IT・ネット環境

回線事業者とプロバイダを一体化「光コラボ」の仕組みや乗り換え時の注意点とは?

開店ポータル編集部
2020/06/22
 一般家庭や企業・店舗でインターネットを利用する際に欠かせないのが、光回線。最近では、光回線とプロバイダを一体化した「光コラボレーション」(以下:光コラボ)というサービスが登場しています。

 光コラボに乗り換えると、光回線よりお得にインターネットが使えるだけでなく、各社が提供するさまざまなサービスを受けられます。本記事では、光コラボの仕組みや乗り換えるメリット、契約時に注意しておきたいポイントをまとめました。

回線事業者とプロバイダを一体化した「光コラボ」って、どんなサービス? 


 インターネットの利用を開始するには、「光回線事業者」と「プロバイダ」の2者と、それぞれ契約しなければなりません。
 光回線事業者とは、インターネットに接続するための光回線を提供する事業者。対してプロバイダは、ユーザーがインターネットに接続するためのサービスを提供する事業者です。

 これから紹介する「光コラボ」(正式名:光コラボレーションモデル)とは、光回線とプロバイダを一体化したもの。NTTが提供するフレッツ光回線を、ほかの事業者が間に入って自社ブランドとして提供するサービスです。

事業者と消費者、双方にメリットがある光コラボの仕組み

 従来、インターネットや光電話を利用するさいは、NTT東日本・西日本と直接契約していました。しかし光コラボでは、NTTと消費者の間に、次のような会社(光コラボ事業者)が介入します。

・ドコモやソフトバンクなどの大手スマートフォンキャリア
・BIGLOBE、So-net、@niftyなどのプロバイダ会社
・TSUTAYAなど、通信業界以外から参入した会社


 上記のような光コラボ事業者は、NTTの光回線に自社のさまざまなサービスを付加し、自社の光回線として販売します。そうすることで、NTT、光コラボ事業者、消費者の3者は次のようなメリットを得られるのです。

▼NTT▼

光コラボ事業者に回線を提供して運用を任せてしまうため、営業やサポート対応などにかかる手間や経費をカットできる。また、自社で営業・販促活動をしなくても利用者を増やすことができる

▼光コラボ事業者▼

自社で光回線を用意せずに光回線サービスを提供でき、また、自社ならではのサービスを充実させることで利用者を多く獲得できる

▼消費者▼

光回線の選択肢が増え、自分にあった光回線を選べるようになる。光コラボ事業者によって異なる+アルファのサービス(スマホとのセット割引など)を受けられる

「フレッツ光」から「光コラボ」に乗り替えるメリットとは?

 従来の光回線(フレッツ光)から光コラボに乗り換えるさいは、フレッツ光の回線をそのまま使うことができます。新たに工事をする必要がない(契約プランの内容によっては工事が必要になる)だけでなく、回線の速度や安定性も保たれます。
 では、光コラボに切り替えると、どんなメリットがあるのでしょうか。

①光コラボ事業者独自のサービスを受けられる

 光コラボ事業者はそれぞれ、光回線サービスに加え、自社ならではの+アルファのサービスを提供しています。

 たとえば、『ドコモ光』の場合、ドコモユーザーのスマホ料金が月々100円~3,500円安くなる「ドコモ光セット割」、ドコモ光の契約更新のたびにdポイントをプレゼントする「ドコモ光更新ありがとうポイント」などのサービスがあります。

②フレッツ光より月額料金が安い

 光コラボでは、フレッツ光と比較すると月額料金が安くなりやすいです。
光コラボ(ここでは『ドコモ光』)の月額料金と、NTT東日本のフレッツ光の月額料金を、2年間の定期契約ありにした場合で比較してみます。


 料金プランや割引の内容によって異なりますが、戸建て・集合住宅のいずれも、光コラボに切り替えることで500~1,000円ほど月額料金が安くなります。光コラボでは事業者それぞれのサービスも付加されるため、さらにお得に利用できる場合もあるでしょう。

③問い合わせ窓口や請求元がひとつになる

 従来の光回線では、フレッツ光とプロバイダを別々に契約しなければならず、トラブルが起きたときにどこに問い合わせればいいか分からないということがありました。光回線の利用料はNTTから、プロバイダ利用料はプロバイダからと、料金の請求も別々に来るので複雑です。

 しかし光コラボに乗り替える(光回線とプロバイダを一体化する)ことで、契約先は光コラボ事業者となります。トラブルの際の問い合わせ先や、月額料金の請求元が一本化されるので、迷うことがなくなります。

④フレッツ光の解約料がほぼかからない

 光コラボに乗り替えるさいは、フレッツ光の光回線をそのまま使えるため解約料がかかりません。転用の手続きをするだけで、工事なしで使用を開始できます。フレッツ光の初期工事費を分割払いしている途中で光コラボに切り替えても、残りの工事費は請求されません。

 ただし、光コラボへの転用時に事務手数料や契約料がかかる場合や、光コラボ事業者や契約内容によっては工事費がかかったり、フレッツ光の工事費の残高を請求される場合もあります。この点には注意しておきましょう。

「フレッツ光」から「光コラボ」への乗り換え時に知っておきたいポイント

 月額料金が安くなる、各社のサービスを受けられるなど、メリットの多い光コラボ。しかし、光コラボに乗り換えるさいは、次のポイントを押さえておきましょう。

①光コラボからフレッツ光に戻すのが難しい

 フレッツ光から光コラボに乗り替えると、ふたたびフレッツ光に戻すのは簡単ではありません。光コラボを解約したあとで、改めてフレッツ光を契約し直す必要があるからです。

 契約期間の縛りがあるプランで光コラボを契約した場合、更新月以外に解約すると解約金を請求されてしまいます。また、初期工事が必要なプランを契約し、工事費を分割払いしていた場合は、残額を一括請求される場合もあります。

 解約に多額の費用がかかるなど、一度契約すると解約が難しいケースもあるため、自分に合った長く付き合える光コラボ事業者を探しましょう。
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②料金体系が複雑になる可能性がある

 光コラボ事業者によっては、キャッシュバックを受ける代わりにオプションへの加入が必要になる場合もあります。料金プランや契約期間の縛りが複雑になり、フレッツ光よりも料金体系が分かりにくくなるケースもあります。

③すみやかなトラブル対応が難しい事業者もいる

 フレッツ光では問い合わせ先がNTTなので、コールセンターが充実しており、急なトラブルの際もすぐに対応してもらえる場合が多いです。
 しかし光コラボでは、回線にトラブルがあった場合などは、NTTではなく光コラボ事業者各社に問い合わせることになります。事業者によっては土日に営業していなかったり、なかなか電話がつながらなかったりして、急いでいるときにすぐに対応してもらえない場合もあります。
 コールセンターなどのトラブル対応窓口が充実しているかを確認し、万が一の場合すみやかに対応してくれそうな事業者を選ぶようにしましょう。


【関連記事】プロバイダ(ISP)って何?回線の選び方は?光コラボがお得な理由とは

失敗しない光コラボの選び方とは?


 2020年6月現在、全国には1,000社以上の光回線事業者がいます。「自分に合った事業者と契約したい」と思っても、実際、どこを選べばいいのか分かりませんよね。そこでおすすめしたいのが、現在使っているスマートフォンに応じて光コラボ事業者を選ぶことです。

『ドコモ光』…ドコモユーザーにおすすめ
『ソフトバンク光』…ソフトバンクユーザーにおすすめ
『BIGLOBE光』…auユーザーにおすすめ


 これらは、スマートフォンとのセット割引があり、月々のスマホ料金が安くなります。迷ったときは、使っているスマートフォンとのセット割がある光コラボを選ぶと失敗しにくいでしょう。

 大手3社以外の格安スマホを使っている方は、スマートフォンの提供会社が光回線サービスを提供していないか調べてみましょう。たとえばOCNモバイルONEを使っている場合、『OCN光』を契約すると「OCN光モバイル割」の対象となり、月々のスマホ利用料が200円安くなります。
 また、BIGLOBEモバイルを使っている場合、『BIGLOBE光』を契約すると「光☆SIMセット割」の対象となり、スマホの月額利用料が毎月300円安くなりますよ。
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 光回線とプロバイダを一体化することで、お得な料金体系や、プラスアルファのサービスを実現した光コラボ。快適にインターネットの利用を開始するために、いまや欠かせない存在です。長く付き合える光コラボ事業者を選べば、月額料金が今より安くなるだけでなく、スマホとのセット割引などお得なサービスを使うこともできます。

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