経営支援

次に流行るフードメニューは?2021年のブームを予測!

開店ポータル編集部
2021/06/14


飲食店経営者にとって、次にブームとなるメニューや食のトレンドは常に気になる存在ではないでしょうか。
 

流行りのメニューを取り入れて集客につなげることで、あらたなターゲット層の拡大にもつながります。

 

そこで本記事では、次に流行るフードメニューを、今までの歴史を振り返りながら予測してみたいと思います。

 

食トレンドの変化

年代

 

注目トレンド

 

グルメのブーム

 

キーポイント

 

1989~1999

 

スイーツ

 

戦国時代

 

ティラミス

 

ナタデココ

 

カヌレ

 

ワッフル

 

パンナコッタ

 

「イタめし」と呼ばれるイタリアン料理ブーム

 

2000~2008

 

食の安全

 

注目時代

 

寒天

 

黒酢

 

食中毒や食品偽装など、食の安全性を考えさせられる事件が相次ぎ、安心を求める傾向が高まる

 

2009~2013

 

フォト
ジェニック飯

 

パンケーキ

 

食べるラー油

 

スムージー

 

アサイー

 

オーガニックなどスローフードやカフェ飯と呼ばれるワンプレートごはんが流行

 

2014~2019

 

インスタ映え

 

塩パン

 

パクチー

 

タピオカ

 

チーズタッカルビ

 

写真を撮る文化に拍車がかかり、「インスタ映え」するかどうかが食トレンドの1つの軸に

 

 

2020年に流行ったグルメ

第1位  バスクチーズケーキ

バスクチーズケーキは数年前から人気のあるスイーツですが、各コンビニでも力を入れて独自のウリを確立させています。

 

店舗に行列ができていた光景もありましたが、昨今ではおうち時間で自分で作ってみようと思った人も多かったようです。

 

第2位  キャンプ飯

おうち時間で非日常を求め「おうちキャンプ」が話題になりましたが、食事でもキャンプ気分が味わえる「キャンプ飯」が流行しました。

 

特別なキャンプ道具が必要ない初心者向けのレシピも多く登場し、お家やオフィスでキャンプ飯を楽しむ人が増えました。
 

第3位  ダルゴナコーヒー

ミルクの上に泡立ててホイップ状にしたコーヒーを乗せる白と茶色の二層がインスタ映えすると話題になったダルゴナコーヒー。

 

こちらも、お家でカフェ気分を味わいたいという人が自分で作ってみた画像がSNSを賑わせました。


 

【2020に流行ったと思うグルメ トップ10】

【出典:『HOT PEPPER』調べ

 

コロナ禍での食生活の意識変化

2020年は、新型コロナウイルスの影響で、食生活にも大きな変化や影響をもたらしています。

 

2020年のトレンドグルメの特徴は「非日常感の再現」「プチぜいたく」のふたつです。

 

これは、外食の回数が減ったことで、外食で得られるワクワク感を、自宅などで再現することに価値を見出したと分析することができます。

 

また、高級店もデリバリーやテイクアウトに参入するなど、お家でも高級店の味が楽しめるようになったと言えるでしょう。
 

2021年グルメは何が流行る?

ヴィーガン食 

完全なヴィーガンではなく、健康や環境を意識し、上手くヴィーガン食を取り入れるという考え方が注目されています。

 

最近では、動物性食品を使わないケーキやアイスクリームなども注目されていますので、こうしたスイーツも人気が高まりそうなポイントといえるでしょう。

 

代替肉

代替肉はあらゆる環境問題への配慮から、現在注目されている食材のひとつとして、代替え肉を使用した飲食店も目立ち始めています。

 

最近では、コンビニ商品でも大豆ミートを取り入れたものが増えており、市場は拡大しています。

 

植物由来の油

代表的な植物由来のオイルといえばオリーブオイルが有名ですが、近年では健康志向の高まりによって様々な油が出回っています。

 

クルミオイルやヒマワリシードオイルなどの のナッツ油 を中心に、パンプキンシードオイルなどの展開が期待されています。
 

デリバリーグルメ

デリバリーサービスの需要拡大に伴って、今後も拡大していく市場となるでしょう。ひとつのメニューに特化した専門店も増えています。
 

今後は少し贅沢をしてリッチな食事を楽しむためのニーズも拡大していくことが予想されます。

 

台湾屋台グルメ

コロナ禍の旅行に行けないなかで、台湾屋台グルメが密かなブームを維持し続けています。

 

焼き小籠包や炸鶏排など、手軽に旅行気分を味わうことのできる台湾屋台グルメは今後も数々のメニューが展開されていくのではないでしょうか。

 

台湾カステラ

台湾屋台グルメに続き、「台湾」はこれから流行りそうなのキーワードになるかもしれません。タピオカドリンクも記憶に新しいトレンドでした。

 

今注目度が上がっている台湾スイーツ「台湾カステラ」もおさえておきましょう。都市部では台湾カステラ専門店が続々とオープンしています。
 

クロッフル

韓国のカフェが火付け役となった「クロッフル」は、クロワッサンとワッフルをかけ合わせた新感覚スイーツです。

 

インフルエンサーの投稿などにより、注目度が高いスイーツです。女性や若い世代をターゲットの場合はチェックしておきましょう。

 

クリームソーダ

近年は、喫茶店風の固めプリンや厚焼きのトーストやホットケーキなど、昔懐かしいレトロなスイーツに注目が集まっています。

 

SNSでは 、クリームソーダを飲み歩きしたり、クリームソーダ職人が現れるなど密かなブームがきそうな予感です。


飲食店の集客戦略は時代を意識すること!

飲食店経営では、トレンドを取り入れた戦略を立てていかなければいけません。コロナ禍で、美味しいものが食べたいというニーズ自体は高まっています。

 

今後は味や価格だけではなく、プラスアルファの付加価値も重要になってくるでしょう。トレンドを見て、早めの戦略を取っていきたいところです。

 

開店ポータルBizでは飲食店に向けて、デリバリーやSNS集客など様々なサポートを行っています。まずはぜひ無料相談をご活用ください!

開店ポータル編集部
2021/06/14