閉店手続き

飲食店廃業/閉店のお知らせ方法は?決められた形式・例文

開店ポータル編集部
2020/03/08
 閉店を決めたさい、お客さまにどのように告知すればいいのか悩むオーナーも多いですよね。今まで来店していただいたお客さまには、感謝の気持ちも含めてお知らせをしなければなりません。
 閉店のお知らせにはどのような方法があるのか、見ていきましょう。

【飲食店廃業/閉店】「お知らせ」の方法には何がある?

 閉店をお知らせするさい、一般的には、紙媒体とインターネットを利用して知らせることが多いです。

①紙媒体

▼張り紙
 お客さまの目に触れやすい店内やお店の入り口に張り紙をします。お客さまに口頭で直接伝える必要もなく、またお店を利用するお客さまの目に留まるため効率的です。パソコンで作成したものでも、手書きで作成したものでも、どちらでも構いません。

▼お知らせチラシ
 張り紙以外にもテーブルの上にお知らせの紙を設置するのもいいでしょう。また、会計時にお知らせの紙を渡すのも方法の一つ。
 お客さまの住所を知っている場合には、コストはかかりますが、ハガキでお知らせするのもいいですね。

②ホームページやSNS

 インターネットを使った告知も効果的です。公式ホームページがある場合にはTOPページに閉店のお知らせを表示させましょう。
 SNSの場合も同様で、プロフィール欄や最新の書き込みに明記します。閉店後もしばらくの期間はアカウントを残すことが大切です。

【飲食店廃業/閉店】告知するタイミング

 では実際どのタイミングで閉店のお知らせをするべきなのでしょうか。

 一般的には閉店日から2ヶ月前近く前にお知らせを始めます。長い間お店を営業していた場合、お客さまの思い出の場所となっていることもあります。

 「閉店する前にもう一度行きたい」。そのように思うお客さまもいるかもしれません。期間には余裕を持って告知をおこないましょう。
 
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【飲食店廃業/閉店】お知らせには、何を書けばいい?

 では、張り紙やホームページで告知をするさい、何を書けばよいのでしょうか。

 基本的には
①閉店決定のお知らせ
②お客さまへの感謝の気持ち
③店名
④閉店予定日
上記を書けばじゅうぶん。そのほか、閉店にいたる経緯や営業年数などお客さまに知らせたい想いがあれば書いておきましょう。

 以下では例文をご紹介します。閉店のお知らせに決められた形式はありません。
 
参考としてご覧ください。

【飲食店廃業/閉店】閉店のお知らせ【例文】

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~閉店のお知らせ~


この度、●年●月●日をもちまして当店は閉店することにいたしました。

20年間もの長い間「○○(店名)」をご愛顧いただき、心から御礼申し上げます。

今までご来店いただき、誠にありがとうございました。

店主

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 閉店を決めたら、まず思い浮かぶのはお客さまの顔。閉店のお知らせ文に、決められた形式はありません。たとえば、別の土地でオープンすることを決めている場合には、その旨を記すのもいいでしょう。思いつくまま、自由に、お知らせを作成しましょう。

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開店ポータル編集部
2020/03/08