IT・ネット環境

グルメサイトの予約システムを一元管理!集客・売上・顧客満足度をアップさせる「ebica(エビカ)」の仕組み

開店ポータル編集部
2019/11/28
 近年、飲食店では予約をグルメサイトから受け付けるケースが増えています。利便性の高さからお客さま満足度は上がりますが、一方で飲食店は複数のグルメサイトを管理しなければならなくなりました。また、インターネットを通した予約以外にも店頭や電話といった従来の予約管理も必要です。

 本記事では、さまざまな媒体からの予約を一括で管理できる予約台帳システムebica(エビカ)についてご説明します。

複数のグルメサイトに登録するのはなぜ?

 飲食店にとって、グルメサイトの予約サービスは顧客獲得のためになくてはならないツールです。グルメサイトにはそれぞれに特色があるので、ユーザー層も異なります。
 飲食業界は競争の激しい世界です。そこで生き残り、繁盛店となるには「ターゲットとなるユーザーが集まるいくつかのグルメサイトに登録して、より多くの人にお店の情報を届けること」が必須となっています。

★お店にあったグルメサイトを見つけたい方はこちらの記事もおすすめ★
飲食店集客に役立つ「グルメサイト」17選比較!

懸念

 予約の間口が広がることで、お店にとってはややめんどうな業務が発生します。それが、それぞれのサイトに入った予約を管理する「予約管理業務」です。すでに満席なのに、予約を受けてしまい、お客さまにお断りの連絡をしなければならない…なんてことも。そうなってしまっては、一度は「このお店に行きたい」と思ってくれたお客さまをがっかりさせるだけでなく、お店にマイナスイメージを持たせてしまうでしょう。
 この懸念を未然に防ぐには、多方面から入る予約状況を一元管理できるサービスの導入が有効です。

予約状況を一元管理できる予約台帳システム


 営業や仕込みで忙しいときにグルメサイトを一つひとつチェックするのはめんどうですよね。そこで登場するのが、「ebica(エビカ)」です。ebicaは、複数のグルメサイトの情報を連携させて、一元管理できる優れもの。さらに、予約台帳としての機能があるため、「お客さまの過去の来店日」や「来店回数」、「顧客情報」をオンライン上で管理することもできます。

 従来の紙台帳に比べて、情報を簡単に確認できるため、予約管理にかかる手間やコストを大幅に減らせることは言うまでもありません。加えて、業務効率はあがり、オペレーションのクオリティも高められるため、お客さま満足度の向上にも繋がります。複数のグルメサイトに登録している飲食店であれば、導入を検討したいサービスです。
 

ebicaの主な6つの機能

 では、具体的にどのような機能があるのでしょうか。
 主な機能6つを見ていきましょう。

①予約者情報のピックアップ

 過去に予約したことのある方から電話予約が来た場合、ナンバーディスプレイによって氏名や電話番号が予約台帳に表示されます。
 入力や探す手間がないため、案内もスムーズに。接客サービスの向上が期待できます。

 ナンバーディスプレイで表示されなかった場合でも、姓を入力すれば過去予約者から候補を自動でリストアップ。来店回数や案内上の注意などを一目で確認できます。手書き入力対応なので、機械の操作が不慣れな方でも扱いやすくて安心です。

②予約情報の一括管理

 複数のグルメサイトに登録している場合、通常であれば予約が入るたびに各サイトの空席数をそれぞれ手入力で更新しなければなりません。しかし、ebicaでは予約情報や残席情報を自動で連携してくれるため、すべてのグルメサイトを一括で管理することができます。

 たとえば、総席数が20のお店の場合、ひとつのグルメサイトから予約が入って残席が10になると、他のグルメサイトの残席数も自動で10に変更されます。店頭や電話で予約を受けた場合も、ebicaに入力しておけばグルメサイトに自動で反映されます。

 変更やキャンセルなどもおこなえるので、予約管理にかかる工数が大幅に削減。ダブルブッキング防止にも繋がります。

③オリジナルフォームの設置

 お店のホームページやSNSにオリジナルの予約フォームを設置できます。フォームは空席検索、条件検索、プラン検索型の3種類。海外からのお客さま向けに英語と中国語にも対応しているので、インバウンド集客もばっちりです。

 予約時は喫煙や禁煙、テーブルやカウンター、個室など席種も選択可能。満席の場合でも、予約可能な条件があれば、自動で検索、提案をしてくれます。それでも満席の時には、空きのあるグループ内の他店を案内。予約希望のお客さまをできるだけとりこぼさないサポートが充実しています。
 電話からの予約の場合でも、「予約センター」という機能を使えば即座に他店の空き状況を確認、案内ができるのもebicaならではのサービスです。

④POS連携機能

 POS連携機能を使えば、オーダー取得や会計履歴などからお客さまの着席情報や退席情報をebicaに自動で反映することも。そのため、リアルタイムで正確な空席数を把握でき、効率的にお客さまを呼び込めます。

 お客さまがどのような料理を注文して、どれくらいの金額を使ったかなどの記録を残すことができるので、過去のデータを参考にしながらおすすめのメニューを提案できます。ワンランク上のおもてなしで、お客さま満足度の向上に繋がります。

⑤ダッシュボード機能

 ダッシュボード機能では、予約観点での売上分析が簡単におこなえます。
・予約と売り上げの分析
・予約の流入経路分析
・回転数分析
・来店頻度分析

 主に上の4つの分析が可能で、予約による売上の推移はもちろん、予約の多い媒体、少ない媒体などを把握できます。
 この分析をもとに、売上向上施策や登録しているグルメサイトの見直しを図ることもできます。

⑥セキュリティ&サポート体制

 個人情報を扱う予約台帳ですが、セキュリティやサポート体制が万全に整っているため安心して利用できます。
 さらにはebicaにアクセスできる端末や店舗、人を限定することもできるため、外部からの不正アクセスや漏えいを防ぐことも。また、アクセスする人によって、情報の公開範囲を変更することも可能です。

 データのバックアップやサポートコールセンターの設置で、急な不具合にもっしっかりと対応してくれます。万が一ebicaが開けなくなったときには、当日~14日間分の予約を予約リスト.comから確認できます。

予約管理の仕組み



 グルメサイトなどからWEB予約が入った場合の流れは以下です。

① グルメサイトから予約が入ると「新着予約」通知が入る
②「未対応リスト」から内容を確認
③予約帯情報が自動で作成される
④各グルメサイトから空き座席数情報が自動で書き換えられる


 このほかでお店に直接電話予約が入った場合は、ebicaに手入力するだけ。座席ごとに予約の入り具合がわかるので、空き状況の確認も一目瞭然です。予約人数・時間の急な変更も、ebica上で管理できます。

対応しているグルメサイト

 主要グルメサイトを含む13サイトに対応しています。

★お店にあったグルメサイトを見つけたい方はこちらの記事もおすすめ★
飲食店集客に役立つ「グルメサイト」17選比較!


利用料金

 さて、気になる利用料金ですが、以下のようになっています。
 10店舗以上を抱える場合には、利用料金がお得になります。

導入にお悩みの方は開店ポータルBizまで【ご相談無料】


 このほかにも、予約者に予約確定や直前のお知らせメッセージを配信できたりと、うれしい機能が充実しています。居酒屋やビストロ、バルなどどんな業態であっても、効率的な予約環境を簡単に作れるのがebicaの強みです。

 さまざまなグルメサイトを介したインターネット予約が急増しているいま、飲食店では「業務効率の改善」「オペレーションのクオリティ向上」「お客さま満足度向上」に目を向けることがより大切になっています。ebicaを上手に利用して、繁盛店を目指しましょう。

 開店ポータルBizでは、予約台帳「ebica(エビカ)」についてのご相談を無料で承っております。下記のフォームからお気軽にご連絡ください。
開店ポータル編集部
2019/11/28