集客方法・HP制作

SNS(Twitter、Instagram、Facebook)の特徴と集客に効果的な活用法【相談無料】

開店ポータル編集部
2020/05/09
 TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、グルメ情報サイトに引けをとらない集客ツールです。グルメ情報サイトとは違い、無料で利用できるのもSNSの魅力ですが、ただアカウント登録をするだけでは集客につながりません。ユーザーが「行ってみたい」と思える魅力ある情報を、定期的に発信していく努力が必要です。本記事では、ユーザー数の多い3つのSNSと、その特性を活かした集客方法についてお伝えします!

集客ツールとして定着したSNS

 これまでの飲食店は、チラシなどの紙媒体をメインに宣伝・集客をしていました。しかし、インターネットが普及し、日本人の2人に1人がスマートフォンを持つようになったいま、主要な集客ツールは紙媒体からSNSにシフトしています。代表的な3つのSNSと、その特徴をみていきましょう。

 本記事で取り上げるのは、次の3つのSNSです。
①Twitter
②Instagram
③Facebook

①Twitter(ツイッター)

 Twitterは140字までの文章を投稿できるSNSで、幅広い世代が利用しています。流行に敏感なお客さまを集めたい場合に、特におすすめの集客ツールです。

 Twitterの大きな特徴は、「おもしろい」「共感できる」「みんなに見てほしい」と思った投稿を、リツイート(拡散)できる機能です。たとえば、お客さまが「このお店、美味しかった!」と写真や文章を投稿します。すると、その人のフォロワーが投稿をリツイートし、フォロワーからフォロワーへ情報が伝わっていきます。Twitter上での情報拡散の速さは、ほかのSNSとは比べものになりません。

 気軽に、かつリアルタイムに情報を更新できるのもTwitterの魅力。一回に投稿できる文字数が、140字と短いためです。日替わりランチの内容や臨時休業のお知らせなど、タイムリーな情報をすみやかに届けることができます。

②Instagram(インスタグラム)

 Instagramは、写真に特化したSNS。20~30代の女性が中心でしたが、近ごろはそれ以外の年齢層、特に40~50代の男女のユーザーも増えているようです。

 写真を楽しむだけでなく、行きたい観光施設やお店を決めるための情報収集の場として、Instagramを使うユーザーも多くいます。地域名やジャンル名から飲食店を探したり、気になるお店でどんなメニューが食べられるのか調べたり…と、使い方はさまざまです。

 Instagramで集客をするメリットは、投稿に「#(ハッシュタグ)」をつけることで、興味のあるユーザーに見つけてもらいやすくなる点です。
たとえば、「#仙台カフェ」「#サンドイッチ」とハッシュタグをつけると、同じハッシュタグをつけて投稿された写真が表示されます。

③Facebook(フェイスブック)

 Facebookは、文章や写真、動画の投稿によって仲間との交流ができるSNSです。投稿に対して「いいね!」やコメントができる点はTwitterと似ていますが、文字数制限がなく、長文の投稿も可能。実名登録のSNSであるため、名刺代わりに使う人も多いです。

 企業名・店名でアカウント登録し、Facebookページを集客ツールとして活用する事業者も多くいます。そのため、ほかのSNSと比べてユーザーの年齢層が高いのも特徴です。

 プロフィール欄には、住所や営業時間、定休日などの基本情報を載せることができます。また、レビュー欄には「美味しかったです」「素適な雰囲気のお店。また行きます」といったお客さまからの口コミが本名で投稿されます。そのため、信頼度の高い口コミを集められるのも、Facebookのメリットでしょう。

SNS集客のポイントは、それぞれの特性を活かした情報発信をすること

 冒頭でもお伝えしたように、いまやTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、グルメ情報サイトに引けをとらない集客ツールです。

 登録にお金がかかるグルメ情報サイトとは違い、無料で利用できるこれらのSNSですが、ただアカウント登録をするだけでは集客につながりません。それぞれの特性を活かした投稿で、魅力的に情報発信することが大切です。

 
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Twitterの特性を活かす集客方法とは?

①「いいね!」やリツイートを狙った投稿をする

 Twitterの拡散力を集客に活かすため、ユーザーからの「いいね!」やリツイートを狙った共感性・ストーリー性のある投稿をしましょう。

 たとえば、看板メニューができるまでの試行錯誤、おいしい食べ方、料理や店内の写真、スタッフが和気あいあいと働いている様子など。このように、ユーザーが「楽しんで読める」ような投稿が大切なのは、Facebookと同様です。

 お店のことを知ってもらい、親近感を持たせることでフォロワーが増え、情報の拡散力もアップします。人気店のTwitterを見て、どのような投稿をしているのかチェックしてみましょう。

②ハッシュタグを活用する

 Twitterを使った集客で、とても重要なのが「#(ハッシュタグ)」です。ハッシュタグによってたくさんのユーザーに認知され、ファンを増やすことが売上アップにつながります。

 投稿する文章に「#〇〇」とハッシュタグをつけると、「〇〇」というワードで検索したユーザーに見つけてもらいやすくなります。ハッシュタグは、「#(店名)」でもいいですし、「#新宿カフェ」「#サンドイッチ」のように地域名やジャンル名でもかまいません。

③お客さまの投稿をリツイートする

 リツイート機能を使うと、新規のお客さまの獲得や、既存のお客さまとのつながりを深めることが可能になります。

 時間が空いたとき、「#(自店の名前)」で検索してみてください。該当のハッシュタグをつけた投稿があったら、それをリツイートするのです。その際は、「ご来店ありがとうございます!」など、ひとことコメントを付けてリツイートしましょう。

 リツイートされた投稿は、お店のTwitterをフォローしている既存のお客さまの目にも触れます。「こんなメニューがあるんだ!明日食べに行こう」と、リピートのきっかけにもなるでしょう。

▼Twitterについてより詳しく知りたい方はコチラ▼
>>SNS運用者必見!飲食店集客に効果的なTwitter活用法

Instagramの特性を活かす集客方法とは?

①写真の撮り方を工夫する

 Instagramには、Twitterでいうリツイートのような機能がありません。そのため情報が拡散されにくく、最初は思うように集客ができないかもしれません。

 たくさんの人に投稿を見てもらうには、魅力的な写真になるよう、撮り方を工夫することが大切。写真メインのSNSだからこそ、一回の投稿で「おいしそう」「食べてみたい」「素敵なお店だなぁ」といかに思わせるかが勝負です。

 写真が得意なスタッフに撮ってもらう、写真加工アプリを使う。そんな風に試行錯誤しながら投稿していけば、タイムラインを見て魅力を感じたユーザーがフォローしてくれるはずです。

②ハッシュタグ機能で興味のあるユーザーを集める

 Instagramを使った集客においても、「#(ハッシュタグ)」は活用すべき機能です。ハッシュタグ検索を利用して、飲食店の情報を調べるユーザーも多いからです。
 ハッシュタグ検索で魅力的な投稿が出てくると、ユーザーはお店に興味を持ってフォローしてくれます。ここで、①でお話ししたような工夫が活きてくるのです。

 気をつけたいのが、「#カフェ」「#ランチ」のようにありふれたハッシュタグは避けること。これらのハッシュタグは投稿数が多すぎるため、たくさんの投稿の中に埋もれてしまいます。渋谷駅近くでカフェを探したいときには、「#渋谷カフェ」や「#渋谷ベーカリーカフェ」のように、エリアやジャンルを絞ったハッシュタグをつけるとよいでしょう。

③アピールしたい情報は、文章の最初に!

 Instagramでは、写真の下に文章を追加できます。しかしこの文章は、最初の35文字程度しか表示されません(「続きを見る」をタップすると、残りの文章が表示されます)。また、35文字以下で改行した場合は、そこまでしか表示されません。

 「今日のおすすめは〇〇です!」や「雨の日割引やってます!」など、アピールしたい情報は文章の最初に、改行せずに書きましょう。そうすることでユーザーの目を引き、「続きを読む」をタップしてもらえる確率が高まります。
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▼Instagramについてより詳しく知りたい方はコチラ▼
>>飲食店経営者にすすめたいInstagramの活用法と集客に効果的なツール

Facebookの特性を活かす集客方法とは?

①「ファンを増やすこと」を意識して投稿する

 Facebookをはじめたばかりのころは、まだSNS上でのブランディングもできていない上、ユーザーとのつながりも薄いです。「本日のおすすめ」や「ハッピーアワーのご案内」といった宣伝ばかりでは、集客にはつながりません。
そこで、ストーリー性があって共感を生む、次のような投稿をしてみましょう。

・オーナーのお店への思い入れ
・食材、調理方法に関する豆知識
・おすすめメニューの写真
・食欲をそそる調理動画(ステーキを焼くところなど)
・お客さまとのエピソード
・スタッフの様子、お店でのひとコマ


 このような投稿は「いいね!」をもらいやすく、投稿をシェアしてもらえる可能性が高いです。親近感をもたせる投稿によって、少しずつお店のファンを増やしていきましょう。

②プロフィール欄には常に最新情報を!

 Facebookには、SEO(検索エンジン最適化)に強いという特徴があります。お店の名前で検索したとき、FacebookページはほかのSNSよりも上位に表示されやすいのです。

 ここで大切になるのが、プロフィール欄に常に最新の情報を記載することです。移転して住所が変わったり、定休日が変わったりする場合もあるでしょう。そのとき、プロフィール欄の店舗情報が古いままだと、クレームやトラブルにつながりかねません。

 Facebookのプロフィール欄は、お店の名刺のようなもの。お客さまに正しい情報を届けられるよう、忘れずに更新しましょう。

③Facebook広告でアピールする

 Facebookでは、広告料(一日あたり100円~)を支払うことで、ユーザーのタイムライン上に広告を表示できます。年齢、性別、住んでいる地域、趣味などでターゲットを絞り、該当するユーザーに広告を配信できます。

 Facebook広告は、「画像(バナー)広告」、「動画広告」、「スライドショー広告」などさまざまなタイプから選べます。
 たとえば、ひとつの広告に複数の画像や動画を掲載できる「カルーセル広告」。画像それぞれに見出しを設定できるので、複数のメニューを紹介したり、4コマ形式でお店の様子を紹介したりすると魅力的な広告になります。

▼Facebookについてより詳しく知りたい方はコチラ▼
>>飲食店が Facebookを続けるべき3つの理由とは?

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 SNSを使った集客で大切なのは、更新を怠らないこと。できれば、毎日更新することです。気になるお店のSNSをチェックして、最後の投稿が半年前だったら、「やっているのかな?」と不安になってしまいますよね。

 Instagram、Twitter、Facebookと複数のSNSを運用していると、更新がおっくうになって、使わないものが出てくるお店も多いです。写真を見せたいのか、タイムリーな情報をポンポン投稿したいのか、じっくり読めるコンテンツを投稿したいのか。そういった目的やターゲット層によって、使うべきSNSは変わります。無理なく続けられるよう、お店に合ったものを選びましょう。

 開店ポータルBizでは、集客に効果的なSNS運用をサポートしております。お気軽に下記のフォームよりご相談ください。お店の情報を上手に発信して、効果的なプロモーションに繋げましょう。
開店ポータル編集部
2020/05/09