内装・インテリア

美容室経営|居心地の良いサロンに欠かせない5つのポイントとは?【相談無料】

開店ポータル編集部
2020/03/01
 数えきれないほどある美容室・サロンのなかから、「このお店に行ってみよう」と思ってもらうにはどうすればよいでしょうか。実は、それにはさまざまな条件が必要です。

 価格がリーズナブルであったりメニューが豊富であったり、高い技術を持つスタッフがいることも大切なことですが、このほかにもお客さまがお店選びの基準としている重要なポイントがあります。

 それが、「居心地の良さ」です。リーズナブルで高い技術をもつスタッフが揃っていたとしても、居心地が悪くてリラックスできないようでは、また来たいとは思ってもらえません。

 では、居心地の良いサロンとは、どのようなサロンでしょうか。本記事では通い続けたくなる居心地の良いサロンづくりにかかせない、5つのポイントをお伝えします。

①雰囲気づくりにこだわった内装やインテリア、BGM

 まず大切にしたいのが、サロンの雰囲気です。はじめて来店されるお客さまであれば、それ次第でサロンの印象が良くも悪くもなります。雰囲気で居心地のよさを感じてもらうためには、内装やインテリアだけでなくBGMにもこだわりましょう。

 たとえば、茶色やベージュなど落ち着いたアースカラーで内装をまとめ、観葉植物などをところどころに置くことでヒーリング効果を高めることができます。また、無音でシーンとしていてはかえって落ち着かないので、ヒーリングミュージックなどを流したり、アロマを焚いてリラックス効果を促進するのもおすすめです。ただし、この雰囲気作り必ずしも全てのサロンに当てはまるわけではありません。ターゲット層やサロンのコンセプトにあわせて、お店ならではの雰囲気づくりをおこないましょう。

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②長時間の施術でも疲れない設備

 美容室やネイル、エステなどサロンの種類や施術内容にもよりますが、お客さまは同じ体勢でじっとしていなければならない場合がほとんどでしょう。長い施術時間を、いかにリラックスできる時間に変えられるかが、大切なポイントとなります。

 ここで重要となるのが、施術用の椅子やベッドなどの設備選びです。椅子やベッドを選ぶときは、お客さまに圧迫感をあたえないように、少し大きめのゆったりとしたサイズのものを選びましょう。また、身体だけでなく肌への負担も考え、肌に優しい素材や柔らかい生地のタオルを使用するなど細部にこだわることが大切です。また、高齢のお客さまや寒がりのお客さまなどにも配慮ができるように、腰にあてられるクッションやひざかけなどを用意しておくとよいですね。

③パーソナルスペースに配慮した席数に

 できるだけ多くのお客さまを受けようと、席数を詰め込んでしまうのはあまりおすすめできません。隣の席との間隔が狭いと窮屈さを感じてしまい、居心地が悪くなってしまいます。一人ひとりにあてるスペースを広めにとって、お客さまのパーソナルスペースを確保しましょう。
 
 美容室などでヘアカラーやパーマをするさい、施術中の姿を周りに見られたくないお客さまもいます。個室やカーテンで仕切るなどの対応が出来れば良いのですが、なかなかそうはいきません。そういった時は、周りのお客さまの視線が気にならなくなる工夫をしてみましょう。たとえば、美容室であれば鏡越しに他のお客さまと目が合わないように席や鏡の配置を調整したり、シャンプー台までの導線をできるだけ短くするとよいですよ。
 
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④気持ちよい接客を徹底する

 高い技術を持つスタッフが集まっていても、笑顔がなかったりスタッフ同士の私語が目立つなど、接客態度が悪ければお客さまを不快にさせてしまいます。サロンには、さまざまな悩みを抱えて来店される方も多くこられます。親身になって解決策やアドバイスを提案し、「このスタッフになら任せられる」と、安心感を与えることが大切です。

 お客さまとの信頼関係を築くことは、リピーター確保の要にもなります。日頃からスタッフ同士で互いの接客をチェックしあったり、ロールプレイングを実施したりと、接客に対する意識を高くもてるような取り組みをしていきましょう。



 施術中の過ごし方は、会話を楽しみたい方や静かに過ごしたい方などお客さまによってさまざまです。誰にでも同じように接客するのではなく、話しかけたときの反応を見ながら、臨機応変に対応することが求められます。なかには事前アンケートで施術中の過ごし方の希望をとるサロンもあります。言葉にしたり態度には出しにくくても、アンケートならお客さまも答えやすいのでおすすめです。

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⑤プラスアルファのサービスを提供する

 多くのサロンで実施されているドリンクサービス。お茶やコーヒー、ジュースなどの定番だけでなく、美容や健康に良いものなどラインナップが豊富なサロンが増えています。サロンによっては飴やクッキーなどのちょっとしたお菓子を用意しているところも。美容室ではカラーやパーマ中にどうしても待ち時間が発生してしまいます。快適に過ごしてもらうために豊富な系統の雑誌や、フリーWi-Fi、自由に使えるコンセントが使えるなどのサービスを提供すると良いでしょう。

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 この他にも、例えば美容室やまつ毛エクステサロンでは施術後に簡単なマッサージをしたり、ネイルサロンでは施術後の保湿に数種類の香りのハンドクリームを用意して、好きなの選んでもらうなど、プラスアルファのサービスを提供しましょう。些細な事でもお得感が出て、お客さま満足度を高めることができます。

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 居心地の良いサロンを実現するためには、いますぐ取り組めることからそうでないことまで、さまざまなポイントがあります。スタッフ側からの目線だけではなかなか気付けないこともあります。そんなときは、お客さまに意見や要望を聞いてみるのも良いでしょう。

 このほか、繁盛しているサロンなどにお客さまとして足を運んで、調査をするのも大切です。客観的な視点からみることで、今まで気付かなかった問題点が見つかるかもしれません。細かなことにも目を向けて、お客さまが通い続けたくなる居心地の良いサロンづくりをおこなっていきましょう。

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開店ポータル編集部
2020/03/01