集客方法・HP制作

飲食店独立開業|レセプションは必要?オープン時の集客・販促方法について考えよう!

開店ポータル編集部
2020/07/09
 飲食店開店直後、もしくは開店前から取り組まなければならないのが集客のための販売促進活動。開業したての飲食店が、オープン直後から集客に困らないためにすべき販促活動には、いったいどのような方法があるのでしょうか。

 本記事では、飲食店が開店前・開店直後から取り組むべき「集客のための販促方法」について見ていきましょう。

【新規開店の集客】オープンのタイミングでおこなう販促活動とは?

 飲食店を経営するうえで、販促活動はとても大切なもの。また、開店時の販促活動はとくに重要です。

 もちろん、料理のおいしさも飲食店を経営するうえで大事な要素。ですが、オープン直後のお店にとっては、この要素が一番大切とはかぎりません。まず大事なのは、お店の存在を知ってもらうこと。料理の味やおいしさを知ってもらうのは、そのあとのステップです。まずはお店が知られていなければ、おいしい料理を食べてもらう機会すらありませんよね。

 「料理の味には自信があるし、口コミで広まるから大丈夫!」と安心しているオーナは特に要注意。まずは実際に来店してくれる人がいなければ、その口コミも生まれません。
 新規オープンの飲食店が好調なスタートをきるためには、開店日を迎える前につぎのような販促活動をおこないましょう。

▼開店日を迎える前に取り組みたい3つの販促活動

①レセプションを開催する
②チラシを活用する
③インターネット対策をする


 以下で、一つひとつみていきましょう。

【新規開店の集客】①レセプションを開催する

 レセプションは、お披露目の場としてオープン日を迎える前に開催するものです。お招きするのは、これまでお世話になってきた方、そしてこれからお世話になる方です。お店をつくってくれた内装工事業者や近隣住民、修業先のオーナーや同僚、知人が一般的でしょう。

 レセプションは、お店にとっては開店後に問題なく運営できるか、オペレーションを最終確認するための場でもあります。レセプションを開く場合には、オープン日直前の開催は控えましょう。せっかく課題を見いだせたとしても、それを解決できなければ意味がありません。オープン日から逆算して、5から3日前におこなうとよいでしょう。

▼レセプションを開くメリットとは?

・本番さながらの実践トレーニングができる
・店舗運営の問題発見につながる
・面識の浅いスタッフ同士がお互いを理解する場になる
・近隣住民や業者、知人を呼ぶことで口コミを起こしてもらえる
・招待客に感謝の気持ちを伝えることができる

▼レセプションを開くデメリットとは?

・材料費や水道光熱費、人件費などのコストがかかる

▽レセプションを開く流れ

①日程・招待客を決める
②招待状を送る
③当日に向けて準備する
④開催
⑤レセプションを通して見えた「課題」の解決を図る

※プレオープンとの違いは?

 レセプションは、お披露目の場。近隣住民や内装工事業者、修業先のオーナーや同僚、知人をご招待しておこないます。一方プレオープンは、実際にお店を開けて営業し、お客さまにご来店いただくものです。プレオープンでは、実際にどのようなメニューのオーダーを多く受けるのかを確認したり、オペレーションを確認するなどして最終調整をおこないます。グランドオープンを迎えるまえに、プレオープンの期間を設けるお店も多いです。

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【新規開店の集客】②チラシを活用する(ポスティング・ハンディング・新聞折込・FAX・Wi-Fi)

 チラシをつかった集客としてポスティングやハンディングは有名な手法ですが、このほかにも新聞への折り込み、FAX、Wi-Fiを活用した方法があります。どの方法を採用するかは、ターゲットとして見据えている客層を意識して決めるのがベストです。

 たとえば、新聞への折込を検討している場合。新聞の購読者層は40代~が大多数を占めています。もしも、20代をターゲットとしたお店を開こうと思っているのであれば、新聞の折込での集客は有効な方法とは言えませんよね。

▼チラシを使った集客の方法とは?

①ポスティング・ハンディング
②新聞折込
③FAX
④Wi-Fi

▽ポスティング・ハンディング

地域密着型をめざすお店におすすめ

▽新聞の折込

ターゲットの年齢層を高めに設定しているお店におすすめ

▽FAX

開封率100%。目に触れやすいので効果的
オフィス街に構える店舗におすすめ

▽Wi-Fi

紙のチラシではなくWi-Fiの電波を利用したもの
ユーザーのスマホに店舗情報やクーポンをプッシュ通知で配信
※Wi-Fiチラシについてはコチラをチェック!
店舗向けフリーWi-FiはTP-Link社「プラットWi-Fi」で決まり!集客・業務効率アップを促進する優れモノ


▼チラシの反応を高めるポイントとは?

 チラシの作成にはある程度のコストがかかります。
 効果的なチラシにするために、以下の3つのポイントに気を付けましょう。

①料理写真・内外装写真をのせる
…公式写真は、プロカメラマンに依頼するのがベストです
②期限付きのクーポンや割引券をつける
…チラシを受け取った人に来店を促すための動機になります
③お店の場所を示す地図をのせる
…「●●駅から徒歩2分」とアクセスを記載するだけでなく、地図をのせることでスムーズな来店につながります

【新規開店の集客】③インターネット対策をする(Googleマイビジネス・食べログ・facebookページ)

▼Googleマイビジネスでインターネット対策

 開店日が決まったら、Googleマイビジネスに登録しましょう。Googleマイビジネスへ登録するとGoogleマップにお店を表示することができます。
 Googleマイビジネスの登録は無料なので、必ずおこないましょう。Googleマップから口コミの投稿も可能ため、集客にも大きく影響します。
※Googleマイビジネスについてはコチラをチェック!
簡単Web集客!Googleマイビジネス運用次第で飲食店は繁盛する!?
 

▼食べログの「無料登録」でインターネット対策

 有料のイメージが強い食べログですが、登録だけであれば無料で利用できます。
 ユーザーが食べログを使うタイミングとしてもっとも多いのが、出先でお店を探すとき。「渋谷でおいしいイタリアンってどこかな?」そう考えたときに、上位表示されている評判の高いお店を順にチェックするユーザーがほとんどです。

 有料プランへの変更をおすすめするのは、ライバル店が多い立地や繁華街に店舗を構えている場合。お店によっては、無料掲載のままで問題なく集客できるケースもあります。食べログへの有料掲載を検討している場合は、お気軽に開店ポータルBizまでご相談ください。※開店ポータルBizは、食べログの正規代理店です

▼facebookページでインターネット対策

 あわせて登録したいのが、facebookページです。facebookには、店舗向けのページ「facebookページ」があります。個人のページ同様に、店舗向けページも無料で登録できます。facebookページを作成することで、「チェックイン」や「レビュー」といった機能を使えるようになります。
※詳しくはコチラをチェック!
飲食店集客facebookページの作り方とその機能

新規開業・店舗経営のお悩みは、開店ポータルBizにご相談ください

 飲食店は、オープン時からしっかりと戦略を練って販促活動に取り組むことが重要です。また、オープン時の集客に成功したからといって、その先の経営に不安がなくなるわけではありません。開店から1年未満で廃業する飲食店は30%、さらに2年以内で廃業するのは15%ほど。開業3年になると約70%が閉店しているという厳しい現実があるのです。
 
 念願かなってオープンした大事なお店。本記事で取り上げた方法を参考に、好調なスタートダッシュを切り、繁盛店を目指しましょう。

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2020/07/09