経営支援

インバウンド集客をUPさせたい飲食店におすすめの自動翻訳機5選

開店ポータル編集部
2018/05/31

 近年、訪日外国人観光客の数は増加の一途をたどっています。飲食店にとって、外国人の来店は嬉しい反面、言葉の壁に頭を抱えているオーナーも多いのではないでしょうか。

 2020年には東京五輪が開催され、大会期間中はもちろん、その前後も海外からの観光客が押し寄せることは必至!お店にとっては売上アップが見込める時期でもあります。言葉の壁に悩むことなく、気持ちよくお客さまを迎えられるよう、環境を整えていきたいところです。

 そこで本記事では、飲食店向けのおすすめ「自動翻訳機」をご紹介します。


1.POCKETALK(ポケトーク)

POCKETALK(ポケトーク)HP:www.sourcenext.com/product/pocketalk/


■コンパクトなのに長文の翻訳ができる

 丸いフォルムでポップな印象を受けるPOCKETALK(ポケトーク)。手のひらにすっぽり収まる小さめの本体で、なんと63言語に対応しています。しかも双方向の翻訳が可能なため、翻訳機を超えた、夢の「通訳」機としての役割を果たしてくれます。なんと言っても最大の魅力は長文の翻訳ができるところ。短い会話を何往復もするのではなく、長文で意思の疎通ができるとなれば、メニューに関する質問やおすすめ商品の紹介など、ストレスなくコミュニケーションを取ることができます。
 使い方も簡単。話す言語を設定して、POCKETALK本体に向かって話すだけで、翻訳された音声が流れる仕組みとなっています。画面にテキストも表示されるので確認がしやすいのも特徴です。
 

■クラウドで正確な翻訳を実現

 IoT製品であるため入力された音声をクラウド上で高度に処理することができ、正確な音声認識や文字変換、翻訳などをおこない、瞬時に音声を返すことができます。また、日本語と外国語だけではなく、外国語と外国語の翻訳も可能です。お客さま同士のコミュニケーションにも一役買うことができそうですね。

■周囲の音が気になる場所でもクリアに聞こえる

 人の声が認識しやすいノイズキャンセル機能を搭載したデュアルマイクと賑やかな場所でも使用できるダイナミックスピーカーを内蔵しているのも同製品の特徴です。混み合う店内でも周りの話し声やBGMを気にすることなく、安心して使えます。仮に聞き取れなかった場合でも、20件までの会話を記録、再生することができるので、繰り返し聞いて確認することも可能です。

2.IU(アイ・ユー)

IU(アイ・ユー)HP:http://iu-jp.com/


■世界最小・最軽量の双方向音声翻訳デバイス

 驚くのは、その小ささと軽さ。3㎝×3.6㎝、およそ34gという、世界最小・最軽量の翻訳機です。その小さい見た目に騙されてはいけません。20言語に対応した双方向音声翻訳が可能です。また、ノイズキャンセル機能搭載の内臓デュアルマイクで、音声もしっかり拾ってくれる優れもの。また、スマートフォンとの接続でポータブルスピーカーとして利用できるのも嬉しいポイントです。
 

■外国人観光客を接客するシーンを想定して開発

 IU(アイ・ユー)は、お手持ちのスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、Bluetooth接続をして使用します。アプリ上で“I(私)”と“U(あなた)”の言語を設定するだけで、双方向の翻訳が可能になります。使い方はとても簡単。本体のボタンを押しながら話し、ボタンを離すと設定した言語に翻訳をしてくれます。また本体へ話しかければ、ネイティブスピーカーの発音を何度も聞くことができ、外国語を学ぶ目的としての利用も可能です。

3.Langie(ランジー)


 

Langie(ランジー)HP:https://langie.net/


■グループのお客さまとの会話に最適

  Langie(ランジー)の利用方法は、ボタンを押して話すだけ。オンラインでは52言語に対応しており、オフライン時は12言語の対応が可能です。Langieならではのおすすめの機能は、グループ翻訳です。Wi-Fi接続で複数台連携することで、同時に複数言語への翻訳ができるこの機能は、多国籍の団体が来店されるときに活用できますね。 

■便利な画像検索機能で迷わない!

 画像検索ができる点もLangieの特徴です。他言語に翻訳しづらい固有名詞や名称を画像で表示させ、その場でお客さまに見てもらうことができます。この機能を使うことで、料理に使われている日本ならではの食材や原材料なども、画像を見せることで理解を深めてもらうことができます。



4.MayumiⅡ

MayumiⅡHP:https://jp-shop.co.jp/lp/mayumill/


■AIが学習!双方向スピーディー翻訳

  MayumiⅡは、2018年5月15日より先行販売が始まったばかりの最新自動翻訳機です。高精度のAI翻訳で、スピーディーな双方向の翻訳を実現しました。AIが学習することで、翻訳機の精度は日々向上。言語によって最適な翻訳エンジンを選んでくれます。また、45ヶ国の言語で双方向に音声翻訳が可能です。2.0インチのタッチパネルディスプレイでは、テキスト化された会話をスクロールして読み返せるといった嬉しい機能も搭載されています。


■“お気に入り機能”でフレーズを録音

  接客に必要な、店内システムやメニュー説明などの良く使うフレーズをあらかじめ録音しておくことができます。必要な時にすぐに呼び出して使用することが可能です。また、翻訳する音声は女性の声と男性の声から選ぶことも。読み上げ速度も、“速い・普通・少し遅い・遅い”の4種類から選ぶことができ、お客さまに合わせて臨機応変に対応することができます。

5.ili(イリー)



ili(イリ―)HP:https://iamili.com/ja/


■シンプルで簡単に使える

 ili(イリー)はその簡単な使い勝手が人気の翻訳機です。丸いボタンを押しながら日本語で話し、ボタンを離すと瞬間に翻訳がされます。そのスピードはわずか0.2秒。スリープ状態から1秒で起動してくれるのも嬉しいポイントです。また、翻訳エンジンを内蔵しているのでインターネット接続も不要。オフラインで使えるのでネット環境が不安定な場合も問題ありません。
 

■一言気遣う言葉を掛けたい時に便利

 対応言語は英語・中国語・韓国語の3言語です。ただし一方向にしか、翻訳ができない点に注意が必要です。例えば“日本語から英語”、“日本語から中国語”の翻訳はできますが、“英語から日本語”はできません。あえて機能をそぎ落としたシンプルな操作性が人気です。特に「楽しんでくださいね。」「ゆっくりしていってください。」など、ねぎらいの言葉を簡単に伝えたい時などに手軽に使えるアイテムです。

スペックまとめ

 ■POCKETALK
 対応言語:63言語(双方向)
 ネット接続:オンライン
 寸法:110×60×16mm
 重さ:約90g
 価格:24,800円(税抜)~
 

 ■IU
 対応言語:20言語(双方向)
 ネット接続:オンライン
 寸法:30×36mm
 重さ:約34g
 価格:16,500円(税込)クラウドファンディングサイトにて15%割引
 ※日本国内販売予定価格:19,440円(税込)
 

 ■Langie
 対応言語:オンライン52言語、オフライン12言語(双方向)
 ネット接続:オンライン、オフライン
 寸法:48×148×17mm
 重さ:約125g
 価格:32,184円(税込)
 

 ■MayumiⅡ
 対応言語:45言語(双方向)
 ネット接続:オンライン
 寸法:121.2×48.6×15.7mm
 重さ:約95g
 価格:先行販売特別価格25,980円(税抜)SIMカード付
 ※通常価格29,800円(税抜)


 ■ili
 対応言語:3言語(一方向)
 ネット接続:オフライン
 寸法:121.8×33×13mm
 重さ:約42g
 価格:19,800円(税抜)

 

自動翻訳機で「言葉の壁」を越えよう

 今もこれからも、飲食店を経営するにあたって、海外からのお客さまの集客は外せないポイントです。自動翻訳機を導入することは、新たな人材確保にかけるコストや教育にかかるコストをかけずに対策できる点でも大きなメリットと言えるでしょう。

★翻訳機器コラム:こちらもおすすめ★
翻訳機eTalk5を検証!どのようにして外国人と円滑なコミュニケーションをとるのか?


 自動翻訳機があれば、外国人のお客さまの接客で悩む必要はありません。新たに外国語を学ぶ必要もありません。自動翻訳機によって言葉の壁は超えられます。自信を持った接客と、円滑なコミュニケーションで質の高いサービスの提供を目指しましょう。

 開店ポータルBizでは、「自動翻訳機」「訪日外国人集客」に関するご相談を無料で承っています。また、姉妹サイト開店ポータルへの無料掲載にご興味のある方からのお問い合わせも大歓迎!詳しくは下記フォームからお気軽にご連絡ください。
 
開店ポータル編集部
2018/05/31