライベート用と区別するために、フルネームで作る人も珍しくありません。 角印  見積書や納品書、請求書、領収書などビジネスで必要な書類に捺印する印鑑です。サイズは、21mm~24mmが一般的です。この角印には、店の名前(屋号)を入れます。角印は最も使用頻度が高い印鑑です。重要度はそれほど高くないため、ゴム印やシャチハタタイプもあります。 屋号印  屋号印は、契約書などの重要な書類に捺印するための印鑑です。サイズは15mm~21mm。契約書などには、丸印を押すのが一般的であるため、店の名前(屋号)を入れた丸印があると良いでしょう。また、屋号で事業用の銀行口座を開設したい場合にも、屋号印があると便利です。 「会社設立」に必要な印鑑  会社設立の場合は、会社実印、会社銀行印、会社角印の3種類を用意します。 会社実印  会社実印は、登記申請書に押印する印鑑のことです。この印鑑の大きさには規定があり、「印鑑の大きさは,辺の長さが1センチメートルの正方形に収まるものまたは辺の長さが3センチメートルの正方形に収まらないものであってはならない(商業登記規則第9条第3項)」とされています。  また、すでに登録済みの印鑑や、ゴム印、端が欠けているものなども使用できません。法人の場合、個人用とは異なり、法務局での印鑑登録が必要になります。この会社実印は、契約の場面においても使用されます。 会社銀行印  会社銀行印は、法人口座開設の際に取引銀行へ登録する印鑑です。経理担当者が管理する印鑑となるため、会社実印と区別して、少し小さい16.5mm~21mmほどのサイズで作るケースが多いです。  法人用口座開設には、支店または事業所等の住所を確認できる書類や履歴事項全部証明書、法人の印鑑証明書などの書類が必要になります。また、審査期間として1~2週間くらいかかるため、余裕を持って手続きを行いましょう。 会社角印  見積書や請求書などの書類の押印に使用します。サイズは、18mm~24mmが一般的です。請求書や見積書に押印することは、法律で定められているわけではありません。書類のペーパーレス化が進み、電子文書でのやり取りも増えています。こうした背景から、電子文書用の電子印も増えています。 一般的な書体は?  印鑑の書体は、篆書体(てんしょたい)、印相体(いんそうたい)、古印体(こいんたい)を使用する場合が多いです。  篆書体や印相体は、偽造しにくいことから、会社実印や銀行印に向いています。古印体は、読み取りやすいので角印に向いています。同じ書体でも、販売店によってデザインは微妙に異なります。サンプルを確認して選びましょう。 印鑑の材質やケースはどう選ぶ?  印鑑の材質の種類はさまざまですが、大きく分けると、木材系、水牛系、象牙系、石系、金属系などに分類されます。  木材系は、柘植(つげ)、アグニ、彩樺(さいか)など。水牛系は、オランダ水牛や黒水牛。象牙系は、象牙の外側を使用したものや、中心部付近を使用したものなどランクがあります。石系は、水晶やメノウ、翡翠などがあり女性に人気があります。金属系は、チタンや耐食性の高い合金「コバルトクロムモリブデン」など、新素材が続々と誕生しています。  開業の際に使う印鑑の材質に決まりはありませんが、耐久性などを考えて、長持ちする材質を選びましょう。開業用の印鑑は、3種類がセット販売されていることも多く、場合によっては印鑑ケースも付いています。印鑑ケースが付いていないときは、購入になりますが、印鑑の形状やサイズによっては、合わないこともあります。必ず大きさを確認してから購入しましょう。 
    開店ポータル編集部
    2019/12/10
  • お店の名前はどう決める?飲食店のネーミング法!
     街を歩けば、お店の数だけ看板があります。そこに書かれている店名は、外国語表記のおしゃれな名前から、老舗の風格を感じる名前までさまざま。私たちが親に名前をもらうのと同様に、それぞれのお店にも、オーナーの願いが込められた名前がつけられています。  これから飲食店や理美容店をはじめる方の中には、お店のネーミングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。店名は、一度決めたら簡単には変えられません。後悔のないネーミングをするために、本記事で取り上げる3つの方法とポイントを参考にしてみてください。 大切なのは、覚えやすく言いやすいこと  お店のネーミングで重要なのは、覚えやすく、言いやすいことです。  たとえば「コメダ珈琲店」という店名は、何のお店なのかが一目で分かりますよね。店名を見ただけ、聞いただけで、焼きたてのトーストやコーヒーの香りまで、ありありとイメージできる方も多いでしょう。店名には、お客さまにお店をイメージづけ、ブランディングをする役割があるのです。  シンプルな店名は、宣伝面でも有利です。  「あのお店、おいしかったけど…名前は何だっけ?」とお客さまを困らせては、誰かに紹介してもらうことも、検索してもらうこともできなくなります。  広く知られ、親しまれるお店にしたいのであれば、覚えやすさと言いやすさを備えている名前であることが大前提であるといえるでしょう。 オリジナリティのあるネーミング  それでは、お店のネーミングに迷ったときに使える3つの方法をご紹介します。 1.ショルダーネームをつける  ショルダーネームとは、「パティスリー 〇〇」、「個室居酒屋 〇〇」、「ダーツ&バー 〇〇」など、何屋さんなのかを表した肩書のようなものです。  「天然酵母のベーカリー ○○」は、身体に優しいパンが食べたい人に。「オーガニックカラーのヘアサロン ○○」は、地肌に優しいカラーがしたい人に。…というように、ショルダーネームがあれば、お店が提供するメニューやサービスを求めているお客さまに認知されやすくなります。  変わったコンセプトのお店であれば、「お箸で食べるスペイン料理○○」、「心理カウンセラーのいるマッサージ店○○」など、ショルダーネームをつけるだけで他店と差別化できますね。 2.地名や人名を入れる  オーナー本人やゆかりのある人の名前、その街の名前などを入れてもよいでしょう。  たとえば「村上屋」という店名は、「村上さんという方のお店なのだな」とすぐに分かって、覚えやすいですよね。「仙台のおいしいおでん屋さん」のように地名を入れると、街に根差したアットホームなお店であることを知ってもらえます。  ただし、ありふれた人名や地名を使う場合は、他店とかぶりやすくなるので注意が必要です。  そんなときは、「みちこ'sキッチン」、「居酒屋けんちゃん」のようにオーナーの愛称を使ってみましょう。より親しみやすくなり、お客さまとの心の距離がぐっと近づきますよ。 3.お店を表す単語からイメージする  お店のコンセプト、提供する料理やサービスなどからイメージできる単語を書き出してみましょう。それらを組み合わせたり、外国語に直したりすると、店名のヒントが見つかるかもしれません。  「おいしいパンで、土曜日の朝のように穏やかな気持ちを」というコンセプトのベーカリーなら、フランス語を使って「サムディマタン」(Samedi matin=土曜日の朝)とするのも素敵ですね。  オムライスとハンバーグのお店の場合、「オムバーグ」では安直ですが、ショルダーネームとひらがなを使って「鉄板オムライスとハンバーグの旨い店 おむばあぐ」にするとインパクトが出ます。 店名を決める前にチェックすべきポイント  「これだ!」という店名を思いついても、即決はおすすめできません。次のチェックポイントをクリアしているか、確認してみてください。 1.ターゲット層に合っているか  同じカフェでも、「喫茶 〇〇」などのレトロな名前は、若者をターゲットにしたお店には向きません。  一方で、年配の方がくつろげる雰囲気のお店の場合は、外国語の長い名前は向きません。店名を口に出した時の音も大切です。    女性向けのお店であれば、濁音を使った力強い響きよりも、清音や半濁音を使った柔らかい響きの名前がよいでしょう。 2.由来を説明できるか  特に由来のない店名に決めてしまうと、お客さまに尋ねられたり、メディアの取材を受けたときなど、返答に詰まってしまいます。  「子どものころ、床屋で丸刈りにされるのがイヤでした。それで“男のおしゃれとは何なのか”って考えるようになって、美容師を志したんです。この店名は、修業時代のサロンの店長が、僕の門出に贈ってくれたものなんですよ。」店名の裏にあるそんなストーリーも含めて、お店の魅力になるのです。 3.他店とかぶっていないか  ほとんどのお客さまは、スマートフォンを使ってお店を探します。そのときに、同じような名前のお店がいくつも出てきたら、混乱してしまいますよね。  他店と名前がかぶると、せっかくの販売機会を逃す恐れもあります。よい店名を思いついたら、インターネットや電話帳で検索して、似たような名前のお店がないかをチェックしましょう。 ★「流行る店名・流行らない店名」に関する記事はこちら★ 飲食店の名前の付け方「流行る名前」と「流行らない名前」 考えるのは、コンセプトやターゲット層を明確にした後  飲食店といっても、和食や洋食、ラーメンやうどんなど、その業態はさまざま。お店の名前は、売り出す看板メニューやお店のコンセプト、ターゲット層を明確にしてから決めましょう。  たとえば、60代以上をターゲットにした、お寿司をメインに提供する和食料理店の名前を考えたとしましょう。 ①『寿司割烹 松』 ②『和dining-sushi  matsu』  どちらも架空のお店ですが、ターゲット層が一目で「寿司料理店」だと判断できるのは、どちらでしょうか。この場合、多くの方が①を選択するはずです。お店の名前のわかりやすさは、お店の認知度にも大きく影響します。そのため、どういった客層をターゲットにするのかを明確にしておくことが大切になります。また、一目でどういった料理を提供するお店なのかを伝えられる名前にましょう。②はどちらかと言えば、横文字に慣れている20代から30代へ向けた店名と言えるでしょう。  お店の名前でそのお店の印象を決める人は、非常に多いです。コンセプト、ターゲット層をしっかりと考慮したうえで、わかりやすい名前を付けましょう。 ★飲食店開業時から頭にいれておきたい閉店の方法★ 飲食店の閉店方法、やるべきこと、手続き、サポートについてまとめてみた 文字数は2文字から7文字以内に  文字数にも気を付けたいところ。理想はショルダーネームをのぞいて、2文字から7文字です。長すぎる店名は、あまり覚えてもらえません。より多くの人にお店の名前を覚えてもらいたいのであれば、できるだけ短くおさめましょう。  「雰囲気がおしゃれで、料理もおいしくて…もう一度行きたいけど、あのお店の名前は何だっけ?」なんて経験がある方も多いはず。  店名が覚えにくいというだけで、リピーターを逃してしまうのは非常にもったいないことです。あらかじめ、すぐに思い出せるような名前にしておきましょう。 一度決めたら変えるのは大変!お店の名前は熟考しよう  「好きな言葉だから」「響きがカッコいいから」という安易な考えで、お店の名前を決めることは避けましょう。  後から変えることもできますが、その苦労は並大抵のものではありません。のれんや看板、ホームページ、ショップカード、手提げ袋、ハンコなどがすべて作り直しになり、膨大な手間と費用がかかるからです。  店名は、お店の顔となる大切なもの。営業を続ける限り付き合うものなのだという覚悟を持ち、熟考して決めましょう。 ★商標登録を忘れたら大惨事!名前の付け方とあわせて読みたい記事はこちら★ 飲食店経営者が自力で「商標登録」する方法と注意点についてまとめてみた  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    管理者
    2019/12/10
  • 飲食店経営者が自力で「商標登録」する方法と注意点についてまとめてみた
     商標登録は、事業者としてのブランディングでもあり、他社に同じ名前を使わせないという意思表示でもあります。この商標登録は一般企業のみならず、個人経営の飲食店にも必要です。「小さいお店だから、商標登録なんてしなくていいだろう」と軽く考えていると、あとで泣きを見ることになります。  飲食店の店名やオリジナルメニューは商標にあたります。もしも、他の店が同じ名前で商標権を獲得していればその商標は使えませんし、商標権を侵害した場合には、不法行為として損害賠償責任が生じることも。店名やオリジナルメニューが決まったときには、この商標をはやめに登録しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。    本記事では、飲食店が商標登録をするべき理由と、個人で申請をおこなう場合の手順をまとめました。 「商標」ってなに?  「商標」とは自分が取り扱いをしているということを証明するもの。基本的には、すでに他店の登録商標となっているものは使うことができません。これは、すでに多くの人に認知されている名前やロゴを使った場合、その会社と関連性があるのではないかという誤解を与えてしまうからです。もしも無断で使った場合は、商標権の侵害となる恐れもあるので注意しましょう。  登録商標を決める前に、まずは、登録の有無を確認しましょう。特許情報プラットホームでキーワードを入力すると簡単に確認ができます。たとえば、大手ファミリーレストランチェーン「すかいらーく」で検索してみると、株式会社すかいらーくが、1977年から2010年にかけて、商標を登録していることがわかります。  飲食店の場合、店名を商標登録することで、その店名を独占的に使えます。自店のブランドを他店と差別化し、お客さまからの信頼度を上げることにつながります。  他店に同じ(または類似した)店名を使われた場合は、商標権の侵害であるとして、損害賠償や店名の変更を求めることができます。 商標登録をしないとどうなる?  「うちみたいな小さいお店が、商標登録なんてする必要があるの?」と考えるオーナーも多いでしょう。しかし商標登録をおこなわない場合、次の4つのリスクを抱えることになります。 ①店名を変えざるを得なくなる  商標登録は、早いもの勝ち。営業年数の長さにかかわらず、「先に申請した」お店に登録が認められます。  もし、あたらしくオープンした他店が、あなたのお店とまったく同じ、または類似した店名を商標登録したとします。そのときにあなたが商標登録をしていないと、そのお店の商標権を侵したとみなされます。最悪の場合、損害賠償を請求されるだけでなく、今までの店名を変えなければならなくなります。 ②店名の入った備品がすべてつくり直しになる  店名を変えることになれば、店名の入った設備や備品はすべて作り直しになります。  看板、のれん、のぼり、コースター、おしぼり、紙ナプキン、食器、伝票…。挙げればきりがありません。再製作にかかる膨大な費用に、頭を抱えることになります。 ③客足が遠のく  店名が変わると、「閉店したのかな」「オーナーが変わったのかな」と思い、来店をやめてしまうお客さまが出てきます。  他店の商標権の侵害は、すなわち「パクリ」。そんな理由で店名を変えたと知られれば、社会的信用が失われ、せっかくついてくれたお客さまも離れてしまうでしょう。 ④機会損失やブランドイメージの低下を招く  ネット検索をしたときに、同じまたは似た名前のお店が出てくると、お客さまは混乱します。あなたのお店に入るはずだった予約が他店に流れ、販売チャンスや売上を失うかもしれません。また、同じ名前の他店が質の悪い料理やサービスを提供し、お客さまに悪印象を与えた場合、あなたのお店のブランドイメージまで崩れかねません。  以上のことから、どんなに小さなお店でも、開業前にきちんと商標登録を済ませておくべきだといえるでしょう。 登録できない商標もある。商標登録の注意点 ①商品やサービスの一般的な名称  すでに登録されている商標はもちろんですが、次の4つの例のように、「自己と他人の商品(サービス)とを区別できないもの」は登録できません。  「カレー」「ピザ」「ケーキ」「レストラン」などのように、取り扱う商品やサービスそのものの名称は登録できません。  また、商品やサービスを表すうえで一般的になった俗称(略称)も登録できません。たとえば、箸の俗称「おてもと」などが該当します。 ②ありふれた姓や名称  電話帳を開けばたくさん載っているようなありふれた姓や、それらに「店」「屋」「株式会社」などを付け加えたものは登録できません。たとえば、「鈴木」「山田屋」「株式会社 佐藤」などです。  ただし、姓だけでなくフルネームであれば登録できる場合もあります。 ③きわめて簡単な名称  「〇」「□」「あ」「ABC」のように、簡単すぎる文字や図形なども登録できません。ただし、ロゴとしてデザイン化し、「他との識別力がある」と認められた場合はこの限りではありません。 ④登録済みの商標と類似した名称  焼鳥チェーンの『鳥貴族』という名称は、運営会社によって商標登録されています。  漢字を変えただけの「鶏貴族」「鳥家族」、ひらがなに直した「とりきぞく」などのように、登録済みの商標に類似した名称は登録できません。 ★お店のネーミングに関する記事はこちら★ お店の名前はどう決める?飲食店のネーミング法! 個人で「商標登録」をおこなう場合の流れ  この章では、個人で商標登録をするときの流れをご説明します。  特許事務所などに代行してもらうこともできますが、15万円近くの費用がかかります。自力で手続きをすれば、3~4万円程度の出費におさめることができます。 【申請の流れ】 Step①:商標調査をする  特許情報プラットフォーム:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/  店名を決めたら、必ず商標調査をしましょう。自分が商標登録したい店名やロゴが、すでに登録されていないかを調べるということです。登録済みの商標は、特許庁が運営するサイト『特許情報プラットフォーム』からすぐに調べることができます。  ためしに『コメダ珈琲店』と入力し、「商標」にチェックを入れて検索してみると、商標登録されている店名やロゴなどが表示されます。 Step②:商標区分を考える  次に、登録したい商標がどの区分にあたるのかを調べます。区分とは、「その商標をどの分野で使うのか」を示すカテゴリのことで、全部で45種類あります。  一般的な飲食店は第43類、または第30類にあてはまります。 ・第43類 飲食物の提供 ・第30類 お菓子、パン、お弁当、コーヒーなどのテイクアウト食品  フランチャイズ事業をおこなうなら第35類(事業、卸売)、みずから畑をもって、お店で使う野菜を育てるなら第44類(農業)など、ほかの区分になる場合もあります。 Step③:申請書類に記入する   次に、特許庁のホームページから申請用の書類をダウンロードします。特許庁HP ダウンロードページはこちら。  こちらのページの「商標」から「各種申請書一覧」をクリックし、右側にあるWord文書のフォーマットをダウンロードしてください。登録できる商標は、1枚の書類につきひとつです。同ページに書類の書き方ガイドがあるので、こちらを見ながら記入しましょう。  ロゴに特徴がない場合は標準文字の文字列のみでOKですが、ロゴに特徴がある場合は、文字に加えロゴも登録しておくとよいでしょう。  文字とロゴ、記号などを組み合わせて商標をつくっている場合は、それらをすべて含めて図形商標として登録します。  特許庁に直接持参するか、郵送で書類を提出しましょう。 Step③:特許庁による審査  提出後は、特許庁による審査があります。審査にはかなりの時間(13ヶ月ほど)がかかるので、余裕を持って申請しましょう。  書類に問題がある場合は「拒絶理由通知」が届きます。これは「商標登録を認めません」という通知ではなく、「商標登録ができないので、この部分を修正してください」と教えてくれる通知です。拒絶理由通知が届いた場合は、書類のどこに不備があるのかをしっかり確かめて、正しく記載しましょう。 商標登録にかかる費用  商標登録をするときは、出願時と登録時にお金がかかります。  まずは、出願にかかるお金です。特許庁に審査を依頼するための費用で、3,400円+(区分数×8,600円)です。前述の「拒絶理由通知」が届いて、商標登録をあきらめた場合でも返金されません。また、書面の場合には、電子化手数料として1,200円+(700×書面のページ数)も必要になります。さらに、登録できると判断された場合は、登録料として28,200円×区分数が必要です。一度登録すれば永遠に「商標権」が獲得できるわけではなく、10年で終了します。10年後も引き続き登録する場合は、登録更新料として10年ごとに、38,800円×区分数を支払わなければなりません。  次に、登録にかかるお金。こちらは出願してから約13ヶ月後、審査に通ってから支払います。商標権を維持するための費用で、5年と10年が選べます。 【商標権5年の場合の費用】※電子化手数料は除く 商標登録は先手必勝  店舗名や商品名を商標登録しておらず、他の人が店舗名や商品名を取得した場合、名前の変更だけでなく、損害賠償を支払わなければならないケースもあります。  お店の名前が変わることで、オーナーが変わったのではないかと来店をやめてしまう人もいるかもしれません。また、インターネットで検索して名前がでてこなければ、閉店したと思う人もいるかもしれませんね。いずれにしても店名の変更には、リスクが伴います。  商標登録は先手必勝です。商標を先に使用していたかどうかではなく、先に出願したものに登録が認められます。費用はかかりますが、大切なお店を守るためにもきちんと登録をしておきましょう。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
    開店ポータル編集部
    2019/12/08
  • 飲食店の「開業届」の書き方を知ろう
     開業をしたら、税務署に提出しなければならない「開業届」。なんだか難しいことを書かなければならない書類のように感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。「開業届は出さなくても罰則はないし、面倒だから提出しなくていいかな」そう考えているオーナーもいるのではないでしょうか。  提出をしなくても罰則はありませんが、提出をすると、お店の銀行口座がつくれたり、節税ができたり、補助金や助成金、融資を受ける際に取引先からの信頼を得られやすくなったり…と、さまざまなメリットがあります。  開業届は、書き方さえわかれば、簡単に記入することができます。本記事では、開業届の書き方をご紹介します。 「開業届」の提出期限  下の画像が開業届です。なんだかむずかしいことを書かなければならない書類にも見えますが、そんなことはありません。 国税庁 HP:http://www.nta.go.jp/   開業届の提出期限は、開業日から1ケ月以内。  開業届は、国税庁のホームページからダウンロードすることができるほか、税務署で用紙を受け取ることができます。  それでは、開業届の書き方をみていきましょう。 ★消防署でおこなう手続きはこちら★ 飲食店開業のために必要な手続き【消防署編】 開業届の書き方 ①開業をまるで囲む 一番上、個人事業の開業・廃業等届出書と記載されている箇所の、「開業」を○で囲みます。 ②税務署名と提出年月日を記入する 店舗のある地域を管轄している税務署名と提出年月日を記入します。 ③納税地の住所・電話番号 飲食店の場合は、まず、事業所等にチェックを入れます。つづいて、お店の住所と電話番号を記入しましょう。 上記以外の住所等には、自宅の住所を記入します。 ④氏名・生年月日 氏名、生年月日を記入します。   ⑤個人番号 マイナンバーを記入します。 (※税務署に開業届を出す際は、マイナンバーの確認と同時に免許証や保険証などで本人確認が行われます) ⑥職業と屋号 職業の欄には、“飲食業”と記入しましょう。屋号には、お店の名前を記入します。 ⑦提出の区分 飲食店の場合、開業を丸で囲みましょう。 ⑧所得の種類 飲食店の場合、事業(農業)にチェックを入れます。 ⑨開業・廃業等日 開業に○をつけて、お店のオープン日を記入します。オープン日が定かではない場合、開業準備期間に設定しても問題はありません。 ⑩開業・廃業に伴う届出書の提出の有無 青色申告をする場合は、有にチェックを入れます。 消費税に関しては、開業には関係ないので無にチェックを入れましょう。 ⑪事業の概要 ここには、どのような飲食店なのかを記入します。 たとえばカフェならば「カフェ・昼はパンケーキや軽食を提供。夜はアルコールメニューを提供。」など、簡単な概要を記入しましょう。    給与等の支払い状況に関しては、従業員について記入します。1人で営業する場合は、無記入で問題ありません。  専従者とは、家族従業員のことをさします。使用人は、アルバイトなどを含む従業員にあたります。給与の決め方は、月給、日給、時給のどれかを記入しましょう。  源泉所得税に関しては、月額88,000円未満ならば無にチェックを。月額88,000円を超える場合は有にチェックを入れます。給与支払いを開始する年月日は、最初の給与支払日を記入してください。 「開業」で悩んだら開店ポータルBizに無料相談!  開業届の提出を怠ったからといって、罰則を科せられることはありません。しかし、開業届を提出することで、お店の銀行口座がつくれたり、節税ができたり、補助金や助成金、融資を受ける際に取引先からの信頼を得られやすくなるなどのさまざまなメリットを得ることができます。正しく記入して、円滑にお店のオープンを進めましょう。  開店ポータルBizでは、開業をまるごとサポート!税理士探しにお悩みの方、インフラ周りのコスト削減、集客・業務効率UPにご興味のある方は、お気軽にご相談ください。専任のコンシェルジュがあなたのお店にとって最適なツールやサービスを無料でご提案いたします。
    開店ポータル編集部
    2019/12/07
  • 飲食店開業のために必要な手続き「営業許可」【保健所編】
     飲食店をオープンする際には、食品衛生責任者の資格をとり、営業許可申請書などの書類を提出するなどして、営業許可証を得る必要があります。営業許可がおりていないうちに営業を開始してしまうと「食品衛生法」違反に該当し、行政による処分を受けることに。そうなると、その後2年間は開業することができなくなります。  そんな事態をさけるために、本記事では、開業前に保健所でおこなう手続き営業許可の取得についてみていきましょう。 「営業許可」取得までの流れ  まずは、保健所でおこなう手続きの流れを確認しましょう。きちんと手順をふまなければ、予定しているオープン日に間に合わないなんてことも。  流れを確認し、計画的にすすめることが大切です。 1.図面やパースを持って保健所に行き、事前相談をする※施工工事着工前 ↓ 2.必要書類を提出し、営業許可申請をおこなう※店舗完成予定日10日前 ↓ 3.施設検査日の打ち合わせ※必ず開店希望日を伝えましょう ↓ 4.保健所職員による施設検査 ↓ 5.営業許可書の交付をうける ↓ 6.営業開始 申請前に【食品衛生責任者】資格を取得しよう  営業許可申請をするにあたり、必要となるのが食品衛生責任者資格の取得です。講習を受ければ誰でも取得できるものとなっています。  内容と時間に関しては以下の通りです。取得後は食品衛生責任者手帳や修了証などが交付されます。 取得方法 …最寄りの保健所や衛生局に問い合わせ、都道府県が行う講習を受ける 受講資格 …特になし 受講科目 …公衆衛生学、衛生法規、食品衛生学 講習時間 …6時間以上(1日で終了) 費用 …10,000円ほど。都道府県により異なる ★おすすめ記事:飲食店経営時にあるとよい資格★ 飲食店をはじめる際に持っておきたい資格とは? 「営業許可」申請に必要な書類・要件 ①営業許可の申請に必要な書類  営業許可の申請にあたり提出が必要な書類は、営業許可申請書、設備の大要や配置図、申請手数料、食品衛生責任者手帳(井戸水やタンク水などを使用する際は、水質検査成績書も必要)があります。申請手数料は、各自治体の保健所によって異なるので、あらかじめ確認をとりましょう。 ②要件  営業許可の申請後には、厨房内のシンクや手洗い場、客席やトイレ内の手洗い場、出入り口の風除室などが保健所の施設基準に満たしているかどうか、保健所職員によってチェックを受けることになります。  ここで大切となってくるのが、施工工事の着工前に、店舗内の設計図を持って事前相談・確認をすることです。そうすることで、すべての工事が終わってから保健所職員から指摘を受けてしまい、工事をやりなおさなければならない、なんて事態をふせぐことができます。 ■設備■ ①シンク  厨房に設置するシンクは、槽が2つある2槽式のシンクを用いることが望ましいとされています。1槽式のシンクを2つ用いるのもよいでしょう。食器洗浄機などの設備がある場合は、1槽でもよいとされる場合があるようです。また、シンクのサイズは1槽につき幅45㎝×奥行き36㎝×深さ18cmと決められています。 ②手洗い場  手洗い場は従業員用、利用客用で分け、手洗い用ハンドソープを入れられる容器をそれぞれ固定しておきましょう。寸法はシンク程明確に決められていませんが、東京都にある多くの保健所では、幅36cm×奥行き28cm以上が望ましいとの基準が設けられているようです。 ③その他  そのほか、掃除がしやすいように調理場の床や壁を防水仕様にする、お湯が出せるように給湯器を設置する、防虫防鼠のために窓に網戸を設置するなど、さまざまな要件があります。各自治体の保健所によって異なるので確認をとりましょう。 ■人■  営業許可申請をする人や会社が、食品衛生法違反で処分を受けていたり、営業許可取り消しから2年未満の場合などは、保健所からの許可がもらえません。社内にこれらの処分を受けた役員がいる場合、該当する人物を役員から外すなどの処置をおこなわなければならないことも。  また、以前に別のお店で食品衛生責任者として勤務していた場合は一度辞任をし、新たなお店の食品衛星責任者として登録をしなおす必要があります。以前のお店のままでは保健所からの許可が下りないので、注意しましょう。 ★「接待」をする店を開業するのであればこちらもチェック★ 飲食店開業手続き「風俗営業許可」について知っておくべきこと【警察署】 営業開始後は維持管理を忘れずに  審査に通過した後は、許可書が交付されますが、交付までには数日かかります。その日数もきちんと考慮して、オープン日を設定しましょう。あらかじめ打ち合わせでオープン日を伝えておくとスムーズに運ぶことができます。 ★あわせて読みたい記事はこちら★ 飲食店開業のために必要な手続き【消防署編】  無事、許可がおりたからといって、好き勝手に施設の変更をおこなっていいわけではありません。営業開始後は維持管理をしつつ、より安全で衛生面に配慮したお店づくりをこころがけていきましょう。  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/11/25
  • 飲食店開業手続き「風俗営業許可」について知っておくべきこと【警察署】
     飲食店開業時にはさまざまな手続きが必要です。そのなかには、警察署への届出が必要なものがあります。午前0時以降もお酒の提供をする飲食店に必要な「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」。そして、「風俗営業許可」です。  もしもお客さまへの「接待」をおこなう場合には、警察に風俗営業許可の申請をする必要があります。  本記事では「風俗営業許可」の申請方法や守るべきルール、風俗営業と深夜営業についてみていきます。 ★「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」についてはこちら★ 飲食店開業時の手続き「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」【警察署編】 「風俗営業許可」とは  いわゆる「接待」をおこなう飲食店の場合には飲食店営業許可と併せて風俗営業許可が必要になります。  風俗営業に該当する飲食店は、管轄の警察署に許可申請をしなくてはいけません。 ★おすすめ記事:保健所でおこなう開業時の手続き★ 飲食店開業のために必要な手続き「飲食店営業許可」【保健所編】 ■「風俗営業許可」の届出が必要な飲食店とは  風俗営業に該当する飲食店は、風営法で以下のように定められています。   風営法第2条第1項第1号 キヤバレー、待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業    スナックやパブ、キャバクラなど、「接待」をおこなう飲食店がそれにあたります。風俗営業に該当するか否かは、この接待がポイントになるので、きちんと把握しておきたいところです。  風営法上、「接待」とは歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと(風営法第2条第3項)と定められています。抽象的で分かりづらいため、具体例を挙げてみましょう。 <接待例>  ・特定のお客さまの席について継続して話をしたり、お酌をしたりする行為  ・特定のお客さまに歌や踊りを聞かせたり見せたりする行為  ・特定のお客さまに歌を歌うよう勧めたり、歌っているときに手拍子や楽器で盛り上げたりするような行為  ・お客さまと一緒にゲームや競技をする行為  ・お客さまと身体を密着させたりする行為 など    これらの接待をおこなう場合には、必ず風俗営業許可が必要になります。  また、深夜における酒類提供飲食店営業開始届出を提出しているお店では、接待をおこなうことは禁じられています。  一方で、バーのようにカウンター越しでお酒の提供をし、世間話をする程度では接待には該当しません。  また、ホテルのディナーショーのように、不特定多数のお客さまに対して歌やダンスを披露したり、歌を勧めたり手拍子で盛り上げるなどの行為も接待ではないので、風俗営業許可を取る必要はありません。 「風俗営業許可」取得の要件 ①店舗を構える場所の制限   風俗営業が許可される地域というのは非常に限られており、物件を探すさいにも必ず確認が必要であることを頭に入れておきましょう。土地の利用方法が定められている、12種類の用途地域の中でも、下記地域のみが営業可能地域になります。   <風俗営業可能地域>  ・近隣商業地域  ・商業地域 (・準工業地域・工業地域・工業専用地域)  また、用途地域による要件を満たしていても、お店から半径100m以内に「保護対象施設」がある場合は、風俗営業の許可はおりません。要件の詳細は各都道府県の条例により異なるので、必ず物件を決める前に不動産屋へ確認しましょう。 <保護対象施設>  ・学校  ・図書館  ・児童福祉施設  ・病院  ・診療所(入院のための病床がある場合に限る)など   ②設備に関する基準   風俗営業をおこなうにあたっては、店舗の内部構造・設備に関しても細かいルールがあります。風営法において“風俗営業”は1~5号に分類されており、それぞれで基準も変わってくるので、事前に警察署に確認するなどして、間違いのないようにしましょう。 ■1号営業:社交飲食店・料理店  (キャバレー等、スナック、パブ、キャバクラ、ラウンジ等で客の接待をして客に「遊興又は飲食」させる営業)  ・客室の床面積:和室9.5平方メートル以上(1室)/その他16.5平方メートル以上(1室)※客室が1室のみである場合は制限なし。  ・外部から客室が見えないこと。  ・客室に見通しを妨げる設備を置かないこと。  ・善良の風俗を害する恐れのある写真やポスター、装飾を設けないこと。  ・客室の出入り口に施錠設備を設けないこと。  ・照明の照度が5ルクス以下とならないようにするための構造または設備を有すること。  ・騒音や振動の数値が、条例で定める基準値以下とならないようにするための構造または設備を有すること。  ・ダンス場がないこと。   ③人物に関する要件  風俗営業許可を得るためには、風営法に定められている人物に関する要件もクリアしなければいけません。非常に細かく、多くの要件が定められています。ここは根気強くしっかりと把握し、自分に当てはまるものがないかどうか確認していきましょう。 <欠格事由>  ・成年被後見人、もしくは被保佐人又は破産者で複権を得ない者  ・1年以上の懲役、もしくは禁錮の刑に処せられ、5年を経過しない者  ・集団的に、又は常習的に暴力的不法行為等を行う恐れのある者  ・アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者  ・風俗営業の許可を取り消されて5年を経過しない者  ・許可の取消処分を受けてから5年を経過していない者 必要書類  申請には、非常に多くの書類が必要になります。警察署によっては所定以外の書類を求められることもあるので、やはり事前の確認や準備が大切になってきます。   <必要書類>  ・許可申請書  ・営業の方法を記載した書類  ・営業所の使用について権原を有することを疎明する書類  (使用承諾書・賃貸契約書・建物に係る登記事項証明書等)  ・営業所の平面図及び営業所の周囲の略図  ・住民票(本籍記載のもの。外国人の場合は国籍記載のもの)の写し  ・人的欠格事由に該当しない旨の誓約書  ・成年被後見人又は被保佐人に該当しない旨の登記事項証明書(法務局発行)  ・市区町村の発行する身分証明書  ・法人の場合は、定款・法人登記事項証明書及び役員の前記5から8までの書面  ・選任する管理者に係る前記5から8までの書面、誠実に業務を行うことを誓約する書面  ・管理者の写真2枚(申請前6ヶ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景の縦3.0センチメートル、横2.4センチメートルで裏面に氏名及び撮影年月日を記入したもの) 警察庁HP:www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/fuzoku/kyoka_shinsei.html 風俗店は深夜営業できるのか?  風俗営業許可を得ているキャバクラで、「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」を提出すれば、午前0時以降も営業できるのでしょうか。  答えはNOです。基本は、風俗営業は深夜の営業を禁止としています。(風営法第13条)  ここでいう深夜とは「午前0時~6時」を指します(都道府県の条例により特別に定める場合はこれに限りません)。風俗営業許可と深夜営業の届出の両方を一緒におこなうことはできないので注意してください。  どちらの許可を取るか開業するお店の業態、立地などからよく考えて決めるようにしましょう。 ★おすすめ記事:「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」についてはこちら★ 飲食店開業時の手続き「深夜における酒類提供飲食店営業開始届出」【警察署編】 計画的な開店準備を  風俗営業許可の取得は、各種要件の確認、書類の準備、そして申請…それで終わりではありません。そこから警察による審査がはじまります。その審査期間も含めて、許可取得までには約2ヶ月かかります。  そうなると準備期間も含めて、余裕をもって開店前3ヶ月ほどはみておきたいところ。店舗が完成しても、許可が下りずに営業ができない…なんてことにならないようにしましょう。  スタッフもお客さまも安心して楽しめる店舗づくりには、ルールに則った営業が不可欠です。気持ちよくお店をスタートさせるために、事前の準備から計画的に進めましょう。 ★おすすめ記事:あわせて読みたい消防署での手続きはこちら★ 飲食店開業のために必要な手続き【消防署編】  開店ポータルBizでは、インフラ周りのコスト削減のほか、地域やお店にあった集客方法・HPやSNS運用についてのご相談を無料で承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
    開店ポータル編集部
    2019/11/25