内装・インテリア

飲食店開業 こだわりの内装がコストでしかなかった4つの事例と解決策

開店ポータル編集部
2020/03/19
 店の雰囲気を左右し、集客や売上に直結する内装デザイン。特に飲食業界では、ただ料理を提供するだけでなく、その店オリジナルの「体験」を通して来店客に楽しんでもらう店が増えています。もちろん、内装デザインは「体験」の演出にかかせないものです。

 しかし、コンセプトが伝わりにくい内装は逆効果。本記事では、内装デザインを考える上で陥りがちな「間違った内装へのこだわり」とそうならないための解決策をみていきましょう。

事例①内装にこだわりすぎて、店の運転資金がなくなる

 店舗を開業するさい、必要なのは内装費用だけではありません。物件の賃貸契約料や設備や美品などの設備投資にも資金が必要です。また、開店した後、人件費や集客のための広告費用なども必要になります。内装に費用をかけすぎてしまうと、運転資金の確保が難しくなり、結果廃業に追い込まれてしまうことも。

 店の運転資金まで内装費用につぎ込んでしまっては本末転倒ですが、こうしたケースは珍しくありません。内装業者は、基本的にこだわった店づくりを提案します。予算を上回る見積もりを提案してくる業者もいます。その結果、本来のイメージとは、違う内装になる場合や、予算以上に資金がかかってしまう場合があるのです。

解決策:内装は複数の業者に相談する

  内装に不必要な費用をかけないためにも、見積もりは複数の業者に依頼しましょう。店舗の内装といっても、美容室、雑貨店、飲食店など業種によって工事の内容は異なります。営業する業種の店舗内装の実績があるかどうかにも注目しましょう。業者には、営業の目的や店舗のイメージを的確に伝えます。設計図を見て、希望に沿った提案をしてくれているかを念入りに確認します。いくらおしゃれで洗練されていても、店のイメージに合わない内装や予算に合わない内装は必要ありません。運転資金が確保できるように見積もりには余裕を持たせましょう。
 
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事例②内装を重視して、実際に必要なものが買えない

 内装業者との打ち合わせで、希望やアイデアのすり合わせを行ううちに、業者の営業トークに乗せられて、内装の予算が膨らんでしまう場合があります。そうなると、予算を下げようとしても、なかなか下がりません。
 その結果、開店までに時間がかかります。飲食店の場合、内装費用が膨らみすぎて、電気、水道、ガス、換気システムといった本当に必要な設備工事に費用が回せないという事態も起こります。

解決策:優先順位を考える

 店の営業に絶対に欠かせないものが何かを考えたとき、内装は装飾の部分であることがはっきりします。予算は、設備工事など最低限必要なものから優先順位をつけて確保しましょう。内装には余った資金を充てます。たとえば、飲食店の内装工事であれば、キッチンを後回しにして、内装デザインを考えるのではなく、厨房関連の資金をはじめに確保し、残った予算で内装デザインを考えるのが正解です。

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事例③内装へのこだわりはあるが、居心地が悪い

 テーブルや椅子などの家具は、店の雰囲気に合わせて選びます。しかし、デザインばかりに気を取られると、座り心地が悪い椅子を買ってしまい、後悔するかもしれません。また、人の流れや空気の流れを無視したデザインは、来店客に不快感を与えます。
 たとえば、トイレの水が流れる音が聞こえる場所や従業員の出入りが頻繁にある場所などに席を配置すると、その席にすわった来店客は落ち着きません。さらに、エアコンの設置場所によっては、直接エアコンの風があたるなどして寒い席ができてしまうケースや厨房までエアコンの風が届かず、厨房内が暑いなどの問題が出ることもあります。

解決策:設計の段階で、実際の人の流れと空気の流れを想定する

 内装をおしゃれにすることに気を取られがちですが、まずは、人の流れや空気の流れを考え、実際に人がいる状況を想像しましょう。テーブルや椅子は、見た目のデザイン性だけでなく、座り心地や高さなども考えて選びます。一見、おしゃれで洗練されているものの、居心地の悪い空間にならないように気をつけましょう。
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事例④こだわりの内装がコンセプトにあっていない

 豪華な内装であるにもかかわらず、提供される商品が安価すぎると、違和感があります。また逆に、カジュアルな雰囲気であるにもかかわらず値段が高いなど、内装と提供される商品の価格がマッチしていないと、アンバランスな印象を与えてしまします。内装がおしゃれすぎて、地域の客層に合わなかったり、商品単価と店の雰囲気がかけ離れていたりすると、コンセプトがぼやけてしまい、集客も見込めません。

解決策:店のコンセプトに合わせて内装を考える

 商品の価格帯や店のコンセプトに合わせた内装にする必要があります。内装業者には、店のコンセプトや商品の価格帯を伝えて、ミスマッチを防ぎましょう。来客が想定される客層に合わせたコンセプトやそれに見合う価格設定から、店の内装がずれないように注意が必要です。

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 集客に繋がる店の内装ですが、「間違ったこだわり」によって逆に客足が遠のくこともあります。こだわりによって、資金がなくなり、営業が難しくなっては意味がありません。内装にこだわることは大切ですが、予算の優先順位を考えて、運転資金も確保していきましょう。また、デザインに目を奪われてばかりで肝心のコンセプトが曖昧になっていないか、動線を無視していないか、打ち合わせの段階で見直すことが大切です。

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2020/03/19