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飲食店 最新決済方法「QRコード決済(スマホ決済)」って一体なに?

開店ポータル編集部
2019/09/12
 外国人観光客の増加や2020年の東京オリンピックの開催によって、重要となってくるキャッシュレス決済
 
 キャッシュレス決済とは、キャッシュ(現金)を使用しない支払い方法のことです。クレジットカードや電子マネー、ICカードなどがこれにあてはまります。
 そして、最近よく耳にするのが、QRコード決済です。QRの読み取りだけで決済を完了できる手軽さが特徴で、導入を進める飲食店が増えています。

 本記事では、利用率の高いQRコード決済サービスや導入方法などについてご説明します。まだ導入していないお店は、ぜひ参考にしてみてください。

急増しているQRコード決済利用者

  決済方法が多様化してキャッシュレス化が進む現在でも、日本で最も多く利用されている決済方法は現金です。そしてそれに次いで、クレジットカードとなっています。「QRコード決済、スマホ決済という名前は聞いたことがあるけれど、よく知らない」という声が多く、QRコード決済をおこなう人の割合はまだ現金やクレジットカード派には及びません。

 しかし、「QRコード決済を利用することでポイントとして還元される」など、お得なキャンペーンの実施が多いこともあり、利用者数は徐々に増えているのも現状です。
 また、イトーヨーカドー(約150店舗)やヨークマート(約80店舗)など大手スーパーを運営する株式会社イトーヨーカ堂が、2019年9月1日からQRコード決済の導入を行いました。これを皮切りに、QRコード決済を導入する大手企業が続々と増加していくことが予想されます。

 では、QRコード決済とは、いったいどのような決済方法なのでしょうか。

「QRコード決済」とは?


 QRコード決済とは、スマートフォンでお店のQRコードを読み取るもしくは、お店の人(読み取り機)にQRコードを読み取ってもらうことで決済を完了できる決済サービスです。

 ユーザーのスマートフォン店舗専用のQRコードもしくは読み取り機で簡単に決済を行えるため、従来の会計をより簡易に済ませることができます。

飲食店での利用率が高いQRコード決済サービスとその特徴

 飲食店では、どの決済サービスがよく利用されているのでしょうか。

 現在日本で利用率が高いのは、楽天ペイPay PayLINE Payの3つです。

 どれも、飲食店をはじめ、コンビニやドラッグストア、アパレルショップ、家電量販店などで広く導入されています。

 それぞれの特徴を見ていきましょう。

■楽天ペイ


楽天ペイ公式HP:
https://pay.rakuten.co.jp/detail/?l-id=second_view_detail_top


 楽天株式会社が2018年10月27日にサービスを開始した楽天ペイ。ユーザーは支払い金額に応じて、楽天スーパーポイントを貯められるのが特徴です。

 導入費が無料となっているため、負担なく利用開始できるというメリットがあります。特別に機器を用意する必要はないので、維持費の負担もありません。決済手数料は3.24%です。

 また、楽天ペイは口座を楽天銀行にすることで、振込手数料無料・売上翌日に自動入金が可能です。それ以外の金融機関の場合は、入金依頼をおこなえば210円の手数料で翌営業日に入金されます。

 楽天ペイは、QRコードを読み込むアプリ決済以外にもクレジット決済、電子マネー決済といった決済方法もあります。

■PayPay


Pay Pay公式HP:https://paypay.ne.jp

 Pay Payは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合同会社・PayPay株式会社が提供しているサービスです。100億円キャンペーンや、ポイント還元をおこなうワクワクペイペイなど、お得なキャンペーンの実施で注目されています

 初期導入費、決済システム利用料、入金手数料が無料となっており、負担なくはじめられます。
 ただし無料の対象となるのは、お客様にQRコードを読み取ってもらう支払いの場合のみで、決済システム利用料は2021年9月30日までと期間が定められています。また、入金手数料の無料期間は現段階では2020年6月30日までですが、ジャパネット銀行利用なら永年です。

 入金のタイミングは、ジャパネット銀行は月末の締め日の翌日、その他の金融機関であれば翌々営業日となっています。累計決済金額が10,000円以上の場合は、締め日に関係なく入金してもらうことが可能です。

■LINE Pay


LINE Pay公式HP:
https://pay.line.me/jp/intro?locale=ja_JP

 LINE Payは、コミュニケーションアプリLINEを利用した、QRコード決済のサービスです。LINEユーザーならすぐに利用できるため、はじめやすいのが特徴です。

 LINE  Payには、据置端末、プリントQR、店舗用アプリ、StarPay端末、POS、オンライン決済といった6つの決済方式があります。決済手数料や導入費用、月額費用がそれぞれ異なるので、予算やお店のスタイルにあわせて選べます。

 入金は、翌月末となっています。ただし、申請をすれば基本的に申請日の翌営業日までに入金を完了してもらえます。一回につき240円の手数料がかかりますが、売上金がすぐに手元に欲しい時にはおすすめです。

 現在、据置端末、プリントQR、店舗用アプリを利用し、事業者規模の条件を満たしていれば、2021年7月31日まで決済手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。

楽天ペイ・Pay Pay・LINE Pay それぞれの導入方法


 それぞれのQRコード決済がどのようなサービスかわかったところで、次は導入手順についてご説明します。

■楽天ペイ

 楽天ペイの公式HPにある申し込みフォームから簡単に申し込みができます。

 入力情報をもとに審査が行われ、問題なく通れば専用アプリをインストールして利用開始です。
 なお、クレジット決済や電子マネーにも対応させる場合は、カードリーダーの購入が必要となります。

■Pay Pay

 公式HPの専用フォームで必要事項を入力して送信後、申し込み案内メールの入力を済ませれば申し込みが完了となります。

 その際には審査書類が必要となるため、事前に準備しておきましょう。無事に審査が通ればPayPayコードキットが届くので、初期設定を済ませて店頭に設置したら準備完了。申し込みから約一週間で利用できます。

■LINE Pay

 LINE Pay公式HPの加盟店申請フォームより、申し込み情報の記入と必要書類を提出のうえ申請をします。

 審査を通過して申請が承認されたら、マイページ画面からログイン。決済システムの接続を完了させて利用開始となります。

決済方法の対応の幅を広げよう


 サービスによって多少の違いはあるものの、QRコード決済は思い立ったらすぐに導入できるものばかりです。

 これからさらに需要が高まっていくことが予想されるQRコード決済。2020年に開催される東京オリンピック時には、キャッシュレスに慣れた訪日外国人客の増加が予想されます。様々な決済方法に対応できるように、いま話題のQRコード決済を導入して体制を整えておきましょう。

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開店ポータル編集部
2019/09/12