集客方法・HP制作

【飲食店集客】LINE公式アカウントの作り方・運用方法、集客の仕方まとめ

開店ポータル編集部
2020/07/02

 メールよりも気軽にやりとりができるLINEは、今や使っていない人を見つけるほうが難しいほど日常に溶けこんだSNSです。

 多くの企業や店舗でも、LINEアカウントを作ってビジネスに役立てています。お客さまに直接情報を配信できるだけでなく、チラシやWebよりも低コストで即効性のある集客が可能になるのがLINEアカウントの魅力。

 本記事では、ビジネス版LINE「LINE公式アカウント」の特徴や開設方法、運用のコツなどをご紹介します。

【飲食店集客】LINE公式アカウントってなに?

 LINE公式アカウントは、私たちがふだん使っているLINEのビジネス版です。
 以前は、中小企業・店舗向けの「LINE@」、そして大企業向けの「LINE公式アカウント」にサービスが分かれていましたが、2019年4月に「LINE公式アカウント」として統合されました。

【飲食店集客】LINE公式アカウントは2種類ある

 LINEの公式アカウントは、2つの種類があります。
 それが、「認証済アカウント」と「未認証アカウント」。

▼認証済アカウントとは?

 LINE株式会社の審査に合格したアカウントで、運用していく上で次のようなメリットがあります。

・認証済みバッジがもらえる
・LINEアプリ内の検索結果に表示される
・友だち登録をうながすための販促ポスターがダウンロードできる
・月額料金の請求書を発行してもらえるため、支払いが楽
・LINE広告の出稿が可能

▼未認証アカウントとは?

 審査を受けていないアカウントです。
 上記のようなサービスは受けられませんが、法人・個人事業主を問わず誰でもアカウントを開設できます。

【飲食店集客】LINEがビジネスツールとして注目される3つの理由

 LINE公式アカウントが、集客ツールとして注目されている理由は次の3つです。

①アクティブユーザーが多い

 LINEの月間アクティブユーザー数は、2019年12月時点で約8,400万人以上。日本の人口の3人に2人以上が利用しているもっとも身近なアプリです。このような巨大なプラットフォームから情報を発信できることが、LINE公式アカウントの大きな強みといえるでしょう。

②メッセージの開封率が高い

 通常のLINEと同じようにプッシュ通知で情報を届けることができるため、開封率が高いです。プッシュ通知のメリットは、見落とされにくく、メッセージにすぐ気づいてもらえること。メルマガのように迷惑メールとして弾かれたり、ほかのメールに埋もれて読まれなかったりという失敗がありません。

③多彩な表現方法や機能が使える

 ユーザーの情報収集の手段としては、スマートフォンが主流となっています。LINE公式アカウントはスマートフォンとの相性がよく、画像や動画、スタンプなどを使ってメルマガ以上に多彩な表現ができます。クーポンやアンケート、ショップカードなどの機能も使えるため、訴求力が高いです。

【飲食店集客】LINE公式アカウントでできること

 LINE公式アカウントを開設すると、具体的にどんな機能が使えるのでしょうか?例を見ていきましょう。

▼メッセージ配信

 通常のLINEと同じように、友だち登録してくれたユーザーにメッセージを送信できます。新メニューやイベントのお知らせ、クーポンなど有益な情報をプッシュ通知で一斉配信することで、メルマガより気軽に開封してもらえます。

▼LINEチャット

 友だち登録してくれたユーザーと、一対一でチャットができます。お客さまの中には、「電話が苦手」「メールでのやり取りは時間がかかる」と感じる方もいます。LINEなら互いに気負わずコミュニケーションができるため、予約・問い合わせのハードルも下がるでしょう。
 忙しくて電話応対ができないときでも、LINEなら空いた時間に対応できるため、お店側も助かります。

▼クーポン、ショップカード

 手軽にクーポンを発行できるのも、LINE公式アカウントの魅力です。
 また、QRコードを読み取るとポイントが付与される、LINE上のショップカードを作ることも可能です。カードを持ち歩かずに済むので、キャッシュレスで支払うお客さまに喜ばれます。

▼自動応答機能

 テンプレート(「よくある質問」の回答など)を登録しておき、ユーザーからメッセージを受け取ったときに自動で返信する「チャットボット」のような機能です。すぐに返信が来るため、ユーザーにもストレスがありません。

▼タイムライン投稿

 InstagramやFacebookのように、タイムラインに情報を投稿することができます。お店が投稿した内容は、ユーザーの友だちの投稿の合間に表示されます。「いいね」やシェアによって、友だちの友だちへ情報を拡散でき、一度も来店したことのないユーザーにもお店を認知してもらえます。

【飲食店集客ツール】LINE公式アカウントのはじめ方


 LINE公式アカウントは、PCやスマートフォンさえあれば、LINEの公式サイトから無料で開設できます。

Step①:登録方法を選択

 まず、こちらの「LINE公式アカウントの開設」ページにアクセスします。
 ▶▶https://www.linebiz.com/jp/entry/

 ここから「認証済アカウントを開設する」または「未認証アカウントを開設する」のどちらかをクリックします。

 集客ツールとしてLINEを本格運用するのであれば、認証済みアカウントがおすすめです。認証済アカウントになると、お店のアカウントがアプリ内で検索結果に表示され、タイムラインやLINE NEWSに「友だち追加広告」を表示できます。

Step②:アカウントの作成

 「LINE Business ID」の画面が表示されるので、「アカウントを作成」をクリックします。すでにお店のLINEがある場合は、次の画面で「LINEアカウントで登録」、そうでない場合は「メールアドレスで登録」を選びましょう。
 既存のアカウントで登録する場合、友だちは引き継がれます。既存のアカウントをそのまま使うのか、あたらしくアカウントを作るのか、よく検討しましょう。

 必要項目を入力したら、確認ボタンをクリックして入力内容を確かめます。内容に間違いがなければ、「完了する」のボタンを押して終了です。

Step③:運用開始

 認証済アカウントの場合はここから審査があります(申し込み~審査完了までの日数の目安は通常約10営業日)。

 未認証アカウントの場合はこの時点でアカウントが開設されます。管理画面にログインするためのボタンをクリックすれば、すぐに運用を開始できます。

Ste④:アイコンやアカウント名の編集

 アカウントを開設したら、お店の顔となるアイコンや、アカウント名などの編集を進めてください。お客さまへのお礼として、友だち登録されたときの「あいさつメッセージ」も必ず設定しておきましょう。

Step⑤:テスト送信、公開

 正常にメッセージを配信できているかをテストします。個人のLINEアカウントでお店を友だち登録しておき、お店から自分あてにメッセージを送ってみましょう。
 問題なく送信できたら、アイコンやアカウント名を編集した「設定」の中から、「検索結果で表示」を「表示」に変更してアカウントを公開しましょう。

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【飲食店集客】LINE公式アカウントの運用「友だち」の増やし方

 LINE公式アカウントを開設してからまずやるべきことは、友だちを増やすことです。この章では、友だちを増やす運用のコツをお伝えします。

▼友だち登録の特典を用意する

 「友だち登録でお会計から10%OFF!」「友だち登録でミニデザートをサービス!」のような、ユーザーにとってうれしい「特典」を用意して友だち登録をうながしましょう。

▼各種媒体で「LINEはじめました!」の告知をする

 「LINEはじめました!」という旨と特典の内容を、ホームぺージやSNS、グルメサイトなどの各媒体から告知しましょう。店頭にポスターを貼る、会計時にお客さまに声をかけるといったアナログな宣伝もあわせておこないましょう。

▼LINEのタイムラインに投稿する

 タイムラインに、新メニューやイベントのお知らせ、クーポン情報など、さまざまなコンテンツを投稿しましょう。いいねやシェアをされると、そのアクションをしたユーザーの友だちにも情報が拡散し、お店の認知度を上げることができます。

▼店頭に友だち追加用のQRコードを置く

 各テーブルに友だち追加用のQRコードを設置し、料理を待つ間やお帰りの前に友だち登録をしてもらいましょう。
 会計時はバタバタすることが多いので、レジ前よりもテーブルに設置して、お客さまが空いた時間に登録できるようにするのがベストです。
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【飲食店集客】LINE公式アカウントの運用『L-bot』

 ここまで、LINE公式アカウントの機能や運用方法、アカウント開設の流れなどを紹介してきました。

 LINEは私たちの日常に欠かせないアプリですが、ビジネスに使うとなるとそれなりのノウハウが必要なのでは?と不安な方も多いでしょう。
 そこでおすすめしたいのが、LINE公式アカウントの運用をサポートする『L-bot』のサービスです。同サービスの特徴をまとめました。

①リッチメニューの設定

 URLのクリックや地図の表示といったアクションへの導線となる、「リッチメニュー」のカスタマイズが可能です。リッチメニューとは、お店のLINE公式アカウントを開いたときに現れる、「電話予約」「メニュー」「クーポン」「お知らせ」などのボタンが並んだ部分です。

 リッチメニューはまずデフォルトのデザイン(A)からスタートしますが、いくつかのテンプレートから好きなデザインに変更できます。


 テンプレートでは、ボタンを好きな色に変えられるほか、「メニュー」「クーポン」「予約」「よくある質問」「スタッフ募集」「新商品」などの多彩なボタンから必要に応じて選べます。

②メッセージ配信やクーポン発行を代行

 LINE公式アカウントの作成や運用は、L-botが代行してくれます。お店は「こんなデザインに変更したい」「こんな機能を使ってみたい」と依頼するだけでいいのです。

 たとえば、リピート率を上げるためには、クーポンや新商品のお知らせといった有益な情報を定期的に配信することが大切です。L-botでは、そういったメッセージ・クーポンの配信のほか、クーポン設定や自動返答機能のシナリオ設定まで代行します。

 しかも、ただ運用するだけではありません。「こんなクーポンを出してみては?」「こんなイベントを開催するのはどうですか?」など、お客さまの年齢層や男女比率をもとにしたアドバイスもおこなっています。

③24時間365日のサポート

 営業担当者やサポート担当者がグループLINEを作成し、24時間365日、問い合わせや内容修正を受けつけてくれます。
 LINE公式アカウントを使っていてわからないことや不安なことが出てきたとき、いつでも気兼ねなく相談できるので安心です。
 

【飲食店集客】L-botの料金プラン

 魅力満載のL-Botですが、気になるのはその料金プラン。
 L-botでは、「ライトプラン」「スタンダードプラン」「カスタマイズプラン」の3つのプランを用意しています。

 開店ポータルBizからお申込みいただくと、ライトプランとスタンダードプランでは初期費用が無料に、ライトプランでは月額料金が割引になりますよ!

公式LINEの運用にお悩みの方は、開店ポータルBizにご相談ください!


 LINE公式アカウントは、もっとも身近なメッセージアプリを使ってお店を宣伝できる集客ツールです。電話応対に時間を割かれずに済むため、忙しいときでも予約を取りこぼすことがなく、来店後のフォローしだいでリピーターを多く獲得できます。

 開店ポータルBizでは、LINE公式アカウントの運用サポート『L-bot』をはじめ、SNSを活用した集客ノウハウのご相談を無料で承っております。ご興味のある方は、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください!
開店ポータル編集部
2020/07/02