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飲食店の広告 新聞テレビ雑誌ノベルティ…それぞれのメリットデメリット

開店ポータル編集部
2019/01/13
 広告媒体には複数の種類があり、コストがかからないものや簡単に始められるものなど特徴もさまざまです。
 本記事では、飲食店や理美容店に効果的な8つの広告媒体と、そのメリットやデメリットについてご説明します。これから利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

主に使われている8つの媒体

 店舗で利用されている主な広告媒体は8つです。
 ターゲットや予算など、店舗によっておすすめの広告媒体は異なります。
 
1.新聞
2.雑誌
3.テレビ
4.ラジオ
5.屋外広告
6.ダイレクトメール
7.インターネット広告
8.ノベルティグッズ


 それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるのか見てみましょう。

1.新聞

■メリット
 毎日発行されるため、タイムリーな情報を発信できます。さらに、地域を限定できるので、ターゲット層のみに効率的なアピールが可能。
 情報の信頼性が高く、見てもらえれば来店に繋がることも期待できます。掲載費用も比較的安価なため、導入しやすい媒体です。
□デメリット
 翌日には新しい号が出てしまい、古くなったものは見返されることがほとんどありません。そのため一度きりの掲載では見落としがあったりと効果が出にくい可能性も。
 紙質を指定できないため、画質が悪く、読者の視覚に訴えるのは難しいでしょう。

2.雑誌

■メリット
 週刊誌や月刊誌であれば、新聞よりは持続的に情報を見てもらえます。費用も比較的安く、雑誌の種類で年齢層や地域を絞ることも可能。多くの情報を一度で伝えられるので、内容の濃いものを届けられます。
 雑誌によってはカラーページに乗せられるため、読者の視覚に訴えることができます。
□デメリット
 多くの情報が掲載されているため、目を引くものでないと見過ごされてしまうかもしれません。

3.テレビ

■メリット
 テレビは拡散力が高く多くの人が見ているので、一度で広範囲に情報を届けられます。信用性も高いため、来店に繋がる効果も期待できます。
 また、視聴覚に訴求することで記憶に残りやすい効果があります。
□デメリット
 ほかの媒体に比べて費用が高くつきます。ある程度の資金力がないと利用するのは難しいかもしれません。また、細かなターゲットの選択ができません。

3.ラジオ

■メリット
 放送エリアで地域を限定し、時間帯や番組内容である程度ターゲット層を絞って情報を届けることができます。比較的費用が安く済むため、テレビよりも手軽に導入できます。
□デメリット
 聴覚のみに訴求するため、視覚に訴える媒体に比べると記憶に残りにくいです。
 「ながら聴き」をするケースが多いため、聞き流されて一時的な情報となってしまう可能性があります。

5.屋外広告

■メリット
 設置場所で地域を限定でき、広告サイズも範囲内で自由に決められます。街中に景観の一部としてあるため、自然と視界に入れることが可能です。人通りの多い場所であれば、多くの人に繰り返し見てもらえます。
□デメリット
 一度設置してしまうと頻繁な修正や急な変更に対応できません。表現や内容をよく考えて、時間が経っても変えなくて良いものにする必要があります。

6.ダイレクトメール(DM)

■メリット
 発送相手を選択できるため、ターゲット層やリピーターなどにピンポイントでアピールできます。手元に届くので見てもらえる確率も高く、来店に繋がる効果が期待できます。

□デメリット
 ダイレクトメールを送る顧客リストの作成や発送の手間がかかるため、頻繁におこなうのは難しいかもしれません。

7.インターネット広告

■メリット
 画像や動画、音楽などを使用できるため、表現方法が多様です。
 即座に情報の更新がおこなえるため、リアルタイムでの発信や変更にも対応可能。閲覧数などから広告効果を確認することができます。
デメリット
 SEO対策なども考慮すると費用が高くついてしまいます。さまざまなデバイスからアクセスがあるため、ターゲット層に情報が届いているかの測定は難しいです。
 また、インターネット利用の少ない世代へのアプローチには向いていません。

8.ノベルティグッズ

■メリット
 グッズのクオリティ次第では注目を集め、口コミとなって広まる効果が期待できます。店舗のファンやリピーターづくりにも繋がります。消耗品でなければ一定期間使用してもらえるので、長期的な宣伝が可能です。
□デメリット
 物にもよりますが、製作にかかる費用が大きな懸念点となります。そのうえ数に限りがあるため、一定数にしか配布できません。他媒体と比較すると宣伝範囲は狭くなってしまいます。

店舗にあった広告媒体を選ぼう

 どの広告媒体にもメリットとデメリットがあります。まずはそれぞれの特徴をしっかりと把握することが大切です。費用はどれくらいかかるのか、導入にどれだけ手間がかかるのか、店舗のコンセプトにあった宣伝ができるのか。
 広告内容や期間、予算、ターゲット層などを考慮したうえで、店舗にあったものを選びましょう。

 
開店ポータル編集部
2019/01/13