開業手続き

小売店の開業に必要な資格と準備しておいた方がよいツールを徹底解説!

開店ポータル編集部
2021/05/03
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小売店は、いまコロナ感染拡大の影響に伴い業態によっては、大きく明暗が分かれ巣ごもり需要を中心に販売している店舗は業績も好調です。いまこのタイミングだからこそ開業したい!と考えている方も中にはいることでしょう。

 

ただ、実際に開業するにあたっては準備することや知っておいた方が良いことなどがたくさんあります。まずは、大まかに開店までの流れや何から検討していくべきか知る事からはじめてみましょう。

そこで今回は、開店までの流れから必要な資格、さらにどのようにお客を集めたら良いのか販促についてもお伝えしていきます。

小売店とは?どこまでを小売店と呼ぶ?

まずは、小売店とは?そして意外と良く知られていないどこまでを小売店と呼ぶのかこの2点について解説していきます。

 

小売店とは、下記の図からも分かるようにメーカーや卸売業から商品を購入し、消費者に直接販売することのできる事業のことです。

画像引用:https://job.rikunabi.com/contents/industry/912/

 

そして、どこまでを小売業と呼ぶかですが、経済産業省の平成24年の商品分類表には、

1.「個人用または家庭用の消費のために商品を販売するもの。」

2.「自店内で製造した商品をその場所で個人または家庭用の消費のために商品を販  売するもの」

とあります。

1にあたる私たちが生活の中で取り扱う物品を販売しているコンビニやスーパー、ドラッグストアー、洋服やさまざまな商品を販売している百貨店などの他、2のレストランや居酒屋などの飲食店など多岐に渡ります。

これを踏まえ簡単に説明すると、卸売業と消費者との間に位置するものを全て小売り業と呼びます。
 

参考:https://www.stat.go.jp/data/e-census/2012/pdf/bun-02.pdf

小売店開業までの流れ

では次に、小売店開業までの流れをみていきます。ご自分が実際いつ頃までに準備するべきかイメージしながら参考にすると今後の計画も立てやすくなります。

①事業計画書作成

事業計画書とは、金融機関から資金を調達する際に必要な書類です。

この事業計画書をもとに会社の将来性を見極め、融資する金融機関側が貸したお金をきちんと返済してくれるのかを見極めるために使われる書類です。ビジネスの成功が見えてくるよう、論理的で分かりやすく数字での裏付けがしっかり行れていることが重要です。

 

事業にあたっては、まずは資金を揃えることから始まります。全てご自分で賄える場合は良いですが、意外と想像していた金額より超えることもありますので十分に検討する必要があります。

②資金などの各種申請

開業資金には、最低でも1,000万は準備が必要だと言われています。自己資金の不足分には次の融資などを活用しながら不足分を賄うと良いでしょう。

 

・日本政策金融公庫

・国や自治体の補助金、助成金

 

補助金や助成金においては、返還不要のため最初の段階で調べておきスケジュールに合わせ受給、足りない部分は融資で賄うようにすると負担も少なく済みます。

ただし、融資を受ける前には自分に合ったものをよく検討する必要が出てきますので、ここは慎重に行いましょう。

③開業準備

開業準備には、業態によっても異なりますが内装・備品調達・従業員の確保・商品の仕入れ・オペレーションの整備などの準備が必要になります。

④開業届け

個人で開業する場合は開業後1ヶ月以内に、法人の場合は設立後登記の日から2ヶ月以内に開業届けを税務署に提出。また、各自治体の税事務所にも事業開始申告書を提出する必要があります。

小売店の業態別に必要な資格

続いて、小売店を開業する場合どのような資格が必要になるのでしょう。業態別に必要な資格をみていきます。

・ペットショップ

ペットを取り扱う場合は、「第一種動物取扱業」を取得し各自治体ごとの窓口に申請します。「第一種動物取扱業」に該当する業種は、販売、保管、美容業者、貸出し、譲受飼養、調教業者、展示、せりあっ旋などです。 

・飲食店                      

食料品を取り扱う場合は、「食料品関係営業許可」を取得し管轄の保健所へ申請します。「食料品関係営業許可」に該当する業種については、下記のURL(東京都の福祉保健局)より参考にご覧ください。

営業許可種類一覧|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)

・中古品取扱品店

中古品を取り扱う場合は、「古物商許可」を管轄の警察署へ申請します。「古物商許可」は、主に自分で買い取った古物を売ったり販売したりする場合に必要になります。ただし、自分のものや無償でもらった場合の販売は取得する必要はありません。いづれにしても、自分の取得する資格についてはよく調べる必要があります。

小売店開業時に考えるべきこと

小売店開業までに、考えておかなければならないことは多くあります。今回はそのうちの3つをお伝えします。

低リスクな物件選び

低リスクな物件選びには、過去の内装や設備がそのまま残っている「居抜き物件」というものがあります。例えば、もとは雑貨屋さんだったがアイス専門店になっていた、といったパターンです。内装や設備がそのままに残っていますので活用でる部分があれば低コストで済みますし、開店までの工事日数も短縮できます。

 

しかし、もとを活かした設計になるため自分が描くものとは少しかけ離れた内装になってしまうこともあります。

 

一方、躯体だけの「スケルトン物件」は、想像通りに仕上がったとしても工事に時間がかかったり、開店までの間に空家賃が発生してしまいます。どこにお金をかけるべきか、最初の段階で決めておくとその後のお金の流れもスムーズです。

 

店舗の保険選び

開業するにあたって、保険に加入することも必要になってきます。

保険には大きく分けると

①火災や自然災害に備える「火災保険」

②火災や自然災害に加え、休業リスクや賠償リスクに備える「店舗保険」

の2つがあります。

選ぶポイントとしては、想定されるリスクに合ったもの、そしてどこまでをカバーしてくれるのか十分に把握したうえで、オプションをうまく活用すると良いです。

集客対策の検討

ここ最近では巣ごもり需要が高まり、自宅で楽しめるものや食品のテイクアウト商品の売れ行きが伸びていることを踏まえ、それに伴いお客側がスマホのみからでも情報収集しやすいよう集客対策を検討する必要があります。

 

中でも、Googleから検索したとき上位3件に表示される「GoogleMEO」がおすすめです。「GoogleMEO」の対策をしておくことで、次項から解説する販促ツールにもお客を誘導しやすくなります。

 

「GoogleMEO」についての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

コロナ禍で一番の集客対策はGoogle!最適化していますか?

小売店開業時に導入したい効果的な販促ツール

販促ツールを検討しておくと今後の流れがスムーズです。

ホームページ

ホームページは、多くの情報を掲載できるため欠かせない販促ツールです。

お店の雰囲気やメニュー・料金等をみたり、中にはスタッフの顔やブログなどがあると安心感や親しみを感じ入店しやすくなる効果もあります。

 

さらに、どのような客層でどこからアクセスしたかなどお客の行動分析が行えることからその後のお店の方向性など参考にすることができます。

飲食店がWebサイトで集客するなら『insideCMS』を導入してみよう 

アプリ

流行が変化しやすいアパレル店や化粧品店などはアプリを通してコミュニケーションを図る企業も増えてきています。

 

アプリを活用するメリットは、

①「プッシュ通知による情報発信ができる」

②「会員登録やポイントカードの代わりになるので利用しやすい」

③「定期的なクーポン配信で覚えてもらいやすい」

④「顧客行動による今後の方向性が見える」

⑤「ユーザー行動を促進できる」

です。

 

アプリは、このようにコミュニケーションが活発化しやすくお客のニーズや常に変わるお店の情報が伝えやすいツールでもあります。

SNS

いまでは集客ツールとして一般化してきたSNS。

SNSの良さは「拡散力」にあります。一度来店してくれたお客がお店を紹介してくれるだけで、その情報を見た友達が来店してくれる可能性は十分にあります。

 

しかし、良い口コミばかりではないことも十分理解したうで活用することで、次に繋がるチャンスも見えてきますので真摯に向き合うことも大切です。

 

SNSの投稿に迷う、あるいは写真選びなど初めてでうまくいかない場合は、プロにお任せし慣れてきたらご自分で発信するのも良いでしょう。下記の記事内では、SNSの投稿についてやインスタタウンでできることなどの詳細がありますので参考にご覧ください。

インスタタウンとは?飲食店のインスタ投稿はプロにお任せ

メディア

メディアには新聞、広告、電話、テレビ、ネットなどを介した「情報伝達媒体」と紙、ハードディスク、ハードディスク、USBメモリーなどの「記憶媒体」の2つがあります。しかし、このコロナ禍でどのように情報を伝えていけば良いのかとお考えの方に、リモートによる実演販売で売り上げが前年比に比べ2.5倍と絶好調の高級梅酒を販売している小売り店をご紹介します。

 

コロナ禍前は、百貨店などに出向き直接実演販売を行っていたのですが試食ができない状況に追い込まれたため、味覚以外の五感に訴えるような販促に切替え、梅酒を作っていた和歌山の梅酒農園と繋ぎ販売したところ、コロナ以前と比較し年間で2.5倍売り上げ増加したといいます。

 

具体的には、魚眼レンズを取り付け視野を拡大し見えやすい工夫、録画だと思われないよう「生中継」であるとPOPを貼る、店舗からどのように見えているのか知り情報の受け取り手がより分かりやすいよう工夫、そして最後に興味がないお客に対してはすぐに引く、この4つに気をつけ売り上げに繋げました。

コロナ禍ということを逆手に取り、さらにお客のニーズである自宅で楽しめる巣ごもり商品といった特徴もうまく活かせた部分も成功の鍵となったのでしょう。

参考:https://diamond.jp/articles/-/268144

まとめ

本記事では、小売店を開業するにあたって開店までの流れから必要な資格、さらに販促ツールについてもお伝えしていきます。

 

今回ご紹介した以外にも、細かく分けるとまだまだ準備しなければならないことが多くありますが、まずは、一つずつ着実にクリアしていくことが大切です。

 

 

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