IT・ネット環境

飲食店用Wi-Fiルーターの正しい選び方とは?ネット環境改善で集客UP!

開店ポータル編集部
2018/12/19
 飲食に訪れたお客様から「お店のフリーWi-Fiを使うとインターネットがつながりにくい!」と相談されたことはありませんか?いまや飲食店において、Wi-Fiサービスは必要不可欠。つながりにくい原因は、Wi-Fiルーターにあるかもしれません。来店客も従業員も店内で快適にインターネットを使用するために必要なWi-Fiルーターの選び方を紹介します。

Wi-Fiルーターはどれも同じ?

 「Wi-Fiルーターのことはよくわからないし、どれも同じ」と考えていませんか?プロバイダ契約のさいに、業者に勧められたWi-Fiルーターをそのまま使っているケースも多いでしょう。
 飲食店用Wi-Fiルーターは、飲食店従業員が仕事で使用するという目的に加えて、来店客にフリーWi-Fiを提供するという2つの目的で使用します。ですから、家庭用Wi-Fiルーターとは違い、PCやスマートフォンなど同時に多くの機器から接続しても、安定して使える専用のWi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターのスペックが低かった場合、通信速度が低下し、快適なネット環境が維持できなくなるという事態になりかねません。
 では、どのような基準でWi-Fiルーターを選ぶとよいのでしょうか。

店舗内で使用するWi-Fiルーターの選び方

 飲食店で使用するWi-Fiルーターを選ぶポイントは以下の4つです。
①Wi-Fiルーターの規格
②ストリーム数
③同時に接続できる台数
④安全性


 

①Wi-Fiルーターの規格

 Wi-Fiルーターは、規格によって通信速度や周波数帯が変わります。規格とは、ルーターの商品説明の枠に記載されている「IEEE」からはじまる記号のこと。
 「IEEE802.11」は、無線Wi-Fiの国際的な規格基準です。記号をよく見ると、その後に、「a」「b」といったアルファベットが記載されています。このアルファベットによって、通信速度周波数帯に違いがあります。
 以下は規格の種類と通信速度をまとめたものです。
 
規格 通信速度 周波数
IEEE802.11ad 6.7Gbps 60GHz
IEEE802.11ac 6.7Gbps 5GHz
IEEE802.11a 54Mbp 5GHz
IEEE802.11b 11Mbps 2.4GHz
IEEE802.11n 600Mbps 2.4GHz/ 5GHz
 規格の通信速度を確認すると、「IEEE802.11ad」または「IEEE802.11ac」が速いことがわかります。ただ、この規格に対応しているPCやスマートフォンでないと使えないこともあるので注意してください。
 「IEEE802.11ad」と「IEEE802.11ac」は、通信速度はほぼ同じですが、周波数は違います。60GHzは、狭い範囲での高速通信に適しています。一方、5GHzは、障害物に弱いものの電波干渉が少ないなどの特徴があります。店舗で使用する場合、通信速度なども考えると、規格は「IEEE802.11ad」または、「IEEE802.11ac」がベストです

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②ストリーム数

 ストリーム数とは、Wi-Fiルーターに設置されているアンテナの数のこと。
 パッケージなどに記載されている4×4や3×3の表示です。4×4と書かれていた場合、送信用アンテナが4本、受信用アンテナが4本あるという意味です。アンテナ数が多いほど、通信速度が向上し、複数の機器を同時に接続しても通信環境が安定します。なお、アンテナ数が多いほど、ルーターの価格は高くなります。
 

③同時に何台利用できるか

 同時に複数の機器を接続することが想定される飲食店では、同時に何台利用できるかが重要です。
 複数の機器を同時に接続しても通信速度が落ちないように、客席数など店舗の規模に合わせて選びましょう。複数の機器を同時に接続し、通信速度が落ちない基準は、Wi-Fiによって異なります。50台同時接続が可能なものから、200台以上同時接続が可能なものまでありますが、初期費用や月額使用料は同じではありません。店舗の席数が30席だった場合、200台以上同時に接続する必要はありません。
 以下は参考までに、飲食店向けに一般的に利用されているWi-Fiと同時接続可能な席数をまとめたものです。
名称 初期費用/月額費用 同時接続台数
ギガらくWi-Fi 無料/3,300円 50台
Wi2 300 29,800円/500円 50台
FREESPOT 端末代23,800円/ 200台~

 

④安全性

 通信内容の盗聴が問題となっている今、店内で安全にインターネットを利用していただくためにも、最新のセキュリティ機能を搭載しているWi-Fiルーターが安心です。
 以下は、Wi-Fiルーターに搭載されているセキュリティ規格についてまとめたものです。
名称 特徴
WPA3 2018年に設計。パスワード類推攻撃に関する防御力が高く、最も安全性が高い。
WPA2 WPAと同じ仕様だが、通信内容を暗号化(AES)し、より安全性を高めている。
WPA 2002年に設計。WEP暗号化方式の脆弱性をカバーし、通信中に暗号化したデータ等が盗まれない仕様となっている。
 安全性に関しては、2018年現在、WPA3が最も高いと言われていますが、販売されているWi-Fiは、WPA2規格が主流です。

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あると便利な店舗向けWi-Fiルーター機能

・ビームフォーミング
 Wi-Fiルーターを設置している場所によって、店舗内で、電波が届きにくい席が出てきます。ビームフォーミング対応のルーターであれば、広い範囲に電波を安定して届けることが可能です。

・省エネ設計

 ルーター使用時の消費電力を低減するため、電気代の節約になります。

・災害時の通信環境提供

 災害が発生した場合、回線が混雑し、つながりにくくなるというトラブルが発生する恐れがあります、災害時でも通信環境を提供できる機能が搭載されているタイプもあります。

店舗のWi-Fiルーターを確認しよう

 店舗の広さやピークタイムの客数などから、必要なWi-Fiルーターの機能を考え、現在使用しているWi-Fiルーターが適切であるかどうか確認しましょう。
 開店ポータルではお店に最適なWi-Fiをご提案しています。Wi-Fiを導入したい方、料金や機器を見直したい方は、お気軽にお問い合わせください!
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開店ポータル編集部
2018/12/19