集客方法・HP制作

繁盛店づくりの第一歩!~エリアマーケティングを取り入れよう~

開店ポータル編集部
2018/08/22
 
 開店から3年以内で約7割が閉店してしまうといわれている飲食店。さまざまな苦労を経てお店を手に入れたのですから、できるだけ長くお店を続けて、繁盛店へと成長させたいですよね。あなたのお店で提供している料理の味付けはどのように決めたのですか?ただ“自信があるから!”という理由だけで、看板メニューを選んでいませんか?個性を打ち出しすぎて、独りよがりの味付けになっていませんか?ドキっとした方もいるかもしれません。そんな方にぜひ知ってほしいのが、今回取り上げるエリアマーケティングという考え方です。難しい話ではありませんよ、ご安心ください。

エリアマーケティングとは?


 エリアマーケティングとは、簡単に言えば「地域の特性に合った経営戦略」のことです。

 わかりやすく、味付けを例に挙げてみましょう。地域によって味の好みが違うのは有名な話ですよね。たとえば、たこ焼きをソースで食べる大阪と醤油で食べる兵庫。ラーメンであれば北海道は味噌スープが好まれるのに対して九州ではとんこつスープが人気です。

 また、同じコンビニであっても販売しているおでんの出汁には、その地域に住んでいる人の好みによって特性があります。飲食店の場合は、地域の特性に加えて、周辺に住んでいるのが若者なのか高齢者なのか、ファミリーが多いのか単身者が多いのか、それによって求められるニーズは異なってきます。

 エリアマーケティングは、そのエリアやそこに住む人びとの特性をよく知ることで、料理やサービスを適したものにし、効率的な集客に役立てていこうという考え方です

エリアマーケティングはなぜ必要なのか

 そもそも、エリアマーケティングはなぜ必要とされるのでしょうか。それはお店を利用する人が、いつ、どこで、誰が、どの位の頻度で利用するのかを予想するためです。エリアマーケティングを行うことは、最寄り駅からの道のり、商業ビルや家屋の密集具合、競合店の数や位置を把握することにも繋がるのです。

 例えば飲食店を開業しようとして、坪数、家賃、最寄り駅からの距離がいずれも殆ど同じ物件を見つけたとします。この場合は周りに障害となるものが無かったり、人通りが多かったり、ターゲット層が住んでいるエリアの方が、お店側としては好条件ですよね。エリアマーケティングでは、飲食店開業において必要な情報を細かく正確に、分析・把握することが出来ます。
 

エリアマーケティングの手順

1.商圏距離を決める
 まずは商圏を設定しましょう。商圏とは簡単に説明すると”お客様が来店してくれそうな範囲”のことです。駅の近く、大通りに面しているなど交通アクセスを踏まえたうえで距離を決めましょう。市街地の場合は、商圏距離を半径500m、郊外では5kmとするケースも。ひとつの例として目安にしてください。商圏にも細かな区分はありますが、まずはお客様がお店に足を運んでくれそうな距離と考えましょう。

2.地域の情報を調べる

 商圏距離が決まったら、その商圏で、どのような人が活動しているかを調べます。ここでおすすめなのが、地域の情報を調べられるシステム「地図で見る統計(jSTAT MAP)」。このシステムは政府統計データのポータルサイト「e-Stat 政府統計の総合窓口」で提供しているサービスです。地域の情報を調べる時には、ぜひチェックしてみてくださいね。

 利用方法はアカウント登録をし、商圏などの情報を入力するだけ。
そうすることで、下記の情報をグラフや表で詳しく調べることができます。
・世帯総数
・年代別の人口
・男女別の人口
・従業者数
・人口・世帯数増減
・人口密度


更にエリアマーケティングでは
・市場規模
・需要特性
・価値観
・歴史
・風土
・情報伝達のスピード

なども調査項目とされています。ただ、これら全てを調査するのは難しいですよね。まずは簡単にできる項目からおこないましょう。
 

3.戦略を立てる

 続いて、ここまでの情報を元に、経営戦略を立てましょう。

 たとえば10代、20代が多ければ若者向けのメニューづくりを、60代以降が多いのであれば体に優しい料理が求められることも。コンセプトはどのようなものが適しているか。どのような内装が好まれるのか。大衆店なのか高級志向の店舗なのかなど、集めた情報からさまざまな戦略を練っていきましょう。
 ですが、難しく考えすぎては先に進めません。まずは、簡単に始められるものから試していきましょう。
※例※
・学生が多い地域

 →学割プランを提供
・女性が多い地域
 →フォトジェニックな料理を提供
・ファミリー層が多い地域
 →子供と一緒に楽しめる店をアピール
・高齢者が多い
 →バリアフリーの店をアピール

 このほかにも、犬を飼っている住人が多ければ、ペット同伴可にするなども選択肢に入りますよね。ぜひ参考にしてみてください。
 

4.戦略をもとに集客の工夫を

 戦略を練り実行した後は、集客の工夫をしましょう。まずはターゲット層に対し、自分のお店を知ってもらうことから始めます。地域住人に伝えるならばチラシの配布がベターです。
チラシ配布の方法は
・ポスティング
・新聞折込
・DM委託

などがあげられます。
 

5.結果を確認・分析

 調査し、戦略を実行するだけでは、少しもの足りません。結果を確認するまでがエリアマーケティングです。「しっかり考えて実行したけど上手くいかなかった…」ということもあるでしょう。しかし、そこで終わらせてはいけません。マイナスの結果が出たとしても、それを分析することで、今後の経営に役立てることができます。

 たとえば折込チラシを使ってターゲット層にアピールをした場合、当日限り利用可能なクーポンをチラシに付けたら150枚中、50枚回収できたという結果になったとします。ここで一番重要なのはその日の売上金額ではなく、チラシを見て足を運んでくれたお客様の数です。回収できた枚数が多ければ多いほど、お店が考えるお客さまのニーズと実際のニーズが一致したことになります。この場合、チラシを手にした3分の1ものお客様が来店してくれたわけですから、エリアマーケティングは成功したといえます。逆にほとんどクーポンを回収できなかったり、効果が得られなかった場合は、情報の見直しや戦略の練り直しを行いましょう。


長く親しまれるお店になるために、効率的な集客を


 飲食店は「味で勝負!」と考えている方も多いと思いますが、まずは来店してもらわないことには始まりません。もちろん、料理の味は大切です。おいしくなければお客様は遠のいてしまう一方でしょう。しかし、いくら味に自信があっても、その味を求めるお客様がその地域にいなければ、繁盛店を目指すのは厳しい場合もあるのです。

 開店から3年以内で約7割が閉店してしまうといわれている飲食店ですが、生き残る3割となるためには、そのエリアやそこに住む人びとの特性をよく知ったうえで、効率的な集客をすることが大切です。長く親しまれるお店になるためにも、エリアマーケティングという考え方を取り入れていきましょう。

 

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2018/08/22