集客方法・HP制作

飲食店が Facebookを続けるべき3つの理由とは?

開店ポータル編集部
2018/05/16
 近年、スマートフォンの普及に併せて多くの飲食店がSNS(Social Networking Service)を利用した集客をおこなっています。LINEやTwitterなどが集客ツールとしてメジャーとなっている一方で、このままFacebookを続けるべきかどうか、悩んでいるオーナーも多いのではないでしょうか。さまざまなSNSがありますが、Facebookには、Facebookならではの集客力があります。

飲食店にFacebookが必要な理由とは

開店ポータル Facebookページ:https://www.facebook.com/kaitenportal/
 近年、FacebookやLINE、TwitterなどのSNS利用者は、スマートフォンの普及とともに増加しています。なかでも、もっとも利用者が多いとされているSNSはLINEです。次にTwitterFacebookと続いています。
 利用者数の多いLINEは、お店に置かれたQRコードを読み取り、“お友だち登録”をしてもらうことが前提となるため、リピーターの確保に有効な手段といえます。また、Twitterは、拡散の速さが期待できるのが特徴です。では、Facebookはどうでしょうか。実は、飲食店の集客を目的とする場合には、Facebookが向いているのです。その理由は以下の3つになります。

1.実名登録の利用者が多い

 Facebookは基本的に実名登録です。SNS上の関係というよりは、実際の友達や仕事関係、ある程度の面識がある人が繋がっています。そのため、投稿された情報の信頼度が高いのです。Facebook の利用者の大多数は、30代から40代以上。この年代をターゲットとした飲食店は、言うまでもなく今後も続けていくべきでしょう。

2.Web検索で上位に表示されやすい

 他のSNSにくらべても掲載できる情報量が多く、Web検索で上位に表示されやすいという魅力があります。Facebookを利用して、googleやYahooなどの検索順位を上げる対策“Facebook SEO”が可能です。

3.ホームページの代わりになる

 ホームページがない場合、Facebookページはホームページの代わりになります。さらに、顧客と個別にやり取りができるメッセンジャーアプリを使った無料通話機能や、予約・問い合わせができるコールトゥアクション機能が付いているため、商用利用に適しています。
 コールトゥアクション機能は、Facebookのカバー画面に設置されているボタンのことで、“予約する”“お問い合わせ”“動画を見る”などの項目があります。飲食店の場合は“予約する”を選択し、予約用のウェブサイトを入力しておくことで、顧客がスムーズに予約できる動線をつくることができます。他にも、YouTubeライブのように生配信できる機能や、Instagram、Twitter、ブログとの連携も可能です。お客さまの来店を知らせるチェックイン機能キャンペーン機能も利用しましょう。

Facebookを使った成功事例はあるの?


 Facebookは、実名投稿による信頼度が高いことやホームページ代わりに使えるという魅力があることは、何となく分かったものの、Facebookを開設しても特に変化はなく、もう閉鎖してもよいのではないかと考えている人もいるかもしれません。
 Facebookによる効果を実感できていないのは、残念ながらただ開設しただけで終わっているから。Facebookをはじめたつもりでも、実はまだ何もはじまっていない可能性があります。実際に、Facebookを上手に活用している事例を紹介します。
 

■FaceBookの活用事例■

CHEESE STAND
 できたてのチーズが味わえるお店としてメディアなどで話題のCHEESE STANDもFacebookを活用しています。これから発売予定のメニューの予告やオンラインショップの案内などをFacebookで行っているようです。また、メニューの案内だけでなく、店で使われている食材の紹介や看板犬、店の様子が分かる写真とコメントを随時掲載。ただ料理を提供するだけではなく、様々な繋がりや背景をFacebookで見せています。
CHEESE STAND Facebook:https://www.facebook.com/CHEESESTAND/

キルフェボン
 Twitterには文字数制限がありますが、Facebookには文字数の制限がありません。そのため、画像と組み合わせて、食材の説明やメニューを詳しく説明できます。また、限定販売の案内などのお知らせにも適しています。例えば、女性に人気が高いスイーツを販売しているキルフェボンでは、美味しそうなメニューの画像と併せて、そのメニューについての詳しい説明を記載しています。文章の最後に、ホームページのURLを記載しているの点もポイントです。
キルフェボン Facebook:https://www.facebook.com/quil.fait.bon.official/
 

Facebookを続ける上でのポイントは?


 Facebookページでは、店舗の住所営業時間などの店舗情報を詳しく掲載できます。この情報はなるべく丁寧に記載しましょう。ランチやディナーの情報テイクアウトなどのサービス最寄りの公共機関駐車場の有無支払方法メニューなども掲載しましょう。店舗情報について、Facebookを見ればすべて分かるようにしておくことがポイントです。
 ご紹介したように、FacebookでFacebookページを作成し、宣伝に利用することは有効な販促手段です。しかし、あくまでもFacebookはSNS。コミュニケーションの場であることを忘れないようにしたいものです。コメントがあった場合は、必ず返信。シェアをしてくれたら、お礼のメッセージを送ると良いでしょう。また、言うまでもなく更新は定期的に行うことが大切です。

 
開店ポータル編集部
2018/05/16