集客方法・HP制作

黒字飲食店の近道!中国人観光客の集客で他店と圧倒的な差をつける

開店ポータル編集部
2019/11/29
 国土交通省観光庁の2018年4月-6月期における訪日外国人の消費動向調査の結果によれば、訪日外国人全体の旅行消費額は1兆1,233億円と推測されています。
 さらに、国籍や地域別に訪日外国人の旅行消費額をみてみると、中国が3,620億円と最も大きく、次いで台湾が1,502億円、韓国が1,302億円であることがわかっています。

観光ビジネスの中心は「アジア圏」にある
 つまり、訪日外国人全体における旅行消費額の50%以上は、アジア圏から訪れる旅行者によるもの
 お店を繁盛させたいのであれば、このインバウンド消費を利用しない手はありません。国内はもちろんですが、国外に向けた集客にも力を入れて、お店をアピールしていきたいものです。

 ここでおすすめなのが、アジア圏のお客様に向けた集客に、最も効果的なウェブサイト・大衆点評の活用です。

インバウンド集客に効果的なウェブサイト・大衆点評とは?

 大衆点評は、2003年から提供が開始された中国の生活情報サイトです。
 多くの中国人が、中国最大のグルメサイトとして大衆点評を利用しています。ただし、掲載されている情報は飲食店に限りません。ショッピングやエンターテインメント、ホテル、サロンなども網羅しています。

 掲載地域は中国に留まらず、1,000を超える国と地域をカバーし、登録ユーザー数はなんと6億人超え。
 個人旅行で日本を訪れる中国人旅行者の約50%が、同サイトのレビューを参考しているといわれるほど、中国人旅行者をはじめとする訪日外国人にとってメジャーな情報サイトです。

掲載するだけで「訪日予定外国人」にアピールできる

 大衆点評は日本語にすると「みんなの口コミ」を意味します。
 基本的な使われ方は至ってシンプルです。大衆点評に店の評価を書き込み、その情報を共有します。

 店舗の登録や口コミはユーザーがおこなう仕組みとなっており、その点は、日本で主流のグルメ情報サイト食べログとよく似ています。大きな違いと言えば、映画館や美容室、ホテルなど生活に関わる多くのジャンルの店舗が掲載されていることでしょう。

 さらに、大衆点評には、店舗の基本情報や口コミだけでなく割引チケットの掲載やネット予約ができるようになっています。
 中国の方にとっては、口コミや特典情報などを確認してから予約やチケットを購入することはもはや当たり前
 店に訪れる観光客をただ待っているだけでは集客は見込めません。旅行前の訪日予定外国人に対してもアプローチをはじめる必要があります。

既に掲載されている日本企業

 日本のなかでは、伊勢丹高島屋といったデパート、ビッグカメラヤマダ電気などの家電量販店、マツモトキヨシツルハドラッグなどのドラッグストアが大衆点評に掲載されています。思い返してみてください。どの施設にもアジア人観光客が多く集まっていると思いませんか?その理由は大衆点評への掲載による影響が大きいのです。

 このほかにも、掲載されたことで集客に成功した事例はいくつもあります。
 たとえば、大衆点評で日本の飲食店を検索すると「一蘭」や「かに道楽」がピックアップされていますが、なんとその口コミ数は2,000件~4,000件にのぼります。

 ちなみに、日本のグルメ情報サイトに掲載されている大阪かに道楽本店の口コミ情報は100件未満。この圧倒的な口コミ数の差は、国民性によるものと言えます。
 日本人は、テレビなどのマスメディアの広告を重視しますが、中国では実際に訪れた人が書き込むSNSの口コミを重視する傾向があるのです。

 大衆点評は実体験による口コミが数多く寄せられている情報サイトであり、有効な情報源として多くの人に支持されているのです。投稿される口コミの数が多ければ多いほど、認知度も高まり、集客にも効果的といえるでしょう。
 
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おすすめは「公式店舗登録」

 これまでお伝えしてきたようにいまやアジア圏の外国人旅行者に店を知ってもらうためにも大衆点評への登録は不可欠といえます。
 もちろん、日本の店舗や施設も登録が可能です。店舗を登録する方法は、非公式と公式の2種類。おすすめは公式登録です。

 公式に登録することで店舗の写真や住所、電話番号、営業時間などの基本情報が店側主体で公開できるだけでなく、集客には欠かせないクーポンの配信や口コミ返信などもできるようになります。この点も、食ベログとよく似ていますね。

 また、大衆点評には広告サービスがあります。店舗を登録しただけでは、数ある店舗の中からたまたま店をみつけない限り、知られることはありませんよね。広告サービスを利用することで、ラーメンや寿司といったキーワードで検索した場合に、優先的に表示させられるほか、店舗周辺にいる利用者に対して、プッシュ通知で店舗情報を伝えることも可能になります。

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 アジア圏にお店をアピールしたい場合、大衆点評だけでなく、中国発祥のSNS・微博(weibo/うぇいぼー)を活用する方法も有効です。2,000件以上の日本企業が微博の公式アカウントを開設しています。たとえば、ユニクロやローソン、JALなどは微博を活用して、さまざまなキャンペーンを企画、積極的にコミュニケーションを取り知名度を上げています。

 中国や台湾、韓国などアジア圏の訪日外国人観光客の集客には、大衆点評と微博、そしてグーグルマップを活用するとよいでしょう。日本ではグーグルマップを使って、位置や店舗までの道のりを確認する人が多いですが、中国などではまだあまり利用されていません。とはいえ、日本にいる間の情報収集の手段として、グーグルマップを活用する訪日外国人観光客が増えています。微博で積極的に情報を発信し、大衆点評で正しい店舗情報を提供。さらに、グーグルマップでの表示を中国語や韓国語に対応しておくことでスムーズに店舗誘導し、集客に繋げていきましょう。

 開店ポータルBizでは、大衆点評についてのご相談、資料請求を無料で承っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
 
開店ポータル編集部
2019/11/29