内装・インテリア

【取り扱い注意】実は危険な観葉植物~子どもやペット同伴可のお店は特に気を付けて!~

開店ポータル編集部
2018/08/12
 葉っぱや花の色や形を楽しむ観葉植物。インテリアの一部として多くの飲食店にも置かれています。観葉植物を置くことで、緑色やマイナスイオンでお客様にヒーリング効果を与えたり、酸素の生成や湿度の調整を行ったりと環境を整えてくれます。また、植物によっては有害物質を吸収する効果があり、空気清浄機の役割を果たしてくれるものも。
 ところが、このようにメリットだらけに思える観葉植物のなかにも、毒を含み人体に悪影響を及ぼすものもあります。知らずに置いてしまいお客様に害を与えてしまうなんてことのないよう、本記事では扱いに気を付けたい5つの観葉植物をお伝えしていきます。


取り扱いには注意が必要な観葉植物があるって知ってた?

 居心地の良いお店を演出するために、多くのお店に置かれている観葉植物。どこのホームセンターにでも売っていて、比較的手に入れやすい身近なものです。しかしそのなかには、大人が触れるだけで皮膚に疾患をもたらすものや、小さな子どもや小動物が口にすると死にいたってしまうほどの有毒性を含むものがあることをご存じでしょうか。知らず知らずのうちに、お店のインテリアとして置いてしまうことのないよう気を付けましょう。
 

 

1. ディフェンバキア

 緑の葉っぱに白の模様が特徴的な“ディフェンバキア”は、人気の観葉植物で見かけることも多いでしょう。サトイモ科に分類され、シュウ酸カルシウムを含みます。英語ではダムケーンダムプラントと呼ばれています。日本語になおすと“口をきけない植物”。口の粘膜に触れるだけで、痛みやしびれを引きおこします。これらの症状は、子どもやペットにあらわれることが多いため、お子さま連れが多く訪れるお店や、ペット同伴可のお店に置くのは避けましょう。

2. ポインセチア

 “ポインセチア”は鮮やかな赤と緑の葉っぱの色合いが人気で、クリスマスシーズンにぴったりな観葉植物です。華やかな見た目ですが、全体にフォルボールという毒を含んでいます。万が一体内に取り込んでしまうと嘔吐や下痢などの体調不良に見舞われてしまうことも。このほか、茎から出る樹液には、触ると炎症してしまう恐れもあります。
 ポインセチアが触れた水を、同伴したペットが飲んでしまうだけでも、からだに毒がまわってしまい致命的な症状を引き起こしてしまう場合も。手入れをする際には手袋を装着し、作業が終わったらよく洗い流すようにしましょう。
 

3. ミルクブッシュ

 まるでサンゴのような見た目の”ミルクブッシュ”。枝の見える部分は茎で、折ると白い樹液が出てきます。それがミルクに似ていることからミルクブッシュと名付けられたようです。そして、この樹液に毒が含まれており、触るとかぶれや炎症を起こすことがあります。それほど強い毒ではありませんが、作業をする際は念のため手袋をしてとりかかりましょう。また、ペットが舐めてしまうと致命的な症状を引き起こすこともあります。充分に気を付けましょう。

4. ヤツデ

 別名テングノウチワと言われる”ヤツデ”は、手のひらのような見た目をしています。この特徴的な葉や、根には少量ですが毒をもちます。体内に取り込んでしまうと嘔吐や腹痛などを引き起こすので、小さなお子さまやペットが誤って口に入れないよう注意が必要です。
 また、毒とは別に薬となる成分も含んでいるため、治療に使われることもあります。使い方次第ではとても役に立つ植物です。

5. アロエ

 近年ペット同伴OKの飲食店や、ドッグカフェ、猫カフェなどが増えています。そういった店舗が注意しておかなければならないのが”アロエ”。薬や化粧品、食用と、人間にとっては万能な役割を持つ身近な植物です。しかし、アロエの一種であるアロエベラに含まれる成分のサポニンは、犬や猫などの動物にとって毒となる場合があります。食べてしまうと下痢や嘔吐の症状を引き起こしてしまいます。このような植物はアロエ以外にも多くあるため、該当店舗は設置する観葉植物に十分な配慮が必要です。


 これらの植物は、観賞用に置いておく分には害はありません。ただし、樹液や葉には注意が必要なので、茎や葉が折れていないかなどのチェックをこまめに行いましょう。また、植物自体に毒が無い場合でも、プラスチックの鉢植えを使用することで、揮発性有機化合物(VOC)を発生する可能性があるという研究結果も出ています。人体に有害なものだとはまだ断定されていませんが、注意しておくに越したことはありません。

対策を整えてこだわりの内装づくりを

 取り上げたもの以外にも、有毒の観葉植物はまだまだあります。ちょっとしたからだの不調で済むものから死に至るものまでさまざまです。特にファミリー層向けや小さなお子さまを連れての来店が多い店舗の場合は、お子さまが誤って触ったり口にいれたりしないよう、これらの植物の設置を避けるか、手の届かない場所に置くなどの工夫をしましょう。


 
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開店ポータル編集部
2018/08/12