集客方法・HP制作

飲食店のLINE公式アカウント活用術について徹底解説!

開店ポータル編集部
2020/12/14

LINEは日常的に多くの方がコミュニケーションツールとして利用しているSNSです。実際に2019年9月時点では日本国内で約8,200万人もの利用者が利用しており、その中でも毎日利用している方はなんと85%以上のぼるとされています。そんなLINEを飲食店の集客に役立てようと検討されている方も多いのではないでしょうか。

 

とはいえ、どのように利用すれば良いのか分からない、通常の個人アカウントと公式アカウントの違いがわからないなど、活用方法が明確でない方も多いでしょう。

 

そこで本記事では飲食店でのLINE公式アカウントの活用方法について徹底解説してまいります。個人飲食店からチェーン店まで活用できる方法ですので是非参考にしてください。

LINEは飲食店の集客に効果的?

LINEが集客に使えるのでは、、、とぼんやりと思いつつ、なかなか確信を持てていない方もいらっしゃるかもしれません。まずは、そもそもLINEは飲食店の集客に効果的なのかという点から紐解いて行くことといたします。

LINEの強み

LINEはインスタグラムやTwitterなどのSNSと違い、ターゲットを絞った情報伝達を行うことができるという点が利点です。インスタグラムやTwitterも集客に利用することはできますし、高い効果があるとされていますが、何せ不特定多数の人に発信をするためエンゲージメントやコンバージョン的には奮わない点もあるかもしれません。

 

その点、LINEではユーザーに直接情報を届けることができるのです。それも、お店の事を知ってくれていて、かつ友達登録をしてくれている、いわゆる『ファン』の部類にはいるお客にダイレクトに情報を届けることができます。そのため、発信した情報の訴求率が高かったり、コンバージョン率を上げたりするような効果が期待できるでしょう。

リピーター獲得に最適!

そういった点でみれば、リピーターの獲得に最適なツールであるとも言えます。SNSは先ほども申し上げた通りに、不特定多数の人々に情報発信するものですので、フォロワーだからといって、特別受け取った情報を『自分事』と思わせるのが難しい点もあるでしょう。インスタグラムでも、定期的に料理を発信していることで集客に結びつけることも可能ですが、リピーターの獲得に『最適』かといわれれば、そうではない部分もあるかもしれません。

 

その点、一度来店してくれたお客に対して、お友達限定の情報やイベントの情報発信などを行っていくことで、高いリピート率の獲得につながることが期待できます。

飲食店の集客に利用できる公式アカウントとは


LINEは、多くの方々が日常的に利用している『個人アカウント』と、飲食店をはじめ事業者が利用するための『公式アカウント』の2種類があります。飲食店の集客でLINEを活用する場合は、前提として『LINE公式アカウント』への登録が必要です。

個人で行っている方もいらっしゃるかもしれませんが、全体的な情報配信などに関しては、グループを作らなければならなくなってしまいますので、本格的に活用する際は公式アカウントへの登録が必須であるといえるでしょう。

LINE公式アカウントの利用方法

LINE公式アカウントの利用方法は以下の通りです。

①友達登録をしてくれた方にメッセ―ジを送ることができる

LINE公式アカウントでは友達登録をしてくれたユーザーに直接メッセージを送ることが可能です。利用方法としては、個人LINEで利用していた手順と同様で、メッセージを送りたいユーザーに直接内容を打ち込んで送信するものになります。1人1人に合わせた内容を送信できるため、高い誘導効果を得ることができるでしょう。

②チャットでのやり取りも可能

また、情報発信だけでなく、ユーザーとのやり取りとしてチャット形式で利用することも可能です。ユーザーそれぞれの疑問等に直接お答えすることができるため、リピーターの獲得にも有効的です。

③リッチメッセージ

LINE公式アカウントではリッチメッセージという、画像やテキスト情報を1つの形式にまとめることで、簡潔かつわかりやすい訴求ができる機能があります。

LINE公式アカウントでよく送信されてくる、クーポンなどと一緒になったメッセージがこれにあたります。目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

こちらは、設定することで、一度に多くのユーザーに送信することが可能です。

④画面下部のメニュー表示

LINE公式アカウントならではですが、画面下部にメニュー表示をして、クーポンの取得や予約、飲食店の情報サイトに遷移したりすることができる機能もあります。これを利用することで、ユーザーを次のステップに簡単に誘導することができるようになるわけです。

個人LINEでは都度URLをはりつけるなどでしか対応ができないので、公式LINEならではの利点であるといえるでしょう。

⑤ポイントカード機能

また、ポイントカードの機能をつけることも可能です。紙媒体のポイントカードを発行している店舗もあるかもしれませんが、現状キャッシュレス化の動きが高まっており、忘れるお客様や紛失するお客様も多くなっているのではないでしょうか。

LINEであればスマホさえあれば紛失の可能性がひくくなり、更にはLINEのお友達登録者も増やすきっかけとできるのでおすすめです。

飲食店の集客におけるLINE公式アカウントの活用方法


と、このように、LINE公式アカウントでは個人LINEでは利用することのできない様々な機能があります。

ここからは、飲食店の集客に公式LINEアカウントを活用する、その活用術について解説していきたいと思います。

定期的な広告配信

1つは、定期的な広告配信を行うことです。飲食店の集客に有効的な時間はおそらくランチ時、ディナー時など少なくとも2回あると思います。その時間に合わせて公式LINEを利用して広告配信を行うことで、お客様の欲求をかきたてる効果があるといえるでしょう。

ちなみに、この時、画面下部のメニュー表示機能を利用していれば、そのまま予約画面に誘導することも可能です。

お客とのつながりを築ける

インスタグラムやTwitterなどでは、なかなかお客様と直接SNSを通じて関わるという機会は少ないのではないでしょうか。というのも、投稿に対してコメントをいただいたとき、もしくはお客様の投稿にコメントをするときしか、直接的なやり取りをする場面がないからです。

その点、公式LINEでは、通常のLINEのようなチャット機能も搭載されているためお客様個人個人でやり取りをすることができます。お客様と密なつながりを築くことができるでしょう。

クーポンの配信

また、クーポンを配信してリピートの来店を促すことも可能です。例えば、飲み物が平日限定で100円OFFになるクーポン、テイクアウトが100円OFFになるクーポンなど、種類は様々ですが、公式LINEアカウントとお友達になった方限定のクーポンを配信することは、新規のお友達登録者を増やすことにもつながります。

イベント情報のリマインド通知

また、飲食店で行う割引イベントや期間限定メニューの情報などは、公式LINEアカウントを利用して情報配信をするようにしましょう。そうすることで、公式LINEアカウントにお友達登録をしてくれているユーザーはほとんどが一度来店したことのあるお客様であるため、再来店の確率を上げることに期待できるのです。

LINE友達限定のセール等

また、LINE友達限定のセール等も定期的に実施することで、新規登録者の増加はもちろん、LINE自体を開封して見てくれる率も上げることができるでしょう。

『LINE友達』にターゲットを絞ることで、『自分事』に感じてもらうことができるからです。その点が、他のSNSにはないLINEならではの魅力ともいえるかもしれません。


まとめ

本気記事では公式LINEアカウントの強みと、飲食店におけるLINE公式アカウントの活用術について解説してまいりました。もちろん、LINE以外のインスタグラムやTwitterなどのSNSを利用して集客を行うことも重要ですが、LINEを利用してターゲットを絞った訴求をすることでリピート顧客の獲得につなげることもできるかもしれません。

 

もちろん、複数のツールを利用し集客の窓口を広げておくことは重要ですので、LINEやSNSはそれぞれの用途を明確にし、利用するようにしましょう。

 

開店ポータルBizではLINE公式アカウントを利用した集客方法はもちろん、その他飲食店における集客に役立つツールや、コスト削減に関するご相談を無料でうけたまわっております。ご相談のある方は是非下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

開店ポータル編集部
2020/12/14