経営支援

マスクVSフェイスシールド飛沫防止効果が高いのは?

開店ポータル編集部
2021/01/15

 

2020年末から伸び続けていた新型コロナウイルスの陽性者は、2021年1月についに1日2,000人を越えました。政府は2度目の緊急事態宣言を出し、飲食店に時間短縮営業を求めています。新型コロナウイルスの影響をダイレクトに受ける飲食店では、従業員の感染予防として「マスクやフェイスシールド」つけていることでしょう。ところがマスクやフェイスシールドの飛沫防止効果について、よく知らずに付けているという場合も珍しくありません。飲食店内で陽性者がでれば、時間短縮営業以上の損失が出てしまいますから、改めてマスクとフェイスシールドの効果について知っておきましょう。

新型コロナ臨時休業・営業時間変更のお知らせ文の書き方【例文・サンプル】

飲食店の新型コロナウイルス対策

新型コロナウイルスが世界的な流行を見せてから、すでに1年が経ちました。ところが新型コロナウイルスは収束を見せず、ついに2021年1月7日には2度目の緊急事態宣言が発令されました。飲食業界では、GoToEatキャンペーンなどの各種支援策などの影響もありようやく売り上げが回復してきた店舗も多いでしょうから、このタイミングでの緊急事態宣言の発表は非常に苦しい展開です。

緊急事態宣言再発令で1都3県の飲食店に時短営業要請へ。飲食店がすべき対応は

 

すでに多くの飲食店で行われている新型コロナウイルス対策ですが、改めて対策法を振り返ってみましょう。

・マスク

・フェイスシールド

・消毒

・検温 

・パーテーション

・キャッシュレス決済

最近では新型コロナウイルスに効果があるという商品が、数多くドラッグストア等にならんでいます。しかし本当に効果があるかどうか、疑わしい商品もあるようです。とくに消毒関連の商品は効果が目に見えないため、成分に注意する必要があります。
 

飲食店の消毒選び・成分によっては効果がないことも?

 

マスクとフェイスシールドの効果を比較

新型コロナウイルスの感染経路のひとつが「飛沫感染」です。そこで飲食店の従業員の多くは、マスクもしくはフェイスシールドを使っていることでしょう。しかし、マスクとフェイスシールドどちらの飛沫防止効果が高いか知らない方も少なくありません。以下でそれぞれの飛沫量をまとめていますので、この機会に飛沫量の少ないタイプに切り替えてみてはいかがでしょうか。

マスクの種類別でみる飛沫量


(参考:マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】

上記の画像は、国立研究開発法人「理化学研究所」のスーパーコンピューター「富岳」を使ったシュミレーション結果です。

最も感染防止効果が高かったのは不織布マスクです。吸い込み飛沫量、吐き出し飛沫量ともに少ない結果となっています。一方フェイスシールドを見てみると、吸い込み飛沫に対しては効果がなく、吐き出し飛沫は80%と不織布マスクの4倍の飛沫量です。つまりフェイスシールドでは、感染リスクする可能性と感染させる可能性、両方が高い状況で接客をしているということになります。

 息がしにくい=性能がいい?

あわせてマスクの素材ごとの飛沫性能と、通気性の関係を調べる実験についても紹介します。人がくしゃみをしたときに飛沫をマスクの外に飛ばさない「捕集効果」は、不織布マスク>布マスク>ウレタンマスクの順で効果が高いものの、不織布マスクが最も通気性が悪いという結果になりました。以上の結果から息がしにくいマスクほど、飛沫を飛ばしにくいと考えて問題ないでしょう。

飲食店で使うなら「不織布マスク」がおすすめ

飲食店では、従業員の表情を見せ利用客に心地よく過ごしてもらいたいという気持ちからフェイスシールドを導入している店舗も多いでしょう。また繰り返し使えるというポイントからフェイスシールドを選ぶこともあるはずです。

しかし、フェイスシールドはマスクに比較し、飛沫防止効果が低いといえます。吸い込み飛沫量で見ると、マスクを付けていない状況とほぼ変わりません。そのため飲食店で感染予防を徹底するのであれば、不織布マスクを使うようにしましょう。

マスクを正しく付けていないと低評価に?

飲食店の多くが登録しているGoogleマイビジネスを見てみると、従業員の感染予防の意識の低さが原因で、低評価となっている店舗があります。利用者は飲食店の感染予防対策はされていて当然と考えていますから「鼻だしマスク」「あごかけマスク」をしないよう、マスクの付け方を今一度徹底することが大切です。

接触感染予防はNewスーパーMを使おう

新型コロナウイルスの感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。不織布マスクでしっかりと飛沫感染を抑えていても、マスクをつけた手にウイルスがついていれば、予防効果があるとは言えません。そこで新型コロナウイルスの接触感染リスクを下げる方法として、飲食店で導入が進んでいるのが「NewスーパーM」です。

NewスーパーMは、厚生労働省指定による効果試験済みのエアータオルです。131℃の熱風と紫外線による空間除菌で、クラスターの発生を防ぐことができるでしょう。新型コロナウイルス対策として新たに登場した「MODEL2020」モデルの登場によって、今までペーパータオルやエアータオルを使っていた飲食店からの、切り替えニーズが上昇しています。

 

NewスーパーMにの使い方や料金はこちらの記事をご覧ください。

高速殺菌エアタオル NewスーパーMって何?価格や殺菌力、使い方をまとめてみた!

まとめ

新型コロナウイルスは目に見えない分、飲食店では感染予防の積み重ねが要になっています。陽性者数が落ち着きを見せない中では、フェイスシールドで笑顔を見せるというおもてなしよりも、不織布マスクで感染しない・させないというおもてなしをする方が、重要ではないでしょうか。また不織布マスクにあわせて、NewスーパーMを導入することで飛沫感染と接触感染の双方を防げるはずです。飲食店の感染リスクを下げるためにも、NewスーパーMの導入をおすすめします。開店ポータルBizでは飲食店の新型コロナウイルス対策の情報をはじめとして、飲食店のお役立ち情報を紹介しています。商品・サービスに関するお問い合わせは無料で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

開店ポータル編集部
2021/01/15