経理・会計

飲食店の会計処理はクラウドソフト『freee』で効率化!

開店ポータル編集部
2020/10/16

飲食店経営において会計処理は、毎日欠かせない業務のひとつです。

売り上げを上げることや、目の前の業務をこなすのに精一杯で、会計や経理などのバックオフィス業務は後回しになってしまうケースも多いのではないでしょうか。本業だけに、力と時間を割けられればベストですが、避けて通れないのが会計に関する業務全般です。

会計処理は、お金の流れを正確に把握し、経営を安定化させ、さらなる売り上げアップにつなげる大事な業務であるものの、なかなか効率化できずにお悩みの店舗も多いと思います。

そこで本記事では、日々の会計処理をもっと簡単に、飲食店の会計処理を効率化させる会計クラウドソフト『freee』の特徴やメリットを解説いたします。

そもそも、飲食店における会計とは?


飲食店の運営は、月々売り上げとして現金が入り、支払いなどで現金が出ていきます。そのお金の流れを管理し、捌くこと全般が「会計処理」に充たります。

その中には、売り上げの記帳や仕入れ、経理の管理、アルバイトの勤怠管理と合わせて、クレジットカードや電子マネーなど複数の決済方法から得た売り上げなどの集計なども含まれます。

会計をアナログで管理する難しさ

 

現在の飲食店は業界全体が人手不足に陥っており、今後ますます深刻になっていくと予想されています。サービスを維持するためには、人手不足を解消することが欠かせません。


その解消手段として導入が進められているのがITツールです。

会計を全て自分で行うとなると、1日1時間+月末の締めに5時間はかかると言われています。月25日間の営業とすると毎月30時間、年間で360時間に及びます。疲労による人為的ミスも発生しやすくなりますし、簡単にアルバイトスタッフに任せられる業務でもありませんよね。

税理士や経理代行サービスを利用する手もありますが、外部に依頼するとなるとコスト面が気になるところです。


どんぶり勘定ではせっかく上げた売り上げであるにも関わらず、適切に利益が取得されていない可能性があります。お金の流れや資金繰りが見えていないと、黒字でも店舗は倒産する危険性もあるでしょう。
 

これからの時代は、売り上げもアップも集客も、より戦略的にデータ化していかなければ勝ち残れません。毎日のお金の取引で成り立つ飲食店にとって、会計をアナログで管理するのは、効率が悪くリスクも大きいと言えるでしょう。

会計ソフト『freee』とは

前途の通り、アナログで会計を管理するには限界があります。

忙しい飲食店ほど、会計処理をシステム化する必要があるでしょう。そこでおすすめなのが「クラウド会計ソフト」です。

今回は、このクラウド会計ソフトでシェアNO.1を誇るのが「freee」をピックアップし解説していきます。

それでは、詳しく特徴を見ていきましょう。
 

会計ソフトfreeeの特徴

会計ソフトfreeeは、業務効率を上げる様々な特徴があります。
 

①クラウドソフト

freeeは、インストール不要なクラウド型のソフトなのでネット環境があればどこでも利用可能な会計ソフトです。自分のパソコンにインストールして使う会計ソフトとは違い、インターネットが使える環境であれば、どのパソコンでもfreeeの会計ソフトを使えます。また、WindowsとMacの両方で使うことができるほか、スマートフォンでも使用可能です。


②自動仕訳による帳簿作成

会計ソフトfreeeは、自動仕訳による帳簿作成を採用したり、銀行・クレジットカード明細・レジの取込を実現したりと、会計担当者が簡単に会計データを入力するための工夫が多くされています。 もちろん、取引の手動入力も可能です。 そのため、会計初心者から経験豊富な人まで、ストレスなく会計データを入力できます。


③見やすいグラフで入出金を把握できる

帳簿付けされた内容から自動でレポートが作成されますので、どの部分でコストがかかっているかや、今後の資金繰りを一目で確認することができます。


④レジ締めと売上の帳簿付けを同時に完了

クラウドタイプのレジを使っていれば、レジ締めの内容を自動でfreeeに取り込み、自動で売上の記帳ができます。

また、クレジット決済サービスの売上データも、自動で取り込み・記帳が可能です。
 

⑤会計と経理業務を一体化

経理で入力した情報を自動で帳簿に反映し、転記作業が極力不要な体制を実現しています。

 

⑥質問に答えるだけで確定申告書を自動作成

freeeで確定申告を行えば、難しい用語や制度の知識は不要です。

やさしい言葉の質問に答えていくだけで、帳簿の内容から自動で確定申告書を作成します。

会計ソフトfreeeが利用できる飲食店

 

freeeの会計ソフトには、法人向けの会計フリーと、個人事業主向けのfreeeがあり、それぞれに複数の料金プランがあります。ですので、法人の飲食店でも個人事業主の飲食店でもどちらの場合でも会計ソフトFreeeを利用することが可能です。

また、飲食店の規模や目的に応じて料金プランを選ぶことができます。

日々の取引の入力を中心に、必要最低限の機能を使うことを目的として会計ソフトを利用する場合、より多くの機能を使いたい場合や業務の効率化を図る場合によっても、複数のプランが設定されていますので、自店舗に合ったものを選ぶことができます。

会計ソフト『freee』を飲食店で利用するメリット

それでは、飲食店で利用するメリットをご紹介します。

簿記の知識がなくても入力できる

freeeの会計ソフトは、自動仕訳による帳簿作成を採用したり、銀行・クレジットカード明細・レジの取込を実現したりと、会計担当者が簡単に会計データを入力するための工夫が多くされています。もちろん、取引の手動入力も可能です。そのため、会計初心者から経験豊富な人まで、ストレスなく会計データを入力できます。

サポートが充実

freeeの会計ソフトでは、プランに応じて様々なサポートを受けることができます。メールでの問い合わせの他、リアルタイムでのチャットサポートや電話サポートなど、受けたいサポートによりプランを選ぶことも可能です。詳細な使い方が記載されているヘルプページも充実しているので、スムーズに作業が進みます。

業務効率化できる

freeeの会計ソフトでは、POSなどの店舗系サービスやクレジットカードなどの決済系サービス、電子マネー、税務ソフトなどと連携することが可能です。そうした機能によって多くの手間が削減でき、業務効率化を図ることが可能です。

会計ソフトを飲食店に導入するときの注意点


freeeの会計ソフトはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応していますが、クラウドサービスなので、インターネットが使える環境が整っていることが必須となります。

また、会計ソフトは買いきりではなく、月額または年額の課金制となっていますので、導入する際には、費用対効果をしっかりシミュレーションすることをおすすめします。
 

機能面では、自動仕訳による帳簿作成が可能ですが、手動での入力が全く必要ないということではありません。他のソフトから乗り換えた場合に、今まで使ってきたソフトと設定方法が異なったり、慣れるまで少し時間がかかることもありますので注意が必要です。

 

会計ソフトについてのご相談は開店ポータルBizへ

「会計ソフトfreee」は、他社ソフトから乗り換えの方、簿記の知識をお持ちでない方でも直感的に使えるように設計されています。

また、飲食店向けの連携サービスや、ヘルプページやサポート機能も充実しているので安心して導入できます。1ヶ月の無料のお試しプランがありますので、まずはこのプランを利用するのも良いでしょう。

これからは、煩わしい会計処理の負担を軽減させ、売り上げアップのためのサービス向上に注力できるよう、自店舗に合ったシステムを取り入れていってみてはいかがですか?!

開店ポータルBizでは、会計ソフトに関するご相談を無料で承っております。ご興味のある方やご質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

開店ポータル編集部
2020/10/16