集客方法・HP制作

リピーター集客は食べログに頼り切らない方が上手くいく!?

開店ポータル編集部
2018/11/15
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 友達とのランチから仕事の会食まで、何かとお店を探す機会は多いもの。そんな中、幅広いユーザーに利用されているのが、2005年にサービスを開始した食べログです。
 飲食店のオーナーの中には、食べログに情報を掲載し、集客に役立てようと考える方も多いでしょう。実際に訪れたお客様の口コミが豊富に掲載されている食べログは、新しいお店を開拓したいユーザーにとっても強い味方です。新規顧客の集客をはかりたいときには、非常に効果的ですよね。
 ですが、新規のお客様を集めることにだけ目を向けていては、繁盛店にはなれません。繁盛店を目指す飲食店が何よりも大切にするべきなのは、お店のファンであるリピーター客の存在です。
 では、リピーターの集客に力をいれたいときはどうすればよいのでしょうか。ここで気をつけたいのが、新規顧客を集客するときと同じ方法では上手くいかないということ。食べログに頼りきった集客を続けていると、リピーターが育たず、結果的に採算があわない…なんてことにもなりかねません。

「掲載するだけ」では、集客できない!

 食べログには、集客アップに役立つ機能が充実しています。店舗が有料会員となれば、掲載写真を追加できるほか、エリアやジャンルのランキングで上位に表示させることができたり、クーポンをつけられたりと、高い集客効果を得られます。
 「食べログさえあれば、集客面は心配ない」。こう考えているオーナーさんも多いかもしれません。しかし、この考えはちょっと危険です。掲載さえすれば、お客様の目にとまり、集客アップができるというものではないのです。
 次の2つの問題点をおさえておきましょう。

「食べログに頼りきった集客」の問題点とは?

1.リピーターが育たない
 食べログを見て来店するお客様のほとんどは、ご新規です。「口コミが良かったから」というのぞき見感覚や、「クーポンがあるから」という節約目的の方が多いことは否めません。そのようなお客様が、リピーターになる可能性は低いでしょう。
 また、食べログ経由のお客様が増えると、お店の雰囲気が変わってしまうことも。新規のお客様でガヤガヤと賑わうようになれば、常連さんは通いにくくなります。売上を支える常連さんの足が遠のいたことで経営が不安定になり、さらに食べログに費用をかけて集客をする。そんな悪循環に陥ってしまうことも考えられます。

2.費用をかけなければ集客が難しい

 食べログには無料プランもありますが、掲載できるのは最低限の店舗情報と数枚の写真のみ。店舗ページのカスタマイズや、写真の追加はできません。エリアやジャンルのランキングで上位に自店を表示できる機能はぜひ活用したいところですが、こちらも月額25,000円以上のプランでなければ利用できません。
 つまり、ある程度の出費なしには、食べログでの集客は難しいということ。リピーターが少なく、経営が安定しないお店にとっては、高額な費用をかけて食べログに頼り切った集客をするのはリスクが高いといえます。

繁盛への道は、3つの方法でリピーターを育てること

 では、食べログだけに頼らず集客をするには、どのような方法を取ればよいのでしょうか。ここでは3つ、ご紹介していきます。

1.ホームページを作って他店と差別化する

 「どんな雰囲気のお店だろう?」「送別会のお店選び、失敗したくないな」と、多くのお客様は初めて入るお店に対して不安を抱いています。お店の雰囲気や特徴が伝わるホームページは、来店を迷っているお客様の背中を押してくれます。オーナーの想いや食材へのこだわり、各メニューのおすすめポイントなどを紹介し、他店との差別化をはかりましょう。
 ホームページ経由のお客様なら、お店の雰囲気に納得して来てくれた方ばかりなので、リピーターになる可能性も高いでしょう。SNSやブログとリンクさせれば、さらに集客効果が高まります。
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2.FacebookやInstagramでリアルを伝える

 いつでもどこでも、スマートフォンから気軽に見られるSNSを集客に利用しない手はありません。長文の投稿ができるFacebookでは、オーナーのこだわりや開店までのストーリーなど、食べログでは掲載しきれないお店の魅力を伝えられます。内装のこだわりポイントや、お客様にどう過ごしてほしいのか。そして、今朝届いたとれたての食材を、これからどう調理するのか。そのような、お客様をわくわくさせる読み物を投稿しましょう。
 Instagramでは、店内やスタッフ、料理、ドリンクなどの写真をアップすることで、あらゆる視点からお店の姿を知ってもらえます。内装や料理のビジュアルにこだわりがある場合は、Instagramでの集客が特に効果的です。「#仙台カフェ」などのハッシュタグをつければ、そのエリアのお客様に認知されやすくなりますよ。

3.お店でしかできない体験を提供する

 スーパーやコンビニで買える食べ物の中にも、お店並みの味のものが増えています。それでも外食を選ぶ人がいるのは、お店の雰囲気や、外食だからこその体験が楽しめるから。そのひとつが、スタッフとのコミュニケーションです。
 タイミングを見計らって、お客様に声をかけてみてください。料理をサーブするとき、お会計のときなど、チャンスはたくさんあります。「お料理の味はいかがでしたか?」「今日は寒いので、季節野菜のスープがおすすめですよ」など、さりげないお声かけが喜ばれますよ。「あそこのお店、店員さんが親切でね…」とお客様が口コミを広めることで、集客ができます。

まずはリピーターを育てて、経営の基盤を作ろう

 長く営業を続けている人気店を支えているのは、おもにリピーターです。繁盛するか、閉店に追い込まれるかは、お店のファンであるリピーターをいかに増やせるかにかかっています。新規のお客様を集めることにだけ目を向けていては、繁盛店にはなれないのです。新規顧客の集客に高い効果を発揮する食べログは、リピーター集客にはやや不向きかもしれません。
 リピーター集客に力を入れる際は、ホームページやSNSを立ち上げて、お店の自己紹介をすることから始めましょう。そして、訪れたお客様一人ひとりに、「また来たい」と思ってもらえるような体験を提供することが大切です。
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開店ポータル編集部
2018/11/15