物件探し

飲食店物件探しに必要なのは「積極的な情報収集」と「少しの妥協」?

開店ポータル編集部
2019/07/10
 飲食店を開業するとき、多くの人が苦労するといわれている物件探し。理想にあった良い物件を見つけるためには、時間をかけてじっくりと探すことが大切です。物件はお店の将来を決める重要なもの。一年くらいの期間を費やすつもりで臨みましょう。

 本記事では物件探しの流れや、その際のコツや注意点ついてご説明します。開業するときの参考にしてみてください。

良い物件探しをするコツは“情報収集”にあり!


 良い物件を見つけるには、できるだけ多くの情報を集めることが大切です。たくさんの情報に触れれば、それだけ良い物件を見つけられる確率が高まります。

 しかし自分の力だけで集めるのには限界があります。
 そこで、インターネットや不動産会社の利用や、オーナーや管理会社への問い合わせ、飲食業界の知人に相談などをして、情報収集していきましょう。

物件探しの基本的な流れを知ろう

 物件探しをする際の大まかな流れは以下の通りです。

1. 条件リストを作成する
2.情報収集を積極的におこなう
3.複数の不動産会社から情報をもらう
4.人脈を頼りに紹介をもらう
5.検討理由は素早く明確に伝える


 上記5つを順にみていきましょう。
 

1.条件リストを作成する


 まずは、物件に求める条件をリストアップしましょう。しかし、その条件にぴったり当てはまる物件を見つけるのはとても難しいです。

 そのためリストアップした項目のなかでも、絶対に譲れないものと妥協可能なものはどれなのか。また、どの程度まで妥協できるのかなどを自分の中ではっきりさせておくことが大切です。

 たくさん物件を見ていくうちに迷ってしまい、当初の希望とは違う物件に決めて後悔するケースもあります。しっかりと優先順位をつけておくことで、ぶれずに物件探しをすることができます。
 

2.情報収集を積極的におこなう


 次は情報収集です。インターネットの情報サイトで検索したり不動産会社に足を運んだりと、方法はさまざま。
 不動産会社に紹介を依頼した場合でも、ただ情報を待つだけではなく自ら積極的に行動することが大切です。

 当然、良い物件は人気が高いため、募集が出てもすぐに契約が決まってしまいます。最新情報をいかに早く入手できるかが、物件探しの鍵となります。

 街中を歩いている時にも常にアンテナを張り、めぼしい物件はチェックしておきましょう。その時点で空いていなかったとしても、一度管理会社やオーナーに連絡してみることが大切。次の利用者を探していたり、空きが出たときに連絡してもらえることがあります。
 

3.複数の不動産会社から情報をもらう

 できるだけ多くの情報を集めるべく、不動産会社は一つに絞らず、複数のところに依頼をしておくと良いでしょう。それぞれ独自の繋がりがあるため、会社によって紹介してもらえる物件が異なります。

 たとえ同じ物件だったとしても、不動産会社ごとに少しずつ条件が異なる場合もあります。より良い条件で物件を借りられるチャンスなので、もし同じものがあったら比較してみてください。
 

4.人脈を頼りに紹介をもらう


 飲食業界に人脈のある方は、それを活かすのもひとつの手。好条件の物件はすぐ決まってしまうだけでなく、あまり公に募集をしないことも多いです。そんな時に、人脈は強い武器となってくれます。

 知人に飲食店の経営者がいたり、以前の開業経験で培った繋がりがあれば、物件を探している旨を相談しておくと良いでしょう。万が一空きが出た時や情報が入った時に声をかけてもらえるかもしれません。
 

5.検討理由は素早く明確に伝える


 物件を紹介してもらったときには、できるだけ素早い回答を心がけましょう。むやみに返事を長引かせるのは良くありません。借りる気がないと判断されて信頼も低下し、次回以降に良い物件を紹介してもらえなくなる恐れがあります。もし本当に迷って検討していた場合には、その旨を一言伝えておくことが大切です。

 また、断るときには必ず理由を明確にしておきましょう。曖昧にしていては、一向に理想通りの物件は見つかりません。広さや立地、設備など懸念点を説明しておけば、次回からはその条件を考慮した物件を紹介してもらえるはずです。

 上記の流れ繰り返し、納得のいく物件を見つけた後は内見や申し込みへと進んでいきます。そして無事に審査がおりたら初めて、契約完了となります。
 

物件探しをする際の注意点とは

 物件探しをするうえで、心得ておきたい注意点は以下の3つです。

1.必ず現場に足を運び、自分の目で確かめる
2.事業計画書に基づいた選択をする
3.時間のかけすぎもNG


 1から順にみていきましょう。
 

1.必ず現場に足を運び、自分の目で確かめる


 インターネット上や書面上だけの情報で、契約を即決することのないよう注意です。

 実際に見てみると、人通りが少ない立地だったり、思いのほか狭かったりなど、イメージと違ったというのはよくある話です。

 どれだけ良い条件でも、必ず足を運んで周囲の環境や物件の状態をしっかりと確かめましょう。


2.事業計画書に基づいた選択をする


 あらかじめ、どのようなお店にするのか、予算や今後の売り上げの見通しはどれほどなのかなどをまとめた、事業計画書を作成しておきましょう。

 選んだ物件が業態にあわなかったり予算を大幅にオーバーしていては、その後の営業にも影響が生じます。後々後悔することのないよう、計画の範囲内で選択することが重要です。


3.時間のかけすぎもNG


 一年ほど時間をかけても物件が見つからない場合、探し方や条件を見直す必要があります。たとえば出店地域の変更や予算の拡大、条件の緩和など。ある程度の妥協をして、許容範囲を広げて再度見てみましょう。

 あまりにも時間をかけすぎてしまうと開業への熱意が薄れ、本来の目的を失ってしまう恐れもあるため注意が必要です。


良い物件探しをするためには

 条件を明確にした後はあらゆる方法で情報を集め、事業計画書と照らしあわせながら、自分のお店にあった物件選びをしていきましょう。

 それでも、理想通りの物件を見つけるのは簡単ではありません。条件にあわないからと最初から却下するのではなく、少しずつ妥協しながら柔軟に対応していくことが大切です。

 今まで物件探しがうまくいっていなかった方は、本記事を参考に改善を図ってみましょう。焦らず慎重にすすめていけば、きっと納得のいく物件が見つかるはずです。

 

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開店ポータル編集部
2019/07/10