集客方法・HP制作

集客に悩む飲食店の顧客の増やし方 オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアに注目しよう

開店ポータル編集部
2018/11/02
 メディア環境は日々進化しています。かつて主力であった4大マスメディア「テレビ」「雑誌」「新聞」「ラジオ」に「インターネット」が加わり、メディアとして重要な役割を果たすまでになりました。ものや情報はあふれ、ターゲットとする客層に効率的にかつ効果的に情報を伝えることが難しくなっています。

 そのなかで、いま注力したいのが、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」の3つを組み合わせたトリプルメディアを活用した取り組み。さらに、「シェアードメディア」を加えた「PESOモデル」の有効活用も注目されつつあります。

 どんなに素晴らしいサービスや商品を提供していても、そのことが伝わらなければ、集客は見込めません。「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」の特徴や効果的な活用法について紹介します。

1.オウンドメディアとは?

 オウンドメディアとは、発信者が自分で管理し、見込み客にサービスや情報を提供するメディアのこと。自社運営のサイトをはじめメルマガもこれに当たります。広い意味では、リアル店舗も該当します。つまり、見込み客を顧客にする一番中心的なメディアになります。

オウンドメディアの活用法

 オウンドメディアを通して、見込み客や顧客と長期的につながる必要があります。商品やサービスのよさを伝えることはもちろん大切ですが、それだけでは人をつなぎとめることはできません。顧客の視点にたち、商品やサービスと関連性のある必要な情報も伝えることが大切です。ここでいう「必要な情報」は、発信者が伝えたい情報ではなく、顧客が知りたい情報であることがポイントです。

2.ペイドメディアとは?

 ペイドメディアとは、発信者がお金を払って、サービスや商品を宣伝してもらう「仲介者」としての役割を持つメディアのことです。具体的には、インターネット広告、テレビやラジオのCM、チラシ、新聞などが該当します。

ペイドメディアの活用法

 ペイドメディアの役割は、商品やサービスを認知させることです。不特定多数をターゲットとし、よく目に留まる場所で情報を発信し、宣伝をおこなうことがポイントになります。「キャッチコピー」やインパクトのある音や映像を駆使し、注目させることが重要です。顧客だけでなく、商品、サービスをよく知らない、あるいは興味を持っていない人にもアプローチができますが、コミュニケーションは一方通行です。ペイドメディアによって興味を抱いた見込み客をオウンドメディアへとつなぎ、オウンドメディアで理解を深めてもらうことが肝要です。

3.アーンドメディアとは?

 アーンドメディアのアーンドは、信用や評判を獲得するという意味。アーンドメディアとは、拡散者(消費者やユーザー)が主体となり情報を広めるメディアのこと。具体的には、TwitterやFacebook、Instagram、LINEなどのSNS、口コミ掲示板、報道などです。

アーンドメディアの活用

 広く認知させることが期待できる反面、自社でコントロールすることができないという危険があります。アーンドメディアは、評判を獲得できるメディアですが、よい評判ばかりとはかぎりません。悪い評判が広まると、炎上するという事態も起こります。こうしたトラブルを防ぐために、活用のさいは投稿ルールを共有し、トラブルが起きたとき、どのように対処するのか決めておくことが大切です。アーンドメディアの情報量は多いため、誰もが知っていることやありふれた情報は話題になりません。発信者しか知らない情報やユーザーを満足させるような情報など価値のあるものが求められます。また、アーンドメディアは、オウンドメディアで作成した記事の拡散や商品やサービスのファンとの交流に適しています。

トリプルメディアの活用とは

 「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」はそれぞれ独立していますが、発信者、仲介者、拡散者という相互関係で成り立っています。ですからペイドメディアを活用しオウンドメディアについて広く認知させることも可能です。
 さらに、アーンドメディアでオウンドメディアの記事を拡散し、共感を与えます。最終的にオウンドメディアにてサービスや商品、情報を提供します。このような流れで連携させることで相乗効果が期待できます。

トリプルメディアの活用事例

 では、企業は具体的にとのように活用しているのか、マクドナルドを例に見てみましょう。

①オウンドメディア
 知らない人を探すほうが難しい、知名度の高いマクドナルドですが、それでも「体に悪そう。」「子供にはあまり食べてほしくない。」というイメージがないわけではありません。オウンドメディアである公式サイトでは、食材について、誰が作り、どのようにして作られているのか、丁寧に説明しています。また、アレルギーや栄養面についての情報なども提供しています。
②ペイドメディア
 マクドナルドでは、CMやインターネット広告を使って限定商品や新商品の紹介をおこなっています。マクドナルドのファンだけでなくこれまで興味がなかった人にも「行ってみよう!」と思わせるきっかけを与えるものになっています。
③アーンドメディア
 「マクドナルド総選挙」や「マックVSマクド」など遊び心あふれる参加型キャンペーンをTwitterなどで実施しています。加えて、CMと連動したキャンペーンやクーポンなどお得な情報も随時配信しています。これらの情報は拡散され、日々、口コミが投稿されるなどで話題となっています。

トリプルメディアで見込み客を顧客に

 トリプルメディアにはそれぞれに魅力があります。これらを単体ではなく、連携させて活用することで相乗効果が期待できます。なかでもアーンドメディアが持つ、影響力は計り知れません。そうした背景から、アーンドメディアを「プレスリリース」などを通してメディアに取り上げてもらう企業のPR活動として位置づけるようになりました。また、消費者が中心のSNSについては「シェアードメディア」とし、トリプルメディアを進化させた「PESOモデル」が支持されるようになりました。

 デジタルマーケティングにおいて見込み客を顧客にするためには、それぞれを独立させて考えるのではなく、メディアを組み合わせて活用することが求められているのです。

 
開店ポータル編集部
2018/11/02