経理・会計

【飲食店向け】モバイルオーダーシステムおすすめ3選!

開店ポータル編集部
2020/12/04

飲食店で事前に注文から決済までをお客様のスマホで行える「モバイルオーダーシステム」。商品を注文後、店内で待たずにスムーズに商品を受け取ることができます。最近では、新型コロナウイルスの感染症防止対策として、テイクアウト・デリバリーの導入や非接触型の店舗オペレーション強化を図る飲食店が増加しており、新たな注文方法に対応できるモバイルオーダーシステムの存在が注目されはじめています。

本記事では、飲食業界で注目を集めるモバイルオーダーシステムについて解説するとともに、開店ポータルBizがおすすめするモバイルオーダーシステムを3選ピックアップしてご紹介します。

モバイルオーダーシステムとは?

モバイルオーダーシステムとは、商品を注文する際に事前にお客様のスマホを用いてアプリで予約を行い、店舗にて商品やサービスを受け取ることができる注文管理システムです。従来までの注文方法といえば、対面で商品を注文し、その場で会計と商品の受け取りを行うことが一般的でした。しかしモバイルオーダーシステムの導入は、これらの工程が自動化されるため、お客様は店頭で待たずに商品を受け取ることができます。これにより、店舗側は業務効率化を図ることが可能となります。
また、モバイルオーダーは、新型コロナウイルス感染症防止対策としても非常に有効です。お客様自身のスマホで注文から決済まで済ませることができるため、スタッフとお客様との直接的な接触機会を減らすことができ、非接触型のオペレーションを強化することができます。このようにモバイルオーダーシステムは、店舗側とお客様側にとって多くのメリットがあることから現在多くの飲食店でモバイルオーダーシステムの普及が広まっている状況です。

飲食店へモバイルオーダーシステムを導入するメリット

それでは、実際に飲食店へモバイルオーダーシステムを導入した場合、店舗にはどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。

メリット①混雑時でも回転率キープできる

飲食店のランチタイムなどの忙しい時間帯は、店内へ入店するため行列ができていたり、店内が混雑して注文待ちやレジ待ちするシーンなどをよく見かけるのではないでしょうか。このような状況では、回転率も下がり、お客様が他店舗に流れてしまうというケースも少なくないようです。
このような悩みもモバイルオーダーシステムを店舗へ導入することで解決します。モバイルオーダーシステムは、お客様自身で事前に商品の注文から決済までをスマホで済ませることができるため、レジ待ちなどは減り、より多くのお客様に来店してもらうことが可能です。とくに忙しいピークタイムでも回転率をキープすることができるので、店舗の売上アップにもつながるといえるでしょう。

メリット②業務効率化と人手不足をカバーできる

モバイルオーダーシステムの導入は、店舗運営の効率化と人手不足のカバーにも効果的です。テイクアウトを行っている飲食店では、いままで利用客の注文を取り、レジで会計業務を行っていましたが、モバイルオーダーの導入により、これらの業務が自動化されます。
注文から決済までをお客様にセルフで行ってもらうことでレジ業務の負担が軽減され、その分、ほかの業務へ専念することができます。このようにモバイルオーダーシステムの導入は、飲食店の課題である人手不足のカバーと会計オペレーションの効率化とを図ることが可能となります。

メリット③非接触型のオペレーションの強化

最近では、ウイルスの感染リスクを抑えるため、外食を控える動きや現金への接触を避ける人が増えています。それに伴い、飲食店においても非接触型の店舗オペレーションの強化を図る店舗が増加しています。
モバイルオーダーシステムを導入した場合、決済はキャッシュレスでの事前払いとなるため、現金への接触を避けることが可能となります。非接触型の店内オペレーション強化を図ることができるため、コロナ対策に有効といえるでしょう。

次章からは、いよいよおすすめのモバイルオーダーシステムを3選ピックアップしてご紹介します。

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おすすめのモバイルオーダーシステム①USEN SelfOrder MOBILE


引用:USEN SelfOrder MOBILE


有線放送でおなじみの株式会社USENが提供する「USEN SelfOrder MOBILE」。同社が提供する飲食店の向けのタブレットPOSレジ「USENレジFOOD」のオプションとして利用できるモバイルオーダーシステムです。店舗へUSEN SelfOrder MOBILEを導入することで、店舗の人手不足や店内オペレーションの効率化を図ることができます。利用方法についてはお客様が来店後、店舗側が発行する注文用のQRコードをお客様のスマホで読み取り、表示された注文画面から料理を注文してもらう流れとなります。
またUSEN SelfOrder MOBILEは、USENシリーズの飲食店向けタブレットPOSレジ「USENレジFOOD」と連携しています。そのためこれまで以上に店舗の業務効率化を図ることができるでしょう。

≪おすすめポイント≫
・オーダー業務がなくなるため、人手不足の解消・回転率アップを図ることができる
・注文用の専用端末が不要となり、初期投資を抑えて導入できる
・小規模店舗でも気軽にセルフオーダーシステムを導入できる

おすすめのモバイルオーダーシステム②OkageGo


引用:Okageシリーズ公式サイト


次にご紹介するのがOkage株式会社が提供しているモバイルオーダー&ペイ「OkageGo」。お客様のスマホから注文・会計ができるモバイルオーダーシステムです。同社が展開するOkageシリーズでは、モバイル・セルフオーダーシステムのほか、スタッフオーダーやセルフレジといった飲食店向けのサービスを展開しています。

モバイルオーダー&ペイ「OkageGo」は、大きく店外版と店内版の2種類があります。店外版は、外出先からテイクアウトの予約やデリバリーオーダーを行い、店頭で商品を受け取るスタイルです。もう一つの店内版は、テーブルで直接スタッフを呼んでオーダーするかわりに利用客のスマホから商品を注文するスタイルになります。

またモバイルオーダー&ペイ「OkageGo」は、自社ホームページやSNSにリンクを貼り、販売促進できるという点も大きな特徴です。URL発行型の「OkageGo」は、自社のホームページやアプリ、オウンドメディア、SNS(Twitter・Facebook・LINE)、Googleマイビジネスなどにリンクを貼るだけで展開可能となり、販売促進につなげることができます。

≪おすすめポイント≫
・SNSや自社サイトのリンクを貼り、販売促進につなげることが可能
・店内オペレーションを効率化できる

おすすめのモバイルオーダーシステム③ユビレジQRオーダー


引用:ユビレジ公式サイト


iPadレジとして人気の高いタブレットPOS「ユビレジ」と併せて利用できる「ユビレジQRオーダー」もおススメのモバイルオーダーシステムの一つです。ユビレジQRオーダーは、ユビレジシリーズの「ユビレジハンディ」とセットで使用できる対人非接触型のセルフオーダーシステムになります。利用方法は、ユビレジハンディより出力された専用のQRコードをお客様のスマホで読み取り、オーダー画面から直接注文する流れとなります。さらにそのデータは、厨房のキッチンプリンタへ送信されるので、ホールスタッフがオーダーを取る時間が削減でき、スタッフはその分他の業務に専念することができます。これによりサービスの向上はもちろん、人件費・採用費の削減にもつなげることができます。

≪おすすめポイント≫
・低コストで導入できる
・店舗の利益率を向上することができる

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まとめ

今回は、今話題のモバイルオーダーシステムのメリットや開店ポータルBizがおすすめする3社のモバイルオーダーシステムをご紹介しました。現在多くの飲食店では、新型コロナウイルスなどの影響もあり、新たな注文方法の導入を検討している店舗が増えています。モバイルオーダーであれば、導入コストも低く、人手不足の解消や非接触型の店内オペレーションの強化に役立つため、どの店舗も気軽に取り入れることができる対策の一つといえるでしょう。人手不足やコロナ対策でお悩みの方は、ぜひモバイルオーダーシステムの導入を視野に入れてみてはいかがでしょうか。


 
開店ポータル編集部
2020/12/04